アンソニー・ジョシュアが素人相手に大人気なくも手加減なしでパンチを打ち込み、マイク・タイソンはYouTuber相手のボクシングマッチを7月にやるそうです。
フランシス・ガヌーがいくら頑丈でも、あんなまともに貰ったら大事故につながりかねません。37歳のカメルーン人がボクシングの初歩的なフェイントにガードを開いて、何度も同じ軌道の右をもらうのは見てられませんでした。
そして還暦まであと3年のタイソンも、ちょうど30年下の27歳のジェイク・ポールと戦うのは危険すぎます。あの狂人YouTuberも手加減することを知りません。
米国ボクシング産業自体は長い低迷期に喘ぐ中で、手っ取り早く集金できるクローズド・サーキットやPPVに手を染め、一般スポーツファンを遠ざけマニア化を加速させてきました。
さらに、そんなマニアも眉を顰める、ビッグネームのボクサーと素人の絡みで野次馬心理を刺激しています。
どこまで堕落してゆくのでしょうか。
ボクシングは二つの拳、もっと正確にいうと極めて狭い面積のナックルパートだけを使う原始的なスポーツです。それゆえに、他のスポーツからの転向が珍しくありません。
総合格闘技やキックからボクシングへの挑戦は比較的スムースですが、そうはいっても「長い時間をかけて修練を積むこと」(ジョシュア)が重要で、安直に成功できる世界ではありません。
もちろん、他競技からの参戦がすべて「安直な成功」を狙っているわけではありません。
武居由樹と那須川天心はキックの誇りと、ボクシングへの情熱を見事に両立させて順調に階段を登っています。
IBFフェザー級王者トロイ・ドーシー、現在キーウ市長をつとめる元WBCヘビー級王者ビタリ・クリチコ、元WBO北米ヘビー級王者ジャレル・ミラー…キックボクサーがボクシングのリングで成功することは世界的にも珍しいことではありません。
ご存知のように、タイではそれがデフォルトです。
センサク・ムアンスリンやサーマート・パヤクァルンら「天才」と太鼓判を捺されたキックの才能が、ボクシングの世界王者になるのは既定路線。
あの国では「タイ式」「国際式」と呼ぶように、両者はルールの違いよりも、活躍ステージに視点が置かれています。練習環境が変わらないという環境が整っていることも、キックからボクシングへの移行をスムースにさせています。
ボクシングからキック、MMAへの転向は、ボクシングへの馴化が深ければ深いほど難しい挑戦になるため、交流は一方向だけになりますが、ボクシングの発展にとって悪いことではありません。
日本からはまだキックボクサーからボクシングの世界王者は誕生していませんが、5月6日に武居由樹が先陣を切ります。
フランシス・ガヌーがいくら頑丈でも、あんなまともに貰ったら大事故につながりかねません。37歳のカメルーン人がボクシングの初歩的なフェイントにガードを開いて、何度も同じ軌道の右をもらうのは見てられませんでした。
そして還暦まであと3年のタイソンも、ちょうど30年下の27歳のジェイク・ポールと戦うのは危険すぎます。あの狂人YouTuberも手加減することを知りません。
米国ボクシング産業自体は長い低迷期に喘ぐ中で、手っ取り早く集金できるクローズド・サーキットやPPVに手を染め、一般スポーツファンを遠ざけマニア化を加速させてきました。
さらに、そんなマニアも眉を顰める、ビッグネームのボクサーと素人の絡みで野次馬心理を刺激しています。
どこまで堕落してゆくのでしょうか。
ボクシングは二つの拳、もっと正確にいうと極めて狭い面積のナックルパートだけを使う原始的なスポーツです。それゆえに、他のスポーツからの転向が珍しくありません。
総合格闘技やキックからボクシングへの挑戦は比較的スムースですが、そうはいっても「長い時間をかけて修練を積むこと」(ジョシュア)が重要で、安直に成功できる世界ではありません。
もちろん、他競技からの参戦がすべて「安直な成功」を狙っているわけではありません。
武居由樹と那須川天心はキックの誇りと、ボクシングへの情熱を見事に両立させて順調に階段を登っています。
IBFフェザー級王者トロイ・ドーシー、現在キーウ市長をつとめる元WBCヘビー級王者ビタリ・クリチコ、元WBO北米ヘビー級王者ジャレル・ミラー…キックボクサーがボクシングのリングで成功することは世界的にも珍しいことではありません。
ご存知のように、タイではそれがデフォルトです。
センサク・ムアンスリンやサーマート・パヤクァルンら「天才」と太鼓判を捺されたキックの才能が、ボクシングの世界王者になるのは既定路線。
あの国では「タイ式」「国際式」と呼ぶように、両者はルールの違いよりも、活躍ステージに視点が置かれています。練習環境が変わらないという環境が整っていることも、キックからボクシングへの移行をスムースにさせています。
ボクシングからキック、MMAへの転向は、ボクシングへの馴化が深ければ深いほど難しい挑戦になるため、交流は一方向だけになりますが、ボクシングの発展にとって悪いことではありません。
日本からはまだキックボクサーからボクシングの世界王者は誕生していませんが、5月6日に武居由樹が先陣を切ります。












