あらゆるスポーツのPFPランキングは非常に難しい作業です。そもそもが妄想ですから、妄想の軸足をどこに置くか?

例えば、日本の風土で「あらゆるスポーツ」となると、MLBで活躍する大谷翔平に帰結してしまいます。サッカーでバロンドールを獲るよりも大谷の方が日本での経済的価値が高いなんてことになりそうです。

しかし、世界的な目線で「あらゆるスポーツ」ではやはりサッカーしかありません。

そのサッカーでも最近の若手選手は、W杯優勝よりも欧州チャンピオンズリーグに重きを置く傾向が強くなっています。

とはいえ、W杯が世界最大のスポーツイベントであることは変わりません。他のスポーツではありえない長い長い長い地域予選も、それだけ多くの国が真剣に取り組んでいることの証です。


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そのW杯がいよいよ来月、開幕。

まだベスト16で行き詰まっているにもかかわらず、史上最強と呼ばれる森保ジャパンは「優勝」を目標に掲げています。

「史上最強」…最近、よく耳にした〝四文字熟語〟です。

野球WBCも「史上最強」と評価されましたが、結果は「史上最悪」のベスト8で轟沈してしまいました。

なぜ「史上最強」が負けたのか?それは「史上最強」でなかったからではありません。サムライジャパンとしては史上最強でも、対戦相手がもっと強くなっていたからです。

日本が敗れたベネズエラも、間違いなく「史上最強のベネズエラ」でした。

「史上最強」なんて内向きの話は、勝利の絶対条件にはなりえません。「史上最強」の同義語は「井の中の蛙」です。

グループFの初戦。史上最強の日本がオランダに破壊されて、誰が驚くでしょうか?

W杯切符を真っ先につかんだ日本と、プレーオフから這い上がったスウェーデン、アジアと欧州のレベルが同じなら恐るに足らない相手ですが…。確実に勝たなければいけないチュニジアに足元をすくわれるのは予想外でしょうか?それとも予想の範囲内でしょうか?


もちろん、史上最強に何の意味もないかといえばそうではありません。そこに至るプロセスが素晴らしかったからこそ、史上最強に行き着いたのです。




「井の中の蛙」に続きがあることを多くの人が知ってるはずなのに、それを思い出す人は少数派です。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る。

史上最強のサムライブルーが太平洋の彼方で砕け散ったとき、きっと私が持ち出しそうな〝続き〟ですが、そんな「負け犬の遠吠え」はしません…というより、必要がないでしょう。



この言葉は、極東の島国からW杯に出場する日本以外の47カ国に、大会が終わったときに伝えましょう。

井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る。




途轍もなく厳しい、情け容赦のない過酷な戦いがもうすぐ幕を開けます。


がんばれ、日本!