DAZNで配信中の「22YEARS」で、中田英寿がかつてのチームメイト、フランシスコ・トッティと対談、「カネがサッカーをダメにしている」と語りました。
「残念ながらビジネスを中心に全てが回っている」(トッティ)。
「サッカービジネスはますます盛況で、高額報酬でサウジアラビアに行く選手もいる。これではもはやスポーツではない」(中田)。
魔裟斗がブレイキングダウンを「日本の格闘技は不良の人とかヤンキーとかが輝く時代になってしまった。そうなっちゃうと格闘技の未来がなくなるね。裾野が萎んじゃうね」「せっかく俺とかが格闘技をスポーツに持って行って、格闘技の裾を広げたのに、(格闘技が)不良のヤンチャなものになってしまうと、親が子供にやらせたくないからね」と非難したのも、結局同じことです。
より優れた技術を持つ者が評価され、強い者が勝つのではなく、勝った者が強い、非常にわかりやすい世界、それがスポーツであるべきです。
より優れた技術の持ち主と、勝者が評価、つまり注目と賞賛と大きな報酬を獲得できるべきなのです。
しかし、プロスポーツはそんな綺麗事が通る世界ではありません。
競技レベルと報酬(注目度)が正比例しないのはボクシングも同じです。競技レベルの指標の一つPFPと、報酬がどれだけ倒錯しているのかを一目見れば明らかです。
井上尚弥が数週間で陥落したPFP1位に2年間も君臨したローマン・ゴンサレスは、世界評価という点では傑出した軽量級ファイターでしたが、その注目度と報酬は実力とは不釣り合いなもののまま。PFP圏外のカネロ・アルバレスの100分の1以下レベルの報酬に甘んじていました。

ボクシングを含めた格闘技界で最も大きな興行となったのは「フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ」(2015年5月2日)、ピークを過ぎた二人のじゃれ合いでした。
そして2番目は「メイウェザーvsコナー・マクレガー」の正真正銘の茶番劇。
3番目が「メイウェザーvsアルバレス」。
メイウェザーの試合がジュニアウェルター級までのスペクタクルは影を潜め、退屈なものに成り下がっていたにも関わらず、品性下劣なマネーのキャラクター作りに成功したウェルター級〜ジュニアミドル級バージョンで商業的に大きな成功を収めたこと、日本でも「曙vsボブ・サップ」が大きな関心を呼んだことを考えると、格闘技が興味を引き起こす最大のフックは野次馬を刺激する茶番劇性なのかもしれません。
興行規模を「両者のファイトマネー」までフォーカスすると、1位はまさにサウジアラビアが招致した「タイソン・フューリーvsフランス・ガヌー」という見方もあります。
中田とトッティの発言にしても、彼らの時代に〝サウジアラビア〟が存在していなかっただけで、当時のサッカーも「ビジネスを中心にして回っていました」。
セリエAに最初に挑戦した記者会見で「日本のスポンサーに関する質問は一切禁止」という狭い度量を見せてしまった中田こそ、そのことを誰よりもわかっていたはずなのですが…。
「残念ながらビジネスを中心に全てが回っている」(トッティ)。
「サッカービジネスはますます盛況で、高額報酬でサウジアラビアに行く選手もいる。これではもはやスポーツではない」(中田)。
魔裟斗がブレイキングダウンを「日本の格闘技は不良の人とかヤンキーとかが輝く時代になってしまった。そうなっちゃうと格闘技の未来がなくなるね。裾野が萎んじゃうね」「せっかく俺とかが格闘技をスポーツに持って行って、格闘技の裾を広げたのに、(格闘技が)不良のヤンチャなものになってしまうと、親が子供にやらせたくないからね」と非難したのも、結局同じことです。
より優れた技術を持つ者が評価され、強い者が勝つのではなく、勝った者が強い、非常にわかりやすい世界、それがスポーツであるべきです。
より優れた技術の持ち主と、勝者が評価、つまり注目と賞賛と大きな報酬を獲得できるべきなのです。
しかし、プロスポーツはそんな綺麗事が通る世界ではありません。
競技レベルと報酬(注目度)が正比例しないのはボクシングも同じです。競技レベルの指標の一つPFPと、報酬がどれだけ倒錯しているのかを一目見れば明らかです。
井上尚弥が数週間で陥落したPFP1位に2年間も君臨したローマン・ゴンサレスは、世界評価という点では傑出した軽量級ファイターでしたが、その注目度と報酬は実力とは不釣り合いなもののまま。PFP圏外のカネロ・アルバレスの100分の1以下レベルの報酬に甘んじていました。

ボクシングを含めた格闘技界で最も大きな興行となったのは「フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ」(2015年5月2日)、ピークを過ぎた二人のじゃれ合いでした。
そして2番目は「メイウェザーvsコナー・マクレガー」の正真正銘の茶番劇。
3番目が「メイウェザーvsアルバレス」。
メイウェザーの試合がジュニアウェルター級までのスペクタクルは影を潜め、退屈なものに成り下がっていたにも関わらず、品性下劣なマネーのキャラクター作りに成功したウェルター級〜ジュニアミドル級バージョンで商業的に大きな成功を収めたこと、日本でも「曙vsボブ・サップ」が大きな関心を呼んだことを考えると、格闘技が興味を引き起こす最大のフックは野次馬を刺激する茶番劇性なのかもしれません。
興行規模を「両者のファイトマネー」までフォーカスすると、1位はまさにサウジアラビアが招致した「タイソン・フューリーvsフランス・ガヌー」という見方もあります。
中田とトッティの発言にしても、彼らの時代に〝サウジアラビア〟が存在していなかっただけで、当時のサッカーも「ビジネスを中心にして回っていました」。
セリエAに最初に挑戦した記者会見で「日本のスポンサーに関する質問は一切禁止」という狭い度量を見せてしまった中田こそ、そのことを誰よりもわかっていたはずなのですが…。


