ジェイソン・モロニーvsビンセント・アストロラビオ
Undisputed Champion 井上尚弥が1月16日に返上したリング誌と4つのアルファベット団体、5つのベルトのうちWBOバージョンの決定戦。
モロニーは27戦25勝19KO2敗、これが3度目の世界アタックとなる32歳のオージー。
最初の世界挑戦は2018年10月20日、IBF王者エマヌエル・ロドリゲスにSD(113-115*2/115−113)でキャリア初黒星。採点の通りに互角の展開、後半のラウンドは明白に抑える「負けた気がしない」(モロニー)内容でした。
2度目は2020年10月31日、ロドリゲスとWBA王者ノニト・ドネアに勝利した当時2団体統一王者だった井上尚弥へ挑みました。スピード、テクニック、そしてパワーで圧倒され7ラウンドで破壊されてしまいます。
井上戦の敗北からジョシュア・グリーア、アストン・パリクテ、ナワポーン・ソールンビサイらとの〝挑戦者決定レース〟に勝ち抜き、今日の舞台に上がります。
弟のアンドリューも20日に中谷潤人と空位のWBOジュニアバンタム級王座を争います。兄弟揃って世界王者になれれば、モロニー家にとって最高の7日間になるのですが…。
26歳のアストロラビオは21戦18勝13KO3敗、フィリピンのスラッガー。
2018年7月15日、マニー・パッキャオ(vsルーカス・マティセ)のアンダーカードでストロング小林佑樹にストップされるなど3敗していますが、現在6連勝。
ギレルモ・リゴンドーからダウンを奪っての完勝、ニコライ・ポタエフ(アントニオ・ニエベスに初黒星をつけたロシアの元ホープ)をノックアウト、勢いに乗っています。
オッズはモロニー4/5(1.8倍)、アストロラビオ11/10(2.1倍)。
▪️WBOミドル級タイトルマッチ▪️
©️ジャニベク・アリムハヌリvsスティーブン・バトラー
こちらのオッズは30歳の王者が1/33(1.03倍)、27歳の挑戦者が12/1(13倍)。
ゲンナジー・ゴロフキンの後継者アリムハヌリは、村田諒太が初めてストップしたロブ・ブラントとアッサン・エンダムを共に8ラウンドでストップ。
そして、その村田に粉砕されたバトラー。村田を通したキーワードで語りたくなるマッチアップですが、オッズも専門家予想も「バトラーに勝ち目はない」と見ています。
混迷のミドル級ながら階級最強の呼び声もあるサウスポーのアリムハヌリと、WBOが世界1位にランクしたこともあるバトラーはアルファベット団体が並べるデタラメランキングの典型。
とはいえ、アリムハヌリも誰に勝ったのかとなるとブラントとエンダム。バトラーが先にパンチを当てる展開になれば面白いのですが…。

