カテゴリ: 井上尚弥

常に首尾一貫したものの考え方を持っている人間など、まず存在しません。

さかなクンや大谷翔平らは、極めて稀な例外です。

誰だって、どんな人だって、揺れながら、ブレながら生きているのです。
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2019年3月、WOWOWで「エロール・スペンスJr.vsマイキー・ガルシア」の解説をつとめた井上尚弥は、マイキーの完敗を目にして「体力差がモロに出た。やっぱり階級の壁。適正階級がいかに大事なのかがわかる。あれじゃ階級を上げても意味がない」と語りました。

自らについても「行けてもフェザー。スーパーフェザー級? 普通の選手になりますよ。埋もれると思う」と、より人気のある階級への進出よりも、ベストパフォーマンスが発揮出来る階級へのこだわりを語りました。

その年の11月、ノニト・ドネア戦に勝利したあとトップランクと複数年契約。

翌2020年にはMGMグランドを訪問、ガーデンアリーナを見学、「ここで(メインで)やるのが夢。それにはバンタムでは話にならない。最低でもフェザー」「マニー・パッキャオが見た風景が見たい」と未来を〝上方修正〟。



「いつ」「どこで」「どんな状況で」「誰に聞かれたのか」…いろんな要素がからみあって、その人の答え、言葉が変節するのは、むしろ当然です。
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2020年4月に決定していたジョンリール・カシメロ戦。ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンター(ミケロブ・ウルトラ・アリーナ)にセットされた試合は、パンデミックの影響で中止に追いやられてしまいました。

この中止は100%残念でしかありませんでしたが、もしやっていれば米国で全く人気のないバンタム級のアジア人同士の試合、格安のチケットと上階席を封鎖した寂しい光景の中で行われていたのは間違いありません。

同じ場所で、約10年前にノニト・ドネアとフェルナンド・モンティエルが戦ったときよりは少しはマシだったかもしれませんが、それでも同じようなもので、ラスベガスにおける「バンタム級とアジア人の需要と現実」が百聞は一見に如かずで伝わっていたはずです。

その後、パンデミック下でラスベガス、MGMグランドの完全防疫した会議室(The Bubble)でジェイソン・モロニー(2020年10月)、ヴァージンシアターでマイケル・ダスマリナス(2021年6月)との防衛戦で「ファイトマネー100万ドル」(大橋秀行・談)を獲得。

ダスマリナス戦は有観客だったものの、井上は「(本場の観客は目が肥えてる?との質問に)ただ騒いでるだけ」と静かに答えただけでした。

石橋貴明の「薪を焚べる」では「カシメロが騒いでくれれば、くれるほどPPVががっぽがっぽ」という的外れな発言を何度も繰り返す石橋に「そうですね…」と返すだけで、話を膨らませようとはしませんでした。

少なくとも、この時点で井上は「ラスベガスに、期待していたような軽量級の需要は無い」ということを、肌身に沁みて感じていたように思えます。

トップランクと提携しているESPNは「井上尚弥なんて誰も知らない」などと書き立て、パンデミックの事情を考慮して高額の放映権料の減額を求めたであろう日本側へ牽制球を投げました。

昨年12月には、両国国技館でアラン・ディパエンとの防衛戦で凱旋。次の試合も5月〜6月に予定していると発表されます。

トップランクとの契約が破棄されたのか、更新しなかったのか、いずれにしても売り出す気の無いトップランクに見切りをつけ「米国を主戦場にする」という方針を大きく転換したことは間違いありません。

日本の多くのファンが期待し、井上本人も憧憬した「パッキャオが見た風景」は、バンタム級のアジア人が拝める種類のものでないことがハッキリしてしまいました。

井上も「(階級を上げて)潰されてしまうなら意味は無い。それでも、今年中にスーパーバンタムの体を作る自信はある」と、リカルド・ロペスやゲンナディ・ゴロフキンのように適正階級を重視する発言をしています。

もちろん、ゴロフキンにとってのカネロ・アルバレスのような超大物が1階級上にいてくれたら、井上も冒険の舵を取るでしょうが…。

現状のボクシングシーンで、井上が最も大きな注目と報酬を得ることができるマッチアップは、本人が既に気づいているように、「井岡一翔」戦をおいて他にありません。

このメガファイトは、井岡がジュニアバンタム級の統一戦線を最優先していることを考えると、少なくとも当面の実現可能性はありえないように思えます。

とはいえ、米国の夢が〝頓挫〟した井上にとってキャリア最大のメガファイト、対戦相手に〝メリット〟を口にしてきた井岡にとっては、体重の問題さえクリアできれば、利害関係は一致します。

田中恒成戦ですら「僕にとってメリットが無い」とうそぶいた井岡でしたが、現実にはオッズも予想もやや不利だったように、キャリア初の番狂わせを起こして、世界評価も急騰、大きなメリットがありました。

井上戦は敗北のリスクが大きいとはいえ、それ以外はメリットしかありません。

世間が注目するメガファイトを渇望する井上と、対戦相手にメリットを求める井岡。相思相愛なはずですが…。

井岡戦ほどのインパクトは、世界の軽量級には見当たりませんが、あえて探してみましょう。
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◉バンタム級で盛り上がる一番手は、やはり「カシメロ」でしょう。

行儀の良い日本のファンでもカシメロの入場にブーイングを浴びせる、そんな前代未聞のシーンも見られるかもしれません。

井上にとって脅威という点では「ドネア」ですが、カシメロ級の盛り上がりは期待できません。

バンタムは、どう考えてもここまで。


◉バンタム級統一戦線が愚図つくようだと、年内にも転級が噂されるジュニアフェザーでは最高の人気者「ブランドン・フィゲロア」が陥落したのは痛い。

4つのベルトは、フィゲロアに勝ってWBO/WBC王者となった「スティーブン・フルトン」と、WBA/IBFのピースを掌握する「ムロジョン・アフマダリエフ」が分割。

井上がジュニアフェザーに上がるとき、タイトルが一本化している可能性があります。バンタム級では統一がままならなかった井上ですが、ジュニアフェザーでは一発完全統一のビッグショットの舞台に恵まれるかもしれません。

ビッグファイト、フルトンやアフマダリエフに勝っても世界の注目度という点ではコップの中のさざ波です。

それでも、完全統一王者になるとFighter Of TheYear(年間最高選手)やPFPなど専門家評価を集めるには最高の効果があります。
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◉「行けてもフェザー」「最低でもフェザー」と井上がボーダーラインと読むフェザー級(126ポンド)は、最初に世界を獲ったジュニアフライ(108ポンド)から18ポンド先の世界。

パッキャオの42ポンド(フライ=112〜ジュニアミドル=154)には遠く及ばないものの、カネロ・アルバレスの21ポンド(ジュニアミドル〜ライトヘビー=175)とは遜色の無い階級レンジです。

ここのビッグネームはWBA王者「レオ・サンタクルス」。ガーボンタ・デービスに壮絶に沈められた傷物とはいえ、軽量級の枠を超えた人気者です。

「米国で注目されるにはメキシカンが必要」(井上)というニーズを具現化したキャラクターで、山中慎介も対戦を希求しましたが、全く相手にされませんでした。

キャリア17年、41戦(38勝19KO2敗)の33歳は経年劣化が目立ちますが、ニューヨークのバークレイズセンターとラスベガスのMGMグランドガーデナリーナでメインを張ったメキシカン。

米国ではほとんど商品価値の無い井上がオファーを出しても、サンタクルスにするとそれこそ「メリットがない」試合です。

日本に呼ぶには、ゴロフキン級ではないものの、ディパエン100人分でも足りません。

カネの問題だけでなく、サンタクルスのプロモーターはトップランクの天敵アル・ヘイモン。

やるなら、日本側が高額の放映権料をヘイモンとサンタクルスに差し出して、米国でということになるでしょう。

このクラスはWBOにエマヌエル・ナバレッテ、WBAセカンドにリー・ウッドという人気者に、番狂わせで王座に就いたIBFのキコ・マルチネスにWBCのマーク・マグサヨという〝狙い目〟の王者もいますが「倒せば美味しい」という点ではサンタクルスが図抜けています。
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どの道を選ぶかは井上尚弥の自由、彼が選んだ道こそが正解です。

たとえ、それが、ファンの多数決的期待とは少し違う方向だったとしても。
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▶︎3. ナルバエスってそんなにヘタレですかね? 

まあ、ドネア戦とテテ戦では確かにヘタレでした。でも、足掛け12年、27回の防衛って、ガチなヘタレじゃ無理でしょう。防衛回数だけの王者といっても、それを上書きできるボクサーがそうそういるとは思えません。あの亀田の謎パワーを全開発動させても到底無理でしょう。 
欧米メディアや評論家からの評価が低い? そもそも軽量級を軽視しているお国の彼ら(管理人様もそこは同じ認識ですよね?)に、軽量級シーンのまっとうな評価ができるのでしょうか? コリンズ元編集長だって言うほど軽量級に明るいわけじゃないと思いますよ。少なくとも私たちほどには。 

世界一軽量級ボクシングへの目が肥えているはずの私たちが、軽量級に関してはトーシロに毛が生えた程度の欧米メディアの評価をリファレンスとするって、なんか変な気がしません? 
 
2022-01-20 13:09:39 返信編集 軽量級の本場のボクシングウォッチャー 111.239.139.23

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▶︎ 4. てち 2022年01月20日 21:12
>>3
まあそうですね。
欧米は軽量級自体に興味がなく評価が過小、日本ではボクシング自体マイナーだとすると、軽量級を適正に評価しているボクシング大国はメキシコだけ、メヒコファイターとの試合が全てという話になると思います。
軽量級はメヒコのレジェンド周り以外お呼びでないというなら、軽量級の話をする際には戦績通りに紋切りで評価を下した方がまだマシな感じもします。


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◉「ナルバエスってそんなにヘタレですかね? 」

➡︎➡︎➡︎個人的な見方、つまり「プロボクシグは勇気を売る職業」というならヘタレです。勇気を全く売らないわけですから。

「足掛け12年、27回の防衛」。

まさに数字だけです。たとえ軽量級でもコレだけ数字を集めてPFPにカスリもしない、なんて絶対真似できません。まさしく〝伝説の名王者〟です。

サムソン・ダッチボーイジムをどうお考えですか?メジャー団体じゃないから認めませんか?





◉「コリンズ元編集長だって言うほど軽量級に明るいわけじゃないと思いますよ。少なくとも私たちほどには。 」

➡︎➡︎➡︎これも個人の受け止め方ですが「少なくとも私たちよりはコリンズの方が軽量級に明るい」のは間違いありません。

長いリング誌編集長時代に書かれた記事を100分の1でも読めばわかります。




◉「世界一軽量級ボクシングへの目が肥えているはずの私たちが、軽量級に関してはトーシロに毛が生えた程度の欧米メディアの評価をリファレンスとするって、なんか変な気がしません? 」

➡︎➡︎➡︎これは一面その通りです。

日本のメディアが「それ」をわかっていながら「黄金のバンタム」「井上はPPVで20億円」など誤解を誘導するような報道を繰り返し、大橋秀行も明らかに井上信者に向けた〝嘘〟を吐き出すのが、ボクシングの未来にとって害悪だと思うのです。

嘘は必ず、破綻します。

ナルバエスがどういう位置付けのボクサーか、「井上vsナルバエス」をリング誌などはどう(どういう大きさの扱いで)報じたのか、それを知って世界の事実を理解するのは前進です。

おっしゃる通り、欧米のメディアとファンのほとんどは軽量級に興味がありません。

しかし、例えばリング誌のナルバエス評価は、日本のフジテレビや信者よりも、はるかに正鵠を射ていると思いませんか?



◉軽量級はメヒコのレジェンド周り以外お呼びでない

これも、その通りですね。 

「レジェンド」というか「人気者」です。

世界のボクシングマニアにとっては間違いなくレジェンドのリカルド・ロペスは、米国ではついにメインを張ることなくキャリアを終えました。

〝軽量級目利き〟の日本のボクシングファンの評価は、ウンベルト・ゴンザレスやレオ・サンタクルスよりもリカロペの方がはるかに上でしょう。


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話はあちこち飛んで 、今日の読売新聞夕刊に「『世界最速』へ一直線 スノーボード・女子アルペン 三木つばさ」「51年目ホンダ『常勝』へ一歩〜ニューイヤー駅伝 初V」に続いて「井上 悲願達成宣言」。

 井上の悲願は「4団体統一」と「4階級制覇」。

「減量が楽ではない」というものの、4階級制覇自体は「バンタム級に敵がいなくなったとしても、階級を上げてつぶされるようなら上げない」。

それでも「今年終盤にはスーパーバンタム級の体を作れる」。 

「バンタム級に敵がいなくなったとしても、階級を上げてつぶされるようなら上げない」。これは、リカロペと同じ、芸術家の思想でしょう。

「私の筆力は小さな画用紙でこそ最高の表現ができる。大きなカンバスには向かない」ということです。これは、ボクサーとしてはガッカリな発言にも聞こえますが、今ならゲンナディ・ゴロフキンや、80年代のマービン・ハグラーもそうでした。

まあ、GGGはアンドレ・ウォードらの挑発に答えていたらカネロなんか相手にしなくても良かったかもしれません。

ハグラーの場合はGGGとは真逆で、挑発したマイケル・スピンクスの方がマイナーで「お前がミドルに来い」と呆れるのは当然でした。

かつて「MGMグランドガーデンアリーナでメインを張るのが目標」「フェザー級まで行けば景色が変わる」と夢を語っていた井上も、米国進出で大きな成果が得られなかったことも含めて、いろんな意味で現実が身にしみているのかもしれません。 

そして、ついに井岡一翔に宣戦布告した井上が選ぶのは憧れの「パッキャオ」ではなく、「リカロペ」の道でした。

ただ、非激闘型つまりメキシカンスタイルでなかったがためにメキシコのファンに愛されなかったリカロペとは違い、井上は日本でビッグファイトを繰り広げ、日本のファンに愛され、長谷川穂積のように晩年はボーナスな試合がプレゼントされるはずです。
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井上尚弥が12月に防衛戦を行うと、大橋秀行会長が語りました。

来年4月には、バンタム級の残り2つのストラップを持つ対立王者との団体統一戦も予定しているそうです。

いずれも国内。米国開催では放映権料も含めて持ち出しが大き過ぎるので、賢明な決断です。
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12月の相手は誰になるのか?

来年4月までジョンリール・カシメロとノニト・ドネアはベルトをキープ出来ているのか、それとも新王者との対決になるのか?

対戦相手が誰になるのか、まだ見えてきませんが、いずれにしても現在のバンタム級シーンで目ぼしい名前は見当たりません。

4団体完全統一、全てのベルトをコレクションし、Undisputed Championになることは王者乱立の現代に生きるボクサーにとって大きな存在証明、目標の一つです。

もう一つの大きな存在証明、目標はタイトルにこだわらないビッグマッチ路線、いわゆる〝パッキャオの流儀〟です。

欧米の軽量級には本物のビッグネームは存在しない、ゆえに彼の地では軽量級のメガファイトもありえない、という悲しい現実の前にした井上にパッキャオ路線は考えられません。

パッキャオ路線とは、ビッグネームを求めて人気階級へと突撃、駆け上がる道ですから、井上の指向とは全く正反対になります。

日本でバンタム級を完全統一したあと、ジュニアフェザー級は上げるなら、米国目線のビッグファイトは望むべくも無いものの、バンタム級よりも遥かに興味深いタレントが揃っています。

商業的に考えると、WBA/IBF王者ムロジョン・アフマダリエフへの挑戦なら日本、WBOのスティーブ・フルトンでも日本でしょう。

WBCのブランドン・フィゲロアだと米国もありですが、「ルイス・ネリを沈めた男」との対決は日本でこそ物語性が高まり、興行的にも日本開催の方が大きくなります。とはいえ、フィゲロア陣営は報酬をフッかけてくるでしょう。

いずれにしても、トップランクとは次の更新で手を切るべきです。更新時期でなくても、違約金の金額によっては手を切るべきです。

米国で需要の無いバンタム級で「防衛を重ねていけば天文学的数字になる」と欺瞞の背伸びさせても、いつかバレるだけです。

もう、ほとんどバレてますが。

バンタム級の延長上にウェルター級やヘビー級のようなメガファイトは存在しません。
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そして、村田諒太。

村田は正真正銘の人気階級、ミドル級が戦場ですが、それゆえに大物とのマッチメイクが思うように進みません。

12月神戸でゲンナディ・ゴロフキンとの団体統一戦、と複数の海外メディアが報じたものの、10月下旬になっても続報はなし。

最後にリングに登場したのは2019年12月のスティーブン・バトラー戦。もう丸2年が経とうとしています。

世界的なビッグネームが存在しない井上に対して、村田の標的ははっきりしています。

ゴロフキンとカネロ・アルバレス 。

2人と契約するDAZNが、収益の見込めない村田戦に何色を示していると言われています。

DAZNが独占生中継したとして、日本での新規加入者に大きな期待は出来ません。


井上尚弥と村田諒太。日本を代表する2人のキャリアは大切な時期に差し掛かっています。

にもかかわらず、日本のスポーツファンの注目度、熱気は冷めてきていると感じるのは気のせいでしょうか。

バンタム級は米国で関心が低い不人気階級だと多くの人が気づいてしまい、人気のミドル級で本物のビッグネームを日本に引っ張り込むことが至難の業であることも思い知らされました。

ラスベガスでバンタム級のメガファイトなど、過去にも現在も、そしておそらく未来でも起こりえません。

さまざまな利権が絡むミドル級のスーパースターを日本のリングに引きずりあげるのも、ミッション・インポッシブルです。

村田はもちろん、井上もここまで試合のベースが落ちるとノンタイトルの調整試合を挟んでも良いと思うのですが、調整やモチベーションなどあらゆる意味で、現代では難しいのかもしれません。

年末の神戸で、村田と井上の試合が見れたら最高なのですが…。
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「デウス」「マリア」「サタン」。ギヤマンの三つの鐘を揃えて共鳴させると、巨大エネルギーの秘密が明かされる。 〜仮面の忍者 赤影

仮面の忍者が悪の秘密結社卍党と繰り広げた、ギヤマンの鐘の争奪戦。

小学生の頃、何度目かの再放送を見たのですが、三つの鐘をコレクション、コンプリートを目指す戦いにワクワクしたものです。

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自力でのUndisputed Champion、完全統一王者を巡る戦いもリング誌、WBA、WBC、WBO、IBFの四つのストラップのコンプリートを目指す〝物語〟です。

井上尚弥はすでにリング誌、WBA、IBFのピースを掌握、残るはノニト・ドネアのWBCと、ジョンリール・カシメロが持つWBO、いずれもフィリピン陣が腰に巻く二本のベルト。

「ドネア2」は年内に日本開催で調整中とされ、これをクリアするとUndisputed Championに王手。

そして、最後のピースは、来月14日の「カシメロvsギレルモ・リゴンドー 」の勝者が手にするWBOとなる見通しです。


Lineal Championの話も交えて、昼休みにチョコっと書こうと思いましたが、まだまだ続きます。

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幹線道路はあちこち通行規制が強化。

東京国際フォーラムも封鎖されました。


多くのボランティアスタッフの姿も見かけ、制服警官の隊列も。
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スポーツファンからでさえ、こんな複雑な思いで開幕を迎える五輪…アスリートが不憫です。
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アスリートは、鮮やかな季節を持っています。

才能を芽吹かせる春から、技量を研磨し、経験を熟成させ、全盛期の夏を迎え、秋の坂道を降り、引退の冬に舞台から退場する。

ファイターの場合、全盛期に強力なライバルに恵まれないことは、最悪の不幸です。

あるいは、全盛期を不可抗力によって奪われてしまう悲劇もあります。

モハメド・アリが不当な収監で、25〜27歳の貴重な3年7ケ月もの歳月を失うことがなければ。

シュガー・レイ・レナードが網膜剥離によって、全盛期の実質5年あまりもの間、リングから遠ざかっていなければ。


アリやレナードとは真逆に、運命の女神に愛されたのがマニー・パッキャオでした。

メキシコの歴史上でも屈指の強豪・ピッグネームと総当たりの戦争を繰り広げ、ウェルター級進出時にはオスカー・デラホーヤが死に場所を探していたという、出来過ぎにも程がある舞台装置が、プライムタイムに用意されたのです。

全ては運命です。

そして、現在のこのパンデミックもまた多くのアスリートにとって過酷な運命です。

パンデミックがなければ、村田諒太は昨年末に東京ドームでカネロ・アルバレスを沈め、今年は再戦でテキサスやフロリダの巨大スタジアムで赤毛のメキシカンを返り討ちにしていたかもしれません。

井上尚弥は昨年4月にジョンリール・カシメロを粉砕、その年のうちにバンタム級コレクションをコンプリートして、今頃はジュニアフェザーのストラップをいくつか手にしていたかもしれません。

現在、ベーブ・ルースとの対決を圧倒的に優位に進めて米国を熱狂させている大谷翔平も、パンデミックがなければ日本でいくつものツアーが組まれて、エンゼルス・スタジアムに日本人が大挙して詰めかけていたでしょう。

しかし、村田と井上は、大谷と同じようには考えられません。

大谷はパンデミックの中でも出来ることは全てやっています。

しかし、日本人で史上最大のメガファイトを演じる可能性のある村田と、バンタム級統一からさらに陽の当たる場所を目指す井上はどうでしょうか?

競技が違うとはいえ、村田と井上の試合消化の鈍さは腹立たしいほどです。

ミドル級のマッチメイクはただでさえいくつも障害があるのに、コロナ禍で簡単に試合が組めるわけがない。

井上の米国でのマッチメイクを主導するトップランクは必要以上に対戦者選びに慎重になっているから、日本ではどうしょうもない。

こんな状況下です。言い訳はいくらでもあるでしょう。

しかし、せっかくの夏を何もせずにいたずらに浪費している、そう見えてしまうのは焦ったファンの杞憂でしょうか。

ノンタイトル戦でも構わないんです。ファンにとっても彼らにとっても、それがベターだと思います。

特に、井上の場合は試合のダメージがなければ、スケジュールを変更して格落ち相手の防衛戦や、ノンタイトル戦を挟むのも悪くないはずです。

ミドルの村田に至っては、次にいつ日本に現れるかわからない、途轍もない才能です。

とにかく、勿体ない。
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「世界第2位の経済大国、日本最高のクオリティペーパー(最も権威のある新聞)日本経済新聞」(リング誌)と「世界で最も権威があるとされるリングマガジン」(日経新聞)は相思相愛なようです。

どちらの読者でもある私が言うのもなんですが、笑ってしまいます。
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少し古い新聞記事ですが、日本経済新聞7月5日夕刊から。

杉浦大介の記事です。

「バンタム級の選手では私がこれまで見た中で最高のパワーを持っている」(ボブ・アラム)など美辞麗句が並ぶ中で、井上尚弥のさすがのコメントも紹介しています。

「(大事なのは)対戦相手の質ですね。これからどんそん統一戦の相手や、実績のある選手を同じような倒し方で倒していけば(評価は)上がっていくと思います」。
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 この記事のポイントは「パウンド・フォー・パウンド」。↑これは2年前のリング誌。

「全階級を通じた世界最強の称号」と表現していますが、これは間違いではありませんが、このブログでも繰り返しているように、その本質は完全妄想ランキングで、毎週シャッフルされることもある刹那です。

ESPNのような透明な投票制なら〝透明な妄想〟ともいえますが、リング誌の場合は〝密室の合議制〟。

PFPに限らず、リング誌のランキングは、外部の干渉や社内パワハラ的に決められることが多く、過去にスキャンダルを巻き起こし、その〝権威〟とやらを失墜させてきた歴史は誰でも知っているでしょう。

米国ではライト級以下が軽量級、特にジュニアフェザー級以下の超軽量級はボクシングファンでも関心が低いのが現実です。

日本のボクシングファンが最も興味を示さない階級がスーパーミドル、ライトヘビー、クルーザーであるのと同じです。

ジュニアフェザー以下のクラスがメインで、まともなプラットフォームのPPVのメガイベントが行われたことは過去にたったの一度もありません。

フェザー級まで視野を広げるとナジーム・ハメドがマルコ・アントニオ・バレラとのメガファイトでPPV メインを飾り、最終的に800万ドル以上の報酬を手にしました。

しかし、ハメドには二つのカラクリがあります。

一つは、ハメドを庇護するイエメン王国やアラブ諸国がHBOに破格の5000万ドルの放映権料を支払っていたということ。ハメドの高額報酬は、井上と同じ富裕国のバックアップ…つまりはマッチポンプでした。

当時のイエメン王国が国内に向けた〝大本営発表〟はまさに、今の井上とオーバーラップするものです。

そして、もう一つ。カネとウソはどうでもいい話で、マルコ・アントニオ・バレラというスーパースターのメキシカンの存在です。

ファン・マヌエル・マルケスから恥も外聞もなく逃亡したハメドは、それを理由にダン・ラファエルらから殿堂入りを長らく阻まれました。

エリック・モラレスも敬遠、最後にバレラを選びましたが、それでも無様なまでの完敗でした。

「あのとき勝っていたら、私がパッキャオになっていた」というのは本人もよく自覚しているジョークです。

確かに、パッキャオ以前に、あの美味しいメキシコのフルコースを召し上がる権利はハメドにありましたが、彼は真性のチキンでした。

「複雑な富裕国・日本」の井上と、「単純な富裕国」のハメドでは、支援の規模が違いますが、似た者同士です。

ただ、大きく違うのは井上はチキンではありません。

「たった1階級上のエマヌエル・ナバレッテの対戦要求を断った」ことは、チキンというよりも、ウンベルト・ゴンザレスからどんなに挑発されてもストロー級に閉じこもったリカルド・ロペスと同じ、自分の庭の中で最高のパフォーマンスを追求する職人気質ということです。

いずれにしても、この記事でも優しく指摘されているように「バンタム級は層が厚いとはいえない」自分ちの小さな庭です。
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これも2年前のリング誌です↑。

ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナを訪問し「ここでメインを張るのが夢。でもバンタムでは無理。最低でもフェザーでないと」と語った井上でしたが、アリーナではないものの、西岡の宴会場でもない、特殊なThe Bubbleでメインを張ることができました。

ただ、ジェイソン・マロニー戦の視聴者数は何人でしたか?発表されていません。

人気スポーツだけでなく、チャーロの試合終了も待ったマイケル・ダスマリナス戦は80万人超と発表されました。これはもちろん事実です。

「今年のボクシング中継2位」というのも「150年に一人の天才」と同じ詭弁です、というか大嘘です。

ただ、〝彼ら〟のやり方は下手すぎます。

ダスマリナス戦のチケット料金を調べてみましょう。「2位」というには惨めなまでに激安です。

このウソは長く続きません。

完全に観客を入れてMGMグランドアリーナやマンダレイ・ベイの大会場で出来るのか…?できません。全盛期のノニト・ドネアよりは人気があるでしょうが、同じレベル、ほとんどの席を封鎖するしかありません。

日本が健康を取り戻したら、さいたまスーパーアリーナなどの大会場に2万人以上の観客を集め、チケットは20万円〜1万円レンジでも完売するでしょう。

話は戻りますが、井上に必要なのは旬のビッグネームです。

ドネアなんて、初戦を見る限り、ハイリスク・ローリターン。リゴンドーとは見たいですが、これも一緒。

カシメロは面白い選手ですがビッグネームではありません。

ムロジョンあたりは、オッズも予想も緊張した数字になるでしょうが…。
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いやあ、贅沢な日曜日でした。

夜に地上波で録画でも見直せるってのもオツなものです。「MR.サンデー」、ニュースが始まらん。ボクシングファンにとっては気持ちが良いことです。

って、次のニュースは「UFO」かよ。




IBF王者としてIBF1位の指名挑戦者との試合義務を果たす。

IBF王者として当然です。

しかし、マイケル・ダスマリナスが最強挑戦者だと考える人はIBF内部の人間でも一人もいないでしょう。

「挑戦者決定戦に勝利して1位になったのだから正規の手続きを踏んだ指名挑戦者」と弁解するのが精一杯です。

アルファベット団体のランキングが、ライバル団体の王者を入れないのは仕方がありません。

4−Belt Era ならではの、摩訶不思議な指名挑戦者が出来上がる仕組みについて考えてみます。
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リング誌とESPNのバンタム級ランキングです。

黄色が、この二つのランキングで共通していないファイター。リング誌は井上拓真とアントニオ・ラッセル、ESPNはチャーリー・エドワーズで〝食い違っています〟。

ただし、ESPNはチャンピオンシップ制度を取っていないので、トップ10、十人です。リング誌の方が一人多いことになりますので、リング誌10位のラッセルを切った「10人比較」では、食い違いは一人です。

リング誌やESPNのランキングが正しいと言い切ることはできませんが、概ね納得出来る序列ではないでしょうか。

例えば、リゴンドーはリング誌で8位、ESPNで2位と順位に乖離が見られますが、ボクシングファンならこれはどちらの考え方もアリだと受け入れることができるはずです。

さて、次に、アルファベット団体のランキング。
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編みかけしているファイターは、リング誌にもESPNにもランクされていない〝ノーランカー〟です。

4−Belt Era の最大の特徴は「同一団体での世界王者乱立」と「地域タイトルの細分化」です。

アルファベット団体は承認料収入で成立している営利団体。承認料は一律同額ではなく、興行規模に比例して大きな金額になります。

彼らがスター選手を優遇するのは、当然なのです。

そして、各団体が傘下の地域タイトルを増殖させることは二つの目的があります。一つはもちろん「承認量稼ぎ」です。

もう一つは、どの選手(プロモーター)の承認量が多いか、支払いが良いかを確認する「与信管理」。

興行規模の大きな試合を打てる選手を早く見極め、自分の団体に囲い込む…その結果、完成するのが、実力評価からかけ離れた我田引水ランキングです。

「世界ランカーに弱い奴はいない」「指名挑戦者は最強挑戦者」。4−Belt Era ではそれが、寝言になりました。

「スティーブン・バトラーはWBO1位の強豪、村田危うし!」「世界1位のダスマリナスを簡単に撃退した井上はすごい!」。

村田も井上も日本ボクシングの至宝ですが、リアルの最強を証明するには「主要4団体完全統一」や「人気階級でしか実現できないメガファイト」を追求するしかない、困難な時代です。

座して待つだけでは、内山高志が教えてくれたように、リアルの最強を証明する機会は永遠に訪れてくれません。
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日本時間20日(日)の注目試合を特集したESPNのRingside Seatから。

メインの井上尚弥よりも、セミファイナルのWBO女子ジュニアライト級王者ミカエラ・メイヤーをフィーチャーした番組や記事を多く流すESPNの姿勢には「メイヤーが放映権料を1セントでも払ってくれるんか!?」と神経逆撫でされますが、そこは大人の酔っ払いです。文句は言いません。



ESPNご」,ときが余計なもんとひっつけやがって!しっかり、メイヤーやら、ジャーモル・チャーロやら、チャベスJr.とかMMAファイターやらの有象無象は完全カットしてお届けじゃ!
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ホット&スパイシーのリーチって見当たらないです、↑確かに。
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ESPNのPFPでは第「3」位の井上と、今回の対戦相手ダスマリナスを数字で語っています。

3: 米国リングに上がるのはこれが3度目。ラスベガスでは前戦に続く2度目。

1: 3階級制覇を達成した日本人ボクサー5人のうちの1人。バンタム級では長谷川穂積に並ぶ世界バンタム級タイトルマッチで1ラウンドKOを2度マーク。



85%: KO率。現役世界王者では6番目に高い数字。
う〜ん。デュボアって世界王者だったっけか?????↓ 
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20: ダスマリナスのプロ30勝のうちのKOの数。

8:ダスマリナスのキャリア33戦で、負け越している対戦相手の数。
↑直近の相手も負け越してるし、33戦で8人って、だいたい4人に1人の割合で負け越しボクサーと戦ってきたということです。

井上の戦績にはそんな雑魚はおらん! …と思ったらデビュ−2戦目で戦ったガオプラチャン・チュワタナがその時点で9勝10敗でした。


…くだらない数字を並べるだけなんだから、せめて10項目くらいは欲しいところですが、そこは大人の酔っ払いです。文句は言いません。記事にしてくれてありがとう。




わしなら、こんな浅い数字は並べないけどな!くそESPNめが!!!
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リング誌/IBF/WBAバンタム級チャンピオン井上尚弥vsマイケル・ダスマリナス。

試合2日前のオッズも井上1/16(1.63倍)に対して、ダスマリナス8倍のまま。

一方的なオッズや専門家予想だけでなく、井上と同い年28歳のフィリピン人がまともなメディアからは世界ランカーと認められていないことも勝敗への緊張感を希薄にしてしまっています。

一世一代の大勝負に挑むホット&スパイシーは世界基準での試合経験はないものの、山中慎介をはじめ世界王者とのスパーリング経験は豊富です。

バッティング投手が、大谷翔平と一発被弾したら終わりの12打席勝負するようなものです。
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今年起きた番狂わせでよく似たケースは、2月のジョシュ・ウォリントン(1/14=1.07倍)vsマウリシオ・ララ(8倍)がありました。

ララも戦績は綺麗でも、世界基準での経験がゼロ、まともなメディアから世界ランカーの実力があるとは認められていませんでしたが…。

最近起きた歴史的な大番狂わせでは、2019年6月のアンソニー・ジョシュア(1.05倍)vsアンディ・ルイスJr.(10倍)が挙げられます。

無敗のPFPファイターに代打で挑むルイスもダスマリナスと同じく、世界10傑に数えられる実力が無い、何ラウンドでKOされるか?と見られていました。

「ララはチャンスがなかっただけで、ハングリーな叩き上げのメキシカン」。

「ルイスJr.は世界王者ジョゼフ・パーカーに善戦、ハンドスピードが世界トップレベル、懐に入られたら勝ち目はない」。

英国ボクシングニューズ誌もジョシュアとウォリントンが沈められてから「圧倒的な勝利を求められる舞台で選ぶ相手じゃない」と後出し。



番狂わせは、奇跡ではありません。


私たちの目が事実を映し出せないから、起きるのです。

ジョージ・フォアマンのパンチをガードの上から食らっただけでもモハメド・アリは倒れる。

トーマス・ハーンズは打たれ強いコブラ。

フライ級上がりのマニー・パッキャオがミドル級も制したオスカー・デラホーヤに勝てる道理がない。

バスター・ダグラスはハートが弱い。マイク・タイソンの威嚇に縮み上がって勝負にならない。


…今の私たちの目も、マイケル・ダスマリナスの事実を、何か見落としているのでしょうか?

あるいは井上尚弥の事実が見えないでいるのでしょうか?

歴史上の番狂わせを振り返っても、ダスマリナスから全くその気配を感じ取れないのは、いまが「後出しの予感」の時期だからでしょうか?
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Ringside Seat -- Devin Haney ready for next step; Nonito Donaire still a top fighter.

「リナレスとの大一番をクリアしてデビン・ヘイニーはさらなる大舞台へ進めるか?」「ノニト・ドネアはまだトップファイターの一人だ」。

ESPNが週末の注目ファイトをピックアップ。
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バンタム級の世界地図です。↑

「プロモーターの壁」 を考えると「ウバーリvsドネア」の勝者は、ジョンリール・カシメロとの団体統一戦に進む可能性大です。

井上尚弥は試合間隔を詰めて待ちたいところです。

先入観が強すぎるかもしれませんが、トップランクへの不信感がここまで膨らんだことはありません。というか、トップランクへの不信感なんてこれ以上は膨らみようがないと確信してたのですが…。

さすがトップランクです。

傘下の選手を商業的はもちろん、強豪プロモーターとの政治的駆け引きに利用するのは米国ボクシングの悪習ですが…その腐臭の大元がトップランク、もう前時代のやり方は通用しません。だから没落するんです…。 
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ドネアは、6つの黒星のうち4つまでが無敗の相手になすりつけられたもので、ウバーリもまた無敗。

パッキャオのように「無敗の若手に強い」ほうが変態なのですが、引き出しのないドネアは番狂わせを起こしにくい〝逆パックマン〟です。

もし、フィリピーノフラッシュが煌めくようなことがあるなら、ドネアのベストバウトといわれるビック・ダルチニアン戦から14年ぶりの番狂わせになります。 
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