現役の世界ヘビー級Linealチャンピオンが、ボクシングルールとはいえ〝異種格闘技戦〟のリングに上がる。

前代未聞。…と言いたいところですが、47年前の1976年(昭和51年)6月26日 に日本武道館で挙行された、あの試合がありました。

日本時間10月29日、サウジアラビアのリヤドで世界ヘビー級Linealチャンピオンのタイソン・フューリーと、元UFCヘビー級王者フランシス・ガヌーがボクシングルールで対決します。

オッズを紹介する気も湧いてきません…。



ラスベガスではウェルター級の完全統一戦よりも、136ポンド・キャッチウェイトのにアイドルメキシカンと、そこまで人気のない犯罪者ガーボンタ・デービスの対決の方が大きな興行になる時代です。もう、何にも驚いたり、戸惑ってはいけないということです。

「もうボクシングは死んだ」(HBO)のなら、商売優先だけを追求するのも当然かもしれません。

だったら、日本でも奇数ラウンドをボクシング、偶数ラウンドをキックで「井上尚弥vs那須川天心」なんて、タパレスとかネリとかよりも、遥かに大きな話題を巻き起こして最高の盛り上がりになるでしょう。

しかし、日本のスポーツファンはそんなものは全く望んでいないはずです。その点で、まだ、日本は正気なのかもしれません。