カテゴリ: 恥さらしの人生でした。

私の付き合いのある友だちはほぼ全て「悪友」にカテゴリーされる面々です。

そういう生き方をしてきたので、当然です。

一言でいうと、彼らは一人残らず「幼稚」なんです。

50過ぎて、このブログでも「PFPとはッ?!」とかのたまって、仕事先の多くの大人とは話は盛り上がらないけど、ガキどもとは「最強のスポーツは?」「最強の野菜は何か?」「最強の肉は牛ではない!」とか…大人には共感してもらえないようなアホ話を真剣にして面白がっています。

そんなわけで「悪友」もまた幼稚な奴らなのです。

先日、もう冬支度が進むこんな時期、大きな大学病院に勤務する外科医の悪友から声をかけられたのは「花見をしよう」ということでした。

「桜は秋の紅葉も素晴らしいのに、日本人はなぜかそこを長い間見過ごしてきた」。彼はそう言うのです。

幼稚、極まります。もちろん、こいつはアホだからブラック・ジャックに憧れて外科医になりました。

秋は室内で月見です。

春は「桜」で、秋は「紅葉」…その常識に抗って、幼稚な悪友はのたまうのです。

「桜の二刀流ありではないか?」と。

こんなアホ発言が、琴線に触れるから幼稚なのです。

ブラックジャックが激しく語るのです。「マジで桜の紅葉は見るべき、しかも夜。日本人が桜を愛でてきたのが江戸時代からだとすると、これは失われた400年だ!」。

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これ↑、ソメイヨシノの紅葉です。意外と、想像をはるかに上回る風情があります。

初冬の夜中に初老のおっさん二人が、ソメイヨシノの下で酒を酌み交わすのです。失われた400年を、たった二人だけで取り戻すために。俺たち、人類滅亡を救うヒーローみたいです。

BUMP OF CHIKENの「天体観測」を、夜なので遠慮気味に静かに歌いながら、ブラックジャックが目星をつけた目的地を目指します。


♬午後9時、桜見に ビールと日本酒 担いでった
 
 天気が心配だけど 雨は降らないで欲しい

 僕らは二人して 大袈裟な荷物しょってきた

 日本酒 燗しなきゃ スルメも焼かなくちゃ…

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日本酒は「玉乃光」。

幼稚な二人の思い出の酒。

悪友は東大医学部出、そういうとめっちゃ勉強が出来ると思うでしょうが、勉強が出来るのと頭が良いのは全く別の話。

ブラックジャックもアホです。

テレンス・クロフォードはボクシングIQが高いが、まともなIQはDQNというのと同じです。

かつて、東大近くの居酒屋に京都の酒である「玉乃光」を思いっきり飲ませる店があって、二人で2〜3度行ったことがありました。

しかし、当時の思い出話はそこそこに、なんだかくだらないにも程がある世間話や身の上話に終始しながら50男二人は桜の木の下で酔っ払うのでした。

そういえば、ブラックジャックとサシで飲むなんて何年ぶりとかいう以前に、そもそも歴史上、5回あるかないか。

それなのに、こんなふうにくだらないにも程がある理由で、何年かぶりに酒飲んで、しかも野外、初冬の夜中、桜の紅葉を見ながら、やはりくだらない話で盛り上がる、俺たちは幼稚なバカのまま大人になって、本当に良かったです。

大量に持ち込んだ固形燃料は干物を焼きまくるには十分でしたが、夜の冷え込みで暖を取るためには時間切れ。

というか、終電が微妙なタイミング。「ここで一夜明かすか」とも思いましたが、ブラックジャックの奥様が呆れた感じで迎えにきてくれて、はるか遠く離れた私の自宅まで送り届けてくれたのでした。
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両親のおかげで、体は強い方でした。

ところが、先日、野球の練習中にちょっとした事故があって、膝を痛めてしまいました。

子どもたちはみんな無事、「俺で良かった」な事故でした。

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松葉杖はもちろん、杖も持ちたくなかったので、ひょこひょこ片足を引きずって歩いていると、世の中というのは善良な人が多くて、何か手伝えるか?と聞いてきたり、駅ホームに繋がるエレベータを案内してくれたり、、俺が逆の立場なら余計なお節介と逡巡することを、パッパパッパとできる人がいるのです。


そういえば、ギプスをするのは高校時代以来、あのときは、ライバル?のバカ高校のバカどもの集団と大喧嘩して惨敗してしまったのでした…。思い出すと腹立ってきた。

外科の先生から「もう負荷の大きい運動は無理」と告げられていましたが、ギプスを外して1週間、なんか全力疾走できる気がします。

もちろん、怖いからちょっとずつですが。
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「日本シリーズをゆっくり見たいから、昼間から夕方の間にしてくれ」とお断りしたのは、もう半世紀近くも前に大阪でお仕事を一緒にした同世代の面々。

そのお仕事、半官半民で進めた遊園地の開業。

船頭多くして船山に登る、を絵に描いたようなお仕事でした。

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今では信じられないかもしれませんが、あの遊園地の立ち上がりは失敗でした。

最初から分かりきってたことで、あの大阪市が絡むのですから無茶苦茶です。

こちらの提案は「予算」を理由に、ことごとく却下されました。予算を見越しての提案だったにも関わらず。

あるとき、遊園地内に入る飲食店の試食会がありました。私の管轄外だったので参加する予定はなかったのですが、そこに誘ったのが彼らでした。

ホテルの宴会場は、部外者の私がは言った途端に凍りつきました。

誰もが私を一瞥すると無視して言葉を発しませんでしたが「ここはお前が来る場所じゃない」という無言の声が一斉に押し寄せてきました。

試食品はホテルのスタッフが私のところにも運ばれました。

恐ろしい、信じられない、食べ物たちでした。こういう場所の食べ物は割高でそんなに美味しくないのは当たり前ですが、それにしても限度というものを超えていました。

これから会う1人が、私に聞いてきました。

「三島さん、いかがですか?」。

波風起こすのが大嫌いな私は「もう納入業者は決定してるのは知ってます」と、ちゃんと前置きして「それでも特にこのハンバーガーは酷い、正直、こんなにまずいものは生涯食った記憶がありません」と敬語でお伝えしました。こんなものを売るのか?というほどの不味さでした。

そして「これ納入業者も皆様も同じ意見のはずです。生活者は馬鹿じゃないですよ。これ、面白がりの大阪人でも幻滅しかしません、立派なキャラクターの冒涜です。すぐ、納入業者に掛け合ってレシピを変えてまともな味にするべきです」と、丁寧にご提案しました。

すると、大阪の人たちは「あんた、何歳や?あんたの会社では管轄外の仕事に口出すのが許されるんか?決まったことに、いきなり部外者が入って来てダメ出しってあり得んやろ!」と乱暴な口調で激昂するのでありました。

「みんな仲良くウィン-ウィンで決まったことやねん、このアホ、今すぐ叩き出せ!」とまで罵倒されたのでした。

「来場者の方がルーザーになるウィン-ウィンなんて世界中のどこ探してもありませんよ。こんなもん出したらあなた方もルーザーです」というようなことを言うのも途中で、彼らは「こいつはどんな育ち方したんだ、親の顔が見てみたい」など、本題から離れた誹謗中傷を繰り返すだけ。

彼らの顔には「本当のことを知りたいんじゃない、気持ちの良い嘘にみんな酔いたい(儲けたい)だけ」と書いてありました。

〝井上信者〟とよく似ています。自分たちの激昂した原因が事実であり、真実であることを、薄々わかっているのですが、それを暴かれたり、指摘されることが悔しいのです。「本当のことなんか知りたくない。気持ちの良い嘘を聞きたい」。まさに井上信者。

そのあと、私を宴会場に誘ったスタッフと「なんでちゃんと説明してから誘わなかった」と口論に。

それ以来ではありませんが、まあ、そんな感じの戦友と呼ぶよりも、正確には〝敗〟戦友みたいな感じです。

思えば私の仕事は敗戦続きであった。



それにしても、土日ダイヤは信じられないくらいスカスカ、余裕だと思ってたのに…約束の時間は1:30でしたが、まだ電車の中…。

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渋谷は好きではありませんが、齢70に近い老婆な映画友達にBunkamuraル・シネマで映画を見ようと誘われて。

ハロウィン前の渋谷、スクランブル交差点あたりは相変わらずの喧騒。

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映画を見る前にちょっとひと飲み。

宮下公園下、北海道から沖縄まで日本全国のお酒と食べ物が味わえる19店舗がずらっと並んだ「渋谷横丁」。

作られた感満載の昭和レトロなお店が軒を連ねていますが、ル・シネマに近いし、ここで妥協。 

そして「35ミリで蘇るワーナーフィルムコレクション」。本日上映は「デンジャラス・ビューティー(Miss Congeniality)」(2000年)。

実は初めて観る映画。興味がなかったから、というのが本音です。「35ミリで」という点で、どっこいしょと腰を上げました。

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ビールは「ハートランド瓶」というのも、さすがル・シネマ、お洒落です。


土曜日だというのに、キャパ268席の小さなシアターは、20人も入っていない閑古鳥。

映画館の外の人、人、人の喧騒が嘘のような空間です。
「(主演の)サンドラ・ブロック、好きな女優やって言ってなかった?」と老婆に聞かれましたが、そんな話した記憶はなし、それでも「35ミリ」「ミニシアター」「古い映画友達」という絵の具を混ぜ合わせると、十分楽しめる色鮮やかな映画になるのでした。

「フィルムはやっぱり最高」。
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昔、むかし、嘘みたいに無法地帯な町に住んでいました。

ギリギリのところで法が守られているのか、いないのか、暴力が当たり前な町。

一時期の北九州のように暴力団が恐怖支配していたのとは少し趣が違い、暴力団の影は薄い町でした。

そのあたり一帯では独特の祭り、やはりとんでもなく暴力的な祭りがありました。

だんじり祭りです。

岸和田が有名ですが、わかりやすくいうと大阪のガラの悪いエリアで行われる祭りで、岸和田だんじりはその一つです。

昨日、大阪市生野区でだんじりの試験曳き中に、ガードレールに衝突する事故があり、指揮をしていた50代男性がだんじりとガードレールに挟まれ、亡くなってしまいました。

毎年のように死者や重傷者、家屋破壊を繰り返している祭りです。

野球に夢中になっていた中学生の私はほとんど興味はありませんでしたが、父親の仕事の都合で引っ越すことになったとき、いただいた寄せ書きの中に「またダンジリ曳きにこいや!」というコメントがいくつもありました。

記憶が定かではありませんが、私はダンジリを曳いたことも、祭りを見物に行ったこともないと思いますが、中学生にもそれほど根付いていた祭りでした。「プロ野球選手になるのに、そんな危ない祭りで怪我でもしたらシャレにならんわ」みたいな感覚でした。

伝統の祭りじゃなければ即刻中止で、刑事責任を問われる事件ですが、伝統の祭りなので毎年同じことが繰り返されてきたのです。

操縦性がぎこちない重戦車みたいなダンジリを全速力で街中を曳き回すわけですから、凄惨な事故は起こるべくして起こります。

そろそろ、行政が大きな決断をするべきときでしょう。


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男女の間に友情は成立するか?

いきなり何を言い出すのだ、という話です。

母校の後輩たちとメールのやりとり、主に勉強や部活の悩みを聞いてあげて、もう1年以上も経ちます。

「英文和訳問題で意訳したら、受験ではダメか?」という勉強の質問や「LSD(ドラッグじゃないよ、長距離走の練習です)は時間で走ってるが、どんどん距離が伸びてしまうのはいいのか?」なんて部活の練習の話が大半です。

まあ、そういう意図で始めたから当たり前なのですが、ものすごく不思議なことに全員が全員、勉強も部活も成績が上がってくれているのです。

私に教える能力などあるはずもなく、どんなことでも気軽に聞ける、何を聞いてもいい大人が珍しいのかもしれません。

本題からズレそうなので、話を戻すと、高校生たちは家族仲の話や、恋愛相談まで持ちかけてくるのです。

彼らは、私が高校時代にほとんど授業に出てなかったことは伝え聞いていても、彼女もいなかったことは知らないのでしょう。

引きこもりは普通彼女いないし、そんな暗い高校時代を過ごした私に恋愛相談をするとはなんと勇気のある奴らです。

「授業に行きたくない」「友達や先生とうまく付き合えない」「異性に全然モテない」なんて悩みなら、いくらでも体験談を話してあげるのですが。

しかし、それにしても、いくらなんでも、私に恋愛関係の話…。

藤浪晋太郎に「どうやったらコントロールが良くなりますか?」と聞くようなもんです。そんなこと聞く奴は藤浪に殴られても文句は言えません。

しかし、私は優しいしいから殴ったりしません。


まあ、関西と関東、高校生の感覚では遠く離れて住んでる1、2回しか会ってない年老いた先輩、なんとなく口は固そうだし、ということでしょう。

ある男子が、やはり私たちとメールのやり取りをしている女子のことを好きだけど、どうしたらいいか?なんて聞いてくるのです、私に恋愛相談、世も末です。

そして、かなりの数で聞いてきたのが「男女の間に友情は成立するのか?」。

逆に聞き返すと、全員が同じ答え。「男女の間に友情は成立しない」。

私は「わかってることなら、聞くな!」と返しましたが、私がどう思ってるのかを教えろというのです。

【丸の内線から3分話】。3分で終わるはなしじゃありませんでした。目的駅、到着。
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会社の部下に強引に誘われ佐々木朗希を見に行った。

「もう日本では見れなくなりますよ!」と、井上信者の妄言のようなことをほざいて誘ったくせに、開始時間を1時間も間違えてやがった。

私も18時プレーボールと疑わず、海浜幕張の居酒屋で酒を飲んでると、テレビのチャンネルが切り替わり、マリーンズvsバファローズに。

「え?始まってるやん…?」。

だました30代と、だまされた50代、興味本位で付いてきた社内恋愛20代カップル2組の6人は速攻で勘定を済ませるとダッシュで球場へ。

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まさか…。まさか、まさか、朗希、降板したあと…。

朗希を見に来たというのに、俺はアホ部下にだまされ、鯨の竜田揚げ、お刺身おまかせ5点セット、鮭トバをレモンサワー大ジョッキで流し込みながら、部下の「楽しみですね!朗希!」という言葉に、ウムウムと呑気に頷いていたのであった。

「お前、アホか!なんでプレーボールの時間を確認してないねん!コロすぞ!」と怒鳴る私に、その部下は「ちょっと早いけど球場に入っときますか?って聞いたら、三島さんが時間あるならここで飲もうって言ったからじゃないですか!あのとき真っ直ぐ球場に入ってたらジャストタイムだったんですよ!」と逆ギレ。

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とにかく、悲しすぎる。

ラッキーにもファールボールをキャッチ、近くの子どもにあげたら大喜びで、それはこっちも嬉しくなったが、その部下に「さすがいいことしますねー」と言われると、怒りがさらに増幅。

野球に興味のないバカップル2組は、私たちのやりとりを聞いて笑っていたが、俺は本気で怒ってる、こういうことはちゃんとしないとダメ、プレーボール時間を間違えるって、もう最悪。

試合も単調なまま、ゲームセット。

しかも、俺以外の5人は海浜幕張やら舞浜という至近に居を構える奴ら。

横浜くんだりから、地の果てのようなZOZOマリンまで、俺は何しに来たんだ?!
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銀座裏通りにあるお洒落なミニシアターで映画を観たあと、ふと目に止まったのが「ドムドム ハンバーガー」。

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象のロゴマーク、懐かしい。↓

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あまりにも周囲の風景に溶け込んでいて、今まで気づかなかったのか、それとも最近出来たのかはわかりませんが、ドムドムハンバーガーは昔、むかしも大昔にダイエーのフードコートに入っていたハンバーガーチェーンです。

マクドナルドなど後発のメジャー勢力に駆逐され、ダイエーも沈没してしまった今、なぜ生きながらえていたのかわかりません。

きっと、ドムドムもいろんな紆余曲折の人生を歩んできたのでしょう。

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昔むかし、大昔のチープなイメージはどこへやら、1000円以上が当たり前の高級店に様変わりしていました。

これは俺の知ってるドムドムではない…。

全くの偶然ですが、高校時代に引きこもっていた場末の映画館の近くにもダイエーがあり、ドムドムがあったのです。

そして、そこでちょっとした、ひと夏の思い出がありました。

あの日も、暑い夏の日でした。

ダイエーに入ることなど滅多になかった俺なのに、その日は小腹が空いたのか何かで、映画観ながら食おうとドムドムでバーガーを買ったのでした。

カウンター越しにバーガーとコーラを受け取ると、店員の女の子が「三島先輩、何してるんですか?」と、大きな目をして聞いてきました。

ドムドムのダサい制服が良い意味で似合ってて、すごく可愛い女の子でしたが、見たことがあるようなないような…。

高校からはかなり離れていたエリアで、高校の知り合いに会うわけがない、そもそも高校の知り合いやら友人知人が極端に少ない俺に、こんな可愛い後輩なんていないはず…。

ここで、外国高校のお行儀の悪い喧嘩相手と遭遇しても驚きませんが、まさかまさか、俺の名前まで知ってるその後輩らしき女の子、見たことある気もするけど、誰だか思い出せない…。

そんな俺の戸惑いに気づいた彼女は「岩崎です!村井くんにチョコレート渡してもらった岩崎です」と自己紹介してくれて、その年のバレンタインデーに野球部の後輩にチョコレートをことづけて来た女の子であることをやっと思い出しました。

そして、その日は間違いなく平日でした。

私たちは少し気まずくなったところで、さらに気まずいというか、緊張が走るというか、非常にまずい事態が…。

授業サボって映画観ようとしてる俺と、バイトしてる彼女、そのすぐ近くのテーブルで映画館でしか会ったことのないガラの悪いオッサンがフライドポテトをつまみにビールを飲みながら「あれぇ?彼女おったんかぁ?」と、赤ら顔で話しかけてきたのです。

当時は規制緩和前、フードコートはもちろんダイエーにも酒は売っていなかった時代です。

そのおっさんはいつもクーラーボックスを肩にかけてビールやらウイスキーやら日本酒やらを映画を見ながらあおっていたのでした。

心の中で「なんでお前がドムドムにおんねん?」と呪いながらも、初めて明るい場所で見るそのオッサンが発散する強烈な負のオーラが、純真な女の子(授業サボってバイトしてるけど)には一番見せてはいけないものだとあらためて痛感しました。

暗い映画館の中でも、ちょっとガラの悪いオッサンなのはわかっていましたが、明るい場所で見るとそれが〝ちょっと〟なんてもんじゃないレベルで、ガタイが良いのもよくわかりました。

この暑さの中、薄い麻製のスーツをピシッと着こなし革靴を履いてるファッションはもはや堅気ではありません。

そのあたりも、お行儀が良いとは到底いえない場所柄で「売るな!買うな!覚醒剤」「暴力追放 正義の街」…そんな看板があちこちで叩き割られながら風に揺れているようなところでした(残念ながら過去形ではなかったりして…)。

きっとビビってるやろなあと思いながら、岩崎さんの顔を覗くと「知り合いですか?」と、少し笑みを浮かべながら興味津々にヒソヒソ声で聞いてくるのでした。

しかし、元メジャーリーガーなヤクザだったオッサン(そんなことそのときはもちろん知りませんが、まあそのスジの人、2Aクラスの輩くらいには思ってました)は「ほな、仁義なき戦い、先に行っとるど。可愛い彼女も一緒に連れておいでや」とキリンラガーの小瓶をラッパ飲みしながら、平日のガラガラのフードコートを去っていくのでした。

私は「一緒に来るか?」なんて誘ってないのに、岩崎さんは「ここ夜まで入ってるから」と大袈裟に首を横に振りながら「あの人、知り合いですか?」とまた聞いてくるのでした。

「あんなオッサン、知り合いなわけないやろ。酔っ払ってるか、クスリ打ってラリっとんやろ」と、少し強めに否定した私に、彼女は顔の前で二の腕を立てるとメトロノームのように忙しく振幅させながら「嘘発見器が大きく反応しております」とクスクス笑うのでした。

彼女なんてもちろんいない、引きこもりで女子と話すことも全く慣れてなかった俺にとって、岩崎さんの表情や仕草は感動的に可愛くて、不登校の俺は知らないけど「嘘発見器が大きく反応しております」って、クラスメイトとの会話の中で楽しく使われてるんだろうなあ、とか思い巡らすのでした。

だからといって、明日から真面目に学校行こうなんてツユほども思いませんでしたが。

岩崎さんと後輩はその後、めでたく結婚し、昨年夏にも巨大同窓会みたいな場でご夫婦と会ったのですが、ほとんど話はできず。

それまでも、野球部の後輩の方とは何度か会っていましたが、ドムドムの話は一度も出てきてないので、彼女も話してないのかもしれません。

少なくとも、あの夏の日の直後は「お互い見なかったことにしよう」と、暗黙の了解が交わされた気がします。

ドムドム、私もすっかり忘れていました。

それにしても、東京の銀座のこんなところでドムドムと〝再会〟するとは。

セットで注文すると鰻丼くらい食えそうな値段で、ちょっと躊躇いますが、今度かぶりついてみようと思います。



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もうシリーズ何番目なのか、わけがわからなくなった【暴論サロン】です。

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夏の甲子園。

脱・丸坊主。エンジョイ・ベースボール。

古き悪き体育会の因習を駆逐するような慶応旋風でした。

丸坊主に長時間練習、体罰、先輩後輩の理不尽な上下関係…そんな悪習が最も長くこびりついていたスポーツが野球であることは間違いありません。

私はそんな時代の真っ只中で育ちましたが、ここでも何度も書いているように、個人的には長時間練習は嫌でしたが、適当に抜いてましたし、丸坊主はどうでも良かったし、体罰や先輩後輩の関係で耐えられないようなことは一切ありませんでした。


中学の時の野球部顧問(監督)にはビンタされたこともありましたし、罵倒されたこともありました。しかし、私には監督がどうして怒っているのかがよく分かってました。監督が激しく私を怒るのは、必ずみんなの前でした。

高校になると野球部の顧問はそこまで部活に興味がなく、何も言われなくなりましたが、陸上部の一つ上の主将には体罰を受けたことが何度かありました。しかし、その主将はみんなの前では絶対手を出したり、注意することなく、二人きりの時だけでした。

中学の野球部監督はチーム全体にメッセージを送るのに、最も効果的な方法が「それ」だと分かっているのが、私にも伝わってました。

中学の卒業式のとき、監督から呼び出され「お礼参り(むかついた先生をしばく)せぇへんのか?殴ってええぞ」と言われて、思わず笑ってしまいました。もちろん、そんなことはしません。

高校の陸上部の主将も一度も口にはしませんでしたが、私のことを高く評価してくれているのはビリビリと電気が伝わるように感じていました。

個人的には両者のコンセンサスがはっきり存在していたなら、SM風俗のように体罰はアリだと思いますが、今の時代は難しいですね。

じゃあ、私が本格的に指導者になったとしても、手は出さないでしょうし、厳しいことを言ってもかなり手前でラインを引くと思います。

さて、いつものように前置きが長くなりました。

今夜のお題は〝体育会教育〟。

「育」が二つも付く、不細工な造語です。

高校野球や運動部では、互いに応援団がエールを送ることがよくあります。

大学の対校戦などでは、試合前と試合後に選手も相手にエールを送ります。 

それは、体育会の古き良き習慣です。 

陸上競技、関東インカレでは私は2部、何人かの友だちが1部にしましたが、彼らは自分の大学の選手だけではなく私にも惜しみなく声援を送ってくれました。

自分たちの大学の代表選手と同じように、声援を送り、先頭とのタイム差まで読み上げてくれるのです。

体育会の業務で原宿の岸体育館や、新宿の巨大喫茶で何度か会議や親交のあった慶応や立教などの大学もそんな体育会教育の行き届いた大学でした。

事前にプログラムをチェックして、私の出場種目・時間を把握してくれていたのでした。

1年生の頃はこういう応援を予想してなかったので、嬉しかったし、力になりました。

生意気言うと、何ヶ所かでそんな予想外の応援を受けると、結構ウザいこともありますが…一番苦しいときに「前の方がもっと苦しい!ここ!ここ!絶対離されるな!」とか、叱咤激励されるわけですから、渡辺二郎風に言うと「勝負どころなんは自分でもわかっとるわ!」といった感じです。

それは半分冗談にしても、私は彼らの応援なんて全く考えられずに、自分の種目に合わせて競技場に来て、自分のことだけに集中していました。正直、自分を恥じました。

男女それぞれに短距離ブロック、中距離ブロック、長距離ブロック、跳躍ブロック、投擲ブロック、混成ブロックと独立して練習する陸上競技は、他の種目や他の大学を応援する〝体育会教育〟が高まりやすいスポーツかもしれません。

野球はエール交換もありますが、いざ試合が始まると両軍ベンチは罵倒合戦になるのが当たり前でした…最近は審判から注意されることもありますが、陸上競技は「ヘイヘイ!ピッチャー、ノーコン!ノーコン!」なんて種類の罵声は飛び交いません。

私は、野球部なのにあまり声を出さない、出したくないタイプでしたが、野球部のヤジ合戦は嫌いじゃありませんでした。

陸上部の主将から「チンタラ走っとんちゃうぞ、お前は金魚の糞か!」と応援されてるのか、なんなのかわからない罵声を浴びても、「下品な言葉使いする女(その主将は女でした)やなあ」と呆れてました。


取り止めのない話になっちゃいましたが、最近の応援、ヤジについて、独断と偏見と20世紀的郷愁を絡ませて、独断と偏見の雨アラレな話に続いてゆきます。



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【取扱説明書】このブログの返信コメントに基本的にタブーはありません。

記事の内容に則した異論反論はもちろん、本文から完全に逸脱した内容であっても全く構いません。私に対する単純な誹謗中傷ですらかまいません。

ただ、私の書いた文書のどの部分が間違っているのか、この書き方はおかしいと指摘してくれないと返事のしようもありません。

他のコメントに対する度を超えた誹謗中傷が重なった場合は出入り禁止にさせていただきますが、そんな人は今まで一人もいません。コメント制限はしません。HNをコロコロ変える卑怯者コメントもやり放題、原則として晒し者にしたりしません。

非常に単純なIDとPWなため、以前勝手に入られて成りすまされたことがありましたが、それすら一興です。そのときは成りすましにすぐ気づかず、途中までのコメントを消してしまったことがありました。

これは自分のポリシーから完全に外れていたことで、後悔しています。コメントはどんな内容でも、私が削除することはありません。

正直、このブログに勝手に入り込んで勝手なこと書かれても、私への実害はゼロですから、痛くも痒くもないのです。

これが例えば、友人知人もからむ他のSNSだったら、迷惑をかけちゃうことになるので黙ってませんが。


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というわけで、昨日かな?いつも的外れな「矢野フスキーさん」から、いつもの「どこのどの記事のどの文章を指してるのか全く意味不明の的外れコメント」を頂きました。

これも、全然OKです。いつだったか忘れましたが、「矢野フスキーさん」の最初の偉そうなコメントには、もちろんこちらもそう答えます。

そうか、あそこで恥をかかされたと思って、ずっと根に持ってたのか?

「矢野フスキーさん」がおかしなところは、今回の「競技レベル=競技人口」など、こっちがそんなこと書いてない、むしろそうじゃないと書いているのに、何か思い込みで書き連ねてくること、こちらが聞いてることに対して答えない、完全に論点を外すこと、そして一番気になっていたのはそういうことが重なって立ち昇る卑怯者臭です。


「帝拳や大橋秀行の嘘以上の嘘があれば是非教えて下さい。『だらけ』だからざぞ決定的なものをたくさん教えてくれるのでしょうね」という質問に対して、その答えが「政治経済や国際情勢の情報なんて嘘と捏造のオンパレードですが、こちらのブログとはそこの認識が折り合わない」です…もう完全に頭がおかしい。

「政治経済や国際情勢を語る当事者やメディアは誠実で正確な情報を伝えてくれている」なんて、どこに書いた?ここで何が書かれてきた?

CNNもBBCもNHKも政治や国際情勢に関しては、都合の良いフィルターを通して報道、ときには捏造することも珍しくありません。そんなもん、このブログがテーマにしてるわけもなく、バカでも分かってます。

それを「帝拳や大橋秀行の嘘」と並べる頭の悪さは、的外れさはもはや理解不能です。

このブログでも繰り返していますが「スポーツの世界では嘘は禁物」そして「スポーツの試合では嘘はない」。

「矢野フスキーさん」レベルの日本語が不自由な方でも「日本のプロボクシングほど酷い嘘が横行しているスポーツはない」ことは、認めざるをえないということです。

そういうことを言ってるんです。そこが論点なのが、わからない脳みそが不思議です。あるいは薄々分かってるけど、もう後に引けないからなんでもいいから書き殴って「もう来ません、返信不要」にしようと逃げたのでしょうか?

そして、競技レベルについては、あんなに一生懸命書いてくれたコメントの間違いを端的に指摘してあげたのに一切のコメントなし。 
 

>いずれにせよ、お互い不快になるだけみたいなので、もう二度と書き込みません。返信も不要です。

→これも的外れなだけでなく卑怯者臭が漂っています。


一つだけいうと、いわない方がいいかもしれませんが、実は不快ではありません。そもそも家族や友だち、仕事仲間がわけのわからないことを言い出すと不快ですが、そんなことはあり得ませんし、言ってるのは頭の悪い「矢野フスキーさん」に過ぎないのですから。

井上信者の方以外でも、このブログへの反感を覚える人はいるでしょう。そういう方々にもコメント欄は完全開放しています。不快のレベルに入り込まないからです。

ただ、「この記事のこの部分が、こう言う理由から間違っている」みたいに指摘してくれたら、間違っていたら、これまでも修正してきましたし、「いやいやそっちが間違ってるよ」と返事も出来ます。




あまり種明かしはせずに、読む人の想像力に委ねたいので、伏せてきましたが「フシ穴の眼」の意味もついでに説明しますね。

一つはもちろん、「お前の眼はフシ穴か!」のフシ穴です。

このブログで応援しているのは〝パックマン〟。「番狂せを起こす者」です。最近だと、母国から見放された、なでしこジャパンの大健闘、長谷川唯の「小さいから弱い、なんて言わせない」なんて最高です。

そのきっかけになったのは、シュガー・レイ・レナードから明確に浮かび上がってしまった、ボクシングの不条理です。

それでも、それでも、それでもボクシングはどこまでも面白かった。

運命などではなく、本当は後付けの体験なのでしょうがマニー・パッキャオの試合に妙に縁がありました。

1998年5月18日のVS寺尾新は後楽園ホールで見ました。12月4日、WBC王者チャチャイ・ダッチボーイジムに挑戦した試合は見れませんでしたが、本当にたまたま仕事でタイにいて、エビの養殖池を回ってジープに揺られてるときに、カーラジオがその試合を伝えていました。

運転手と助手が「倒せ!倒せ!」と盛り上がってました。タイ語は理解できなくても、ボクシングファンの一人です、パッキャオが劣勢なのは当たり前に分かってました。彼らの勇ましい声が戸惑いを含めた小さな悲鳴に変わったときも、大逆転のKOが起きたかどうかわかりませんでした。

言葉を失っている二人に「パッキャオの左か?」と聞くと、助手の方が「わからない、でも全てのラウンドを取ってたチャチャイがテンカウントされたみたいだ」と教えてくれました。

このときも、パッキャオが勝つとは思ってませんでしたし「パンチャーズ・ラックってすごいな」と思ったくらいでした。

そして、2001年6月23日、ラスベガスMGMグランドガーデンアリーナ。この試合もメインはオスカー・デラホーヤの5階級制覇がかかった当時の最強最高のメガファイト。社会人ペーペーの私が休暇をとって見に行くなんて出来るわけのない試合でした。

なんの因果か、今度はカリフォルニアのワイナリーの債権回収で、事業に失敗した当事者の日本人Xさんが「買収先の酒類メーカーがボクシングのチケットをくれた」と、どうでもいい話をするように口にしたのです。

チケットを見るまでは「ロスの試合か?」ぐらいに思ったのですが、まさかのデラホーヤ戦。そのときは、めちゃくちゃ深刻な話を進めてたのに「まさかデラホーヤ戦を観れるか?」と、完全に舞い上がってしまいました。

「2枚のチケットを2000ドルで売ってくれ」と頼むと、大きな負債を背負いうことになったそのXさんが「そんな遠回しな援助は大丈夫。一緒にラスベガスに行きませんか?」と言ってきたので、断る理由もなく…ただ、せっかくの夢のメガファイト、隣に夢破れて大きな借金背負ったオッサンと見るのもなんだかなあと思ってしまいました。

ああ、これはまた別枠で書かないと長くなり過ぎるわ、もう十分脱線してるけど。

…いいか?お前ら!!たとえ「矢野フスキー話」をしてても、ちょっと目を離すと俺は「パッキャオ話」にすり替えるからな!

そう、あれほど縁があったパッキャオの強烈なファンになったのは、レドワバ戦以降、はっきり自覚す流のはバレラ戦というフシ穴でした。


「フシ穴」の二つ目の意味は、一つ目と同じで〝そのまんまの意味〟ですが、塀越しの板に開いたフシ穴から見るように語ると言うことです。

塀を取ってしまうとお互いに顔もわかる、言葉も交わす、つまり情も湧いてきます。

もちろん、私がトップアスリートと知り合いなわけがありませんが、もし、メディアからケチョンケチョンに非難されたオマール・ナルバエスが弟なら「あんなの気にするな!リング誌とかESPNとか、あいつら無責任なことばっかり言いやがって!いいか、本当の勝利は健康にリングを降りること、お前は今回も勝ってくれたんだ。これからも本当の勝利には絶対にこだわってくれ」と賞賛します。

今も、日本のジム関係者にも数人だけですが知人はいますが、ボクサー本人とは会わないようにしています。

昔、投資関係の仕事をしていた生命保険会社の支店が、坂本博之をスポンサードしていて、大好きなファイターだったので私も本当に少ない数のチケットを買わせて頂き応援することになったのですが、少し会話して、練習を何度も見てしまうと、もう試合をまともに見ることなんてできません。




思えばタイのエビ養殖池や、ナパの倒産ワイナリーや、下町の生保や、いろんな取引先と格闘してきたなあ。他にもインドネシアの紅茶畑や、マカオのカジノでジャンケットという絶対チャイニーズマフィアな輩との取引、そうだ、豪州で売ろうとした耐震建築は執行役員に始末書を書かせる大失敗だった…思えばひどい半生でした。



三つ目以降の意味は、また別の機会に。全ては二つ目までと同じ〝そのまんまの意味〟です。





ちょうど、母校の年が離れまくった後輩たちと酒を飲んでて泥酔、わけのわからない内容になってますが、「矢野フスキーさん」だって今後も論点崩壊コメントを書き込んでくれてもいいんだぜ、返事するかどうかはわからんけど。
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