カテゴリ: News Flash 出来立てホヤホヤ

福濱統我 vs マジスカ小坂

第1試合から素晴らしい試合でした。ダイレクトリマッチは、「これで引退」と宣言しているマジスカの勝負根性が福濱を押し切りました。

試合終了後のマジスカの無表情と、福濱の笑顔が印象的。

テレビの時代、会場に行かなければ見れなかった試合が、ネット配信なら見れる。マニアにとっては最高なんですが…。




花田颯 vs 近藤冬真

第2試合も直近の試合で勝てなかった二人。花田と近藤はともに敗れています。

復帰戦を飾るのはどっちだ?

いい試合です。花田が勝ち切りました。





中川麦茶 vs 亀田京之介


昨年8月のスプリットドローからの再戦。

「夏にいいですね、大型扇風機2台」(高柳謙一)。

互いに足を止めて、頭を突きつけての打撃戦。

同じクロスレンジの戦いでも、パッキャオやチョコラティトとは全く違うスポーツですが、これはこれで面白い。

ドローでも良い内容。

毎年、夏にやればいい。



しかし、長い…。ネット配信と向き合うときは現地観戦するくらいの気合いがないと。

個人的には合間のセレモニーやら主催者の雑談は要らん。

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Sunday 7, July 2024
  
Kokugikan, Tokyo, Japan
commission:Japan Boxing Commission
promoter:Kazutaka Yoshino (Shisei Promotions)
media :ABEMA



「課題としていた組み立て」。そこには本人が言うように課題は残りました。

WBA王者の井上拓真がターゲット。

相性的には悪いように見えますが…。

そして「ボクシングをやってる奴ってみんな思いを背負ってやってるんで、そういう相手と戦うことって、美しいと思えたり見えたり…」。

その通りです。拓真もまた、背負っています。



堤聖也さん。ありがとうございました。

これからも、応援させて頂きます。


 
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Saturday 15, June 2024
  
MGM Grand, Grand Garden Arena, Las Vegas, Nevada, USA
commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Tom Brown (TGB Promotions), 
           Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing)

matchmaker:Tom Brown
media:Amazon Prime Video PPV

WBAライト級12回戦



こちらもまたまたサウスポー対決。

ホセ・ペドラサを痛烈にKOしてIBFジュニアライト級のストラップを手にしたとき22歳だったタンク・デービスですが、もう29歳。若い若いと思ってましたが、今年11月で30歳です。

そして、今回も「せいぜいテスト」という相手との対戦ですが、

保険をかけるのが大好きなタンクにしては正々堂々の、純粋135ポンド契約。

タンク133.4ポンド、マーティン134.4 ポンドでクリア。

オッズはタンク1/6(1.67倍)、マーティン4/1(5倍)。村田諒太のいうように「そんな差のある試合じゃない」か?

マーティンは予定通りの立ち上がり。3ラウンドまでは綺麗にクルーズしました。ただ、この展開はタンクにとっても予定通り。

5ラウンドを過ぎるとタンクの攻勢が目立つように。この選手の攻撃は、映えます。

第7ラウンドで優劣は明白に。

そして第8ラウンド、不用意にロープぎわに追い込まれたマーティンに、バネの効いたアッパーからコンパクトなフック、左の2発でジ・エンド。

次は、フロイド・メイウェザーが「絶対にやらせない」と逃げまくっていたワシル・ロマチェンコか?今なら絶好のタイミングに見えますが、「雑な攻撃」(浜田剛史)でも「一撃はある」(村田)タンクにもチャンスがあります。

「投獄されて人間的に成長できた」と勝利者インタビューで語ったタンクですが、またクリスマスあたりに事件起こして投獄されそうです。



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WBC暫定ライトヘビー級12回戦



〝モンスター〟ベナビデス1/8(1.13倍)、グヴォズディク4/1(5倍)。オッズはどんどん広がっています。

この試合も、両者サウスポー。前日計量は二人とも174.2ポンドでクリア。

メキシコ色を全面に打ち出すベナビデス、すごい人気です。

アリゾナのモンストゥルオの左リードがジャブもボディも冴わたる序盤。グヴォズディクの動きは鈍い。

試合は終盤まで行かないと思えましたが、ベナビデスのパンチが通用しない。12ラウンド通してヒットし続けたボディでも倒せませんでした。ライトヘビー級ではペチペチパンチャーになってました。


CompuBox Punch Stats

PUNCHESBENAVIDEZGVOZDYK
Total landed223163
Total thrown521699
Percent43%23%
Jabs landed6055
Jabs thrown172311
Percent35%18%
Power landed163108
Power thrown349388
Percent47%28%


相手がブランク明けから復帰途上のグヴォズディクで良かったです。ベテルビエフなら前半で倒されてますね。

ブランク前のグヴォズディクだったら…。「カネロ・アルバレスに勝てる」というのも怪しくなってくる、ライトヘビー級デビューでした。


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Saturday 15, June 2024
  
MGM Grand, Grand Garden Arena, Las Vegas, Nevada, USA
commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Tom Brown (TGB Promotions),
           Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing)

matchmaker:Tom Brown

media:Amazon Prime Video PPV
WBC暫定ジュニアウエルター級12回戦




140ポンドの無敗対決ですが、17戦全勝オールKOのラッセルが1/6(1.67倍)で優勢、22戦全勝10KOのコロンビア人プエジョが4/1(5倍)でアンダードッグ。

サウスポー対決、A -ラッセルのオールKO記録が止まるか?連勝までも止まるのか?

前日計量はプエジョ139.8ポンド、ラッセル138.2ポンド。

しかし、リングの内外にもインタバルでも(水原一平がギャンブル依存症になったきっかけと言われている)ドラフトキングスの広告が目立ちます。

距離を潰しにかかるラッセルに、引いて応戦するプエジョ。予想通りの展開。

ロープぎわに追い込まれると、うまくクリンチして体勢を入れ替えるドミニカ人。

フラストレーションをたまらせるラッセルでしたが、第9ラウンドにプエジョがホールディングで減点1。ここからアクションが多い展開に。

オールノックアウトとはいえ、アルツール・ベテルビエフのような一発のないラッセルは、クリンチをしにくくなったプエジョが攻撃になると持て余し気味に。

SDで軍配はプエジョ。115-112 /114-113/109~118。

この試合は大きく割れたのも仕方がない。難しいスコアリングでした。

ベテルビエフに次ぐ、現役二人目の全戦全勝オールKOの王者誕生はなりませんでした。

とはいえ、元々決定力に欠けるラッセル、これから世界基準の相手と戦う中で判定も増えていくでしょう。


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GOLDEN BOY FIGHT NIGHT: OSCAR COLLAZO VS. GERARDO ZAPATA



大会場とは言えないまでも、なかなかの盛況。ここでストロー級のファイターが堂々メインを張るわけです。素晴らしい!


東海岸におけるプエルトリコのボクシング熱はまだまだ冷めてません。

コラーゾ、打っては動く、打っては動く、頭もよく降って基本に忠実。パンチも多彩、角度も使えます。経験値が違いますが、ボディブローの巧さはカネロ・アルバレスや井上尚弥を凌ぐかもしれません。

しかし、第2ラウンド残り1分を切ったところでサパタの右フックを浴びて大きく腰を落とします。ニカラグア人の総攻撃を必死のクリンチで寸断、足も使ってインタバルに逃げ込みました。

それでも第3ラウンドには早くも主導権を取り戻し、正確なパンチを挑戦者の上下に打ち分けます。

リングサイドにはプエルトリコの伝説イバン・カルデロンの姿も。カルデロンもストロー級で名前を上げ、オスカー・デラホーヤとのスパーリングでは、3ラウンド途中まで優位に進める超絶のテクニシャンでした。

マルコ・アントニオ・バレラにリッキー・ハットンの姿も。

コラーゾはジョギングをするように12ラウンドをクルーズ。第2ラウンドはヒヤッとしましたが、二人のジャッジの119−109というスコアに納得です。残る一人は117−110。

世界戦4試合連続KOを逃した27歳の王者は「いやあ、凄いパンチをもらってしまった。そのあとはインテリジェンスに戦えたから良かったんじゃないかな。サパタがあのビッグパンチをもう一度狙ってるのはよくわかっていたけど、ミスは繰り返さないよ。今日のパフォーマンスには修正点もあるけど、満足している」と綺麗な顔で話しました。

「次は9月か10月には試合をする」と、「戦うチャンピオン」宣言。

重岡銀次朗との最強決戦は実現するか?

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Queensberry vs Matchroom
Weights and Running Order

12 x 3 mins WBA World Featherweight Title

8/11  6/4


オッズは王者レイモンド・フォードが1.73倍でフェイバリット。挑戦者ニック・ボールが2.5倍のアンダードッグ。

25歳のフォードは前日計量に、生気のないカサカサの肌で登場。125½ポンドでリミットはなんとかクリア。

今年3月、リー・ウッドが返上したWBAタイトルの王者決定戦でオタベク・コルマトフを最終回に逆転TKO勝ちして王者となったフォードでしたが「もう126ポンドを作るのは難しい」と、王座を返上して130lbへ転級するつもりでした。

初防衛戦にボールを迎える決断をした理由は、高額のファイトマネー。

一方、英国主導のフェザー級で「あしたのチャンピオン」の最右翼ボールは、やはり今年3月のリヤドで行われたメガファイト「アンソニー・ジョシュアvsフランシス・ガヌー」のアンダーカードでWBC王者レイ・バルガスに挑戦。

27歳の英国人は2度のダウンを奪ったものの、判定はスプリットドロー。全戦全勝のキャリアに傷がついてしまいました

互いに大接戦の世界戦を経験してからの2試合目、またもやどっちが勝ったのかわかりにくい試合を繰り広げました。

序盤3ラウンドは、無理やり10−9を付けてしまうと結果に歪みが生じる可能性を孕んだ拮抗した内容。

PUNCHESFORDBALL
Total landed155167
Total thrown637828
Percent24%20%
Jabs landed3736
Jabs thrown292280
Percent13%13%
Power landed118131
Power thrown345548
Percent34%24%

英国人は中盤を優位に戦いましたが、後半に盛り返したサウスポーの米国人は最終回に右カウンターで効かせ、左のアッパーカットもクリーンヒット。

印象的にはフォードかと思いましたが、3人のジャッジはいずれも115−113と採点、二人がボールを支持するスプリットデジション。

フォードやロベイシ・ラミレスが強さを見せつけるようなら、モンスター上陸が予定されるフェザー級が面白くなると期待していましたが…ボールは手数も多くガッツ溢れるファイターですが、井上尚弥が負ける姿が思い浮かびません。




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Queensberry vs Matchroom
Weights and Running Order

12 x 3 mins Heavyweight contest
ZHILEI ZHANG (282.7lbs) VS DEONTAY WILDER (214.6lbs)

7/5 8/11

12 x 3 mins IBF Heavyweight Interim Title
DANIEL DUBOIS (245.8lbs) VS FILIP HRGOVIC (274.4lbs)

23/10 4/9

12 x 3 WBA & IBO World Light Heavyweight Titles
DMITRII BIVOL (175lbs) VS MALIK ZINAD (174.2lbs)

1/25  18/1

12 x 3 mins WBC Middleweight Silver Title & WBC Final Eliminator
HAMZAH SHEERAZ (159.6lbs) VS AUSTIN WILLIAMS (159.4lbs)
1/2   2/1

12 x 3 mins WBA World Featherweight Title
RAYMOND FORD (125.4lbs) VS NICK BALL (125.8lbs)

8/11  6/4

12 x 3 mins WBC Silver Light Heavyweight Title
WILLY HUTCHINSON (174lbs) VS CRAIG RICHARDS (174.2lbs)
13/8  4/6

Boxing Scene 5v5 Header


Queensberry vs Matchroom。

日本で例えると亀田vs帝拳でしょうか。日本では出来ません…。

普段は寝ないでおこうと思えば徹夜だって出来るのに、どういうわけだか22時過ぎから睡魔が…。酒を飲んだのがいけなかったか?いや、明け方まで酒飲むなんて普通なのに…。

これで「開始時間が遅れてます」なんてやめてくれよ…。

しっかり目覚ましかけて、仮眠取ろうか…いや、それがダメなんだ!

ワイルダーをリアルタイムで見届けなければ…。

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Saturday 18, May 2024
  
Pechanga Arena, San Diego, California, USA
commission:California State Athletic Commission
promoter:Bob Arum
matchmaker:Brad Goodman
media:ESPN Knock Out, Panama RPC Channel 4

WBOライト級王者決定戦




ジュニアフェザー級からフェザー級、ジュニアライト級とアルファベットタイトルをピックアップしてきた29歳のメキシカンが4階級目のストラップを狙います。

対するベリンチクは36歳のウクライナ人。アマチュア経験が長くプロ転向は2015年、27歳のとき。

村田諒太も出場(銀メダル)したバクーの世界選手権2011、ロンドン五輪2012ののライトウエルター級(64kg)で銀メダル。18戦全勝9KO無敗のテクニシャンです。

サンディアゴ、ペチャンガ・アリーナ。メキシコのファンが詰めかけた中で一進一退のクロスゲームは判定へ。

スプリットデジションがアナウンスされたとき「ナバレッテの勝ち」も空気が充満しましたが、オフィシャルは116−112/115−113/112-116で36歳のウクライナ人を支持。

番狂せです。

IMG_1998

全くの偶然ですが、雨に降られて普段は乗らないバスに飛び乗ると…なんだかわかりませんが床面にウクライナカラーが。俺にはどう見てもウクライナにしか見えん!

それにしても、オレクサンデル・ウシクが電光石火の14連打でタイソン・フューリーからダウンを奪った5時間後に、今度はベリンチクが36連勝で3階級制覇を果たしていたナバレッテを競り落としました。

今日は、ウクライナの日でした。




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5月12日(日)IBFライト級王者決定戦

オーストラリア・パース RACアリーナ



ロマチェンコ、豪州見参です。


その前にWBCジュニアバンタム級暫定タイトルマッチ。

ペドロ・ケバラも、アンドリュー・モロニーも日本のボクシングファンにはお馴染みのファイターです。

中盤から「ややゲバラ」というラウンドが続きましたが、ここはアンドリューの地元。「ややゲバラ」は「普通にアンドリュー」に流れても不思議じゃありません。

許容範囲の地元判定でアンドリューかと思いましたが、ゲバラから見て115−113*2/113−116のSDで、意外にも34歳のメキシカンが勝利を収めました。

サマンサ・バルナーの付けた113−116、珍しいスコアになったのは、最終回を10−10と採点したため。微妙なラウンドを無理やり振り分けるのはバカジャッジ、イーブンはもっと多くつけるべきです。

オッズは2−1でモロニーでしたが、その程度。番狂せと呼ぶにはモロニーの評価は低すぎでした。

どっちが勝っても絶対穴王者でしたが、ゲバラでしたか。

スクリーンショット 2024-05-12 12.39.37




セミファイナルでは、ニナ・ヒューズに地元のチェルメカ・ジョンソンが挑戦。

WBA女子バンタム級タイトルマッチ。

これも採点が難しいラウンドが続きます。

女子の試合は、もう少しハイテンポでなきゃ。

判定は2−0で、王者が2度目の防衛に成功。。。。ありゃ、後味の悪い結果の訂正。MDで勝ったのはジョンソン。

これはヒューズが可哀想。これでは、ジョンソンも素直に喜びを爆発させることができません。

スクリーンショット 2024-05-12 13.09.04




さあ、ロマチェンコ。負けたら引退もありうる試合、対するカンボソスも敗北はトップ戦線からの脱落を意味します。

ウクライナと豪州の国歌、よく耳にするようになりました。逆にめっきり効かなくなったのが韓国ですね。

ロマはプロでは初オーストラリアですが、アマチュア時代もなかったのでしょうか。

カンボソス、なぜそんなにグローブで鼻をこする?真っ赤だぞ。

オープニングラウンド。ロマが珍しく初回から手数を出して前進。

立ち上がりからペースを上げていくロマ、いつもと違います。前半4ラウンド、全部取ってます、ロマ。好戦的なカンボソスは下がって見てはダメ。わかってても前に出れないのはわかります、が。型にハメられつつあります。

第6ラウンド、カンボソスが攻勢、ダメージは与えられないものの、このラウンドは取ったか?こうなると、ロマのパンチもまともに当たりやすくなります。

後半、第7ラウンド。ロマのパンチが強くなります。カンボソスがロープ伝いに逃げるだけ。

もう倒すしか勝ち目はありません、カンボソス。このままではフルマーク負けもあり得ます。

11ラウンド、ロマがボディでダウンを奪い、再開後に即ボディーで、コーナーからタオル。

ロマ、久しぶりに会心の勝利。完全なミスマッチ。それでも、あのタフなカンボソスをズタズタに崩しました。

しかし、豪州のスター選手、みんなタフですが過保護でボクシングが下手すぎ。

スクリーンショット 2024-05-12 14.21.35

スタッツも完璧でした。

10ラウンドまでの公式スコアカードは98-92/99-91*2。


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