Saturday, 24 October 2026 - Fire vs Ice
Frost Bank Center, San Antonio, Texas, USA

commission:Texas Combative Sports Program 
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman (Top Rank)
official in charge:Joseph Salazar
inspector:Mark Calo-oy (Art of War)

media:DAZN (日本ではWOWOWが生中継)

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ナバレッテの的中率はわずか18.8%。放ったパンチの80&以上が空振り…これでは勝てません。



空位のジュニアライト級のリング誌タイトルがステイクされたアルファベット団体統一戦です。


ナバレッテは今年4月にリング誌PFP入り。エドゥアルド・ヌニェスをストップしたことが評価されました。

「ヌニェスに勝ってPFP?」というのはひっかりますが、それがなんでもありのPFP、それがリング誌クオリティ。現在は、ジャロン・エニスに押し出される形でランクアウト。

WBOジュニアフェザー級王者時代は、バンタム級の井上尚弥に対戦を呼びかけたことでも、日本のファンにはお馴染み(井上が「縁がない」と対戦は回避)。その井上とバム・ロドリゲス戦が、契約成立した模様です。

130ポンドバージョンの今のナバレッテよりも、カレンダーベースで年またぎながら年間5試合の世界戦をこなした122ポンド時代のナバレッテの方がメディアやファンの評価は間違いなく上でした。

ナバレッテはまだ31歳のメキシカンですが、最近はノーコンテストに終わったチャーリー・フアレス戦など経年劣化が目立つようになっています。直近5試合は2勝2KO1敗1分1NC。出来不出来の波が大きく、かつての勢いはありません。

対するフォスターはテキサス出身・在住の33歳。メキシカンのナバレッテにとっても、テキサスは普段ならホーム。会場の声援はどっちが多いでしょうか?

フォスターはアイス・ウォーターの異名の通りに、レイ・バルガス、アブラハム・ノバ、ロブソン・コンセイサン、レイモンド・フォードを〝冷や水〟をかけるような接戦を潜り抜ける勝利を拾ってきました。直近5試合(4勝1敗)は全て判定、SDが2試合、MDが1試合。まともに勝ったのはスティーブン・フルトンだけ。アイスというより、かなり生ぬるいボクサーです。

その昨年12月のフルトンとの防衛戦は、フルトンが体重超過。WBCの〝粋な計らい〟で暫定ライト級(135ポンド)タイトルマッチに格上げ、計量では130ポンドながら完勝で2階級制覇に成功。

ジュニアフェザー級から上げてきて、43戦(40勝33KO2敗1分)265ラウンドをこなしたナバレッテと、年齢は上ながら130ポンドを主戦場として28戦(25勝12KO3敗)194ラウンドと消耗の少ないフォスター。というわけで、2人を並べたウィリアム・ヒルの見立てはナバレッテの6/4(2.5倍)、フォスター8/15(1.53倍)となっています。

両者入場。

歓声はナバレッテ。地元のフォスターにブーイング。「メキシコの時代」を象徴する光景です。

序盤の4ラウンドはナバレッテが強引に前進、フォスターがリングを大きく使って迎撃、WOWOWの村田諒太と長谷川穂積はともに39−37でフォスター。

会場は「バケロ(ナバレッテの愛称「カウボーイ」の意)」コールに、フォスターのクリンチにブーイング。会場にはワシル・ロマチェンコの姿も。

5〜8ラウンド。中盤はナバレッテの単調な前進をフォスターがいなして試合をコントロール。スタミナ勝負はナバレッテかと思いきや、失速。主導権はWBC王者に。

ナバレッテは明白なラウンドを重ねたい。

第10ラウンド、ナバレッテがゴングと同時に襲いかかるも後半失速。ナバレッテがロープを背負う場面も。ビバ・メヒコ判定でも、これでは勝つのは難しい。

最終回にフォスターが2度のダウンを奪う。いずれも右のカウンター。

118−108*2/115−111。UDでフォスターの勝利。文句なしです。