カテゴリ: がんばれニッポン!

【UFCフライ(125ポンド)級タイトルマッチ】
2026年5月9日:ニューアーク プルデンシャルセンター


UFC史上初のアジア人対決、そして平良が勝てば日本史上初の快挙。

素晴らしい立ち上がりでしたが、第2ラウンドにヴァンのパンチで平良がダウン…、激しい攻防のまま、最終ラウンドへ。

第2ラウンドのダウン、そのダメージから回復しませんでした。最終ラウンド、連打を浴びたところでレフェリーストップ。

日本人の挑戦失敗は9試合、8人連続。

会場の空気はニュートラルか、平良に寄るようにも予想しましたが、全く逆でした。打撃戦を避ける戦い方にブーイング、厳しい試合になってしまいました。


パンチvs寝技、平良はテイクダウンは奪うものの、そこでダメージは与えられず、逆にヴァンは打撃で追い詰めていきました。試合前はチャンスは十分と思っていましたが、ヴァンは強くて、戦い方をよく知っています。

凄まじい勝負根性は見せたものの、パンチが見切れていなかった平良は難しいです。



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あらゆるスポーツのPFPランキングは非常に難しい作業です。そもそもが妄想ですから、妄想の軸足をどこに置くか?

例えば、日本の風土で「あらゆるスポーツ」となると、MLBで活躍する大谷翔平に帰結してしまいます。サッカーでバロンドールを獲るよりも大谷の方が日本での経済的価値が高いなんてことになりそうです。

しかし、世界的な目線で「あらゆるスポーツ」ではやはりサッカーしかありません。

そのサッカーでも最近の若手選手は、W杯優勝よりも欧州チャンピオンズリーグに重きを置く傾向が強くなっています。

とはいえ、W杯が世界最大のスポーツイベントであることは変わりません。他のスポーツではありえない長い長い長い地域予選も、それだけ多くの国が真剣に取り組んでいることの証です。


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そのW杯がいよいよ来月、開幕。

まだベスト16で行き詰まっているにもかかわらず、史上最強と呼ばれる森保ジャパンは「優勝」を目標に掲げています。

「史上最強」…最近、よく耳にした〝四文字熟語〟です。

野球WBCも「史上最強」と評価されましたが、結果は「史上最悪」のベスト8で轟沈してしまいました。

なぜ「史上最強」が負けたのか?それは「史上最強」でなかったからではありません。サムライジャパンとしては史上最強でも、対戦相手がもっと強くなっていたからです。

日本が敗れたベネズエラも、間違いなく「史上最強のベネズエラ」でした。

「史上最強」なんて内向きの話は、勝利の絶対条件にはなりえません。「史上最強」の同義語は「井の中の蛙」です。

グループFの初戦。史上最強の日本がオランダに破壊されて、誰が驚くでしょうか?

W杯切符を真っ先につかんだ日本と、プレーオフから這い上がったスウェーデン、アジアと欧州のレベルが同じなら恐るに足らない相手ですが…。確実に勝たなければいけないチュニジアに足元をすくわれるのは予想外でしょうか?それとも予想の範囲内でしょうか?


もちろん、史上最強に何の意味もないかといえばそうではありません。そこに至るプロセスが素晴らしかったからこそ、史上最強に行き着いたのです。




「井の中の蛙」に続きがあることを多くの人が知ってるはずなのに、それを思い出す人は少数派です。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る。

史上最強のサムライブルーが太平洋の彼方で砕け散ったとき、きっと私が持ち出しそうな〝続き〟ですが、そんな「負け犬の遠吠え」はしません…というより、必要がないでしょう。



この言葉は、極東の島国からW杯に出場する日本以外の47カ国に、大会が終わったときに伝えましょう。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る。




途轍もなく厳しい、情け容赦のない過酷な戦いがもうすぐ幕を開けます。


がんばれ、日本!



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「スターウォーズ」が、黒澤明の「隠し砦の三悪人」へのオマージュであることは、ジョージ・ルーカスがすでに公言していますが、「隠し砦の三悪人」を見てしまうと、多くの日本の方々は「これはオマージュではなくリメイクじゃねぇか!」と憤るはずです。

私もその1人です!

ボクシングでいうと、奴らが無視するステルスな軽量級からマニー・パッキャオが、奴らの人気階級に土足でドカドカ上がり込む姿を奴らは大絶賛しました。しかし、パッキャオのスピードと目まぐるしいステップ、パンチの回転、無尽蔵のスタミナは既成の中量級や重量級で見たことがなかったでしょうが、日本のボクシングファンには当たり前のパフォーマンスですから。

まあ、そんな話はさておき、キャリア初の単身赴任は…楽しい!!!!!!!!!!!!




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THE RING'S LATEST RATINGS: MAJOR CHANGES TO POUND-FOR-POUND TOP 10

〜リング誌最新ランキング:PFPトップが交代!


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両者にとってキャリア初のPFP対決を制した井上尚弥がリング誌のPFP1位に。

中谷潤人は7位にダウン。

2位になったオレクサンデル・ウシクは再来週にキックボクサーとの防衛戦、この結果がどう出てもPFP対決に勝った井上の1位は揺らぎません。

当然のシャッフルです。

記名投票制のESPNはまだ更新されていませんが、ここで井上はキャリア初の1位過半数を突破するはず。これまでの〝少数与党〟ではありません。

また、この座を脅かす可能性のある試合も見当たらず、今までの〝一瞬1位〟でもなく、年内安泰。

専門家評価においてPFP対決がどれほど重要かをあらためて印象づけました。

そして、来月13日にバム・ロドリゲスがWBAバンタム級ストラップをもぎ取ると、現在の4位から2位浮上の目もあります。

井上vsバムが、フリオ・セサール・チャベスvsパーネル・ウイテカー以来のPFPワンツー対決になる可能性が膨らみます。

早朝にもかかわらず、yuinさんが「2度目のfighter of the yearを確実にするためにバムと年内に試合して欲しい派です。」とのコメント寄せていただきましたが、これでテオフィモ・ロペスを玩具にしたシャクール・スティーブンソン、同じ日にクルーザー級を制したデビッド・べナビデスを抑えて完全最右翼に躍り出ました。

ESPNがよくやる非公式の上半期アワードなら、Fighter Of the Year確定。

来月の試合内容によってはPFP2位浮上もありうるバム・ロドリゲスを、来年1月にフリオ・セサール・チャベスvsパーネル・ウイテカー以来のPFPワンツー対決に勝利すると、軽量級では誰も成し遂げていない2年連続Fighter Of the Yearの可能性も十分です。

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カレンダーではTHE DAYと同じ5月2日(日本時間3日)に5,500マイル離れたラスベガスでクルーザー級タイトルを強奪してPFP5位に浮上したべナビデスの次戦が9月に決定。

この相手が問題です。ウシク(「ヘビー級進出はまだ」と明言してますが)や、超大番狂せでウシクに勝ったキックボクサーとなると井上の1位はまた短命に終わりますが、まずないでしょう。しかし、6位のドミトリー・ビボルならヤバいかもしれません…安泰ちゃうやないかッ!

ライバルはべナビデスーーー奇しくもモンスター対決です。




バンタム級では武居由樹が無名ファイターに辛勝でランクアウト。勝ったとはいえ、これは仕方なしか?

井上拓真と那須川天心が一つずつ順位を上げて、それぞれ2位、3位。





ーーーオンラインで海外と仕事が出来る、忌々しいインターネットの出現を呪うことはしょっちゅうですが、特に日本独自の休日などでの仕事となると呪いたくなります。

GWだというのに明け方から仕事してましたが、インターネットに乗ってリング誌からのニュースメールを受け取りました。なんだか、いろいろ翻弄されています。





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「来年1月に東京で、バム・ロドリゲスが井上尚弥と対戦する」(サウジアラビア・総合娯楽庁トゥルキ・アルラシク長官)。

バムはこの対戦を「現在の軽量級が提供できる(世界的な注目を集める)最大の試合の一つ」と熱望しましたが、one of the biggest fights ではなくThe biggest fight で間違いありません。

「世界的」を外して「日本国内」とすると、井上尚弥に亀田和毅や那須川天心が絡む方が大きな話題を呼ぶかもしれませんが、世界的となるとメキシコの血が流れるバム・ロドリゲスとの激突だけです。

21世紀に入ってからでも、マニー・パッキャオと軽量級では考えられない人気を誇ったマルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレス、ファン・マヌエル・マルケスのPFPメキシカン3人の激闘を例外にすると、レオ・サンタクルスのvsアブネル・マレス(初戦・再戦ともステープルズセンター/WBCフェザー級)とvsカール・フランプトン(初戦バークレイズセンター・再戦MGMグランドガーデン・アリーナ)以来のビッグファイトになります。


Everything around them…


Saturday 13, June 2026

Desert Diamond Arena, Glendale, Arizona
commission:Arizona Boxing & MMA Commission
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Kevin Rooney Jr
view on DAZN 

全ては6月13日にバムがアントニオ・バルガスからWBAストラップを〝綺麗に〟奪うことが条件です。

バルガスはメキシコのローカルファイター、ホセ・カルデナスに初回KO負けした、実力はジャーニーマンレベル。日本のファンが目の当たりにした比嘉大吾との引き分け試合を見ても「あ〜あ」なファイター。

ここで万一もたつくようなことがあると、たとえ勝っても井上戦への周囲の関心は一気に萎んでしまします。

オッズはバムの勝利が1/16(1.63倍)、バルガス8/1(9倍)。ミスマッチの掛け率です。






Sunday 24, May 2026
  
Gazprom Sports Complex, Bishkek, Kyrgyzstan
promoter:Koki Kameda (Kameda Promotions)


今月24日にキルギスタン開催の亀田興毅主催のイベント。

ここで行われるのが、WBAフェザー級暫定王者決定戦。このアルファベット団体のストラップはブランドン・フィゲロアがニック・ボールをKOして2月に王者交代したばかり。

フィゲロアは「井上との対戦を何よりも優先したい」と浮き足立ってはいますが、怪我で防衛戦に支障があるとかは一切なし。WBAとしては「カザフでフェザー級なんて誰も見てないだろ?」という空き巣心理もあったでしょう。

この意味不明(というとアルファベットのタイトル戦はほぼ意味不明ですが)のタイトルマッチに出場するのが亀田京之助。対するはルイス・ヌネス。

26歳のヌネスは、自称アマ85勝5敗、プロ23戦全勝15KO。これまでの相手に世界基準は見当たらず、亀田京がキャリア最強というお粗末さ。母国ドミニカ以外で戦ったのは米国での6試合で全勝ながら5試合は判定。動画を見ても戦績ほどの強さ、パンチはありません。

では、亀さんにチャンスがあるかというと、この人もどう見ても4団体17階級時代のデタラメ世界ランカー。デタラメ度ではヌネスを大きく凌駕します。ここで勝っても、キルギスが遠いからではなく、亀さんの声は誰の耳にも響きません。

23日にエジプト・カイロで世界が注目するメガイベントがオレクサンデル・ウシクをメインに開催されるため、大きな注目は集めませんーーーというよりも、そもそもが軽量級でボクシング界では完全死角のキルギス、専門サイトのフォーラムで語るマニアのアンテナにもかかっていないほど。

もちろん、中央アジアにパイプを通そうとする亀田興毅の挑戦は素晴らしい。






Saturday 9, May 2026
  
Gateway Center Arena, College Park, Georgia
commission:Georgia Athletic And Entertainment Commission
promoter:Manny Pacquiao (MP Promotions),
Dmitriy Salita (Salita Promotions)
matchmaker:Steve Clemente, Brendan Gibbons, Brendan Segalas
view on DAZN 


そして、今週末に行われるIBFフェザー級戦。フェザー級に進出する井上の有力ターゲットのアンジェロ・レオが2度目の防衛戦に、中野幹人を下したライース・アリームを迎えます。

昨年5月に大阪で亀田〝ペチペチ〟和毅の軽打に、敵地とはいえ明白な勝利を収められなかったレオの陥落、苦戦の可能性は十分。

試合前の言動から完全に舐め切っていたアルベルト・ロペスにシーソーゲームを強いられ、豪快にKOしたのは運が良かっただけで、実力は世界基準にありません。

井上にとっては35歳のライースの方が与し易いか?

レオの4/9(1.44倍)、ライース15/8(2.88倍)。
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リング誌は、サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アルラシク長官が「井上尚弥vsバム・ロドリゲスのスーパーファイトを来年1月に東京開催」で調整していると報じました。



A super fight between Naoya Inoue and Bam Rodriguez is being planned by Turki Alalshikh for January in Japan.

バム陣営はスタンバイOK、あとは井上が応じるかどうかにかかっています。

昨日の東京ドームにも視察に訪れたアルラシク長官は「この記録を更新する可能な限り大きなスタジアムでの開催」を目指しているそうです。

東京ドームを超えるハコとなると、国立競技場や日産スタジアムとなりますが、天候が問題です。サッカーでもプロ野球でもやってますから、雨天結構でも良いとは思いますが…リングは米国のスタジアムイベントのように大屋根を開設してその下となりますね。




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田中空と佐々木尽の1試合を除き予想できた結果だったとはいえ、7試合の全てで最終回のゴングが鳴らされた、ジャッジにとっては時給の低い〝割の合わない〟仕事になったTHE DAY。

注目のメインイベントもチェスゲームの立ち上がりは予想の範囲内でしたが、どちらかがどこかでアクセルを踏み込むと思っていました。

井上尚弥と中谷潤人のTHE DAYのプリズムに交錯した12ラウンドの光陰を振り返ります。





【①壮観の東京ドーム】

平日開催も珍しくなくなってしまったビッグファイト興行ですが、THE DAYは休日。東京ドームは沸騰していました。

2年前のやはりゴールデンウィークでも、この大舞台にルイス・ネリを迎えましたが、あの日とは全く違う景色が広がっていました。

イベントという側面からも、この日が日本ボクシング史の一つの到達点として記憶されます。

一方で、トミーズ雅らが嘆いていたように「一般の人の関心が低すぎる」。「LeminoのPPV」という高いハードルが置かれたことは一旦忘れても、プロモーションは不十分でした。

ボクシングはメジャー競技ではありませんが、過去はメジャーで、いまでも誰でも知っているという点は大きなアドバンテージです。「どんな競技なのか」「階級とは」「世界タイトルとは」…基本的な説明が不要、プロモーションの取り組みが容易なスポーツです。

なんでも米国に倣え、とは言いませんが、PPVとライブビューイング(クローズドサーキット)の〝先輩〟である米国のやり方は取り入れるべきだと思います。

野球NPBの始球式やサッカー日本代表などメジャースポーツとからむ、主要都市でのプロモーショナルツアーを展開する、などの仕掛けがあると、スポーツファンや一般の生活者にもっとアプローチできたはず。




【②中谷潤人の無敗がストップ】

勝敗は4-1のオッズを反映した結果になりましたが、展開はKO決着が期待された予想を裏切るものでした。

どちらかのゼロ(無敗)が消えるというボクシングならではの残酷な興味は、中谷の敗北で帰結。

左眼窩底骨折の疑いがあるという中で、試合後の記者会見に応じた中谷の誠実な態度は好感が持てました。

敗北の内容はキャリアに不安を残すものではありませんでしたが、大きな怪我は少なくとも今後のスケジュールに大きな影響を与えることになりました。




【③PFPはシャッフルされるか?】

キャリア初めての現役PFPファイターという評価の高い相手を下した井上が、主要メディアの多くでPFP1位に返り咲けるか?

現在でも、最も公正と考えられているTransnational Boxing Rankings Boardと完全ポイント制のBoxRecでは1位ですが、ESPNやリング誌では2位。

今回の内容が「伝説になれたかどうかわからない」と井上自身が笑ったように、衝撃的な勝利ではありませんでした。

それでも、今月23日にエジプト・ギザのピラミッド前広場で行われるキックボクサーとの茶番劇にオレクサンデル・ウシクがブサイクな試合をしようものなら、1位は間違いありません。

一方で、試合内容によっては期待されたFighter Of The Year はどうか?となると決定打にはなりませんでした。

そして、敗れた中谷にはオッズや戦前予想から考えると「評価は下がっていない」という声も否定しませんが、PFPランキングが上がることはないはずです。




【④注目の2人の次戦】

二人の次の試合の注目度が膨らみました。

115ポンドと118ポンドで壮絶な攻撃力を見せつけた井上尚弥でしたが、122ポンドでその火力が弱火になっていることはもはや明らか。

126ポンド、フェザー級の井上はより難しい戦いを強いられることになりそうです。

試合後のインタビューで次戦について聞かれ「ちょっと休めせてください」とはぐらかした井上。心身とも疲れているでしょう。

33歳という年齢を考慮すると急ぎたい気持ちもあるでしょうが、調整試合を挟んでフェザー級でも良いかもしれません。

中谷の次戦は、怪我の状況にもよりますが長期離脱は避けられません。早ければ来年初めにも井上が返上すると見られるタイトルの決定戦で再分配される舞台に間に合うかどうか微妙です。

「またチャンピオンになれる」(井上)というように実力は折り紙つきですが…。







WOWOWのラミレスvsべナビデスが始まった!続きはまた。

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Saturday 2, May 2026
TOKYO DOME TOKYO
COMMISSION:Japan Boxing Commission 
Promoter:Hideyuki Ohhashi  
Event Title:THE DAY
view on Lemino PPV

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ついに「その日」がやって来ました!


◾️OPBF/WBOアジア太平洋 ウエルター級10回戦◾️

©︎田中空 vs 佐々木尽

WHのオッズは、なんと10/11(1.91倍)で全くの五分!

24歳、同い年対決はKO決着必至、まばたき厳禁のパンチャー対決になりそう。

佐々木の一発は試合をひっくり返す威力がありますが、ディフェンス力の差で田中の中盤KO勝利を予想します。

ーーーまさかの判定。両者足を止めての打ち合いを30分間続けました。

空のアッパーと尽のボディ。SDで尽。尽絡みて97−93/96−94/96−94。

採点の難しい試合でした。空は悔しい初黒星。

尽は「待ってろ、世界!!!」。

いい試合でしたが、悪い意味でヘビー級のように重い足に、フェザー級のようなパンチの軽さ。世界の遠さがひしひしと感じさせた試合でもありました。

ここまでの4試合、全てが判定でしたが、ユナニマスは1試合もなし。





◾️WBCバンタム級12回戦◾️

©︎井上拓真 vs 井岡一翔


こちらも予想が難しい一戦。拓真が2/5(1.4倍)、井岡19/10(2.9倍)。37歳のリングマスターが7歳下の王者に番狂せを起こせるか。

二人とも12ラウンドを通じて試合を組み立てていくスタイルだけに、スペクタクルは期待できないか?

拓真は、キャリア最高の心身で挑み、番狂せを起こした那須川天心戦と同じ気持ちをキープできるか、井岡は年齢による衰えをどこまでカバーできるか?

採点はJBCとのからみを考えても、井岡に難しいスコアになりそう。いつも以上に明白なラウンドが求められます。

「自分は自分なりに主人公でありたいですね」「尚弥の弟じゃなくて、井上拓真なんだということを気づいてもらえたら嬉しい」…拓真の言葉は重い、です。

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ーーー大方の予想通りに12ラウンド最終回が終了ゴング。その瞬間、井岡の口が「ありがとう!」と動きました。

井岡は「前で作る」戦術。それは、第2ラウンド終了間際まで順調に進んでいるように思えました。拓真のロープ際から右クロス、そこから左右のパンチをまとめて、井岡がダウン!こんなに効かされた井岡は見たことがありません。

第3ラウンドも井岡が前に出て、拓真が下がる展開。ダウンのダメージが残る井岡は、拓真の右アッパーで2度目のダウンを喫します。

その後も、前に出る井岡と下がる拓真。第9ラウンド終了のインタバルで井岡はコーナーに「いま、何ラウンド?」と聞きます。もしかしたら、最初のダウンから記憶が飛んでいたのかもしれません。

2020年大晦日は田中恒成のスピードを封じ込めた当時31歳の井岡でしたが、今夜は拓真のスピードに対応しきれませんでした。

118−108/119−107/120−106のユニマスデジション。

井岡一翔、グローブを吊るすには良い潮時です。





◾️ジュニアフェザー級8回戦◾️

武居由樹 vs ワン・デカン


元WBOバンタム級王者の武居が1/16(1.63倍)、ワンが7/1(8倍)。

29歳の元K1王者はクリスチャン・メディナにTKO負けでストラップを奪われ、26歳の中国人はフィリップス・ヌギチュバ(小國以載をKOしたナミビア人)のWBOアフリカ・ジュニアフェザー級タイトルへのアタック失敗、両者とも復帰戦になります。

ワンは2年近くリングを離れており、完全格上の武居にとって取りこぼしは許されない一戦になります。


ーーー武居はクリスチャン・メディアのトラウマを振り払えるのか?

ワンのスタイルは「格好の相手」(田中恒成)でした。今更ですが、恒成の解説は的確で分かりやすい。

77−75*2/76−76。マカオでやってたら逆のスコアが出てたかもしれません。勝つには勝った、勝って良かったという試合でした。

絶対負けられない再起戦とはいえ、これからの武居の対戦相手にとって非常に参考になる内容でした。







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◾️世界ジュニアフェザー級タイトルマッチ◾️

©︎井上尚弥 vs 中谷潤人


オッズは座間のUndisputed championが1/4(1.25倍)、相模原のBig Bangが3/1(4倍)。

いよいよ、大勝負のゴングが鳴ります。

「一人の若者が同じ日本人がPFPで上昇して来た。やるしかない」(井上)。

「9年前から、いつかと思い続けて来た」(中谷)。

リングアナはマイケル・バッファー。

中谷入場。いやあ、良い顔してます。

井上入場。気合い入ってます。

国歌斉唱は藤井郁弥。




ーーーまさかのチェスゲーム!

116−112*2/115−113のユナニマスで、井上。

試合前のグローブタッチ。なんと両者とも合わそうとせず、主審が二人のグローブに手を添えてタッチさせました。

二人とも闘志剥き出し。なのに、12ラウンド、36分間で二人は何度笑い合ったことでしょう。

チェスゲームを動かしたのは、7ラウンド終了インタバルでルディ・エルナンデスが出した〝GOサイン〟。

そして第8ラウンドから中谷にペースが傾きます。井上が誘っているわけでもないのに、何度もロープに詰まる光景は初めて見ました。

第10ラウンドに偶然のバッティングで中谷はみけん左から出血。さらに、第11ラウンドでは井上のアッパーで左目を負傷。ここからの2ラウンドは初めて明白なラウンドに。

中谷は惜敗。井上はノニト・ドネア初戦以来の苦戦。

期待していたスペクタクルは見られず、井上は「何もできない恐怖を味合わせてやる」「圧倒的な実力を見せつける」という試合はできませんでした。







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Saturday 2, May 2026
TOKYO DOME TOKYO
COMMISSION:Japan Boxing Commission 
Promoter:Hideyuki Ohhashi  
Event Title:THE DAY
view on Lemino PPV
 
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とうとう明日に迫りました!21世紀日本ボクシング最大の決戦です。

ボクシングの人気・ステイタスが今と比べ物にならなかった時代には、白井義男の後楽園球場や大阪球場のスタジアム決戦、ファイティング原田に至っては世界戦でなくても列島が大注目、具志堅用高でも防衛記録を伸ばすと総理大臣が祝福、首相官邸に招かれていました。

もうそんな時代ではありませんが、ボクシングファンから見ると最高に興味をそそられる試合です。

今回は純粋なPPVでその価格(6,050円)についてもさまざまな意見が交錯していますが、まずマイナースポーツのボクシングはこの方向で良いということです。

4月28日に総務大臣の林芳正が記者会見で、時代に合ったスポーツ中継のあり方について「5月中にも有識者会議を立ち上げて、秋には論点を整理する」と語っています。

WBCを契機に「国民的スポーツを見る機会の確保が大きな問題になっている」ということで、「ユニバーサルアクセス権の導入を前提にするのではなく、独占形態のあり方や料金など、幅広い議論をする」方針。

残念ながら、THE DAY の直前でもボクシングについては一切言及されず。野球やサッカーの大勝負がテーマにされています。

これは仕方がないことで、テレビからネット配信に移行することでボクサーの報酬は向上しているのですから、ここで「マイナースポーツにもユニバーサルアクセス権を!」なんて訳のわからないことを叫ぶのは滑稽すぎます。

ただ、問題はネット配信は日本市場での業界勢力図が固まっていない状況で、商売無視で放映権を支払っています。このまま無料視聴できて、なおかつボクサーの報酬が高止まりする未来は100%ありえません。井上尚弥らのファイトマネーは今回もブラックボックスのままですが、大橋秀行は「興行規模は30億円を超える」と語っていました。

150年に1度の天才は両者のファイトマネーも聞かれて「過去最高」とだけ答え、具体的には?と聞かれると「もうあまり(大きな数字は)言えないのよ」と笑っていたように、税務署など複数の方向からクギが刺されたのでしょう。「30億円」は現実的な数字です。諸経費や出場選手の報酬が引かれる前の数字が興行規模ですから、普通に考えると井上のファイトマネーが30億円ということはありえません。

また、通常PPVは最低保証額を選手に提示、PPV売り上げが一定ラインを超えると歩合が加算されるのが完全デフォルトですが、おそらく今回はそうではないでしょう。

PPVの数字も「発表する予定はない」(Lemino)ということですからブラックボックスです。それでも、今回の6,050円設定は、メジャースポーツへの回帰は無いという前提でボクシングの未来を考えると、大きな一歩に違いありません。

いつかはPPVに移行しなければならないのですから。そして「井上vs中谷」でも6,050円という恐ろしい現実も横たわっています。これがボトムでなく、トップなのですから。

いずれにしても、現在の日本ボクシングがいつか弾ける配信バブルであることは間違いありません。

ちなみに「国民的スポーツを見る権利をどう考えるか」の有識者会議は、スポーツ団体とメディアなどから選ばれた10人前後の検討会になります。





◾️Undisputed Junior -Feather weight Championship◾️


©︎井上尚弥の勝利が1/4(1.25倍)は変わらず。中谷潤人14/5(3.8倍)➡︎3/1(4倍)。そこから微動だにしていません。

井上有利は揺るぎません。

前日計量は井上がリミットいっぱいの122ポンド、中谷が121.92ポンド。この2人に関して「It's On(1発クリア、試合成立)」なんて言葉は野暮です。海外のふざけた有名選手とは違います。

肌艶まで見えませんでしたが、井上の方が減量は厳しかったようですが、やはり中谷よりデカいです。身長は低くても、上の階級であるのが伝わる厚みです。

https://www.boxingscene.com/articles/naoya-inoue-junto-nakatani-make-weight-for-122lbs-undisputed-bout

早速、ボクシングシーンがこの試合を「ジュニアバンタム級」と間違ってアップ。…軽量級の試合ではリング誌が一番やらかしてますが、特に今回はよく考えて確認してからお願いします。

戦前予想は…難しい。

結果としてワンサイドになったとしても「両者にとって過去最強の相手」であることは間違いありません。

井上にとっては、まずサウスポーであること。中谷はマーロン・タパレスのように、なんちゃってL字の距離が浅いボクサーではありません。

そして、パンチャーであること。スティーブン・フルトン相手のように、少々の被弾をいとわずに得意のアタックを仕掛けるわけにはいきません。

それでも、井上の火を噴く攻撃を中谷が36分間いなすのは不可能でしょう。中谷が勝つとしたら、井上の攻撃を空転させるのではなく、ダメージを与えて減退させるしかありません。

どう考えても、塩分が入り込む余地がない、そうとしか見えません。


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この試合はWBCがベルト販売に続くビジネスとして展開中の指輪販売「クラウンシリーズ」としても認定されました。当然、認定料が発生します。

Jason of Beverly Hills(4大スポーツのチャンピオンリングを製作している工房)によるもので、10万ドル相当だそう。

「ローズゴールドの色は、日本では儚さの象徴であるサクラをイメージしている。勝者と敗者、一夜の試合、そのフィーリングが全て込められているのだ」。

WBCがまたバカ商売、始めやがって…なんですが、このリングの上部は取り外し可能で、中にはリングがあしらわれているそうです。面白いな!ちょっと欲しいかも…いかん、マウリシオの罠にハマるとこだった!




なにはともあれ、明日!楽しみです!!!








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マイク・タイソンで有名になった練習メニュー、ナンバリングシステムを一般的に広めたことでも有名なテディ・アトラスはアマチュア時代のタイソンやウィルフレド・ベニテス、バリー・マクギガン、ジョーイ・ガマチェ、ドニー・ラロンデ、サイモン・ブラウン、マイケル・モーラー、アレキサンダー・ポベトキン、ティモシー・ブラッドリーらのトレーナーをつとめてきました。


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This fight will come down to geography. Who fights at the range, the distance, the location that better-suits them for their talent?

そのアトラスが「井上尚弥が有利」としながらも「中谷潤人にも十分なチャンスがある」と予測。

試合展開については「典型的な距離の戦いなる。どちらが自分に有利な距離の取り方(距離の振幅)、距離の長さ、ポジショニングを先に見つけることが出来るか?」が焦点になるとも。

そして、中谷が直近の試合(昨年12月:vsセバスチャン・エルナンデス 12R判定勝ち)で苦戦したことは「コンディションが良くなかったように見えた。あの試合で受けたダメージから回復できたかどうかはわからないが、あの試合は彼にとって有利にも不利にも働く可能性がある」と、日本では多くのメディアやファンが中谷の評価を下げた一戦に違う見方を示しました。

中谷にとっても、あの試合は思い通りに行かなかった試合のはずですが「(キャリア終盤ではなく)28歳という年齢で難しい試合を一つクリアしたことには大きな意味がある」(アトラス)。



いよいよ、あと3日に迫ったTHE DAY。ウィリアム・ヒルのオッズは井上の勝利が1/4(1.25倍)、中谷が3/1(4倍)と全く動かず。

楽しみです!


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