ESPNのスティーブ・キムが、WBSS離脱が報じられているイヴァン・バランチェクの最近の動向についてレポートしました。
マネージャーのデビッド・マクウォーターが「バランチェクは報酬の件でもうWBSSとは関わりたくないとげんなりしている。我々はWBSSから撤退する」と繰り返していますが、トレーナーのペドロ・ディアスはWBSS公式HPで「5月の準決勝に向けてフロリダで練習中」と語るなど情報が錯綜しているWBSSセカンドシーズン。
“ディアス発言”について、マクウォーターは「馬鹿げている。何度も言っているようにバランチェクの撤退はとっくの昔に報告済みだ」と完全否定。
1月に最初の撤退発言があった直後に、WBSSが5月18日グラスゴーを発表するなど、詐欺師の取り繕いを思わせるドタバタぶりでした。
そして、ここにきてキム記者によると「バランチェクはディアスの元を離れて、ハリウッドのワイルドカードジムに拠点を移した」というのです。
そして「フレディ・ローチの指導を受けてトレーニングをしているが、WBSS準決勝に出るかどうかは極めて不透明」と見ています。
なんとなく、WBSS撤退が事実で準決勝も辞退という感じですね。
となると…興行を中止しないためには、代役を立てるしかありません。
しかし、代役を当てるとなるとバランチェクが王者、準決勝に参戦予定のジョシュ・テイラーが挑戦者ですから、ノンタイトル戦となります。
さらに、試合まで1ヶ月余りと迫ったこの時期でまだ代役候補の名前も出ていません。
まさかメインを中止、井上尚弥vsエマニュエル・ロドリゲスという英国から見ると「完全外国人」で「バンタム級」という二重苦に需要のない試合をメインに繰り上げるというのも、考えられません。
ちなみに、ESPNのschedule欄には井上vsロドリゲスの試合はアップされていますが、バランチェクvsテイラーは消えています。
5月18日、グラスゴー。やるのか、やらないのか。
この時期になっても、まだ暗雲を振り払うことが出来ないとは…。
この期に及んで延期とか中止が発表されるなら、井上陣営も絶対に離脱すべきです。
WBSSはバランチェクの離脱発言に対して「離脱は契約違反、裁判に持ち込んだら多額の賠償金を支払わなければならないから、離脱はあり得ない」と強気ですが、当初ぶち上げた「賞金総額5000万ドル、優勝賞金1000万ドル」なんてファーストステージですら支払われていません。
年に数試合しか出来ないスポーツで、このグラグラな運営は犯罪的です。
もし、また延期ならWBSSこそ損害賠償を払え!

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