カテゴリ: プロレス!

これまで、国民栄誉賞を受賞したのは27の個人と、一つの団体です。

1977年に創設された国民栄誉賞は、王貞治のホームラン世界記録を讃えるために制定されました。

そこからスタートしたこともあって、これまでにスポーツ界から過半数を超える14人と一つの団体が選ばれています。

スポーツ界の受賞者を時系列で並べると、王貞治、植村直己、山下泰裕、衣笠祥雄、千代の富士、高橋尚子、なでしこジャパン、吉田沙保里、大鵬幸喜(没後受賞)、長嶋茂雄、松井秀喜、伊調馨、羽生結弦、国枝慎吾。

プロ野球から4人が選ばれていますが、福本豊やイチローらが受賞を拒否していますから実質6人。

大谷翔平に至っては、人気取りの意図が丸出しの政府が国民から大不評を買いそうです。

そもそもあの人は国民栄誉賞など受け取りそうもありません。


そして、スポーツ以外に目をやると…。

将棋囲碁からは羽生善治、井山裕太。

映画芸能界からは長谷川一夫、渥美清、森光子、森繁久彌、黒澤明。

漫画界からは長谷川町子。

そして、音楽界からは古賀正夫、美空ひばり、藤山一郎、吉田正、遠藤実。

政府が選定する賞で国民栄誉賞ほどよく知られたアワードはありませんが、これほど色々なにか言いたくなる賞もありません。

Fighter Of The Yearのように毎年選ばれる賞ではなく、政府の気まぐれによる不定期の選定。

国民栄誉賞は政府によって選ばれるわけですから、上記の受賞者の中に「コイツ、日本列島を沸騰させたか?」と、私が個人的に思ったとしても、それは私の方が間違っているのです。

しかし、ここでは政府ではなく私が選定するなら、というメガビッグなイフで国民栄誉賞に匹敵するグレートたちを考えてみます。

まず、力道山とジャイアント馬場、アントニオ猪木。瞬間風速では、タイガーマスクもアリでしょう。

沢村忠も当確です。

実際に俎上に載せられた具志堅用高も当然、選ばれるべきでした。

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ファイティング ティンコ  2024/02/21 00:46

アントニオ猪木は力道山とならび
北朝鮮の切手のモデルにもなる存在です。

力道山はともかく、
なぜか猪木は北朝鮮の切手のモデルです。

北朝鮮にも縁があるみたいです。

日本の国民栄誉賞を贈られるのも
滑稽かも?


力道山の弟子なので北朝鮮にパイプがあるのは不自然なことではありません。

それをいうならイラクの人質解放も忘れてはいけません。猪木はイラクにも縁があるのです。

政府レベルで何もできない北朝鮮や、当時のイラクに単身乗り込むことができたのがアントニオ猪木でした。




>パヴェ  2024/02/21 12:23


 北野たけし、明石家さんま、萩本欽一も貰ってないね。

いわゆるバラエティ、お笑いの世界でも、誰ももらっていません。

おかしな話ですが、トドのつまり、国民栄誉賞は〝プロレス的〟なものが大嫌いなのでしょう。

さて、それでは〝プロレス的〟とは?

プロレスとは何なのか?











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ジャイアント馬場とアントニオ猪木が亡くなったとき、一般紙やNHKの報道番組でも大ニュースとして扱われました。

これほどの扱いを受ける人物なら、国から〝勲章〟の一つや二つもらっていてもおかしくありません。

あるいはその全盛期には国民栄誉賞が取り沙汰されてもおかしくありません。

国民栄誉賞の受賞者リストをナメてみて「日本を盛り上げた」という点で、馬場や猪木を上回っている人がどれだけいるでしょうか?

国民栄誉賞レベルに日本列島を盛り上げたというのに、どうして馬場も猪木もその俎上にすら載せられなかったのでしょうか?

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私が生まれたとき、力道山はとっくの昔に死んじゃっていました。

それでも、力道山の時代を知らない私でも、その熱狂が大谷翔平はもちろん、長嶋茂雄も圧倒するほどだったことは簡単に想像がつきます。

当時の熱狂を知るご年配から「あの当時はみんな真剣勝負だと思ってたから。結局、みんな騙されていたんだよ」と聞いたことがありましたが「騙されていた」というのは、明らかに違います。

そんな人は、ハンドパワーもマジックもイリュージョンも楽しむことができない想像力が欠落した人なのでしょう。


プロレスとは何なのか?
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全くの偶然ですが、きょう2月19日は「プロレスの日」だそうです。

ちょうど70年前の1954年2月19日、力道山・木村政彦 vs シャープ兄弟が日本初の〝国際試合〟として開催され、空前のプロレスブームが巻き起こります。その日を記念して、ということだそうです。

試合はNHKと日本テレビが同時中継、新橋駅西口広場の街頭テレビには2万人が殺到したという伝説は多くの人が見聞きしているのではないでしょうか。


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プロレスとは何なのか?

その歴史を振り返ると、プロレスラーたちはいつも「八百長」という偏見と戦い続けて来ました。

戦後、観戦スポーツは大相撲、六大学野球(長嶋茂雄によってスポットライトはプロ野球へ)、プロレス、ボクシングが大きな四つの柱でした。

大相撲と六大学野球が国内で完結していたのに対して、プロレスとボクシングは「世界のトップと戦う」という一点において、特別な存在でした。

しかし、力道山が「八百長」だとわかったとき、ニュースや一般紙はプロレスをスポーツとして扱うことをやめました。




「こんなのプロレスと一緒」という表現は、八百長や出来レースを揶揄するときに使われる常套句です。



なんでも賭けにする英国のブックメーカーでも、プロレスのオッズは出しません。

その意味では、プロレスはスポーツではありません。

また、芸能でもありません。プロレスを極めても、国から表彰されるわけでもありません。



それなのに、私たちの世代では、ジャイアント馬場やアントニオ猪木はプロ野球選手よりも、Jリーガーよりも有名で存在感のあるアイコンでした。



プロレスとは何なのか?
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「アントニオ猪木」と耳で聞いたり、目に入ってきてムラムラしない人って、いるのでしょうか?



先日、うちの部署にいる扱いにくい女子たちが、義理チョコを渡しに来たときのこと。「ホワイトデーは週末、横浜でご馳走しろ」と、訳のわからない取引を持ち込んできたのです。

私が「ホワイトデーって3月やろ。そもそもこんなチョコ要らんわ」とザザッと突き返すと「アントニオ猪木、横浜」と、奴らは勝ち誇ったように、暗号のように言い放つのでした。

私が???な表情をしてると彼女たちは手を叩いて喜び「な〜んにも知らないんですねぇ〜」と、全然似てない私のモノマネまでして笑うのでした。

彼女たちによると、「~おかえりなさい 猪木さん~燃える闘魂アントニオ猪木展 in YOKOHAMA」が、みなとみらいで開催されるというのです。

ううう、知らなんだ…。

負けず嫌いな私は「ああ、あれな。チェックしてたから見に行くよ。でも、タカリ屋のお前らとは行かない」と、前から知ってたふうな口を聞きました。

しかし、REFUSE a LOSE(負けてたまるか)の精神も、ここまで。

奴らはすでに台本を書いていたようで「へー、じゃあ、アントニオ猪木の出身地の鶴見で開催されるのも知ってるんですよね〜」と挑発、私はそのフェイントに見事に引っかかって「当たり前やろ。仕事終わったんなら、とっとと帰れ」と、再び突き返されたチョコを差し戻すと、奴らはさらに大騒ぎして「な〜んにも知らないんですねぇ〜」と勝ち誇るのでした。

実際には、鶴見ではなく、みなとみらいで開催。よく考えたら、鶴見ではやらんよな。

まあ、それだけ女子社員にもなつかれていると思うようにしても、そうではない…彼女たちが復讐の機会を窺っていたフシはいくつも思い浮かんできました。

仕事で失敗した彼女たちに「おっぱいデカいだけが取り柄か?」とか「おっぱい小さくて仕事も出来ないとなるとなんの取り柄があんねん?」と、パワセクモラハラと受け取られかねないような言動を繰り返し、エレベーターで自分でブッ!と屁をこいておきながら「田中さん、オナラは降りるまで我慢しなさい」と冤罪したり、恨まれる心当たりには尽きません。

というわけで、50代のオッサンは自分の娘と同じくらいのションベンくさいガキに横浜へと連行されたのでした。

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普段、知り合い連中といるときには携帯で写真など撮らないのでありますが、目指すは「燃える闘魂アントニオ猪木展」です。

ションベン娘たちに連行されているとはいえ、心の中はかなり舞い上がっています。

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おお、IWGPのチャンピオンベルトでござる。

ベルトを持って等身大猪木と写真も撮ってもらった(有料)。

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ディナーショーなんてあったんですね。知らなかった。

猪木とアリも顔見せしてくれていたとすると、当時の5万円でも全く安い気がします。

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リングサイド前売り2500円。今ならいくらくらいなのかわかりませんが、馬場と猪木の揃い踏みを拝めて2500円。


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これ以上の悪評を聞いたことがないレベルの映画「アントニオ猪木をさがして」ですが、この空間では至高の名作です。…私は観てないけど。



1年ほど前に私が会社で真剣な顔で猪木の追悼番組を見ていたのを、彼女たちに「こいつ、アントニオ猪木が好きなのか。50過ぎてなんてどこまで幼稚なおっさんなんだ」と見透かされていたそうなのですが、これからは趣味嗜好を悟られないよう細心の注意を払わねばなりません。

それにしても、アントニオ猪木をほとんど知らない、そんな世代も増えているんですね。当たり前ですけど。

このあと、酒飲んで話して、少しは猪木を知ってるのかなと思ってた彼女たちが本当に何も知らないのに驚きました。

まあ、教科書には載ってないし、学校では教えないでしょうけど。


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日経新聞電子版で、登場するだけでページビューが増える人物がいるそうです。

ソフトバンクグループの孫正義氏と、米起業家のイーロン・マスクです。

「強烈な個性、巨額の投資、長期ビジョンなどが理由でしょうが、もう一つあります。それは言動の『 予測不可能性』です」「いったい次は何をやるのか、何を語るのか、常人には予測できない行動力が読者をひき付けるのです」「プロレスラー・格闘家で政治家だったアントニオ猪木もそんな存在でした」(日経MJ10月21日)。

「炎のマーケッター 常識斬り」。

力道山の寵愛を受けた巨漢のジャイアント馬場が米国で人気を博したのに対して、猪木はアピールする特徴が何もありませんでした。

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銀座から見た皆既月食…。

同じことをやっていては、馬場に勝てない。

全日本プロレスと新日本プロレスに別れてからも、米国とのパイプが太い馬場は実績と名前のある外国人レスラーを日本のマットに招聘しましたが、猪木が契約できるのは二流、三流のレスラーだけ。 

「特徴のない」猪木は、すでにショーだとバレていたプロレスを「もしかしたら本当に強いんじゃないか?」と思わせるストロングスタイルを確立、「二流、三流」の外国人レスラーを自らの手で「一流」に育て上げました。

タイガー・ジェット・シン、スタン・ハンセンら「三流」を大化けさせただけでなく、柔道家のウィリアム・ルスカ、空手家のウィリー・ウィリアムス、そして現役の世界ヘビー級王者モハメド・アリら「一流の本物」をプロレスのマットに上げることで、どこまでが本物で、どこからが虚構なのかがわからない蠱惑的な世界を作り上げました。

消費者が何を求めているのか? 表層的にはもちろん、潜在的な需要まで刺激したアントニオ猪木。

日経MJが切り取ったアントニオ猪木は、稀代のマーケッターでした。
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久しぶりに、1人飲み。

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↑これは今夜の肴ではありません。

へべれけになりながら〝ゾーンプレス〟話を、少し広げてみます。

+++++

1.さ

アドレス:106.155.2.229

学生時代やってたバスケでゾーンプレスって戦術あったけど、造語なんですか。
サッカーだと存在しないってことなのかな。

+++++


私は横浜フリューゲルスが標榜したゾーンプレスを初めて耳にしたとき、和製英語ではなく、当時世界最高峰のリーグだったセリエAで流行している戦術だと思いました。

中途半端にゾーンディフェンスを知っていたことから、その発展形かと受け止め、和製英語という発想はありませんでした。

人の判断や感覚は多くの場合、思い込みや錯覚が入り込みます。

それが外国の事情だったりすると、尚更です。

例としては相応しくないかもしれませんが、むかーし昔、落合信彦は「ソ連崩壊は絶対にあり得ない。何も知らない人は、KGBを過小評価しすぎている」と、何度も断言していました。

中途半端に知っていることが、大きなバイアスとなって、判断や評価を狂わせることは、落合信彦でなくてもよくあることです。

私の場合も、米国にしっかり滞在したのは一度きり。長期出張の仕事だったとはいえ、数ヶ月。他は短期出張です。

現地の日本人家族のそこそこ大きな集まりで「(人種)差別されている感覚は一度もない」というと、彼らから「お前は3ヶ月経ったら日本に帰ることが分かってるお客さんだから」と笑われました。

実際に現地に住んで、働いている日本人は1人残らず「自分はマイノリティ(差別されている)」と感じているというのです。


私が「大谷翔平は米国で誰もが知っている有名人ではない」というのは、メディアの報道量だけでなく、現地で感じたMLBの人気からというのもある実感です。

私が最後に米国を訪れたのは7年前で、2週間もない旅行。それでも、2000年代初めに出張していたときと比べて、MLB人気が大きく下がっていると感じました。

さらに、現在。日本にいてもMLBの状況は、米国からのさまざまな報道でわかります。

そこに登場したのがユニコーンです。

友人たちから「大谷はこっちでも騒がれている」と聞きますが、もちろんそれは日本で騒がれているレベルの10分の1以下でしょう。

私の落とし穴は「西海岸」「現地の友人」「基本的に会社の人間か、大学時代の友人」と大きく偏っているということです。

さらに、西海岸は米国の中で最も先進的な〝外国〟です。

そんな私はもちろん、米国に住んでいる友人たちでもトランプ大統領の誕生を誰一人予想できませんでした。

全員、揃いも揃ってフシ穴でした。

米国というあらゆる意味で広い国を「西海岸」「現地の日本人の友人たち」という極めて近視眼的な見方で正確に判断することがどれだけ愚かなことかをよく理解しているつもりでも〝トランプ〟経験は何度かありました。

CNNスポーツまてがトップで報じ、ニューヨークタイムズなどの一般紙までが大きく紙面を割いて特集する大谷がどれくらいの温度で米国スポーツシーンを沸かせているのか、正確には分かりません。

「伝記本がニューヨークタイムズの書評コーナーで何週間も1位になったマニー・パッキャオが一般のスポーツファンにも無名なんて嘘だ!」なら大きな勘違いであることは、すぐに分かります。

ニューヨークタイムズを読む人なんて、ニューヨークでもほんの一部の人で、そんな少数派でも書評コーナーにはまず関心はありません。

CNNを見ない人なんて、数えきれないでしょう。

全国紙が存在する日本ですら、読売新聞や日本経済新聞に載った記事を読んでいる人が多い、というのは間違いです。

ただ、日本で「大谷翔平を知らない人はいない」は事実と考えて差し支えありません。

報道の量と質がスポーツのレベルを超えているからです。

もちろん、純粋に認知度100%ではありませんが、知らない人は何らしかの特殊事情を抱えている人です。

一方で、米国でも井上尚弥や井岡一翔をよく知る人はいます。しかし、極めて少数派で、ボクシングファンの中ですら主流から離れた、非常に特殊な事情を抱えた人たちです。

重量級に馴染みが全くなくても、同時に偏見もない日本のボクシングファンですら、イルンガ・マカブを知っている人はかなりのマニアです。

米国は軽量級に全く馴染みがないだけでなく、偏見から知ろうとともしないボクシングファンがほとんどです。中途半端なマニアでは井上や井岡なんて知るわけがありません。



「ゾーンプレス」は加茂周らが〝拡散〟させた日本でだけ通用する造語です。

私がそれを知ったのは、Jリーグ元年に大学時代にサッカー部に所属していた先輩から教えられたからです。

先輩は、趣味や仕事で現地を訪れることもある欧州サッカーマニア。

先輩に悪意がなければ、疑う余地はほとんどありません。

ちなみに、バスケのゾーンプレスは和製英語でも、造語でもありません。

この辺りが分かりにくいです。

しかし、ゾーンプレスは和製英語か?ストロングスタイルはアントニオ猪木の使う妖術か?はイエスかノーかの問題です。

答えはイエス、分かりやすい。

ところが、大谷翔平は米国でどれほど騒がれているか?というのは難問です。

もちろん「井上尚弥は全く無名」というのはESPNに言われなくても、友人たちに聞かなくても、米国の大きなメディアで取り上げられたことすらないというはっきりした事実からだけで分かります。

「CNNや地上波のニュースで取り上げられたから全米で有名」かどうかは分かりませんが、そこで全く取り上げられないのは無名と言えます。


先日、「BBCが次期首相はスナク氏になる模様」と速報しました。

それは事実かフェイクか?

日本ではまだ「ジョンソンが有力」というレレレな説が歩き回っていたときに、BBCがインドにルーツを持つ、日本では馴染みの薄い元財務相の名前を出したのは「党所属下院議員100人の推薦という条件をクリアした」ことをいち早く掴んだからでした。

卓越した情報収集能力があり、早いだけでなく、正確な報道という実績がある「BBC」は、信用の〝印籠〟のようなブランドです。

CNNやニューヨークタイムズもそうですが、人は〝印籠〟的なものにすがりがちです。

しかし「権威あるリング誌の記事によると」は内容を確認しないと信用出来ません。

それは、リング誌がボクシングという斜陽スポーツを扱う慢性経営難の会社で、これまでもランキング捏造など信用出来ない理由がたくさんあるからです。

よくある「元プロボクサーですが…」という意見開陳も、元プロボクサーというのが事実であろうがなかろうが、信用度・説得度とは全く関係ありません。

「元世界チャンピオン」でもトンチンカンな意見や解説をしてしまうことがたびたびあるのは、ボクシングファンならみんなよく知っているでしょう。

逆に、野球やサッカーでは「元プロ野球選手ですが…」なバカはあまりいません。

競技選手としては素人でも、プロの世界についてはよく知っている人がいくらでもいる豊穣なスポーツだからです。



病気や医学の話をするときでも「医師免許を持っている」「最初に就職したのは慶應病院」なんていうと、会話を硬直させてしまうことがままあります。私の友人で、そいつは悪気が全くないんですが。

そんなことを口にしてしまうと、医学の専門家ではないけど、医学への関心が鋭い素人の方の鋭い意見を封殺しかねません。そこで話を終わらせようとする発言です。

例えば、学生時代に陸上競技をやっていた私の周りで箱根駅伝の話になっても「予選会なら毎年走ってた。昔は私みたいなのより遅い箱根ランナーも少なからずいた」なんて話ですら口に出すとしても、一番最後です。

知らない人とざっくばらんに話すときには、面白い意見、鋭い意見を吐き出して欲しいですし、それを邪魔するようなことは口にしたくありません。

専門知識がなくても純粋な興味がある人の意見って、非常に貴重で、ときには核心を突くこともあります。

私が唾棄する井上信者的な人々は、知識がないのに知ってると思い込んでいる、正確な情報を知ろうとせずに、間違った思い込みを間違った方向に膨らませるからです。

いろんなデマを拡散させる典型的な人々です。



先日、銀座に有名なつけ麺チェーンがオープン、行列が出来てます。3時くらいならと突撃したら、5分ほどで座れました。

話があちこち飛び始めましたが、ラーメンの話。

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特製つけ麺1280円。見た目こそ麗しいものの、そこまで美味しくなかったです。

一方的な情報があふれていなければ、流行らない店だと思いました。




「物事は複眼的に見なければいけません」(ジョー小泉)というのは、まさにそういうことです。
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「ストロングスタイルなんてアメリカで聞いたこともないけどなあ、ふふふ」。

ジャイアント馬場が笑うまでもなく、それがアントニオ猪木とその側近が作り上げた造語であることは小学生でもわかっていました。

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↑QRコードから番組をご覧になれます。

プロレスとは、トドのつまりは「世間との戦い」です。

「プロレスは八百長だから卑しい」という、世間の目との戦いです。

しかし、それはどんなに頑張っても勝ち目のない戦いです。

なぜなら、プロレスは〝八百長〟だから。

真剣勝負と誰もが信じて、NHKも生中継していた力道山の時代にはもう戻れません。

八百長だとバレたから、NHKも大新聞も全く扱わなくなったのですから。

世間との戦いに勝つには「八百長ではない」と証明する必要がありましたが、そもそもが〝八百長〟なのにそれをボクシングと同じ〝真剣勝負〟だと騙るのは見るに耐えない嘘です。

前田日明がやったリングスはまさに、見るに耐えない姑息な嘘でした。WOWOWが見切りをつけたのも当然です。

猪木が見せたモハメド・アリ戦は真剣勝負だったとはいえ、壮大な嘘でした。

アリ戦を通行手形に進撃した異種格闘技路線は「八百長ではない」ことを証明するだけでは飽き足らず、真剣勝負に住むビッグネームをプロレスのリングに引っ張り上げて「プロレス最強」を唱えるという、嘘にもほどがある嘘でした。

嘘にもほどがある嘘。

わかりやすく言い換えると、それこそがプロレスの本質です。

リングスは八百長で、姑息な嘘で塗り固められたプロレスでした。

馬場が「ストロングスタイル」を「ふふふ」と笑い、異種格闘技戦についても「結局はプロレスじゃないか」と語ったとき、彼らの間に固い氷のような確執を見る思いがしたのは私だけではないでしょう。

しかし、馬場の言葉は「寛至、プロレスやってるな」という強烈なシンパシーでした。

本当に確執や憎悪があれば、新日本プロレス立ち上げで金銭面に困窮した猪木に、馬場がカネを貸しますか?

猪木も心底憎悪する相手にカネを借りに行きますか?

もちろん、彼らの間に何のシコリも無かったとは思いません。

当たり前です。それが〝兄弟〟というものです。

お花畑でいちゃいちゃするカップルが、些細なことでスピード離婚するような浅はかな関係ではありません。

「プロレスは八百長」という、勝ち目がないはずのあまりにも巨大な問題に立ち向かった二人。

それも「いや実は八百長でして、でもまあ八百長ではなくショーと考えていただければ幸いです」なんて告白するのは禁じ手。

私が、今のプロレスにもう一つ惹き込まれない理由は、「もう嘘は通用しない。正直にプロレスと向き合おう」という姿勢に共感できないからかもしれません。

もちろん、今のプロレスの魅力がそこにあるのはわかりますが、私には彼らが「最大の敵」との戦いを自ら放擲してしまったように見えてしまうのです。


「プロレスなんてどうせ八百長でしょ」。

そんな世間の声に、馬場は「見る人が決めたらいい」と静かに話し、答えを出しませんでした。

猪木は「プロレスが最強」と、その答えを絶叫して見せました。

静の兄と、動の弟。

実は言ってることは全く同じことでした。

当たり前です。

それが〝兄弟〟というものです。
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アントニオ猪木の死去。海外メディアではESPNのMMAコーナーが報じましたが、決して大きな扱いとは言えませんでした。

「世界」というキーワードで猪木が何を仕掛けたかとなると、あのモハメド・アリ戦だけ。

プロレスラーとボクサーの対決では、アンドレ・ザ・ジャイアントvsチャック・ウェプナー(ニューヨーク・シェイスタジアム)も盛り込まれた「格闘技オリンピック」の1試合として米国でもクローズドサーキットで流されますが、興行的には失敗に終わります。



猪木とアリは「異種格闘技(総合格闘技)」と「一般大衆を刺激するショー(エキシビション)」という観点からは、間違いなく現在隆盛しているMMAや茶番劇のルーツでしたが、あまりにも先取りしすぎていました。

米国視点では「格闘技オリンピック」は「単発の余興」、瑣末な「点」で終わってしまいます。

しかし、日本では猪木によって創られたプロレスのスペシャルマッチ「異種格闘技戦」は、「MMAへの導火線」、文字どおり「線」として未来につながっていきました。

「猪木さんがいなかったら、前田日明もタイガーマスクも、リングスも修斗も総合格闘技もK―1もPRIDEも何もなかったよ。全ての始まりですよ」(前田日明)。



日本では、誰もが認める「巨星」。米国では実質無名でしたが「地上の星」でした。

「地上にある星を誰も覚えていない。人は空ばかり見ている」(中島みゆき)。

高い空に輝く星と、地上の星。どっちが好きですか?

私は、足元にある、人々がその輝きに気づいていない星が好きです。



しかし、人が空ばかり見るのも理解できます。

高い空に光り輝く星、その象徴的なアスリートのニュースが、飛び込んできました。

Shohei Ohtani to make $30 million in 2023, record amount for arbitration-eligible player

猪木が亡くなったちょうど24時間後、ロスアンゼルス・エンゼルスが大谷翔平と、3,000万ドルで単年契約を結んだと電撃発表しました。

今季の550万ドルから約5.5倍。

MLB選手の中でもエンドースメント(スポンサー収入)が桁外れに多い大谷の来年の年収が、アスリート世界一になった公算大です。スポンサー収入の契約更新、契約料の引き上げも続々決まっています。

エンドースメントのほとんどが日本企業のため、米国で把握しにくいこと、ドル換算だと円安で萎むことからフォーブス誌のアスリート長者番付で1位になるかどうかはわかりませんが、人々が見上げる空で一番大きな星になろうとしています。

大谷が二刀流で大きな成功を収めた最大の原因は、規格外の才能と根性ではありません。

2017年オフに日本ハムファイターズが、二刀流をプロでも認めたからです。それが全てです。

もし、大谷の希望通りにあの年、即MLBに挑戦していたなら、打者大谷は永遠に封印されていました。

もしかしたら、サイ・ヤング賞を何度も獲っていたかもしれませんが、全米メディアが「ユニコーン」と大騒ぎすることはなかったでしょう。

大谷翔平も、地上の星たちから空に向けて送り出されたのです。




そして、今夜。地上の星たちが育み続けた悲願が、また一つ叶うかもしれません。

第101回凱旋門賞。

今年はフルゲートの20頭が出走します。そのうち〝日の丸〟を付けるのは過去最多の4頭。

ウィリアム・ヒルのオッズで一番人気はルクセンブルクの4.5倍。

横山和生が手綱を取るタイトルホルダーは4番人気の9倍。武豊のドウデュースは21倍。川田将雅のディープボンドは81倍。クリストフ・ルメールのステイフーリッシュは、20頭中最低の101倍ですが、今年は101回、「101」というのは不気味な符号ですねぇ。

そもそも、日本からパリロンシャン競馬場まで馬と騎手が遠路行かねばない〝ハンデキャップマッチ〟。

それでも、世界で注目される、空に輝く星になるためには乗り越えなければならない壁です。日本の軽量級ボクシングとは真逆の構図です。



地上の星と、高い空に輝く星は無関係ではありません。

米欧でUFCのメガファイトに熱狂する、ほとんど全ての人は、アントニオ猪木を知りません。

それで、いいのです。

それにしても、日本では空高くに輝く巨星、世界では地上の星。アントニオ猪木とは、実に面白いグレートでした。



もう一度、聞きたくなりました。

高い空に輝く星と、地上の星。どっちが好きですか?
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今夜のニュースはNHKじゃなく、テレ朝のサタデーステーションだった!

すぐに、チャンネルを変えました。

その内容とは全く関係のない話になりますが…。





▶︎赤坂のラテンクォーターでおやじが刺されて死んだ。

すでに、おやじのやってることは八百長だと、世間にばれていた。

一般紙もNHKもプロレスをスポーツとして、扱うことがなくなっていた。

プロレスは「八百長」。

それは、もはや否定できない事実。

ジャイアント馬場と、アントニオ猪木の仕事は、そんなあまりにも厳しい事実と向き合うことになる。

極言すると、プロレスを続けるということは「八百長」と戦うことだった。

馬場はプロレスを芸能として研磨し、「八百長」と嘲笑う愚者を黙らせた。

猪木はプロレスの格闘技としての色彩を消さずに、「八百長」と嘲笑う愚者を困惑させた。

方法論は違っても、二人は「八百長」と戦い続けた。

一人のボクシングファンとして見続けた、彼らの戦いは、紛うことなき真剣勝負だった。

二人は、最強の敵と格闘し、見事な勝利を収めた。▶︎





ボクシングファンとして見ても、いまだに軽量級で「世界」だとか「PFP」だとか詭弁を弄するよりも、彼らの取り組みは、はるかに厳しい、何よりも前向きな戦いだったと思います。

大橋秀行の度重なる虚妄の言葉には想像力が萎えてしまうのに対して、猪木の真実の行動には夢がありました。



「プロレスは八百長」。それは事実ですが、その戦いは真実。

「ボクシングは真剣勝負」。それは事実ですが、そこに真実がどこまであるでしょうか?嘘で塗り固めたボクシングはないですか?

また、答えの出ない、終わりのないお話のゴングが鳴りました。

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八っつぁん(八百屋の長兵衛)「何が八百長かって?そりゃあ、真剣勝負は危ねぇからなぁ」。

熊さん(マックス・ベア)「本気の真剣勝負なんてやってたら、俺のような強打者はリングの上で何度も不幸な事故を起こしちまう。ところで八っつぁん、何でも賭けの対象にする英国のブックメーカーが、オッズを出さない競技は八百長かい?」。

八っつぁん「それを基準にしたらプロレスや大相撲は全部八百長になっちまう。ドラマの中の喧嘩だって、エゲレスのブックなんたら?は掛け率なんて出さないだろ?ショーや伝統芸能に、そんな狭量持ち込まねぇでもらいたいね」。

熊さん「じゃあ、最近はやりのエキシビションは?英国のブックメーカーがオッズを出してるのを見ましたぜ」。

八っつぁん「あれは広い意味では八百長。あらかじめ試合の流れや、注意点が両者の間で含まれてんだから。タイソンとロイ・ジョーンズなんてその典型」。

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熊さん「じゃあ、フロイド・メイウェザーとコナー・マクレガーは?」

八っつぁん「あれは引退ボクサーと現役格闘家の真剣勝負だったけど、ネバダ州アスレティックコミッションがボクシングの試合として公認した時点で、誰にでも最初から勝敗がわかってたじゃねぇか。メイが自分の9.5ラウンド以内(10ラウンド1分30秒以内)に賭けてたってのはよくねぇな」。

熊さん「RIZINは八百長かい?」

八っつぁん「あらかじめ勝敗を決めていない、というのが基準なら八百長じゃねぇな。ただ、運営側がいろんな仕込みを試合の前段階から行ってるのは公平な真剣勝負とは言えねぇ」。

熊さん「昔のK1の魔裟斗や今の那須川天心のような独自ルールの中で最強を誇るのが公平な真剣勝負じゃねぇって言うなら、カネロ・アルバレスをテッペンに添えるボクシングも同じじゃねぇのかい?」。

八っつぁん「そいつは一理も二理もあるねぇ。ただ、カネロの場合はしっかり公表されているから、その点は違う。RIZINはルールそのものが歪んでいるのが問題、カネロはルールを歪めたから問題、そこは大きな違いだってぇこと。一番悪質なのは昔WOWOWで放送してたリングス。100%八百長なのに完全に騙しにかかってたからねぇ」。

熊さん「プロレスは虚々実々でも、リングスはやり方が姑息でしたなぁ。ただ、日本ではボクシング以外のプロ格闘技はほとんどがプロレス起源?」。

八っつぁん「プロレスは力道山が作ったようなもんだから、最初から大相撲と太いパイプがあった。ショーであるプロレスと、星のやり取りが当たり前に行なわれている大相撲、その遺伝子をしっかり引いてるんだから、PRIDEやRIZINやらに何色の血が流れているのかは、ちょっと考えたら誰にでもわかるってもんさ」。

熊さん「PRIDEやRIZINは八百長かい?プロレスと違って、真剣勝負が基本じゃねえのか?」

八っつぁん「試合の勝敗は決めないのが真剣勝負ってならそうかもしれねぇけど、そもそも八百長って言葉が嫌いだな。スポーツなのか?それともショーなのか?その二択で考えるのがわかりやすいかもしれねぇ」。

熊さん「リングスはショー。だったらPRIDEやRIZINはどっちになるんでぃ?多くのファンはPRIDEもRIZINも社会的に認知されていないだけで、真剣勝負のスポーツだと思ってるんじゃねぇか?だから、今回みたいな八百長騒動が起こるわけで」

八っつぁん「五輪種目を目指すとスポーツであることを真正面から主張していたリングスは、ショーではなく八百長でいいか、あれは論外。八百長騒動はRIZINを真剣勝負だと勘違いしている人がいるから起きた、というのは正解。PRIDEやRIZINは二択を選ばない立場に甘えてきたけど、これからはどちらかの旗を挙げなきゃいけない。執行猶予の期間はもうお終い」。

熊さん「ショーの旗を挙げちゃったら、プロレスと区別がつかねぇな。スポーツの旗を挙げたらどうなるんでぃ?」。

八っつぁん「スポーツの旗を挙げたらどうなるか?じゃなくて、どうしたらスポーツの旗を挙げられるか、だな。ショーじゃねぇか?と揶揄されたUFCがどうやってスポーツとして認知されたかを見たらよくわかる。誰もが納得する階級とチャンピオンシップ制度を敷いて、それを支える薬物検査や違反者への罰則などのインフラを整備すること。必ず比較されるボクシング以上に厳格な統治と統括を示すこと、じゃねぇか」。

熊さん「UFCはスポーツとして認められることを目指して一貫してたねぇ。ただ、あれはなかなかできるこっちゃねえぜ。日本で同じことができるかい?」

八っつぁん「アメリカじゃスポーツは州のアスレティックコミッションが受け入れて、ボクシングもMMAも統括してるからねぇ。日本でMMAを社会的に認めてもらうには複数の段階を踏まなきゃならねぇ」。

熊さん「それにしても今回の八百長騒動は、RIZIN的な格闘技路線にとって衝撃でしたなぁ」。

八っつぁん「これからはショーかスポーツか?その二択を避けては、ファンの支持を得られない。見る側も一般の新聞やニュースが取り上げないことにどういう意味と背景があるのか、単に歴史がないからではないことを考えるべき時期に来ちまってる。〝社会的に認知されていないけど神童〟なんて怪しさしかねぇ」。

熊さん「日本ボクシングの最大興行はファイティング原田や村田諒太の試合だったけど、非ボクシングなんてボブ・サップvs曙だからねぇ」。

八っつぁん「それを言われちまうと、世界のボクシングも史上2番目の興行がメイウェザーvsマクレガーだから、耳が痛ぇな」。

熊さん「う〜ん、しかも1位が悪夢のようなパッキャオvsメイウェザー…」。
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