
① Naoya Inoue (C, No. 2 P4P) vs. TJ Doheny (No. 7)
12 rounds – junior featherweights
(Inoue’s Ring/IBF/WBA/WBC/WBO titles)
井上尚弥はTJ・ドヘニーをどう倒すのか?
ドヘニーに勝機があるとしたら、ルイス・ネリがやったように井上が苦手とするクロスレンジに誘い込むことです。
しかし、井上はもうその手には乗らないでしょう。
そもそも、死角が多いクロスレンジを得意とするのはロベルト・デュランやマニー・パッキャオら、変態性の強烈な輩だけ。もちろん、ドヘニーも苦手な距離です。
井上の勝利が1/50(1.02倍)、ドヘニー14/1(15倍)。
②Yoshiki Takei (No. 4) vs. Daigo Higa (No. 10)
12 rounds – bantamweights
(for Takei’s WBO title title)
武居由樹が破壊しなければならないのは「118ポンド最強は中谷潤人」というメディアとファンの既成概念。
B級王者ジェイソン・マロニーを倒せず、反撃を許したのは、世界初挑戦の気負いからのオーバーペースだったからだと考えています。まだまだ発展途上で、発展のその先には中谷や、さらにその向こう側も見える、そんな戦いが初防衛戦では求められます。
それくらいの素材だと思いたい。
そうなると、那須川天心をアンダードッグにして、注目の激突にもつながるはずです。
比嘉大吾の立場になると、なりふり構わずどんな形でも勝つこと。「どんな形でも」といっても、この不器用なパンチャーに、形は一つしかありません。
武居1/4(1.25倍)、比嘉3/1(4倍)
③Jin Sasaki (No. 9) vs. Qamil Balla
12 rounds – welterweights
佐々木尽のゴールは世界ウエルター級。
白井義男が世界フライ級のUndisputed championになったのは、72年前のこと。1950年代はフライ、バンタム、フェザー、ライト、ウエルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビーのオリジナル8階級の時代でした。
日本ランキングすらまともに組めないライトヘビー級とヘビー級は夢のクラスですが、ミドル級以下の階級は常時日本タイトルを争うことのできる〝成層圏内〟。
4団体に増殖、17階級まで水増しされた現代まで、日本ボクシング界は2番目に重いジュニアミドル級で4人、最も重いミドル級王者も2人のタイトルホルダーを輩出していますが、この2階級よりも軽いウエルター級では一人の王者も生み出すことが出来ていないのです。
これが単なる偶然ではないのは、ボクシングファンなら誰もがわかっているでしょう。
ウエルター級はあらゆる意味でメジャーだからです。日本人が好き勝手できるマイナー、軽量級とは比べると、そこにはサッカーとフットサル、野球とソフトボール以上の格差が横たわっているのです。
19戦17勝16KO1敗1分という数字は立派ですが、対戦相手の質は「井上尚弥は弱い相手ばかり」というのとは全く違うレベルで、どうしようもない次元です。
今回、拳を交えるカミル・バラも佐々木と同じ低層リーグの住人です。ここで負けるようなら…。
〝メジャーリーグ〟への挑戦資格があるのか?その1次試験になります。
④Ismael Barroso vs. Andy Hiraoka
12 rounds – junior welterweights
佐々木をストップしている平岡アンディが対戦するイスマエル・バロッソが〝怪人〟の空気を漂わせているのは、41歳という年齢で世界戦線に踏みとどまっていること、そしてこの10戦で6勝5KO4敗(3KO負け)という実力の怪しさです。
ローランド・ロメロに健闘したのは、相性の良さとロメロの不調からくるフロックと考えるのが自然でしょう。どんなに贔屓目に見ても、ロメロとどっこい。
それを如実に物語っているのが、アンディ1/6(1.67倍)、バロッソ4/1(5倍)というオッズです。
もちろん、怖いのは一発。バロッソは左はもちろん、リードの右も強烈。
それさえ、もらわなければ…。
コメント
コメント一覧 (1)
業界はモンスターと那須川で試合して盛り上げたかったんじゃなかったのだろうか?本気なら那須川がフェザー辺りで待ち構えていても良かったと思うが、やはりフェザーはレベルが高いからバンタムにまで落としてとりあえずタイトル獲ろう路線にしたのか?
フシ穴の眼
が
しました