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5月はボクシングファンには楽しみな週末が続きますね〜。

明日はカネロ・アルバレスvsダニエル・ジェイコブスのメガファイト、ボクシング醍醐味である大番狂わせを目撃できるかもしれないジェルウィン・アンカハスvs船井龍一、26日にはその番狂わせを米国で起こした伊藤雅雪がジャメル・ヘリングを迎えて二度目の防衛戦。

その26日には番狂わせキング木村翔が中国で二階級制覇をかけてジュニアフライ級WBAセカンド王者カルロス・カニザレスに挑みます。同じ舞台で久保隼もフェザー級のWBAセカンド王者シュ・チャンを相手に二階級制覇のを狙うリングに上がります。

正直、言っちゃうと世界基準の実力を一度も見せたことがない久保にまたチャンスが与えられるというのは腑に落ちませんが、これがプロボクシングの世界です。これぞアルファベット団体タイトルです。

そして、そして日本のボクシングファンにとって黄金週間ならぬ黄金月間ともいえる5月最大の目玉は18日の井上尚弥vsエマニュエル・ロドリゲスの一戦です。

ゾラニ・テテの離脱を見てたプエルトリカンが「俺もここで故障棄権して、WBSS優勝の井上と日本でやるのが一番儲かるよね?」と 変な考えを起こさなければいいのですが…。

さて、日本では「無敗の強豪王者」 「プエルトリコのモンスター」と煽られているマニーの本当の実力はいかほどなのでしょうか?
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 明日のカネロvsジェイコブスのようなメガファイトだと多くのメディアがHEAD-to-HEADと細かく戦力分析、試合展開と結果を予想するのが常ですが、さすがにバンタム級だと見向きもされないので勝手にやります「井上vsロドリゲス〜徹底分析と予想」。

リング誌のカネロvsジェイコブスのイントロダクションを猿マネしますーーー「共通の相手GGGとの試合内容だけを見て判断してはいけない。GGGの重圧に下がったジェイコブスと立ち向かったカネロ…カネロの攻勢をジェイコブスがかわす展開になる…そう考えてるとしたら早計だ。確かにあなたはGGGvsフェイコブス、GGGvsカネロ2戦を見ただろうが、まだカネロvsジェイコブスは見ていないのだから」。 


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バンタムに上げたロートルの河野公平を持て余したジェイソン・マロニーに実質負けていたロドリゲスが、ジュニアバンタムの河野を問題なく粉砕した井上に勝てるわけがない…そう考えてるとしたら早計です…あなたはまだ井上vsロドリゲスを見ていないのだから……いや、なんか早計じゃない気がしてきました。

いくらなんでも、あの豪州の鈍行列車に押し切られたロドリゲスが強いとは思えません。

唯一の強豪との対戦、ポール・バトラー戦は見事な完封劇でした。しかし、立ち上がりに二度も倒したのにKO出来ない決定力の無さは気になりました。

勝利に対する慎重さと前向きに捉えることも出来ましたが、マロニー戦で「慣れられたらズルズルしちゃう決定力のない単調なボクサーなんだ」とあらためて思ってしまいました。

マロニー戦の失速は「拳を痛めたことが原因」と言い訳していますが、後半のグダグダぶりは「1ラウンドはロドリゲスの巧さと強さに戸惑ったが、ラウンドが進むにつれて大したことないと慣れてきた」というマロニーの言葉の方に真実がある気がします。

でも、そんなことを言ってたら終わっちゃうので…始めます。五つ星満点です。



【ハンドスピード】二人とも世界基準を上回る手の速さを持っていますが、一面的で角度も少ないロドリゲスの拳は読みやすい軌道しか描けません。ハンドスピード自体に大きな差はありませんが、多重的で角度も多彩な井上の速さが上です。

井上★★★★/ロドリゲス★★★1/2



【スタミナ・持久力】ロドリゲスは完全に底を見せましたが、井上も未知数です。ここが勝負の隠れたアヤになるかもしれません。

井上★★★(仮)/ロドリゲス★


【フットワーク】ここも本質的にファイターの両者は積極的に使いません。どちらかが足を使う展開になるとしたら、そのボクサーが決定的なダメージを受けたときです。

井上★★★/ロドリゲス★★★



【パワー(リード)】ともにオーソドックスの両者で、優れたリードの使い手です。井上のジャブも強烈ですが、フックはロドリゲスにやや分があるか。

井上★★★/ロドリゲス★★★1/2


【パワー(バックハンド)】この要素も二人とも右強打を持っています。それでも、ここは井上の〝専門種目〟です。

井上★★★★★/ロドリゲス★★★1/2


【防御(スリップとブロック)】ここはいまだピンチらしいピンチを経験していない井上は未知数。ロドリゲスは防御の甘さを露呈しています。

井上★★★(仮)/ロドリゲス
★★


【コンディション(ピーキング)】ここでもロドリゲスは甘さを見せています。一方の井上は、180秒しか戦っていないバンタムでは未知数ですが、これまでのキャリアを振り返ってもコンディションの持っていき方は上。二人とも拳に不安を抱える共通点はあるものの、コンディション作りは井上。

井上★★★/ロドリゲス★★


【殺傷本能】これは井上でしょうか。ロドリゲスも決定的な場面なら襲いかかりますが、いけないシーンが多く奥底に恐怖を抱えているのかもしれません。

井上
★★★/ロドリゲス★★


【対戦相手の質と大舞台での経験】プロキャリアこそ井上17戦、ロドリゲス19戦と拮抗していますが内容は全く違います。バトラー以外は雑魚ばかりのロドリゲスと、リング誌10傑(アドリアン・エルナンデス、オマール・ナルバエス、デビッド・カルモナ、河野公平、ジェイミー・マクドネル、ファン・カルロス・パヤノ)6人のまともな世界ランカーに完勝。

井上★★★★★/ロドリゲス★


【インファイトの技術】これは井上の数少ない欠点の一つ。リカルド・ロドリゲスをクロスレンジの打ち合いで圧倒「接近戦も苦手じゃない」とアピールしましたが、世界基準が微妙な相手でした。そもそもインファイト、体の近くでパンチのやり取りをするのが得意なボクサーの方が変態なのですが。ロドリゲスも下手ですが、ロドリゲスにチャンスがあるとしたらこの距離でしょう。

井上★★/ロドリゲス★1/2


【アゴと打たれ強さ】アゴを叩かれたことのない井上は未知数ですが、あのアゴの形、ラインを見るとグラスジョーの匂いがプンプンします。ロドリゲスはマロニーのパンチをけっこう吸収してましたが、ボディは柔いですね。

井上
★★/ロドリゲス★★


【身体能力】ボクサーとしての身体能力ですから、ここも井上です。ロドリゲスも高水準にありますが。

井上★★★★/ロドリゲス★★★1/2


【コーナー】年間最高トレーナー賞の候補に挙げられた井上慎吾と、無名のビクター・オーリス。ただ、そこまでの差はないと見ます。

井上
★★★/ロドリゲス
★★★


▶︎▶︎▶︎井上8:ロドリゲス2 ドロー3



■■■展開予想と結果■■■二度目の海外、初の英国。井上はいつも以上に慎重に立ち上がるはずです。圧倒的不利予想とはいえ、ロドリゲスも早い段階で勝負に出ることはないでしょう。

井上には珍しい様子見のラウンドが続くかもしれません。

それでも総合力で上回る井上が、中盤には様子見を終了。ロドリゲスの動きを見切って5〜6ラウンドには攻撃を加速、顔面も腹も痛めつけられたロドリゲスが10ラウンドに崩れ落ちてレフェリーストップ。

ただ、井上にもアゴやクロスレンジに不確定要素があり、これまでピンチを経験していないだけに逆転能力は高くないと見ます。ロドリゲスが先制する展開になると、非常に厳しい結果になりかもしれません。

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ライアン・バーネットが試合中に負傷、ゾラニ・テテは練習中に右肩を痛めて欠場…WBSSバンタム級トーナメントはノニト・ドネアに追い風が吹いています。

テテが欠場を発表する前までの優勝オッズは、井上尚弥が1.28倍で頭抜けています。

続いてテテの6.5倍、マニー・ロドリゲス7倍、ドネアは13倍。

〝Bブロック〟は大穴のドネアが決勝進出をほとんど無傷で果たしました。

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さあ、井上尚弥です!準決勝の相手はロドリゲス。

無敗のIBF王者は侮れない相手ですが、ポール・バルターを2度倒しながらも仕留めきれず、ジェイソン・マロニーには敗北でもおかしくない内容のスプリットデジションで命拾い。

世界基準では決定力と体力面で大きな不安を露呈してしまいました。 

河野公平を持て余したマロニーの攻撃にフラフラになったロドリゲスが井上の前に12ラウンド立っていられるとは考え難いのですが、リングは何が起きても不思議ではない場所です。



ロドリゲス戦はリング誌やESPNなど多くのメディアで The matchup between World titleholder Emmanuel Rodriguez and highly regarded contender Naoya Inoue と「世界王者ロドリゲスに評価の高い挑戦者・井上が挑戦する」 という図式で語られています。

これは、井上のタイトルWBAレギュラーがスーパー王者(今回ではバーネット→ドネア)が存在するケースではセカンド王座、下位タイトルと世界王者とは認められていないからです。
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リング誌でも「WBA王者はドネア」で、井上は無冠の扱いです。

同様に暫定王者も認めませんから、井上拓真は無冠でWBC王者はノルディン・オーバアリ。

バンタム級のトップ戦線を見渡すと、ドネアという花が咲いて、強豪テテの名前も目に入りますが、そこまでですね。

無敗グループでは、ロドリゲスとルイス・ネリはいつ惨敗しても驚きではない、まだ評価できない未知の強豪。オーバアリもラウシー・ウォーレン戦で逞しさは見せたものの、陥落しても驚く王者ではありません。

現状のバンタム級は、井上にとってハイリターンは望めないクラスです。

ジュニアバンタムにはもう少しとどまって欲しかったですが、バンタムはWBSS優勝で上げてもいいと思いますね。

一つ上のジュニアフェザーはダニエル・ローマンが昨日、WBA/IBFを統一。ローマンは穴王者ではないものの、井上から見たらべルトを二つ背負ったカモでしょう。

もし対戦するとなれば、相当に有利なオッズと予想が叩かれるはずです。

今なお、仕上げの1ヶ月で10㎏の減量を強いられていることを考えると、フェザー級もありだと思いますが…。

賢明な井上はバンタムにとどまることを示唆しています。

しかし、無責任なファンの一人である私は、井上がハイリターンの海に漕ぎ出すことを期待せずにはいられません。

日本人にとってジュニアライト級よりも高嶺であり続けているフェザー級、ここに爪痕を残して欲しいと願って、 新シリーズです。
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ドネアのボクシング勘は鈍ってます。経年劣化でしょう。

しかし、逃げ回るしか能のないヤングを仕留めるのは時間の問題でした。

"I know both guys are amazing, but there was an unspoken thing with me and Japan, and how much I respect and love Japan, as well there was an unspoken respect between me and Naoya Inoue, that we were going to go to the finals,"

「ナオヤもロドリゲスも凄いボクサーだ。私は日本がとにかく大好きだし、ナオヤも尊敬してる。選べるならナオヤと戦いたい」。

日本のファンに人気があるわけです。 

グローブはエバーラストでしたが、トランクスとシューズはミズノ・ランバード、シンプルな出で立ちもいつものドネアです。

それにしても、腰の引けた挑戦者はどうしようもないですね。逃げ回る小さな獲物はドネアの大好物です。

ヤングが2ラウンドのインタバルで口をゆすいだ時に、真っ赤な水を吐き出してましたから1ラウンドから口内を切ってしまったようです。 

最初のインタバルで肩で息をしてましたから、ドネアのプレッシャーがよほどキツかったのでしょう。

2ラウンドにヤングがワンツーをヒットさせましたが、腰が引けたパンチです。このラウンドでもヤングが取ったとは思えません。

3ラウンドにはドネアの左のダブルから右ショートがクリーンヒット、ヤングは鼻からも出血。 ダメージは明らかです。
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 6ラウンド。心身とも消耗したヤングに、ドネアの速くてコンパクトな左フックをかわす反射は残っていませんでした(もともとそんな能力はなかった?)。

 それにしても、ドネアの左フックはドンピシャでした。
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WBAスーパー・バンタム級王者ノニト・ドネアvs挑戦者ステフォン・ヤング。

前日計量はドネア117.6ポンド、ヤング117.3ポンドでクリア。
フェザー級まで上げて二階級振り戻したドネアは減量が厳しいのではという憶測もありましたが、その心配はなさそうです。 

ドネア(171㎝/リーチ173㎝)と並ぶと、ヤング(165㎝/170㎝)はかなり小さいですね。

KO率31.8% と非力で小さなヤングは、ドネアにとってテイラーメイドの相手に思えますが、さてどんな展開になりますやら!?

試合予想を拾おうとしてますがリング誌、ESPNをはじめどのメディアでも残念ながら見当たりません…。昨日のシーサケット・ソールンビサイvsファン・フランシスコ・エストラーダは、軽量級にしては注目度が高く、いくつか見つけることが出来ましたが…。

ドネアの試合も日本でやった方が間違いなく興行規模はでかくなりますね。井上がリング下で解説とか、ついでにロドリゲスも呼んじゃうとか…すごく盛り上がるはずですが。

ロブ・ブラントをわざわざ呼んで試合決定の地味な会見をするよりも、こっちにもおカネを使って欲しいものですね。 
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 I pretty much accomplished everything in boxing except for an undisputed title. It's a great joy for me to keep beating these kids, and fighting and winning. That's why I am in this tournament."
「私のボクシング人生でやり残したことがあるとしたら、それは完全統一王者になること。ライバル王者たちに勝ち続けて階級を統一するのはやりがいのある大仕事だ。それこそが、このトーナメントに参加した理由だ。

四階級制覇(日本では五階級制覇とされていますが世界的には「暫定」は王座と認めません)を果たしたノニト・ドネアは「公開練習や会見にゾラニ・テテが姿を現さないことから、周囲には『報酬が不満で離脱』『ケガをした』といろんな噂が流れていたけど全く気にならなかった」と泰然自若。

ドネアのコーナーでアシスタントも務める妻のレイチェルも階級最強候補の一人、テテとの二団体統一戦から、無名の代役ステフォン・ヤングを相手の防衛戦に切り替わってしまったことについて話しています。

「ノニトはいろんな理由でいろんなことが起こりうることを受け入れている。それにしても、どんなケガなんでしょうね?ノニト・ドネアと戦えるチャンスをケガを理由に回避しますか?私にはHell no!全く理解できない」とテテを皮肉っています。

フィリピンの閃光は「契約の関係があるから(報酬について不平不満の)多くは口にできないが、やるのかやらないのかがわからないのは、辛かった。最初は1月と知らされていた準決勝が3月に延期されて、さらに4月までずれこんだ。ボクサーはその日時に合わせて何ヶ月も前から練習計画を消化していくから、何度も変更されることには心身ともに本当に疲れた」と愚痴り「それでも王者が出場するんだからトーナメントを離れることは考えなかった。それでも決勝戦でもベルトを持ってない相手とかだと…さすがに、棄権も考えてしまいそう。でも今はそんなことは考えるべきじゃない」と前向きです。

ヤングについては「バカにしてるわけじゃないから、そこは誤解せずに報道してくれ」と制した上で「名前もサウスポーということも水曜日に初めて聞いたばかりで、全く知らなかった。ただ、サウスポーのテテを想定して何ヶ月も練習してきたから、やりやすいと思う」と語っています。

「テテより厄介なサウスポーはいないけど、油断は禁物。私がヤングの立場なら尋常じゃないモチベーションでリングに上がる。間違いなく危険な相手になる」と気を引き締め「年間最高選手賞、年間最高KO賞、四階級制覇を果たしてきた。そして完全統一王者になれば、私の殿堂入りは疑いようがないでしょう」と自らのキャリアを総括しました。

少なくともこのトーナメントでの「完全統一」は、残念ながらありません。

テテ離脱以前からWBCのピースが欠けていましたから、優勝しても二団体統一王者です。

リング誌のタイトルに、WBCの「 WBSS優勝ベルト」も加わるはずですが…残念ですね。


試合開始ゴングまでと15時間と少し。

ドネアが順当に勝利を収めたら、夢の対決の可能性が大きく膨らみます。
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井上が目の前のロドリゲスをぶっ倒せば…伝説との頂上決戦です!

WBAスーパー王者ノニト・ドネアと IBF/WBAセカンド王者・井上尚弥の激突。二人が求める「完全統一王者」ではなく二団体統一戦になってしまいますが、そんなアルファベットタイトルなんて、たとえ一つもかかってなくても構いません。
そして、何が何でも、日本でやらなければなりません。 米国や英国の閑古鳥が泣き叫ぶ会場でやるかーどではありません。軽量級の魅力が理解できないファンが多い欧米の会場でやるなんて、まさに豚に真珠。

井上vsドネア。

この黄金カードは、ジュニアウェルター級決勝との安易な抱き合わせで米国or英国開催とかには絶対させてはいけません!
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今週の水曜日、ステフォン・ヤングは人生最高の吉報を受け取りました。

三日後に世界タイトルマッチのリングに上がることが出来るというのです。

怪我で棄権したWBOバンタム級王者ゾラニ・テテの代役として、WBAスーパー王者ノニト・ドネアに挑戦することになったのです。
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「いつか戦いたいと夢見ていたチャンスがこんなに早く訪れるなんて」と感激しているヤングは「急な知らせではない。私は3人の相手を研究していた。元々リザーブマッチで戦う相手と、テテ、ドネアの3人だ」と〝代役出場〟も想定していたと語っています。

「ドネア…ビッグネームだ。偉大なドネアと戦えることは私にとって計り知れない意味がある。全く新しい人生が開けることになる。もし勝てば世界的なニュースになって、私の名前を知らないボクシングファンはいなくなるだろう」。

30歳のサウスポーが9年間で積み上げた戦績は18勝(7KO)1敗3分。毎年2試合程度を地味にこなしてきた、間違いなくボクシング以外の本業をお持ちのパートタイム・ボクサーです。


唯一の黒星は昨年、WBA暫定王者決定戦で無敗のレイマート・ギャバロに喫したものです。この試合は3ラウンドにダウンを奪われた末に3−0(118−109/117-110×2)の完敗。

ヤングは元妻から子供の養育費不払いで訴えられ、この試合後に逮捕されるなど人間としても三流。

引き分けはデビュ−4戦目と、ニコライ・ポタポフ、アントニオ・ニエベス、の3試合。

ちなみに、オマール・ナルバエスにストップ負けしたポタポフに負けたニエベスは直後に井上尚弥に粉砕されて二連敗という、ポタもニエもESPNやリング誌などのまともなランキングには縁がない、つまり世界基準にないアルファベットランカーです。


“I’ve been in many fights where I was on the B side, I went in as the underdog and I feel like I beat all of the guys I got the draws with. I was just fighting on the card with them and their promoter and you know boxing. 

ヤングは三つのドローについて「全てが不運だった。私はBサイドで、勝ちを負けにされたんだ。採点書類とプロモーターの思惑、そいつに負けにされただけで、自分では勝利を確信している」と強がるものの、ヤングの実力は、世界基準では折り紙付きの雑魚です。

ただ、偉大なドネアは全盛期をとっくに過ぎています。現時点の実力は未知数です。今のフィリピーノフラッシュが凡庸なヤングに敗北したとしても、大きな驚きではありません。

ライアン・バーネットが試合中に負傷、続行不可能で拾った1回戦の勝利では、現在の実力を測ることは出来ません。

井上が順当にエマニュエル・ロドリゲスを下して進出する決勝の相手がヤング、なんてことはガッカリです。

予定通りテテと戦っていてもドネアを応援していましたが、明日はその熱がさらに沸騰することになりそうです。

ドネアには何が何でも勝ってもらわないと、井上がいつもの雑魚狩り防衛戦と同じか、それ以下の相手と決勝なんて、あまりにも悲しすぎます。
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紆余曲折、七転八倒、壊滅寸前、疑心暗鬼、諦観幻滅が渦巻く中、とにもかくにも準決勝第1試合まで漕ぎ着けたWBSSセカンドシーズン、バンタム級トーナメント。

 ルイジアナ州ラファイアット、カジャンドームのリングにWBAスーパー王者ノニト・ドネアが上がるまであと1日となりました。

当初予定されていたWBO王者ゾラニ・テテは肩の故障で戦線離脱、リザーブ選手のステフォン・ヤング が代役をつとめます。

テテの故障は10日ほど前から噂になっており「報酬の低さに嫌気がさしているが、その理由で撤退を表明するとイヴァン・バランチェクのように契約を盾に損害賠償を求められるから、医者の診断書を添えて故障を装う」というまことしやかな憶測まで流れていました。

普通に考えれば、低報酬の舞台でドネアや井上尚弥と戦うよりも、WBSSから縁を切ってから仕切り直す方が大きな報酬を手に入れることが出来るのは火を見るよりも明らかです。

井上尚弥との決戦を英国や米国の片田舎でジュニアウェルター級決勝の前座として行うのと、横浜アリーナでやるのとでは下手しなくても報酬は一桁変わってくるでしょう。

もちろん、この事情はドネアも変わりません。

しかし、テテは31歳、軽量級としては若くはない年齢ですが、まだまだ〝坂の上の雲〟を目指す時期のファイターです。

19年に及ぶキャリアがフィナーレを迎えつつある36歳のドネアは〝死に場所〟を探しているグレートです。

「最後にもう一花咲かせてやる」という強烈な思いは、本人は否定するでしょうが〝翻訳〟すると「しかるべき相手に介錯されたい」ということです。

テテ相手には圧倒的不利のオッズが立てられていたドネアですが、底の知れたヤング相手では勝利が1/66(1.01倍)と鉄板状態。ヤングは15倍。※オッズはいずれもウィリアムヒル。 

ブッカーが叩いた数字通りにフィリピーノフラッシュが閃光してくれると、日本のボクシングファンにはたまらない決勝戦が待っています。 
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日本時間5月19日(日)グラスゴー THE SSEハイドロ

IBF王者エマヌエル・ロドリゲスvsWBAセカンド王者・井上尚弥 

WOWOWが朝4時30分から生中継してくれます。ありがたやWOWOW!

さて、スコットランド・エジンバラといえばモルトの蒸留所は少ないものの「バランタイン」「ジョニーウォーカー」「シーバスリーガル」「カティサーク」 「ティーチャーズ」…とあまたのブレンデッドのビッグネームが拠点を構えるウィスキータウン。
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 THE SSE HYDROは昨年11月3日にノニト・ドネアがライアン・バーネットを破った番狂わせの舞台でもあります。しかし!今回ばかりは番狂わせなんて起きません!!!

4月11日〜14日は「ディズニー・オン・アイス」を上演しているようで、まさにスコットランドの横浜アリーナ。

キャパ1万3000人ですが、今回はさすがにフルハウスは諦めて3階席を封鎖するようです。

オッズは井上1/8(1.13倍)、ロドリゲス9/2(5.5倍)。依然として圧倒的有利と見られています。

このプエルトリコの地味な〝マニー〟が、実力不透明で不気味な存在なんです。

世界基準の相手との手合わせはIBF王座を奪ったポール・バトラーのみ。

1ラウンドに2度のダウンを奪っての完勝でしたが、バトラーはジュニアバンタム時代のゾラニ・テテにストップされているように非力な〝Baby Faced Assassin〟です。

そのバトラーを初回に2度倒しながらも仕留めきれなかったのは、好意的に見るとキャリア初の12回戦ということで慎重になった、バトラーは体重超過で攻め落とすには重かった、とも解釈できます。ただ、あの初回を観ると、12ラウンド判定まで引き延ばしてはいけません。

さらに、続くジェイソン・マロニー戦で更なるグダグダぶりを見せたことは「6ラウンドで拳を痛めた」というのも言い訳に聞こえてきます。拳を痛めたのは関係なく、完全にガス欠でした。

三段論法を弄するつもりはありませんが、マロニーとどっこい(負けてましたね)のロドリゲスでは河野公平に明白に勝つことは出来ないでしょう。

…なんて分析しても、長谷川穂積と戦う前のフェルナンド・モンティエルもグダグダで、リング誌では王者にもかかわらずバンタム級10傑に入れない時期もあるなど、誰がどう見ても階級最弱王者でした。

井上に死角があるとしたら、ラッキーパンチ以外ないようにも思えます。井上信者からはブーイングでしょうがおそらく井上も長谷川と同じくグラスジョーです。

強く速いジャブでプエルトリコのマニーを波打ち際で止めて、苦手なクロスレンジでの戦いを徹底的に避けることです。

まー、でも楽しみですね。

現時点ではロドリゲスのIBFと、井上のWBAセカンドのベルトがステイクされていますが、リング誌が井上1位、ロドリゲス3位にランキングしていますから、空位のリング誌ベルトがかかる可能性大です。

メインのジョシュ・テイラーがイヴァン・バランチェックに挑戦する無敗同士のWBSSジュニアウェルター級準決勝は、バランチェックの出場がいまだはっきりしないという、こっちは運営サイドのグダグダぶり…もちろんチケットはまだまだ売れ残っていてます。日本のファンとしては閑古鳥が泣き叫ぶ中で井上を戦わせたくないのですが…。

リングサイドでも£123(今日のレートで18000円)、記者席と同じセクションで£282(4万1200円)と日本で行われる世界戦よりもかなり格安に設定されて、ごっそり売れ残っています。このままだと、もっと値下がりしそうです。

現在最安席は£20(2900円)も、もっともっと下がりますね。

日本でやれば倍位以上取れてるというのに…。

逆に、日本から行ける人は絶対お勧めですね。ウィスキータウンでチケットはバカ安、井上vsロドリゲスを観れるなんて!

私は仕事が外せなくてWOWOW早朝観戦ですが、行ける人が羨ましい!絶対お得です!
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欺瞞と虚飾、紆余曲折、空中分解の危機を乗り越え、WBSSバンタム級トーナメント準決勝が半年以上の歳月を経て無事?〝再開〟されそうな気配です。

まずは二週間後に迫った、日本時間4月28日(日)ルイジアナ州ラファイエット。
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会場は1万3500人収容のケイジャンドーム。キャパは横アリよりもやや小さい地味なドーム。WWEの興行も打ってるようです。

WBO王者ゾラニ・テテとWBAスーパー王者ノニト・ドネアが2団体統一戦のリングに上がります。

同じくWBSSジュニアウェルター級準決勝(WBA王者キリル・レリクvsレジス・プログレイス)もダブルヘッダーで行われますが、ルイジアナはプログレイスの生まれ故郷、こっちがメイン扱い。

レリクは昨年10月の横浜アリーナ、閑古鳥の前でトーナメント1回戦を戦っています。無敗のプログレイスがアバウト4−1のオッズで有利と見られていますが、23勝19KOと勝利数・内容が全く同じ強打者対決は目が離せない展開になりそうです。

あー、そんなことよりもドネアvsテテ!

こちらの掛け率はドネア10/3(4.3倍)、テテ1/5(1.2倍)。36歳のフィリピンの閃光に厳しい数字となっています。

31歳のテテは「ドネアはビッグネーム。これまでに南アフリカの同胞、モルティ・ムザラネやジェフェリー・マセブラを軍門に下してきた。でも私はそうはいかない。必ず勝つ、必ず勝てる」と自信を見せています。

一方のドネアは「難しい試合になる。テテはこのクラスでは信じられない体格(身長175㎝/リーチ183㎝)だが、マセブラはもっと大きかった(180㎝/183㎝)。私が大きな相手に弱いというのは間違っている。飛び込んで戦うのは私が得意とするところ。面白い試合になるだろう」と、決勝進出に意欲満々。

「ドネアを近寄らせずにテテが中差判定勝ち」「ドネアが強引に仕掛けたらそこで試合が終わる(テテのKO勝ち)」というのが大方の予想です。

希望的予想は、テテが右リードでドネアの接近を封じてポイントを先行しますが、業を煮やしたドネアの強引な左右フックがテテのガラスの顎を打ち砕いて逆転勝ち。リゴンドー戦と同じパターンで、結果は逆。

WOWOWでは翌日29日に放送してくれるようですが、この試合を生で観るのは面倒なことになりそうです…なんて書いてると28日にライブ配信してくれるんですね、ありがたや!WOWOW様!!!
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ESPNのスティーブ・キムが、WBSS離脱が報じられているイヴァン・バランチェクの最近の動向についてレポートしました。

マネージャーのデビッド・マクウォーターが「バランチェクは報酬の件でもうWBSSとは関わりたくないとげんなりしている。我々はWBSSから撤退する」と繰り返していますが、トレーナーのペドロ・ディアスはWBSS公式HPで「5月の準決勝に向けてフロリダで練習中」と語るなど情報が錯綜しているWBSSセカンドシーズン。

“ディアス発言”について、マクウォーターは「馬鹿げている。何度も言っているようにバランチェクの撤退はとっくの昔に報告済みだ」と完全否定。

1月に最初の撤退発言があった直後に、WBSSが5月18日グラスゴーを発表するなど、詐欺師の取り繕いを思わせるドタバタぶりでした。
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そして、ここにきてキム記者によると「バランチェクはディアスの元を離れて、ハリウッドのワイルドカードジムに拠点を移した」というのです。

そして「フレディ・ローチの指導を受けてトレーニングをしているが、WBSS準決勝に出るかどうかは極めて不透明」と見ています。

なんとなく、WBSS撤退が事実で準決勝も辞退という感じですね。

となると…興行を中止しないためには、代役を立てるしかありません。

しかし、代役を当てるとなるとバランチェクが王者、準決勝に参戦予定のジョシュ・テイラーが挑戦者ですから、ノンタイトル戦となります。

さらに、試合まで1ヶ月余りと迫ったこの時期でまだ代役候補の名前も出ていません。

まさかメインを中止、井上尚弥vsエマニュエル・ロドリゲスという英国から見ると「完全外国人」で「バンタム級」という二重苦に需要のない試合をメインに繰り上げるというのも、考えられません。

ちなみに、ESPNのschedule欄には井上vsロドリゲスの試合はアップされていますが、バランチェクvsテイラーは消えています。

5月18日、グラスゴー。やるのか、やらないのか。

この時期になっても、まだ暗雲を振り払うことが出来ないとは…。

この期に及んで延期とか中止が発表されるなら、井上陣営も絶対に離脱すべきです。

WBSSはバランチェクの離脱発言に対して「離脱は契約違反、裁判に持ち込んだら多額の賠償金を支払わなければならないから、離脱はあり得ない」と強気ですが、当初ぶち上げた「賞金総額5000万ドル、優勝賞金1000万ドル」なんてファーストステージですら支払われていません。

年に数試合しか出来ないスポーツで、このグラグラな運営は犯罪的です。

もし、また延期ならWBSSこそ損害賠償を払え!

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