10月2日 ジュニアライト級10ラウンド メキシコ ティファナ


サンフェル・プロモーションが主催する、来日経験のあるメキシカン2人の対決。

地元の27歳ネリが圧倒的有利と目されていた通りのに、31歳のカルモナを圧倒。

第2ラウンドに最初のダウンを奪うと、第3ラウンドにも2度のダウンを追加。最後は左フックでカルモラを吹っ飛ばしました。

それしにも、粗い。粗すぎる。10回戦の試合じゃありません。



ネリは形式上はWBCのバンタム、ジュニアフェザー級の2階級制覇ですが、このレベルのファイターが世界王座に就いちゃうのが4-Belt eraということです。

WBCジュニアフェザー級1位でシルバータイトルも保持、スティーブン・フルトンへの挑戦権を持っています。

フルトンも底の見えた王者、チャンスはあります。オッズは、そんなに開かないでしょう。

とはいえ、ネリは階級を上げたせいもあってか、長所の野性味は失せ、まとまったファイターになりました。だからといって、ボクシングの精度が研ぎ澄まされたわけでもありません。

ブランドン・フィゲロアとのゴリゴリ対決で悶絶KO負けしてから2連勝のネリは、31勝24KO1敗。

井上尚弥のWBCジュニアフライ級王座に挑戦(12ラウンド判定負け)からの10戦を2勝8敗のカルモラは低空飛行が続いています。

ちなみに、この試合はネリが128.5ポンド、カルモラが130ポンドとフェザー級リミット(126ポンド)も上回るジュニアライト級の試合になりました…。 

まだ27歳とはいえ、ネリの今後は難しいです。 

日本では商業的価値があるネリですから、呼んであげても良いでしょう。

井上尚弥のジュニアフェザー級試し斬りにはあまりにも物足りませんが、那須川天心とは良い勝負になるでしょう。今のネリではスピード負けして、あっけない幕切れになりそうですが。