ボクシングが放つ数多くの魅力の中で、クイーンズベリールール制定後はほとんどその形を変えずに戦っているクラシックの格好良さというのも大切な要素です。

二つの拳、それもナックルパートだけを使って戦うのですからクラシックになるのは当然なのですが、階級別のウェイトもほとんど変わりません。

50年前の王貞治(177㎝/79㎏)は当時としては小さな身体ではありませんでしたが、大谷翔平(193㎝/95kg)と比べると、純粋なPFP的比較対象としては興醒めしてしまいます。

ボクシングでいう階級が明らかに違うのです。


野球に階級制はありませんが、体格的には大谷は堂々たるヘビー級、王はクルーザー級にすら届かない貧弱さです。

しかし、同じ約半世紀を隔ててもエデル・ジョフレ(163㎝/リーチ168㎝)と井上尚弥(165㎝/171㎝)は見た目の体格はもちろん、計量時の体重も全く同じ118ポンドなのです。

他のスポーツで真剣に語られるとこの少ないPFPが大きな関心を集めるのは、階級制だから当たり前と言われるかもしれませんが、独特のクラシックな魅力の磁場に惹き込まれてしまうからかもしれません。

計量時においても、太古から変わらぬ分銅式体重計のクラシカルな魅力は蠱惑的なまでに、ボクシングファンを鳥肌立たせてくれます。

しかし、最近では電子体重計での計量が増えてしまい、思わず「健康診断じゃねーんだぞ!」と叫んでしまいそうになります。

ボクサーには私たちとは違う世界で生きている神話の登場人物でいて欲しいのです。

うちにあるのとよく似たTANITAの体重計とか、そんな世俗にまみれたものに乗らないで頂きたいのです。

今日のカネロvsジェイコブスの計量は、素晴らしかったです。ご高齢の係員がコンコンと目盛りを叩くのもたまらなくカッコいいですわ〜。

この崇高な計量台は、若い男や婦女子に触らせてはいけません。

全てを知り尽くした白髪の老人が、老眼鏡を外してメモリを覗き込むのです。

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カネロは159ポンド1/2でリミットクリア!これです⬆︎⬆︎⬆︎!このアナログ!分銅式というクラシック!ボクシングはこうでなくてはいけません。

TANITAは野球やサッカーの球遊び選手の健康診断で使って、体脂肪率やBMIやらもついでに測ってもらえばいいのです。

これはいただけません!これ⬇︎⬇︎⬇︎は、ダメーーー!


ボタンひとつでkg表示とlb表示が切り替わるとか、そんな機能も要りませんからーー!!!

※これは今日の画像ではなく帝里木下戦の時です。

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これです、これです!こっち⬇︎⬇︎⬇︎です!

ボクシングのルールブックに「計量は必ず分銅式体重計で行うこと」も直ちに明文化していただきたい!

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大分以前になりますが、ウィニングの分銅式体重計を買おうとして、家族に見つかり大変なことになった苦い思い出が蘇ってきました。

恐ろしくデカくて重くて、うちの狭い洗面所に置くと身体を横にしないと風呂場に辿り着けないというとんでもない代物…今思えば家族が怒り狂うのは当然なのですが…。

確か当時15万円くらいでしたが、今調べると同じような「ウィニング 台ハカリ(分銅式)F-30」というのが【楽天市場】で18万3600円…やはり家族の了解がないと買えない値段、というか安くても買えないデカさと重さ…それでもまた欲しくなってムラムラしてきました。