カテゴリ: FIGHT SONG

藤浪晋太郎は米国でのプレーを諦めていません。

現在帰国中の藤浪は「10月下旬にプエルトリコで開催されるウインターリーグに参戦する」(代理人のスコット・ボラス)そうです。

ギガンテス(カロリーナ)は先発投手として迎える予定で、11月から12月下旬までプレーし、メジャー球団スカウトにアピール、来季の開幕をMLB出迎えることを目指します。

七転八倒、のたうち回れ!
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世の中、何が起こるかわからない。

アンソニー・オラスクアガはタクシードライバーと調髪師、ときにはウーバーイーツで働きながら、ボクシングの世界チャンピオンになった。

同じようにタクシーの運転席から、世界チャンピオンを目指している男がいる。

20年ほど前、正確には2001年から2年間ほど、彼は夜中のベネズエラの街をタクシーで流していた。

身長188cmの巨漢が運転席に窮屈そうに座ってるのはコミカルにすら見えたが、昼間の彼が建設作業員だと聞けば少しは納得できるかもしれない。

ドライバーシートでまばゆい都会のネオンに照らされながら、埃っぽい建設現場で容赦のない陽射しに晒されながらも、彼は薄暗い部屋の片隅で膝を抱えてぼんやりしているような、そんな鬱屈した気分から抜け出せなかった。

ずっと夢見ていたメジャーリーガーは、20歳で諦めた。

メジャーは、信じられないほど残酷な競争社会だ。

メジャーに辿り着くには、競争の入り口に立つことさえも困難な、とんでもない険しい道のりを乗り越えなければならない。

20歳で夢を諦めるなんて早すぎる。

もし、そう思うなら、現実を何も知らないおめでたい人だ。お祝いしてあげよう。

常識で考えれば、20歳でメジャーリーグを諦めるのはーーー遅すぎる。

そう、ロベルト・スアレスはもう十分過ぎる悪あがきをして、夢が夢でしかないという現実にようやく気がついて、踏ん切りをつけたのだ。

そのはずだった。

それなのに、それなのに。

タクシーのカーラジオや、建設現場で同僚たちの世間話で、母国の選手がアメリカや日本で活躍する話題を耳にすると、スアレスは胸の奥底でザワッと何かが蠢くのを抑えきれなかった。

その蠢きは、とっくに捨てたはずの夢のかけらたちが擦れ合う、摩擦音だった。

ハイレベルなリーグでプレーした経験もない、しかも丸2年もブランクがある無名の青年がメジャーにたどり着くのは100%、不可能だ。

最高の形を絵に描けば、ベネズエラの国内リーグを経て、うまくいけばメキシコリーグか独立リーグに潜り込み、そこからマイナー契約を勝ち取り、1A、2A、3Aとステップアップしてメジャーに辿り着く。

しかし、それは絶対にあり得ない、絵に描いた餅だ。

もし、万が一、その絵の通りに現実が進行したとしても、10年以上の時間が必要になる。

百歩、いや一万歩譲って、絵に描いた餅は画用紙を丸めて飲み込めば食えるだろう。

しかし、ここはベネズエラだ。

Pie in the Sky

もし、スアレスがフィールドに戻ろうとしているのなら、それは
Pie in the sky、高い空に浮かんだパイを食うような非現実的なことになる。

そもそも空にパイが浮かんでいるわけもなく、そう見えたのだとしたら、それはスアレスの幻覚だ。

もし、本物のパイが空に浮かぶ奇跡があったとしても、タクシーは空を飛べないし、空に翔け上がるには建設作業員が担ぐ鉄骨はあまりにも重すぎる。


しかし、世の中、何が起こるか、わからない。


なんと、スアレスは、10年以上かけて、空に浮かんだパイを掴み取り、むしゃむしゃと喰らってみせたのだ。



それにしても…。

日中は建設現場、夜はタクシードライバーとしてベネズエラで働いていた男が、12年後に福岡ソフトバンクのセットアッパーとして活躍、阪神タイガースの絶対的守護神として君臨しているだなんて、一体誰が想像できただろうか?

それどころか、再び太平洋を渡り、約70億円の契約を結んだサンディエゴ・パドレスのクローザーとしてワールドチャンピオンを目指し、今まさにあの大谷翔平の前に立ち塞がろうとしているだなんて!


“ 薄暗い部屋の片隅で膝を抱えてうずくまっていたことを思えば、今の私は最高に充実している。ドジャースの強力打線が怖くないかって?

私が打たれたらチームが負ける。そんな崖っぷちで大谷翔平やムーキー・ベッツと真剣勝負が出来るんだよ。野球選手にとってこれ以上の幸せがあるか?

たまんねぇ快感だよ ”


世の中、何が起こるかわからない。


とはいっても大きなブランクを作って、カムバックするなんてことは常識ではあり得ない。

ロベルト・スアレスという男は、例外中の例外だ。

スアレスが20歳で野球を諦めたということは、そこまで悪あがきするほどの才能だった、という見方も出来なくはない。

ゴールデンエイジという言葉は、誰でも知っているだろう。

5〜12歳までのゴールデンエイジの運動経験が〝滑走路〟を作るということだ。

そして、10代の残りの時間でエンジンや飛翼を形作り、テイクオフする。

もし、ゴールデンエイジに長くしっかりした滑走路が作れなかったら、どんなに出力の高いエンジンを積み込んでも、どんなに大きな両翼を広げても、最高峰のレベルで遠くまで飛ぶことは難しいと、スポーツ科学の偉い人が決め付けている。

ゴールデンエイジの前半は、ある意味で何をやっても良い。体操やダンスでバランス感覚や体の使い方を覚え、水泳などで全身を鍛えるのが理想的と言われている。

そして、ゴールデンエイジの後半、遅くとも〝12歳から先の10代の残り時間〟は最高峰を目指す競技に集中したい。

もし、それが出来なければ?

もし、その大切な〝残り時間〟でその競技から完全に離れるようなことがあったなら?

まあ、そういうこともあるだろうが、レベルの高い舞台で活躍するのはもう諦めるべきだ。たとえば、その種目が野球な草野球か、せいぜい野球同好会で楽しめばいい。

軟式野球をやってた小学生が、中高6年間も野球を離れて、大学から硬式野球の世界に飛び込んだら?勇敢なチャレンジャーだ。その心意気は尊敬するが、大きな成功は絶対に掴めない。




しかし、世の中、何が起こるかわからない。



次に紹介するのも、呆れ果てるほど往生際の悪い、どうしようもない男の話だ。


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Monday 14, October 2024
Ariake Arena, Koto-Ku, Tokyo, Japan
commission:Japan Boxing Commission

promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)

WBOフライ級12回戦



25歳のWBOフライ級王者は来週末に有明アリーナのリングに上がる。有明アリーナはこれが3試合目、日本で戦うのは4試合連続。

オラスクアガにとってこの初防衛戦は特別な節目になるだろう。

ジュニアフライ級の元王者、ゴンサレスは強豪とは言えないものの、世界基準の実力者。33歳のプエリトリカンとのタイトルマッチは、25歳のオラスクアガにとって最初のリトマス紙になるはずだ。

安定王者の道に踏み出すのか、それともいつ誰に負けても誰も驚かない4-Belt Eraの有象無象のタイトルホルダーの1人なのか。

しかし、特別な「節目」とはそういう意味ではない。



軽量級のボクサーは、世界王者になっても専業になれないことが当たり前の貧困な商売だ。いや、専業で食っていけないのだから「商売」と語るのは見栄の張りすぎか?

Princesa(プリンセス)の異名を持つオラスクアガも例外ではない。タクシードライバーと理髪師、そしてボクサーと三足の草鞋を履いているのだ。空き時間にはウーバーイーツでも働いている。

なんてこった。プリンセスが生活のために働きづくめだなんて。

彼の夢はファイトマネー10万ドル。つまり、まだその〝大台〟は遠い。

日本円で数百万円のファイトマネーではマネジメント料やコーナーマンやスタッフへの支払い、税金、ローカルコミッションと認定団体への認定料の支払い…そんなこんなを引かれると、やはり副業(本業?)を持たないと生きていけない。

「節目」というのは、この試合に備えてオラスクアガはタクシーの運転席から降り、調髪バサミを置いたのだ!

つまり、専業ボクサー、正真正銘のプロフェッショナルとしてキャリア9戦目のリングに上がる。

パートタイムボクサーではないのだ。

しかし…。もし、タイトル陥落なんてことになったら、またタクシーのハンドルを握り、調髪バサミを手にすることになるだろう。


 I'm more zoned in now and dedicating my life to boxing full-time, instead of working Uber and seeing where my next meal is going to come from. 

フルタイムでボクシングに全てを捧げてこの試合に望むんだから、これまで以上に集中できている。ウーバーで働いて、次の仕事がいつ入るかなんて気にしなくていいんだ。


日本のファンが喜ぶ試合をして、次も、その次も日本のリングに呼ばれるようならファイトマネー10万ドルは夢ではなくなるだろう。

先進国で軽量級に関心が払われるのは日本だけ。タクシードライバーからジャパニーズドリームを掴むために、プリンセスは有明のリングにまた上がる。



**************

タクシードライバーから世界チャンピオンへ。

オラスクアガはその夢を叶えましたが、同じカリフォルニア州でもう1人の男がタクシードライバーからワールドチャンピオンを目指しています。

その男はまだ世界チャンピオンになっていませんが、すでに5年総額4600万ドル、日本円で69億円の契約を手にした大金持ち。もちろん、副業などする必要などありません。

男の名はロベルト・スアレス。



「往生際の悪い男たち〜そして、ロベルトと正吾」へと物語は続きます。






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① Naoya Inoue (C, No. 2 P4P) vs. TJ Doheny (No. 7)
12 rounds – junior featherweights
(Inoue’s 
Ring/IBF/WBA/WBC/WBO titles) 


井上尚弥はTJ・ドヘニーをどう倒すのか?

ドヘニーに勝機があるとしたら、ルイス・ネリがやったように井上が苦手とするクロスレンジに誘い込むことです。

しかし、井上はもうその手には乗らないでしょう。

そもそも、死角が多いクロスレンジを得意とするのはロベルト・デュランやマニー・パッキャオら、変態性の強烈な輩だけ。もちろん、ドヘニーも苦手な距離です。

井上の勝利が1/50(1.02倍)、ドヘニー14/1(15倍)。



②Yoshiki Takei (No. 4) vs. Daigo Higa (No. 10)
12 rounds – bantamweights
(for Takei’s WBO title title)

武居由樹が破壊しなければならないのは「118ポンド最強は中谷潤人」というメディアとファンの既成概念。

B級王者ジェイソン・マロニーを倒せず、反撃を許したのは、世界初挑戦の気負いからのオーバーペースだったからだと考えています。まだまだ発展途上で、発展のその先には中谷や、さらにその向こう側も見える、そんな戦いが初防衛戦では求められます。

それくらいの素材だと思いたい。

そうなると、那須川天心をアンダードッグにして、注目の激突にもつながるはずです。

比嘉大吾の立場になると、なりふり構わずどんな形でも勝つこと。「どんな形でも」といっても、この不器用なパンチャーに、形は一つしかありません。

武居1/4(1.25倍)、比嘉3/1(4倍)



③Jin Sasaki (No. 9) vs. Qamil Balla
12 rounds – welterweights



佐々木尽のゴールは世界ウエルター級。

白井義男が世界フライ級のUndisputed championになったのは、72年前のこと。1950年代はフライ、バンタム、フェザー、ライト、ウエルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビーのオリジナル8階級の時代でした。

日本ランキングすらまともに組めないライトヘビー級とヘビー級は夢のクラスですが、ミドル級以下の階級は常時日本タイトルを争うことのできる〝成層圏内〟。

4団体に増殖、17階級まで水増しされた現代まで、日本ボクシング界は2番目に重いジュニアミドル級で4人、最も重いミドル級王者も2人のタイトルホルダーを輩出していますが、この2階級よりも軽いウエルター級では一人の王者も生み出すことが出来ていないのです。

これが単なる偶然ではないのは、ボクシングファンなら誰もがわかっているでしょう。

ウエルター級はあらゆる意味でメジャーだからです。日本人が好き勝手できるマイナー、軽量級とは比べると、そこにはサッカーとフットサル、野球とソフトボール以上の格差が横たわっているのです。

19戦17勝16KO1敗1分という数字は立派ですが、対戦相手の質は「井上尚弥は弱い相手ばかり」というのとは全く違うレベルで、どうしようもない次元です。

今回、拳を交えるカミル・バラも佐々木と同じ低層リーグの住人です。ここで負けるようなら…。

〝メジャーリーグ〟への挑戦資格があるのか?その1次試験になります。



④Ismael Barroso vs. Andy Hiraoka
12 rounds – junior welterweights

佐々木をストップしている平岡アンディが対戦するイスマエル・バロッソが〝怪人〟の空気を漂わせているのは、41歳という年齢で世界戦線に踏みとどまっていること、そしてこの10戦で6勝5KO4敗(3KO負け)という実力の怪しさです。

ローランド・ロメロに健闘したのは、相性の良さとロメロの不調からくるフロックと考えるのが自然でしょう。どんなに贔屓目に見ても、ロメロとどっこい。

それを如実に物語っているのが、アンディ1/6(1.67倍)、バロッソ4/1(5倍)というオッズです。

もちろん、怖いのは一発。バロッソは左はもちろん、リードの右も強烈。

それさえ、もらわなければ…。


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シーサケット・ソールンビサイ。

WBCジュニアバンタム級のタイトルを2度獲得、リング誌王者にも就き、多くのメディアがPFPランキング中位まで評価したグレートです。

そんなシーサケットも現在37歳。軽量級では引退してるのが当たり前の年齢です。

八重樫東の噛ませ犬として後楽園ホールでプロデビュー(3ラウンドTKO負け)したタイ人は、2戦目で屋富祖裕信(3ラウンドKO負け)、5戦目で大庭 健司(3−0判定勝ち)と日本御用達の踏み台としてキャリアをスタート。

そして、大庭戦の敗北を最後に13連勝してWBCジュニアバンタム級王者・佐藤洋太に挑戦。

佐藤は3度目の防衛戦、シーサケットは安牌と見られ、タイでの世界戦連敗記録にストップがかかると期待されていました。

しかし、日本で晒した脆弱なかませ犬の印象は完全に払拭され、世界基準の重戦車に変貌していたシーサケットに8ラウンドで粉砕されてしまいます。

日本のメディアは「勝負に絶対はない。それでもまさか、まさかの結末」(ボクシング・マガジン)と的外れな見方が目立ちましたが、あの試合を目の当たりにしたボクシングファンはシーサケットの見方を180度変えました。

WBCストラップは、帝拳のカルロス・クアドラスに敵地メキシコで惜敗、手放してしまいます。

それでも、2017年にPFPキングのローマン・ゴンサレスに勝利、大方の予想を引っくり返してタイトル奪還。

欧米のマニアは「Massive upset(大番狂せ)」と騒ぎ立てましたが、日本のファンから見ると十分起こりうる「Mild upset」。

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母国に帰国したシーサケットは、国王から宮殿に招かれ祝福を受け、国民的英雄に登り詰めます。

2年前に3度目の王座返り咲きを狙ったバム・ロドリゲスとの一戦は惨敗に終わり、物語は終わったと誰もが思いましたが…。

8月30日(金)、バンコクのラチャダフィセーク・バザール特設リングで6回戦を戦いユナニマスデジション(3者とも59−54)で勝利したシーサケットは「3度目の返り咲きを狙う」と、世界戦を渇望しました。

今回の対戦相手ウッティチャイ・ウラチャイは、今年プロデビューして、1勝1敗この試合が3戦目ですが、アマチュア経験が豊富な30歳で、1ヶ月前にはナワーポン・ソー・ルンビサイと対戦(0−3判定負け)しています。

2ラウンドに2度ダウンを奪うなど圧勝したシーサケットの実力を、この試合で見極めるのは難しい。

波乱万丈のシーサケットが三度タイトルを獲れるのか?それ以前に、タイトルマッチまで漕ぎ着けるのか?

それは、誰にもわかりません。そう、仏様でもご存知あるまい、です。



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リマッチは、非常に興味深い戦いになります。

初戦の敗者が雪辱を果たすのか?それとも初戦勝者が返り討ちするのか?

そして、フェルナンド〝プーマ〟マルチネスと井岡一翔の再戦には「世代の対決」というテーマまでがオーバーラップしてきます。

年齢的にはマルチネス33歳、井岡35歳と二つしか違いません。

しかし、そのキャリアはマルチネスが17戦(全勝9KO)で115ラウンドを消化、井岡が35戦(31勝16KO3敗1分)で331ラウンド。

ダブルスコアです。

さらに世界戦に絞ると井岡は26戦、マルチネスはわずか4戦。

どちらがより消耗と劣化を蓄積しているか、どちらがフレッシュで勢いのあるファイターかは、どこからどう見ても明らかなのです。

その意味で、年齢差は大きくないものの、この試合をBattle of age と呼んで何ら差し支えはないでしょう。

Battle of age がブレンドされたRematch、さらに初戦でフレッシュなファイターの方が明白に勝利を収めているとなると…〝老いた〟井岡に凄惨な結果が突きつけられとしか、予想出来ません。

実年齢でもまさにをBattle of age となった井上尚弥とノニト・ドネアとの再戦にも似ています。

まさか、あそこまで悲惨な返り討ちにはならないと思いますが…。

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本文とは関係ありません。
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志成ジムの二宮雄介マネジャーは「何も知らないし、何も決まっていない。本人の去就含めてまだ何も決まっていない」と否定していますが、

The Ring が「フェルナンド・マルチネスと井岡一翔の再戦が12月31日東京開催で合意した」と報じました。

ブエノスアイレスで放送されたESPN -ノックアウトの中でチノ・プロモーションズとマルチネス本人が語ったということですが、ESPN -ノックアウトを確認できていないため、どのようなニュアンスだったのかは不明です。

大晦日、東京となると会場は限定されています。

少し、調べたらすぐにわかることですが、最もあり得るのはマルチネス側のフライングでしょう。


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元WBOバンタム級/元WBA・IBFジュニアフェザー級王者マーロン・タパレスが9月7日、保持するWBCアジア大陸ジュニアフェザー級タイトルの初防衛戦のリングに上がります。

32歳のナイトメアが迎え撃つ28歳のサウラブ・クマルは、何とインド人。そして、舞台は何とカンボジアの首都プノンペン。

BoxRecによるとインドのプロボクサー人口は745人(8月25日現在)。ストロー級からヘビー級までのフルラインでファイターを取り揃えています。

クマルは、中国の刘中と空位のWBOオリエンタル王座を争ってTKO負けしたのが唯一の黒星。再起戦を2勝1敗の相手と泥試合の末に引き分け。続く試合はTKO勝ちを収めるも、相手は0勝1敗のプロ2戦目。



摩訶不思議なリズムのBGMは試合中に流れていたのか?

私たちの知っているボクシングとは全く違う拳の使い方、身のこなし…。
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カネロ・アルバレスはボクシングの興行史上ベスト5に出場経験のある唯一の現役ボクサーだ。

フロイド・メイウェザーとのメガファイトでPPV売り上げ1億5000万ドル、ゲート収入2000万ドルを記録した。

カネロは現在34歳。引退についてはまだ何も口にしていないが、彼のキャリアがカウントダウンに入っているのは間違いない。

マニー・パッキャオとフロイド・メイウェザーが引退してしまい、米国市場で巨額のイベントを作ることができるファイターはカネロだけ。そして、カネロの引退で、その系譜はついに途切れてしまうかもしれない。


それでも。かつての威厳は失っているものの、ヘビー級は今なお大きな興行を立ち上げ続けている。

I often find my friends who usually pay no attention to boxing know the names of the top heavyweights yet have never heard of most of the fighters on the top 10 pound-for-pound list.

ボクシングに興味のない友人でもヘビー級選手の名前は知っている、なんてよくあること。もちろん、彼らはPFP10傑なんて全く知らない。※これはアンソニー・ジョシュアやタイソン・フューリーらの英国での認知度のことで、米国ならヘビー級選手もPFPも知らない。

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ボクサーがスターになるための条件とは何だろうか?

まず、 Pedigree。「血統」だ。

ここでいう血統は、競馬の馬の血筋ではない。アマチュア実績のことだ。

多くのボクサーが本業を別に持ちながらキャリアをスタートするのに対して、五輪のメダリストの多くは、厚遇で大手プロモーターに迎えられ、スターダムに駆け上がるまでを逆算したマッチメイクを用意される。

もちろん、アマチュア実績が14試合しかないフリオ・セサール・チャベスのような存在もたまに現れるが、彼らは例外だ。

そして、プロデビューすると、もはやそこは欺瞞の渦巻くビジネスの世界。

「無敗」はその内容に関わらず、一定の商品価値が認められる。

これを最も効果的に利用して、その値を釣り上げたのがフロイド・メイウェザーだ。

 Mayweather’s perfect record, along with the villain role that he carefully constructed, turned him into the biggest Box Office draw that boxing has ever seen, the face of boxing, and one of the wealthiest athletes of all time.〜無敗のヒールを演じることで、メイウェザーは悪役(マイク・タイソンのような演じていない悪役とは全く違う)でありながらボクシング界を代表する存在になり、時代を代表するリッチなアスリートにまで登り詰めた。

ロッキー・マルシアノを史上最高のファイターと呼ぶ人はいない。それどころか、史上最高のヘビー級とも評価されていない。しかし、彼は「無敗」の王者のままリングを去ったことで、特別な存在になった。

現在のファイターはメイウェザーと同じか、それ以上に無敗に執着しているが、自らを悪役に貶める勇気まで持ち合わせていない。

リングの中の退屈すぎる無敗を、品性下劣な言動で味付けすることで、アンチの敵意を刺激したのがマネー・メイウェザーだったが、現代のボクサーは退屈な無敗にしがみつくだけで、度を超えた(ように見える)品性下劣な行動は控えてしまう。

さて、「血統」と「無敗」はスターの条件だが、この二つは自分でコントロールできる。

五輪で金メダルを獲る、プロで無敗を続ける。これは実力を磨けば不可能ではない。



しかし、三つ目の条件「ライバル」はそうはいかない。

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 The biggest stars in boxing history have had dance partners that acted as the Joker to their Batman.

歴史の残るスターにはバットマンに対するジョーカーのように、必ず魅惑的なダンスパートナーが存在した。

モハメド・アリは、史上最強の呼び声高いソニー・リストンを2試合連続で撃破、ジョー・フレイジャーとの激闘3部作を完成させ、ジョージ・フォアマンを相手に奇跡を起こした。

アリに王座を奪われたフォアマンが20年後の世界でトップファイターを薙ぎ倒して、王者に返り咲いたことはアリの偉大さを間接的だが、衝撃的に印象づけた。

シュガー・レイ・レナードはロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マーベラス・マービン・ハグラーがいたからこそ、スーパースターたりえた。3人のうち誰か一人でも欠けていたら、レナードの評価も印象も大きく減退していたのは間違いない。

それは他の三人にとっても同じこと。彼らは三位一体ならぬ、まさに〝四位一体〟だったのだ。

金メダルどころか五輪出場の経験すらない(2008年北京五輪でフィリピン代表団の旗手を務めているが)マニー・パッキャオは咬ませ犬として米国に呼ばれ、大番狂せを繰り返しながら、メキシコ史上最強に数えられるマルコ・アントニオ・バレラとエリック・モラレス、ファン・マヌエル・マルケスとの総当たり戦に大きく勝ち越して、外国人で初めて米国市場の頂点に立った。

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マイク・タイソンが年上のイベンダー・ホリフィールドやレノックス・ルイスとの総当たりに勝ち抜けていたら(実際は3戦全敗実質3KO負けで〝予選敗退〟)?若きビタリ・クリチコを退けていたら?その評価はどれほど高かっただろうか?

「タイソンが勝ったのは弱い相手だけ」なんて、誰も口にできなかっただろう。タイソンはライバル運には恵まれていたが、実力が足りなかった。

ロイ・ジョーンズJr.もヘビー級にとどまって強豪王者との試合に応じていたら、そこで勝利していたら、彼の評価は全く違うものになっていた。



英国圏限定ながら、クリス・ユーバンクとナイジェル・ベンの火花散るライバル関係は、90年代英国リングのハイライトだった。

彼らの再戦には4万2000人がスタジアムの席を埋め、英国人口の4分の1にあたる1600万人がテレビ観戦した。

この二人の息子たちの戦いに盛り上がる英国を、世界中のボクシングファンは冷めた目でみるが、彼らは90年代の余熱がまだ残っていることが理解できないのだ。

Ultimately, boxing isn’t just a sport; it’s also the entertainment business. 

とどのつまり、ボクシングはスポーツではない。エンターテイメント(スポーツ)なのだ。

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「3150 × LUSHBOMU vol.1」は、「ボクシング × 音楽イベント」だそうです…。

まさか、亀田興毅は「どこまでセンスが悪いイベントを打てるのか?」を追求しているのか?

何を見せられることになるのか…。その辺の怪談話よりもはるかに怖い気がします…。



亀田和毅 vs レラト・ドラミニ。

試合開始は19:00頃でしょうか?

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