カテゴリ: 減量とは何なのか?

TOYOTA ARENA Ontario, California (Showtime)
 
12 rounds – WBC interim featherweight title

オフィシャルは117-109*2/118-108の大差判定でブロンドン・フィゲロアが2階級制覇に成功。

しかし、8ラウンドと11ラウンドにホールディングで減点されたとはいえ、フィリピン人に厳しいスコアでした。

プレッシャーをかけて効果的なボディ攻撃も目立ったフィゲロアの勝利は動かないものの、118−108ではマグサヨは2ラウンドしか取っていないことになります。

現実の試合は予想通りのクロスゲームでした。マグサヨは減量に苦しんだ影響があったか。



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CompuBoxのスタッツも互角の打撃戦を裏付けています。

フィゲロアもフェザー級2戦目でタフなマグサヨ相手だったとはいえ、難攻不落の強豪王者ではありません。

クラスも変わって単純比較に意味は少ないとはいえ、フィゲロアと接戦を繰り広げてSDの勝利を収めたスティーブン・フルトンは「井上尚弥のフェザー級」に対するベンチマークにもなりえます。
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TOYOTA ARENA Ontario, California (Showtime)
 
12 rounds – WBC interim featherweight title

前日計量で0.8ポンドオーバーしたマーク・マグサヨ。2時間の猶予時間をほとんど目一杯使って、リミットちょうどの126ポンドでクリアしましたが、試合にどこまで影響が出るのか?

2時間の猶予に数分しか残せなかった井岡一翔や井上尚弥が苦笑いですぐに落としてきた〝誤差〟レベルの体重超過ではありません。

フェザー級は、日本人でも十分戦えるクラスです。人気者のブランドン・フィゲロアが快勝して、日本人との絡みを期待するのは当然です。

目先で考えると、井上尚弥との対戦がほぼ決定事項のスティーブン・フルトンが井上戦のあと、勝敗に関わらず、フェザー級に上げるのは確実。極めて近い将来にフェザー級王者への挑戦がセットされるでしょう。

そこで、フルトンが2階級制覇するようなら…。

その前にフィゲロアvsマグサヨです。オッズはハートブレーカー勝利が4/9(1.44倍)、マグサヨ15/8(2.88倍)。フィゲロアが判定でマグサヨを押し切ると見られていますが、好戦的なファイター同士の激突、面白い試合になりそうです。
 
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TOYOTA ARENA Ontario, California (Showtime)
 
Mark Magsayo (The Ring magazine No. 2) vs. Brandon Figueroa
 
12 rounds – WBC interim featherweight title

前日計量の1回目、マーク・マグサヨが0.8ポンドオーバー。規定の2時間に後数分残して2回目の計量に臨み、リミットいっぱいの126ポンドでクリアしました。



体重超過→ブランドン・フィゲロア勝利の時のみタイトル獲得という変則マッチは、何とか回避できました。

世界王座の価値が暴落している4-Belt Eraでは珍しいことではありませんが、Bサイドのフィリピン人がやってはいけません。Aサイドだからやってもいいわけじゃありませんが。

125.8ポンドで一発クリア、秤を降りたフィゲロアは美味しそうにリンゴにかじりつきました。

この試合の勝者がWBCフェザー級の暫定王者に就き、正規王者のレイ・バルガスとの団体内統一戦に駒を進めることになりますが、減量苦でジュニアライト級に上げたバルガスが再び126ポンドを作れるでしょうか?
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心配されたポール・バトラーは、計量オーバーすることなく、20gアンダーの53.50㎏でクリア。

しかし、井上尚弥がまさかの30gオーバーの53.55㎏で1回目の計量に失敗。最計量は53.45㎏で70gアンダー、余裕でクリアしました。

分銅式の計量台ではなく、デジタルの体重計だったことによる誤差が原因ですが、そのデジタル体重計ではポンド表記で計測していたのか?も問題です。 ボクシングのリミットはポンドで区切られているため、キロ表示では小数点以下が長過ぎます。 そして、このクラシックな格闘技では是非とも分銅式で統一して頂きたいのです。 https://fushiananome.superknova.org/archives/17434383.html
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10月25日(火)後楽園ホール


大橋プロモーション主催のフェニックスバトルの

フェザー級10回戦でセットされたサバイバルマッチでしたが、セルバニアが体重を作れず。

フェザー級リミットの57.15㎏から59㎏の契約体重で仕切り直し、それでも31歳のフィリピン人は体重を落とせず、62㎏まで岩佐サイドが譲歩して今日の前日計量を迎えました。

しかし、セルバニアは600gオーバーの62.6㎏で秤を降りると、最軽量を拒否。

岩佐陣営は、明日の当日計量でのリバウンド制限を64㎏以下とすることで妥協しましたが、このフィリピン人が約束を守るかどうか信用できません。

32歳の元IBFジュニアフェザー級王者・岩佐も最初の計量に失敗、2回目で 61.8㎏でクリア。

もうなんだか、試合前からグダグダです。

岩佐は昨年4月に敵地タシケントに乗り込んで、WBA/IBFジュニアフェザー級王者ムロジョン・アフマダリエフに5ラウンドでストップされて以来、18ヶ月ぶりのリング。



セルバニアも昨年8月に8回戦ボクサーのアンドレス・コルテスに1ラウンドで破壊されてから14ヶ月のブランクを作っています。

WBOフェザー級王者だったオスカル・バルデスとダウン応酬の激闘を繰り広げたのは、もう5年前。

31歳のセルバニア、32歳の岩佐。まだまだ老け込む年齢ではありませんが、勝者が世界戦線に踏みとどまるという一戦でもありません。

ダブルヘッダーのOPBFフライ級タイトルマッチ12回戦でも、王者ジーメル・マグラモが0.9㎏オーバー。再計量でなんとか50.7キロまで落としました。挑戦者の桑原拓はリミット一杯の50.8㎏で一発クリア。

セルバニアといいマグラモといい、フィリピン人はだらしない…と決めつけるなかれ。

昨日の南アフリカはイーストロンドンから大番狂わせのニュースが飛び込んできました。

ちょうど1年前の10月23日にマグラモに判定で敗れ、OPBFフライ級王座を追われたジェイアール・ラクィネルが、ジュニアバンタム級の無敗ホープ、ランディレ・ヌゲイケを2ラウンドでストップしたのです。

地元アフリカのタイトルをコレクションしてきた27歳のヌゲイケに用意されたのは、空位のWBOインターコンチネンタルのストラップ。

南アのMandownにとって、ラクィネルは12勝のうち9がKOのサウスポーという危険なシグナルも点灯していましたが、「1階級下」で「直近の試合で敗北」という〝保証書〟は一応付いていました。



粗暴な左ストレートを二発で痛烈にヌゲイケからダウンを奪うと、再開後のラッシュは主審の不可解な介入で寸断されてしまいます。

しかし、あからさまな時間稼ぎでもヌゲイケのダメージは深刻。フィリピン人の攻撃に割って入った主審は今度こそ試合を止めます。

ラクィネルは日本、ドバイ、中国のリングに上がり、今回の南アがアウエー4カ国目となるロードウォリアー。

The Dreamerの異名を持つフィリピン人は「井岡一翔!井岡と日本で戦いたい!」という大きな夢を抱いています。

「WBOのインターコンチタイトルがステイクされると聞いてモチベーションがさらに上がった。WBOのベルトは井岡が持っている。ぜひ、俺を選んで欲しい」。

それにしても…フィリピン人の外弁慶には笑うしかありません。

何しろ、大親玉パッキャオの渾名がパックマンです。

無冠のフィリピン人は呼べば、文句ひとつ言わずにすぐ駆けつけてくれますから、ややこしくなくていいのですが…。

ラクィネルは「井岡戦に近づく」とハートが燃え上がったそうですから、どれだけ保証書を集めても安心できません。

ハングリーなフィリピン人やメキシカンは、自国のホープの踏み台として安易に呼ぶべきではありません。
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ライト級のUndisputed championデビン・ヘイニーが保持する全てのベルトを返上する可能性がある、と複数の米国メディアが報じています。

トップランクとの3戦契約はあと1試合を残しており、その相手についてボブ・アラムは「(10月29日にジャーメイン・オルティスとの調整試合を行う)ワシル・ロマチェンコ」と公表してきました。

しかし、23歳のヘイニーが135ポンドの体重を作る限界に近づいていることに加えて、敗北濃厚なロマチェンコを回避するのではないか、というのです。



プロ18戦34歳のロマチェンコは明白な劣化は見せていないものの、2006年に世界ジュニア選手権フライ級で優勝してからアマチュアで五輪2連覇、396勝1敗という伝説を残し、今年はロシアの侵略による母国混乱で心身ともに十分な状態で練習を積むことが出来ていません。

「誰に勝ったのか」を問われて言葉に詰まってしまうヘイニーは、その面白くない戦いぶりからも人気が燻り続けています。

面白くない試合展開でも、ロマチェンコ相手なら勝てば評価が一気に上がります。

それでも140ポンド級に逃げ込もうとする理由は、無敗のレコードを守りたいということ、そして世界タイトルはあちこちに転がっているという4−Belt Eraのおぞましい事実です。

Undisputed championのヘイニーが階級を上げると、WBOがジュニアウェルター級の1位にランクすることは確実。この団体の王者ジョシュ・テイラーはウェルター級転向を表明していますから、安易な相手とすぐに世界王者決定戦が組まれることでしょう。

4−Belt Eraでは富裕国のファイターが簡単にタイトルを手放し、ときには体重超過を犯すことも珍しくなくなりました。

「世界タイトルなんてどこにでも転がってる」ということが最大の動機かもしれませんが、前日計量による無理やりの減量で代謝が異常をきたしている点も挙げられます。

井上尚弥のキャリアで「ジュニアバンタムにもう少しとどまっていたらビッグネームと戦うことができたのに」というのはよく言われることですが、彼にとってはこれ以上体を削ることは不可能だったのです。

成長期が一段落してるのに、ボクサーが減量に苦しむのを不思議がる人もいますが、長距離走など他の「減量スポーツ」と違い、ボクシングでは井上のように「無理やり削る」側面が大きいのです。

あれだけラスベガスに憧れた井上ですから、米国で注目される階級で戦いたいというのが本音でしょうが、注目階級は選手層もレベルも上がってしまいます。

無理やり減量することで、成人を過ぎた肉体でも大きくなろうとするのは当然です。

理想はマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザー、あるいはヘビー級のように減量ではなく体重をデザインして試合に臨むことですが、そんな芸当はヘイニーや井上のレベルのボクサーには出来ません。

もちろん、ヘイニーも井上も十分にレベルの高いボクサーですが…。
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体操選手やフィギュアスケートなど一部のスポーツを例外に、アスリートは大型化します。

209㎝のジャイアント馬場・190㎝のアントニオ猪木と、191㎝のオカダカズチカ・181㎝の棚橋弘至。プロレスで大型化が全く進んでいないのは、スポーツ的意味での真剣勝負ではないからです。

もし、プロレスがショーではなくスポーツなら大型化は不可避で、日本人が付け入る隙など1ミリもない怪物競技になっていたでしょう。そして、MMAヘビー級に吸収される面白くないスポーツに成り下がっているはずです。

野球で見るても王貞治(177㎝)と、松井秀喜や村上宗隆(ともに188㎝)は見た目で一回り以上違います。

ベーブ・ルース(188㎝)とアーロン・ジャッジ(200.7㎝)も別規格です。

NPBにおいては選手の大型化だけではなく、球場の大型化も過去のレジェンドとの比較に邪念が入る原因になっています。

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モハメド・アリは(身長191㎝/リーチ198㎝)、タイトル奪取時(1964年:vsソニー・リストン)で210.5ポンド、1974年のジョージ・フォアマン戦で216.5ポンドで、マイク・タイソン(178㎝/180㎝)は1986年のトレバー・バービッグ戦で221.5ポンド、1990年のマイケル・スピンクス戦で218ポンド。

タイソンは短躯でしたが、世界戦までの雑魚狩りロードはもちろん、世界戦でも対戦相手よりも重量であるケースが多く、タイソン信者が誤解しているような軽いヘビー級ではありませんでした。

「アリよりも小さくフレージャーよりも重い」。それがタイソンの正体です。

そして、現代のタイソン・フューリー(206㎝/216㎝)は270ポンドでリングに上がっています。

アリやタイソンとはもはや別の階級です。

ボクシングにおいて「瞬間最大風速で史上最も恐れられたソニー・リストンとタイソンはどちらが強いか?」は興味深いテーマですが、タイソンとフューリーになると50ポンドの体重差と絶望的な体格差が、議論の前に横たわってしまいます。

タイソンが勝った〝巨人〟の代表例は196㎝のトニー・タッカーでしたが、身長差は18㎝あった一方、体重は221ポンドで全く同じでした。

あの試合は全く同じ「階級」で、そのテーマはタッカーがタイソンを突き放せるか、タイソンが懐に入れるかという、リーチ差のある戦いで共通のものでした。

亀田和毅(171㎝/170㎝)はジェイミー・マクドネルと(176㎝/182㎝)接戦を演じましたが、あの試合を体格で不利な和毅が大健闘したと解釈するのは間違いです。突き放せないマクドネルと、中に入れない和毅という、決定力のない二人のダルゲームと見るのが正解。

体重差が大きな勝敗要素になるボクシングにおいて、同一階級での体格差はスタイルの問題に過ぎません。

それゆえ「タイソンvsフューリー」の妄想対決には、妄想を邪魔する様々な障害物が転がっています。

一方で、黎明期にはリミットが揺れ動いていたとはいえ、1915年頃には118ポンドという企画がフィックスされたバンタム級で、井上尚弥とエデル・ジョフレやファイティング原田との妄想対決はより具体的にイメージしやすいものです。

ちなみにジョフレは163㎝/168㎝、原田は160㎝/163㎝、井上は165㎝/171㎝。井上が無理やり減量で頑張ってる感はありますが、同じような体格です。

ボクシングにおける大型化はヘビー級特有のものですが、日本やメキシコなど貧困から発展の道をたどった国々は平均的な成人の体格も目覚ましく向上してきました。

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メキシコで「最強クラスであるヘビー級王者誕生」は悲願でした。

一般的な成長に合わせて、メキシコはルーベン・オリバレス(166㎝/170㎝)らからカネロ・アルバレス(173㎝/179㎝)、ヒルベルト・ラミレス(189㎝/191㎝)、アンディ・ルイス(188㎝/188㎝)と、17階級フルライン化を完成させています。

しかし、現在の日本最重量王者は井上のバンタム級という極度の栄養失調状態から全く抜け出せないまま。軽量級が世界的に人気階級なら少しは慰めになりますが、そうではありません。

不人気階級で栄養失調のまま停滞…。この国のボクシングはどこへ行こうとしているのでしょうか?
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10月2日 ジュニアライト級10ラウンド メキシコ ティファナ


サンフェル・プロモーションが主催する、来日経験のあるメキシカン2人の対決。

地元の27歳ネリが圧倒的有利と目されていた通りのに、31歳のカルモナを圧倒。

第2ラウンドに最初のダウンを奪うと、第3ラウンドにも2度のダウンを追加。最後は左フックでカルモラを吹っ飛ばしました。

それしにも、粗い。粗すぎる。10回戦の試合じゃありません。



ネリは形式上はWBCのバンタム、ジュニアフェザー級の2階級制覇ですが、このレベルのファイターが世界王座に就いちゃうのが4-Belt eraということです。

WBCジュニアフェザー級1位でシルバータイトルも保持、スティーブン・フルトンへの挑戦権を持っています。

フルトンも底の見えた王者、チャンスはあります。オッズは、そんなに開かないでしょう。

とはいえ、ネリは階級を上げたせいもあってか、長所の野性味は失せ、まとまったファイターになりました。だからといって、ボクシングの精度が研ぎ澄まされたわけでもありません。

ブランドン・フィゲロアとのゴリゴリ対決で悶絶KO負けしてから2連勝のネリは、31勝24KO1敗。

井上尚弥のWBCジュニアフライ級王座に挑戦(12ラウンド判定負け)からの10戦を2勝8敗のカルモラは低空飛行が続いています。

ちなみに、この試合はネリが128.5ポンド、カルモラが130ポンドとフェザー級リミット(126ポンド)も上回るジュニアライト級の試合になりました…。 

まだ27歳とはいえ、ネリの今後は難しいです。 

日本では商業的価値があるネリですから、呼んであげても良いでしょう。

井上尚弥のジュニアフェザー級試し斬りにはあまりにも物足りませんが、那須川天心とは良い勝負になるでしょう。今のネリではスピード負けして、あっけない幕切れになりそうですが。 
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scorecard judges  scorecard
117  Lynne Carter  109
118  John Signorile  108
117  Steve Weisfeld  109

なんとも、つまらない試合でした。

体重超過を犯したスティーブンソンはWBCとWBOのタイトルを剥奪され、コンセイサンが勝利した場合のみ王者になるという、王者がいないリングで行われる変則の世界タイトルマッチ。

棄権しても20万ドルのファイトマネーが全額支払われることになっていたコンセイサンは、試合決行を選択。

そこには様々な思惑があったでしょう。

ブラジル人という米国でのBサイド、もっとわかりやすくいうと〝被差別人種〟のコンセイサンが試合を棄権するとプロモーターやテレビ局から疎んじられる可能性が大いにあります。

試合を受け入れるしかなかったという側面があったでしょう。

スティーブンソンはESPNとトップランクにとっては大事なスター選手で、コンセイサンは脇役しか期待されていないブラジル人です。



ファイトマネー300万ドルから罰金として15万ドルをコンセイサンに支払ったスティーブンソンは「試合を受けてくれた彼を尊敬する」と言いながらも「まあ、でもそれだけもらえるんなら誰でも試合を受けるよね」と、体重超過したその口で悪びれる様子もなく吐きました。

"everybody want that kind of paycheck."

ボクシングが面白くないだけでなく、人間としても最低です。

PUNCHESSTEVENSONCONCEICAO
Total landed19960
Total thrown531483
Percent38%12%
Jabs landed475
Jabs thrown211104
Percent22%5%
Power landed15255
Power thrown320379
Percent48%15%


試合後に、ライト級への転向と、Undisputed championのデビン・ヘイニーとの対戦を口にしましたが、保証書付きの面白くない試合なんて見たくないです。

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「シャクール・スティーブンソンvsロブソン・コンセイサン」の前日計量で、リング誌/WBO/WBCジュニアライト級王者のスティーブンソンが1回目の計量で131.6ポンドと1.6ポンド(0.726㎏)オーバー。

2回目の計量に臨むことはもちろん、全裸で秤に乗り直すためのパーテーションが用意されましたが、それも拒否。この瞬間、3つのタイトルが剥奪されました。

空位となった3つのタイトルはコンセイサンが勝利したときのみ王者になります。





生まれ故郷で防衛戦を迎えるはずだった25歳のスティーブンソンは 「私はプロフェッショナルとしてこれまで体重をきっちり作ってきた。しかし、130ポンドまで削るのはもう限界。健康と安全を優先しなければならない。次の試合はライト級(135ポンド)で戦う」と言い訳。

コンセイサンは129.6ポンドでクリア。 「彼は私を偽物呼ばわりしたが、偽物は彼の方だと自分で証明した」。

試合は決行されると見られますが、その場合は300万ドルと見られるスティーブンソンの報酬から一定割合の罰金が、ニュージャージー州アスレティックコミッションに徴収される模様です。 

それにしても…。

団体と階級が増殖する中で、いつでも挑戦できる世界タイトルの価値は暴落。減量がうまくいかなくても、無理に体重を削ってまでこだわるほど価値があるものではなくなったということです。

「王座剥奪されたら上の階級に行って複数階級制覇したらいい」という考えです。

プロボクシングは、体重超過を犯した選手を不戦敗にして試合を中止することが難しいビジネスモデルだけに、タイトルの価値を上げない限りこの傾向に歯止めはかからないでしょう。
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