カテゴリ: モルトの話 お酒の話

JR横浜線 淵野辺駅。

私の知人がスイーツのようにして選ぶ青山学院大学がある。

それに何よりもJAXAがある!つい先日も火星までロケットを飛ばしたJAXAである!

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⬆︎この駅である!ここからあのMMXが発射されたのか!?なんて勘違いする人はいないだろうが、発射されたのはいつもの種子島である。

淵野辺近くにはJAXAの研究施設・相模原キャンパスがある(だけ)。


⬇︎それでも、ホームを出ると、メーテルがお出迎え!階段にだって「はやぶさ2拡張ミッション」だ!

全く人気がいない。JAXAや大学があるとは思えない…。

それでも、マンホールにはガンダムが描かれたり上も下も宇宙だらけなのだ。

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「横浜」「スイーツ」「青学」「火星」「JAXA」「メーテル」「ガンダム」…どんなオシャレで賑やかな街かと思うかもしれないが「横浜線」というのは首都圏でも屈指の田舎路線なのである。

そして「スイーツ青学」の本部は青山だが、淵野辺は表参道とか青山とかとは地続きであること以外は、何のつながりもない。そこには、ドンペリとホッピー以上の格差が横たわっているのだ。場末感が漂う町なのだ。

思えば、渋谷や表参道をイメージしてスイーツ青学に入学した人々はあまりのギャップに「ここじゃない!」と思わず号泣しそうだ。現代のバビロン捕囚である。まー、最近はネットで事前に調べられるから覚悟はできてるか。

そして「宇宙」という最先端科学なイメージからも程遠い…いや「宇宙の果て」とかなら近いかもしれない。

青学があろうが、JAXAがあろうが、メーテルが出迎えようが…この駅には急行が停まらないのだ!!!

しかし、急行は通過しても大学は意外と多い。だから、お仕事もいただけるのだが。さらに、居酒屋やスナックやらはもっと多い。もちろん、場末感がダダもれてる店が圧倒的だ。

居酒屋もスナックもなかなかに安い、もちろんこんな宇宙の果てで高かったら「怒るで!しかし!」な話なのだが。

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そして、お気に入りのラーメン屋がある。

大阪勤務でしばらく食べれなくなると思ってたが、別件東京出張のときに、大学のお仕事で引き継いだやつから淵野辺で飲み会があると誘われて、先日、ラーメン目当てでノコノコ出かけたのである。

そこは、古き良きスタイルの食堂風ラーメン専門店。

ビール(560円)を頼むと、チャーシューの切り落としが付いてくる。

これが、出色の出来なのだ。ホロホロとトロトロ、切り落としならではの雑種な味わいが楽しめる。しかも、この画像では伝わりにくいが、見た目以上にボリュームがある。

カネ取ってもいいと思うくらいだ。

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そして、ラーメン大盛り・ネギ多め。1000円。最近は大盛り詐欺なのも散見されるが、心配ご無用。ジス・イズ・大盛りである。ネギ多めも、品性下劣なDAZNやLeminoのように別途課金などしない。

大ぶりのチャーシューが4枚。チャーシューめんと呼んでも差し支えあるまい。

正しい。あまりにも正しい醤油ラーメンなのである。Netflixのような小賢しい小細工がない!






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日本酒の多くは、魚に合うとされている。

白ワインなんかも、そうだ。

しかし、どんな事象にも必ず例外がある。

肉料理に合う「秋鹿」である。

味の濃い肉料理などの油をサラッと中和してくれるが、だからといって淡麗ではない。程よい酸味が心地よい芳醇な味わいで、しっかりしているのだ。

日本酒なのに赤ワインのように肉に合うのだ。どうだ、参ったか!

関東ではあまりお目にかかれないが、阪神地区では銘柄にもよるがスーパーでも手に入る。


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「ひやおろし」だが、冷やすよりも軽く燗して飲むのがよろし。

山田錦を60%精米、厳冬期に醸した純米吟醸で、一回火入れ酒を蔵内でじっくり熟成したという極上のひやおろしです。

瓶詰めしたばかりのをいただきました。

秋の秋鹿、当然ながら、おつまみは牛の肉。


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黒毛和牛のあごすじである。100gで398円。お手頃である。

その名の通り、顎にあるすじ肉。スジ肉だが硬くない。

これを網焼きではなく、フライパンで油を落とさずに焼いちゃう。

醤油を少々垂らして、かぼすを絞って、いただきます。

そして、秋鹿である。

「いや、もうこれは、いつ死ぬか?今でしょ」な美味しさである。

「今死んでも、一片の悔いなし!!!」。



ーーーところが、悪いお友達から「お前が飲んだことのないアードベッグを飲ませる店が三宮にある。生牡蠣と食べたら死ぬほど美味い」なんてラインが届いてしまうと、「俺様が飲んだことのないアードベッグ様だとぉーーッ!!!そら、スモーキーなシングルモルトと生牡蠣は世界最強のタッグじゃ!」と、アードベッグ突撃態勢に入ってしまうのである。




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最強の食べ物はカレーうどんかもしれない。



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お盆休みで横浜に帰りました。

それにしても、今年の夏は暑い!暑い!!暑すぎる!!!

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自分ちに戻る手前、少年野球関係で馴染みの鶴見で降ろしてもらって、野球場近くにある以前から気になっていた「おきなわ物産センター」へ。

しかし、暑い…。


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むむむ、有楽町あたりにあるアンテナショップとは一線を画するディープな雰囲気です。

こういうお酒を求めて知らない町をふらっと散策するのは、やっぱり一人がいいものです。


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さて!「オリオンって沖縄で飲むと美味しいのに、東京で飲むと今ひとつだよねー」という通説にピリオドを打ってくれるのが「オリオン・ザ・プレミアム」であります!

いろんなバージョンがあってどれも美味しい。

オリオンに限らず、南国のビールは例えばインドネシアの「ビンタン」などは「ジャカルタで飲むとあんなに美味しかったのに、東京では…」なんてことが、あるある。

これはやっぱり、現地の気候がビールに最高すぎるからですね…いや、ビンタンの場合はそうとも言えないかも。


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そして、炙りソーキそば。コーレーグースーを少し多めに垂らします。

いやいや、スペアリブ、とろとろでんがな。冷えたオリプレも美味すぎます。

もはや何も言うことはありません。オリプレをおかわり、泡盛(残波)もあおって、暑熱対策はOKや!かかってこいや!猛暑ッ!!



さーて、鶴見にはもう一つ気になっていたとこがあります。

物産センターからぐわ〜っと京急とJRの高架を潜り抜けて、大本山總持寺へ。

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うううううううう…ビールと泡盛をあおって酷暑の中に飛び込むのは…ダメダメだー。汗が止まらない、体がだる重い…。



さて…總持寺には、13歳のときに一家でブラジルに移住するまで鶴見に住んでいた縁で、スーパースターのお墓があるのです。

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日曜日とあってファンがある程度いるかもと思ってましたが、誰もいません。


ご存知の方も多いでしょうが、アントニオ猪木の墓はもう一つあります。青森県十和田市、南八甲田山の中腹にある蔦温泉旅館近くの小さな墓地にある「アントニオ猪木家の墓」。

蔦温泉旅館、いつか投宿してみたいものです。


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ギミックとケーフェイを艶やかに交錯させる妖しいキャラクターたちの名前に混ざって、亀田興毅もしっかり刻銘されています。

それにしても「獣神サンダーライガー」…最高やなぁ。私のお墓にも、こんなとんでもない名前の人の刻銘が欲しい…。

そういえば、格闘技世界一決定戦50周年記念「アントニオ猪木VSモハメッド・アリメモリアル展Supported by 京王プラザホテル55周年」がちょうど今日、京王プラザホテルで開幕。こっちも行きたいのですが、予定が詰まってて、新宿に寄れそうにありません、無念!




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猪木の墓の前に、セミの抜け殻が落ちていました。

周囲に土や木はないので、どこからか風に乗って、ここまで運ばれてきたのでしょう。



暑すぎる日が続きます。みなさま、ご自愛くださいませ。










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阪急京都線・上新庄駅からシャッター街を通り越した「稲荷商店街」を通り抜けて、新幹線の高架下へ。

そこに、あの橋が架かっている。

石碑にあるように「鯨橋 瑞光寺」である。瑞光寺である前に、まず「鯨橋」なのである。


寺伝によると聖徳太子による創建。その後火災で衰微するも、寛永20年(1643)僧天然(てんねん)が指月寺として復興し、白隠(はくいん)禅師を座主とした。享保(きょうほう)14年に(1729)現在の寺名「瑞光寺」に改めた。


境内に架かる鯨の骨を用いた橋、雪鯨橋。

宝暦4年(1754)、当寺の潭住(たんじゅう)禅師が南紀太地(たいじ)浦(捕鯨で有名)に行脚、不漁に泣く村から豊漁祈願の依頼を受けた。

しかし、殺生が五戒の一つであるところから潭住はこの嘆願を断るが、村人たちの熱意に負けて祈願すると漁獲が回復。村人からお礼として贈られた黄金30両と鯨骨18本で橋を作った。伝説である。しかし、ほぼ事実だろう。

太平洋戦争で橋は消失したが、1974年(昭和49年)和歌山・太地町の協力を得て鯨橋を再現した。

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これが鯨橋ではない。

この橋を渡ると、地面から突き出た牙のようにそそり立った門がお出迎えしてくれる。

それにしても…なんという、異形!

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この威風堂々を仰ぎ見よ!

マンモスの牙でもここまで巨大ではないだろう。

この寺の門として聳えるのは2004年に北西太平洋(北海道沖)で調査捕獲されたイワシクジラの下顎。

なんという、下顎!

風雪にささくれ立ち、剥離した切片が枯葉のように落ちている。20年の風雪を耐えた貫禄である。

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イワシクジラの下顎を通ると、いよいよ鯨橋⬆︎が出現する。

見事な欄干を形成するのは、クロミンククジラ(2005年南極海で捕獲)の脊椎。巨大な貝殻のように並んでいるのは、さきほどのイワシクジラの扇骨(肩甲骨)。

鯨の骨で橋を渡す、ぶっ飛んだ発想。そして、橋を構築することが出来る鯨という動物の巨大さ!


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巨大な牛のゲンコツのような立派な脊椎である。

この橋は、1974年の再興初代から数えて六代目とのこと。鯨の屈強な骨とはいえ、野晒しの中で損耗が激しいのでしょう。

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尾の身とかさえずりとか、食いたいなあ。



出来ることなら、クロミンククジラの脊椎や、イワシクジラの下顎と肩甲骨の骨も入手したいが、あの巨大さでは、自宅に収容できるのは肩甲骨だけ。

社宅とはいえ、一戸建てなので門扉の左右に瑞光寺のように下顎を聳えさせたいところだが、そんなことをしたら近所から「景観を損ねる」と苦情が寄せられてしまうかも。

損ねるどころか、殺風景な住宅地の素晴らしいアクセントになりそうなのだが…。





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野球や競馬など歴史あるプロスポーツの中で、ボクシングだけがマイナーの坂道を転げ落ち続けています。

最も大きな理由がタイトルの価値が暴落の一途を辿っていることで、瑣末なことかもしれませんが「時代に取り残されている」のも一因です。

きわどい露出のラウンドガールに対して何の波風も立たないのは、F-1などとは違い「マイナースポーツだから別にいいよ」という〝無関心の許容〟からでしょう。

リング誌が「CARD GIRL OF THE MONTH」(ラウンドガールのグラビア)を廃止したのも、販売不振・経営難からページ削減の煽りを喰った形でした。

そして、リング誌では多くのスポーツ誌から姿を消したタバコやアルコールの広告も根強く残っていました。

今夜は、そんな広告の中からビールを取り上げて「時代」の移ろいを見てみます。


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1960年代まではパブストの「ブルーリボンビール」。

いまではボクシングからは撤退したものの、デザインはほとんど変わらないまま、日本でも通販などで手軽に手に入るアメリカン(薄い)ビールです。

酒販店でも見かけますが、高いんです。味は無個性で薄いくせに(あくまで個人の感想です)。

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70年代に入ると「バドワイザー」の時代に。

バドワイザーがデザインされた水着のバドガールがリングを彩りました。薄い飲み口の典型的なアメリカンビールです。

コンビニでも手に入る、日本で最も身近な海外ブランドかもしれません。価格も手頃ですが、やはり味は無個性で薄いのです(あくまで個人の感想です)。


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21世紀に入ると、米国ボクシング界は完全にメキシコの時代に。

バドワーザーやクアーズの広告は激減、リング周りやラウンドガールの水着は「コロナ」や「テカテ」に衣替えされました。

そのまま飲むとそうでもありませんが、ライムやレモンを垂らして飲むとなかなか美味しくてコロナもテカテも気に入ってます。




そして、リング誌がサウジアラビアへ格安で買い取られてしまうとアルコールの広告は一切なくなってしまいましたとさ…。
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大阪をメインにお仕事。これから、東京は出張先になります。

大阪に腰を落ち着けるのは初めてとはいえ、 部下も新卒以外はほとんど顔見知り。セロからのスタートではありません。昨年末も忘年会をやった面々も多く「歓迎会とか必要ですか?」と聞かれたら「いらんやろ、普通」と答えるしかありません。

とはいえ、新卒の方や初めての方とはご挨拶の機会を持ちますが。

仕事はゼロからのスタートではありませんが〝隠れ家〟開拓は「ゼロからのスタート」。一人飲み大好きな私にとっては、隠れ家はもはや重要なインフラです。

有楽町〜銀座界隈では随分と開拓しましたが、ボトルキープを含めて全て放出しての大阪入り。気合が入ります。

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それにしても、大阪は東京と全く遜色のない大都会。梅田界隈なんて、もう完全にわけがわかりません。けっこう時間がかかる楽しい探検になりそうです。

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ここ2〜3年、ヤブ医者の悪友とサシで花見をしています。

花見だったり、散った後だったり。考えてみると、満開の桜の樹の下で飲んだことはなかった記憶が…そうです、花見が目的ではありません。

忙しいやつなので、いつもは夜やってお巡りさんに注意されるというパターンでしたが、今回は白昼堂々。

しかし、今月上旬に挙行したサシ花見は例年通り、まだまだ満開前。

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いやあ、しかし、かえすがえすも花見って、花を見ないですよねぇ。って、そんなの俺とヤブ医者だけか。

ヤブ医者は「医療現場にもAIが一気に入ってきて助かってる」という話から、私の英語力について「AIでだいぶ助かってるやろ?」とディスってきた。

翻訳や文章を生成するAIの処理スピードには驚かされますが、その〝納品物〟は非常にお粗末なレベルです。

仕事のメンバーが生成AIを利用して作ったコンサルティングのレポートを見せにくるたびに、すごいなと感じるのは作成スピードだけ、本当にそれだけです。

現時点で散見される誤訳は近い将来、大幅に改善されるでしょう。しかし、そもそもの翻訳能力に大きな問題を抱えています。

手前味噌ですが、ここで紹介しているリング誌などの記事もAI翻訳で紹介すると、全く味気ない何の含蓄もない文字の羅列になってしまうでしょう。

会社ではときどきやってることですが、今度、ここでリング誌やESPNなどでやってみるのも面白いかもしれません。


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酒はビールから、私が持ち込んだ「秋鹿 純網吟醸 歌垣」。そして、ヤブの奥様から「シーバスリーガル エクストラ13年」。

個人の感想ですが、シーバスのエクストラ13は期待外れ。レギュラーの12の方が好みです。

「もし、いま俺らが学生なら生成AIを使ってたか?いやあ、俺とお前は使ってへんな」という、ヤブの一人ツッコミを、私は「いや、使ってるやろ、多分。そして、今とは違うふうに成長してる」と否定しました。

ヤブはちょっとだけ真面目な目をして「違うふうに?それは良い意味でか?それとも悪い意味でか?」と、聞いてきました。

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つまみの主役は「ブリのたまごの煮付け」。ヤブの奥様が実家から送られてきた天然ブリのたまごを調理してくれたのですが、今まで食べたのとは次元が違いました。

「これ、ちょっと美味すぎるな!奥さんも連れてきたらええのに」というと、ヤブは「じゅうじゅうご承知でしょうが、うちの嫁はご貴殿のことが本当に大嫌いですから」とミもフタもないことを悲しそうに吐くのでした。

「そもそも、この宴もウチでやるのは嫁が激しく拒否するから、追い出される形でこうなってるんだから」と、追い打ちをかけてくるのでした。

まあ、複数の心当たりがあります…。

ヤブ嫁には申し訳ありませんが、この年になっても古い悪友と幼稚な酒盛りができるのは、幸せな人生だと感謝です。

なんてことは表情に出さずに「これ、イマイチやな」とエクストラ13をあおってると、ヤブが「嫁に伝えとく。大丈夫、お前の印象がこれ以上悪くなることはない」。

朗らかな雰囲気でサシ飲みが深まった頃、ヤブが「AI生成、生成といえば地球ってこう軸があって北極と南極があって…」と、酔いが回ったのか、なんなのか、身振り手振りでおかしなことを言い出したのです。

ヤブの話を整理すると「地球の表面(海流)と内面(マントルの流れ)の力から南極点では金属が圧縮、生成されて、特殊な物質が生成されている。それはまだ誰も見たことがない美しい宝石らしい」と語るのです。

嫌な予感に震える私が「南極点はたしか3000メートル近い氷の下にあるから、おいそれと拝めることはできない」と言うと、ヤブは「そこで、だ」と真顔で真っ直ぐ私の目を覗き込んでくるのです。

嫌な予感が当たりそうで、さらに嫌な予感に震える私は、ヤブの屈託のない笑顔に、「古墳の堀を渡った中学時代の悪友(どうしようもない悪ガキども)」「廃線直後の福知山線の崖っぷちに誘った高校時代の悪友(見た目だけちょっと可愛い女子)」「アルジェリアに松茸が群生する丘陵が連なっていると一儲けを囁いた現地アシスタント(ホモセクシャル)」のやはり屈託のない笑顔を重ねてしまい「今度はパスポートが要るやないか」と身悶えするのでした…。

そして、私はほんの少しだけ身を乗り出して、声を落として、ヤブに聞いてしまうのでした。

「もう少し、詳しい話を聞かせてもらえるか?」。






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「さらし鯨」。

鯨の尾羽(おば)や本皮を薄く切り、熱湯をかけて脂肪分を除き、冷水にさらしたものです。

本皮は6㎝前後ある鯨の皮下脂肪層で、湯通しすることで脂肪分が流され、日本酒とベストマッチな弾力感のある食感と淡い味わいが楽しめるのだ!


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https://shop.s-kotobuki.co.jp/products/minkuobake

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さらしクジラの、この雪のような白さ!

鯨、クジラ、くじら…太地町に行きたくなってきました。

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2019年に国際捕鯨委員会(IWC)から脱退したことで、商業捕鯨が再開されています。

現在、排他的経済水域(EEZ)でミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラ、そしてナガスクジラの4種類を捕獲しています。


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ナガスクジラの赤肉、ベーコン、ユッケ。様々な種類の鯨肉がスーパーでも手に入るようになったのは嬉しい限りです。


鯨肉は高タンパク、低カロリーであることに加えて、飼育によるコストや二酸化炭素排出がない天然資源です。

そして、どんな料理にしててても鯨肉は酒のつまみとして途轍もない威力を発揮してくれるのです。

鯨の養殖は、勇敢なチャレンジャー近畿大学でも議論すらされていません(たぶん)。どんなスペクタクルになるのか見てみたいので、養殖して欲しいですが…。


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圧巻です。しかもこれは屋外の施設ではありません。

下関港をフランチャイズとする世界唯一の捕鯨母船「関鯨丸」(共同船舶)が艦内に擁する解体デッキなのです。なんというスケールですか、これ!

関鯨丸は2024年、Fighter Of The Year にあたるShip Of The Year(漁船・調査船部門)にも輝いています。
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