カテゴリ: がんばれニッポン!

いよいよ明日、日本代表(世界ランキング18位)のW杯初戦、午前5時に迫ったキックオフ。

対するは世界ランキング8位のオランダ。

ウィリアム・ヒルのオッズはオランダがEVS、イーブン(1/1=2.0倍)で、5/2(3.5倍)の日本は明白なアンダードッグです。

このブログをお読みいただいてる方は、オッズも見慣れているでしょうからシャカセツになりますが、通常のオッズはフェイバリットが1台ですが、この試合のオランダはイーブン(2.0倍)。日本にも付け入る隙のある相手です。

昨年11月のW杯予選、ポーランド戦。世界36位のポーランドにオランダは1−1の引き分け。勝点1でもW杯出場が決定的となるオランダが無難に戦ったともいえますが、無難に初戦を終えたい状況は明日早朝の日本戦でも同じ。

この試合でパス支配率は58.2%、パス成功率は93.9%。戦慄のスタッツです。鉄壁のディフェンス陣が守る後方から、丁寧にパスを繋いで攻め上がる堅実なスタイル。この試合でアタッキングサード(ピッチを3分割して相手ゴールに最も近い3番目のエリア)で28本のパスを送り込み、そのうち27本を成功させているのがMFフレンキー・デヨング(バルセロナ)。

オランダの前線基地であるデヨングを機能不全にしなければ、非常に厄介な展開しか想像できません。前を向いたデヨングに、正確な縦パスを出させないこと。

オランダ(デヨング)対策はもはや研究され尽くされており、デヨングからパスが通ってもシュートまで持ち込んだのはわずか8本。機動力に優れた日本の中盤がプレッシャーをかけて縦パスのコースを消せば、ボールはサイドに流すしかなくなります。

さらに、日本の特徴はポーランドをはるかに上回る献身的な運動量と、強靭な精神力。オランダは後半になるとパスの数も成功率も下がり、攻め上がるパワーは衰え、精度も落ちます。

もちろん、研究され尽くしたデータがあっても強豪に勝つのが難しいのはどんなスポーツでも同じ。

現代ボクシングで最も獰猛なアタッカーの1人、井上尚弥は左右どちらの拳にも大きな破壊力を持っていますが、特に右のガードが疎かになりがち。それでも、短絡的にギャンブルな撃ち合いに出るのは禁物。とにかく正面に立たずにサイドに動いて、欠点である防御の穴を突くこと、コーナーやロープを背にする時間はとにかく短くすること。

…井上の取扱説明書は完成しているにも関わらず、12ラウンド36分間、井上のサイドに回り続けることはできず、早い段階で正面に立って、大砲の左右を浴びてまっすぐロープやコーナーに後退してしまうのです。井上の取扱説明書を解読しているのは、対戦相手だけではありません。井上もまた、それを厳しい目で検閲しているのです。

歴史を通して一貫して強豪国であるオランダもまた同じ。日本がどんな作戦で来るのか、彼らが何通りも立てている予想の中におそらく「正解」も入ってしまっているでしょう。

デヨングだけではなく、世界最高のDFファンダイク(リバプール)、前線にスピードと高さのあるハクポ(リバプール)も万全。オランダリーグで得点王となった上田綺世(フェイエノールト)の〝恩返し〟の活躍を期待したいところですが、デヨングもファンダイクもハクポも自国リーグよりもレベルの高いリーグで活躍しています。

日本が衝撃を与えるのはオランダではなく、バルセロナやリバプールです。

開幕前に三苫薫、南野拓実、遠藤航、翼と心臓をもがれたサムライブルーですが、負傷者の不安はオランダも抱えています。

開幕前の親善試合で負傷した正GKフェルブルッヘンの名前は、明日早朝のラインナップにあるのか?48チーム出場でリーグ戦突破のハードルが下がったことを踏まえて、ノックアウトステージまで無理をさせないか?

欧州予選でチーム得点王のデパイも故障明けで、どう見ても動きが重い。

十分に勝機があります。

ウィリアム・ヒルがオランダが勝ってもEVS(1ドル賭けたら1ドル儲けさせる)という見立てです。サッカーとボクシングのべっティングで一番大きな違いは、ドローの掛け率。ボクシングでドローは最も起こりにくい結果ですが、サッカーでは当たり前に起きます。

この試合の引き分けオッズも12/3(3.4倍)。わずかながら、日本代表が勝つよりも堅いベットです。海外メディアの予想はオランダ勝利でぬりつぶされていますが、どの予想も「オランダにとって難しい戦いになる」。

そして、おそらく、難しい試合ではなく「オランダが厳しいスタートになった」と報じられるはずです。

あすは、サムライ・カラーのブルーマンデー。

通勤通学の方は早起きが厳しいでしょうが、安心してください。午前7時過ぎにテレビでニュース速報が流れるはずです。「日本、W杯初戦でオランダに勝利」。

気持ちよく、通勤、通学してください。少し早いですが、「いってらっしゃい」!















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大阪・関西万博が開催された大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」。この万博会場の跡地に隣接する敷地で、大阪IR建設工事が進んでいます。

IRはIntegrated Resort(統合型リゾート)の略で、ボクシングファンなら誰でも知っているラスベガスのMGMグランドのような「カジノ」「ホテル」「ボールルーム(宴会場:西岡利晃がラファエル・マルケスと戦ったのも宴会場の一つMarquee Ballroomでした)」「ショッピングモール」「飲食施設」「展示会場」「会議場(その中の一つがコロナ下でイベントを決行したTHE BUBBLEです)」、そして「超大型劇場(グランドガーデン・アリーナ」などを内包しています。

日本初のIRは2030年秋の開業に向けて今年から着工、MGMグループ(MGM大阪株式会社)が建設を進めています。

夢洲グランドガーデン・アリーナ(仮称)の杮落としは是非、日本人選手によるボクシングのビッグファイトを実現して欲しいとことですが、2030年には井上尚弥38歳…彼に代わる、あるいは彼以上に相応しいスター選手が出現していなければ難しいかもしれません。

ちなみに、アリーナとして使用できる展示場の最大キャパは5000人程度、それより少し小ぶりなシアター(3500人収容)も建設される予定です。

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⬆︎井上尚弥もジェイソン・モロニーと戦ったTHE BUBBLE。あんな時代はもう御免です。


カジノ施設への入場には、ギャンブル依存症対策から日本人・日本在住の外国人は1回6,000円の入場料と、連続する7日間で3回・28日間で10回の入場回数制限が適用されます。訪日外国人は無料です。また、カジノ施設内にはATMは設置されません。ショッピングモール内のATMで引き出し、カジノに再入場する必要があります。

IR法によりカジノ施設のゲーミング区域はIR施設床面積合計の3%以内、テーブルゲーム約470台・電子ゲーム(スロットマシン等)約6,400台を設置する予定です。

〝本家〟MGMグランドと比べると全てがこぢんまりした印象ですが、世界的には巨大IR。

2030年以降、次のIRが完成するまで多くの日本の屋内エンタテインメント、アミューズメントは〝MGM夢洲〟から発信されるます。

そして、カジノにはスポーツベッティングのブースも設置されるはずです。5年後、スポーツべっティングが一気に広がっているのは間違いありません。

先日、すったもんだの末に開催した「3150Fight10」。そのリング・キャンバスに大きな広告をプリントしていたサイバーエージェントの「WIN TICKET」。WIN TICKETはボクシングとは直接関係のない、公営ギャンブルの競輪とオートレースを対象にしたオンライン・スポーツベッティングです。

オンラインのスポーツベッティングは、ソフトバンク(競輪・オートレース・地方競馬)や楽天(競馬・競輪)も手掛けています。

海外の合法・違法を含めたオンラインカジノでは、Jリーグやプロ野球、大相撲などが賭けの対象にされ、推定で5兆円を売り上げ、日本の宝くじとスポーツ振興くじ(TOTO・WINNER)、公営ギャンブルを合わせた9兆円の半分を超え、もはや指をくわえて見過ごしている状況ではありません。

海外事業者は現地で合法であっても、日本での営業は完全に違法です。しかし、ドラフトキングやウィリアム・ヒルなどの日本語サイトには簡単にアクセスできるようになっています。

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MGMのシンボル、巨大ライオンは夢洲にも設置されるでしょうが…大阪はターガースのナワバリなのでタイガーに変更されるなんてことがあるかもしれません…


5年後もおそらく視界不良の中で、どんな形でスポーツベッティングが開放されるのか?

マイナースポーツというだけでなく、統括団体(コミッションと協会)の体制が弛緩しきっており、個人競技で零細ジムが多いボクシングは「間違いなく八百長の温床になる」と見られ、対象から外される公算も大きいと考えられます。





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亀田興毅はキルギス興行の中止理由に「(現地における)興行・設営コストの想定以上の高騰により、当初の事業計画を維持することが極めて困難な状況となりました」と語りました。

実際には、スポンサー企業の経営難が原因でしたが、興行・運営サイドは①会場費(音響・照明なども含む)、②リングなどのレンタル費、③コミッションへの認定料、④テレビ番組制作費、⑤ポスターなどの広報費、⑥ファイトマネー…などなどを負担(支出)します。

収入は、①ゲート収入(パンフレットやグッズ販売などを含む)、②プラットフォーム(テレビ局やネット配信企業)からの放映権料(テレビ番組制作費と差し引き)になります。

欧米ではPPV収益はプラットフォームとプロモーター側が分け合い、一定以上の売り上げを超えるとメインイベンターへ歩合還元されますが、日本ではブラックボックス。正確な販売件数すら発表されることがありません。

また、ラスベガスのようなカジノで開催される米国のビッグファイトになると、会場費はダダどころかサイト・フィー(招致料)がプロモーター側に入ります。つまり「会場費」は支出ではなく収入となるのです。

フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、カネロ・アルバレスのようなスター選手のビッグファイトともなると1000万ドル単位のサイト・フィーが支払われます。多くの観戦客が1週間〜半月もカジノ&リゾートに宿泊・滞在、サイト・フィーの数倍もの多くのお金を落としてくれる仕組みです。

一方で、井上尚弥の〝なんちゃってラスベガス〟は、陣営が高額な会場費をMGMグループに支払っているのは100%間違いありません。

アジア人の軽量級がメインに需要はあるはずもなく、昨年のT−モバイル・アリーナの上階席封鎖は、このブログでも書いていた通り最初から分かりきっていました(サクラを仕込むのにも限界があります)。

そもそも、MGMグループが招致したのなら、もっとコンパクトな会場を提案しているはずです。あれは、PPVすら付かない謎興行、悲惨な〝興行事故〟でした。

日本では空前のメガファイトになった井上尚弥vs中谷潤人でも、米国での配信先はESPNが撤退してギリギリまで決まらず、DAZNにダダ同然の放映権料で投げ売りしたように、米国では全く需要がないのが現実です。

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さて、人気階級の現実です。

マイキー・ガルシアやワシル・ロマチェンコらビッグネームとの対戦を渇望していた内山高志は、そこから三歩くらい手前のハビエル・フォルトゥナとの対戦交渉を進めましたが、渡辺均会長が「ジムが潰れるような高額ファイトマネー(約4,000万円)を要求された」時点で破談してしまいました。

軽量級ならアジア圏から呼べば1ラウンドあたり1万5,000円、世界戦でも100万円前後〜が相場。

入札に持ち込まれた矢吹正道vsフェリックス・アルバラード(IBFフライ級の指名防衛戦)が3万ドル(約450万円)で落札、この金額を2人で分け合うのですが、亀田興毅は〝補填〟を口にしました。

また、最近ではエマニュエル・ロドリゲスvsメルビン・ロペスはさらに低空飛行の2万5,000ドル(375万円)で落札されたこともありました。

ジュニアバンタム級までの井上の対戦相手が提示されたのはこのレベルの報酬、対戦を避けられたのは当然です。

昨日のルイス・ネリはメキシコからの来日でしたが、ファイトマネーは100万円ももらってないのでは?

内山のジュニアライト級は人気階級とは呼べないまでも、そこへ向けた滑走路。日本が好き勝手できる軽量級とは違い、欧米を主戦場に専業ボクサーも多い、7桁(100万円レベル)で日本に呼ぶのは難しいクラスです。

プロモーターでもあるジム側からすると、ただでさえ難関階級、アウエーのリングに上がるのは避けたいものの、国内開催では軽量級とは文字通り桁違いのコストがかかってしまいます。

そのアウエーにしても、軽量級と同様に人気階級でもアジア人の需要は低く、ただでさえ攻略するのが難しいのに軽量級とは同じ競技と思えないほど挑戦機会が少ないのが現実です。



日本人の体格は飛躍的に向上しているというのに、ボクシングだけは半世紀以上も前と比べても貧弱な栄養失調状態が進み、21世紀になって特に惨状を極めています。

いつの日か、日本ボクシングが人気階級から目を逸らさず、しっかり向き合う日が訪れるでしょうか?










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⬆︎スポーツ・イラストレイテッド誌は参加48カ国をデザインしたデジタル・カバー(表紙)を作成しました。

The 2026 World Cup


6月15日(月)日本vsオランダ
        スウェーデンvsチュニジア

6月21日(日)日本vsチュニジア
        オランダvsスウェーデン

6月26日(金)日本vsスウェーデン
        オランダvsチュニジア
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Saturday 13, June 2026


Desert Diamond Arena, Glendale, Arizona, USA

commission:Arizona Boxing & MMA Commission
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Kevin Rooney Jr

view on DAZN 

WBAバンタム級12回戦



会場となるデザート・ダイヤモンド・アリーナはアイスホッケーやラクロスのプロチームが本拠地としていた、横浜や有明と同規模のキャパ1万7,000人の巨大アリーナ。

29歳の王者はこれが初防衛戦。「この試合に勝利することが何を意味するのか、私が一番よくわかっている」というように、26歳のPFPファイターである挑戦者とは評価の差が歴然。

「タイトル戦1試合のファイトマネーよりも那須川天心のスパーリングパートナー報酬の方が多い」というWBOストラップを持つクリスチャン・メディナと同じ、貧困軽量級を代表するタイトルホルダーです。

2週間後に迫ったバムとの対戦も、DAZNで配信されますが大きなスポンサーはつかず、ファイトマネーも貧困階級の範囲内でしょう。

しかし、もし大番狂せを起こすと、バム陣営が口にしていた「9月に日本でWBC王者井上拓真と団体統一戦」というボーナスが舞い込む可能性もあります。いずれにしても、軽量級が注目される唯一の先進国・日本のリングに再び高待遇で迎えられると期待できます。

オッズはバルガスが8/1(9倍)、バム1/16(1.06倍)で、王者がミスマッチレベルでアンダードッグ。

バルガスのKOは17倍、バムは1/5(1.2倍)。

前半(6ラウンド以内のKO・TKO)の決着ではバルガスの21倍に対して、バムはなんと4/7(1.57倍)。いやいや、早い決着もありえますが1.57倍はちょっと極端な見方に映ります。しかし、それが大方の評価なのです。

Then Rodriguez will make a move to push for Inoue next.

バルガスに勝利したあとは、WBC王者の井上拓真を指名していたエディ・ハーンと、トレーナーのロベルト・ガルシアでしたが、拓真陣営に逃げられたのか「(バルガスに勝って)それから次が井上だ」とニュアンスを変えています。

指名された拓真と陣営からはなんのコメントも出ていないことからも、交渉のテーブルにも付かなかったのでしょう。尚弥の前に拓真を屠るのは「ストーリーとして最高」(ガルシア)ですが、屠られる方はたまったもんじゃありません。

Saudi boxing financier Turki Alalshikh was in attendance and declared his desire to make a bout between the undisputed 122lb champion Inoue and two-division titleholder Rodriguez in January 2027 in Japan.

そして、井上尚弥とバムの交渉で、昨年から仲介役をつとめてきたトゥルキ・アルラシク長官も「来年1月に日本開催」と、あらためて当初の予定を繰り返しアナウンスしています。


“I mean outside of Anthony Joshua versus Tyson Fury I think it’s the biggest fight in boxing,” Hearn told DAZN. “I think it’s the best fight in boxing in terms of the ability and the prime of both men. It is a massive fight and it’s the biggest fight between those kinds of weight classes and three or four [divisions] upwards for years and years.

ハーンはDAZNのインタビューで「アンソニー・ジョシュアvsタイソン・フューリーを別枠として考えれば最大の試合。高い能力を持つ全盛期のファイターが激突するという意味では、最高の試合になる。軽量級というクラスだけでなく、3〜4階級上のクラス(ライト級あたりまで)を見渡しても、(日本開催まで考えると)ここ数年で最大の興行規模になるはずだ」と話しています。

井上vsバムはライト級を上回る人気階級を除外しなければ、注目度も興行規模もけして大きくはありません。そして、ハーンが東京ドームのTHE DAYを忘れたわけではないでしょうから「注目度の高い日本人対決も除外」ということです。

ただ「高い能力を持つ全盛期のファイターが激突するという意味では、最高の試合」というのは間違いありません。

26歳のバムと33歳の井上の年齢の開き、井上に劣化の兆候がみられることを考慮すると、この対決をBattle Of Age(世代の戦い)とタグ付けることもできるかもしれませんが、個人的にはまだその段階にないと思います。

この試合がBattle Of Ageの定型句である「バムにとって早過ぎたのか?」と語られても「井上にとって遅過ぎたのか?」は少し違和感があります。

マニアしか注目していないthe biggest fight ということもあり、ポテンシャルオッズを発表しているブックメーカーはありませんが、バムにとってキャリア初のアンダードッグ、井上にとってキャリア最接近の掛け率になるのは確実です。

非常に楽しみなファイトですが、バムがバルガスに勝っても苦戦するようなら、一気に瓦解してしまいます。

2週間後のデザート・ダイヤモンド・アリーナに注目です!!!


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MIZUKI HIRUTA DOMINATES MAI SOLIMAN TO RETAIN RING TITLE

(リング誌)晝田瑞希が マイ・ソリマンを圧倒、リング誌タイトル防衛に成功した。

エジプト出身のソリマンの攻勢に応援の声があがる、晝田にとって完全アウエーだったが、より速く、より優れた技術を持っていたのは日本人サウスポーの方だった。




The impressive Southpaw Hiruta was busier and sharper throughout and was urged by Manny Robles in her corner to keep moving to her right while looking for the straight left.

(ボクシングシーン)10ラウンドを通して、鮮烈な印象を残したサウスポーの晝田は積極的に手を出し、シャープに動き続け、トレーナーのマニー・ロブレスの「右回りをキープしながら左ストレートを狙っていけ」という指示を遂行した。



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ーーーーースコアカードが読み上げられ、晝田が勝ち名乗りを受けるとブーイングも起きましたが、99−91/98−92*2のユナニマスは納得のスコア。

次の試合について晝田は「団体統一戦」と、リング誌フライ級王者セバスチャン・フンドラを名指しして対戦を希望しました。もちろん、興味をそそるのは後者の方です。


そして、リングサイドのテレンス・クロフォード、晝田の試合は居眠りしませんでした…。注目度が高いのは日本限定のTHE DAYとは違い、世界中のボクシングファンから〝監視〟される大舞台、ここで居眠りしたらあちこちで非難されるとこでした。

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ボクシングシーンがエディ・ハーンへのインタビューをアップ。

「バム・ロドリゲスが6月13日のWBAバンタム級王者アントニオ・バルガス戦に勝てば、もう(井上尚弥とのPFP最高対決は)避けることはできない。バムはまだ26歳だが、周囲が信じられないほど階級を上げることを望んでいる。じっくり防衛戦を重ねて、8年後に、なんてバカなことは考えていない」。

「バルガスを倒し、その次の試合(相手が対戦を拒否しなければWBCバンタム級王者の井上拓真がターゲット)もクリアすることを前提に、交渉をまとめる。悠長なことを言っていたら、井上がフェザー級に上てしまうと全てが終わりだ」。

He will go and do it in the “Monster’s” backyard.

「オレクサンデル・ウシクが引退すると、PFPのトップ2は井上とバムになる。会場は(興行として小さくなる)米国や英国にはならない。(軽量級の中心地)日本以外は考えられない。バムは喜んでモンスターの縄張りに乗り込んで、見事にやってのけるだろう」。

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バムvsバルガスのオッズ(WH)は、1/16(1.06倍)と8/1(9倍)で、ミスマッチレベル。王者バルガスが絶望的なまでに不利と見られています。

skybetやpaddypowerなどの掛け率は1/33(1.03倍)と12/1(13倍)。前半(1〜6ラウンド)でバムが仕留めるのは4/7(1.57倍)と、王者の惨敗が確実という見立て。

この予想通りの結果になると、ウシクの引退を待たずにESPNで3位、リング誌で4位(3位はシャクール・スティーブンソン)のバムが2位にジャンプアップする可能性も十分。

6月13日が、ますます楽しみになってきました。



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森保一監督は、涙の理由を「メンバー発表をそうですね…。選んだ選手に関しては思い切ってプレーしてほしいという思いはありますけど、やはりワールドカップの舞台に立ちたいと思ってもその思いを叶えてあげられなかった選手のことを考えると…はい。感情の部分でコントロールできない部分があるのかなと思います」と絞り出しました。

まだ何一つ終わっていない、そしてこれから始まるのは間違いなく過酷な戦いの連続であるということ。それを考えると、このステージで指揮官が代表から漏れた選手を慮って涙をこぼしそうになるのは、優しすぎる、甘すぎると感じてしまいました。

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今回の代表選考。

個人的には森保の潤んだ目や、長友佑都の選出などエモーショナルな選考だった感があります。

ただ、過酷な決戦に臨む前でも、優しさを拭いきれないアホンダラの森保一監督に、声が枯れるまでの応援を送りたいと思います。

さあ、行け!日本!

がんばれ!日本!






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柔道着のようなジャケットを羽織ってチャンバラを繰り広げるジェダイ(=時代劇)と凸凹コンビのC3POとR2D2と一緒にお姫様を救い出し、圧倒的な武力で迫る帝国から共和国を救う。

「スターウォーズ」が、黒澤明の「隠し砦の三悪人」へのオマージュであることは、ジョージ・ルーカスがすでに公言していますが、「隠し砦の三悪人」を見てしまうと、多くの日本の方々は「これはオマージュではなくリメイクじゃねぇか!」と憤るはずです。

5月22日に日米同時公開される「マンダロリアン アンド グローグー」は、殺し屋を生業とする流浪の一匹狼・拝一刀が箱車に愛児・大五郎を乗せて活劇を繰り広げる「子連れ狼」そのものです。

「スターウォーズ」は「未知との遭遇」とともには1978年に日本公開。

そうです。空にはUFOが飛び回り、湖面からネッシーが長首をもたげ、超能力者がスプーンをねじまくっていたオカルトブームの1970年代にスクリーンに登場したのでした。

「スターウォーズ」はロードショーで観て、そこでジョージ・ルーカスを初めて知りました。出世作の「アメリカン・グラフィティ」(1973年)は、あとになって名画座で。スティーブン・スピルバーグも「未知との遭遇」が映画館初体験、「激突!」(1971年)や「ジョーズ」(1975年)はずっとあとになって名画座で、テレビドラマの「刑事コロンボ/構想の死角」はNHKで見た記憶があります。

さて「スターウォーズ」。エピソード1〜9までの本編に「ローグワン」「ハンソロ」のスピノフ作品がありますが〝最先端の映像技術のお披露目〟という意味を除けば、ほとんどが駄作。特に、ルーカスがウォルト・ディズニー・カンパニーに売却してからは迷走ぎみ(あくまで個人の感想です)。


ただ〝時代劇〟への回帰色を濃厚にした「ローグワン」や、ディズニー+で配信された「マンダロリアン」はなかなか見応えがありました。



ボクサーに例えると辰吉丈一郎です。vsグレグ・リチャードソン、vsビクトル・ラバナレス(初戦の第2ラウンドまで)、vsシリモンコン・ナコントンパークビューは出色でしたが、他のファイトは〝リングで奏でる浪速節〟という見方を外せば駄作のオンパレード(あくまで個人の感想です)。



22日が楽しみです。



MAY THE FORCE BE WITH YOU…








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When Winter Never Ends 

【琉球新報】世界最高峰の総合格闘技団体UFCのフライ級3位・平良達郎(26)=ザ・ブラックベルト・ジャパン、那覇市出身=が10日(日本時間)、同級王者ジョシュア・ヴァン(ミャンマー出身)とのタイトル戦に挑んだが、5R(ラウンド)TKO負けを喫した。日本人で初めてとなるUFC王者には惜しくも届かなかった。

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これまで、8人の日本人挑戦者をことごとく拒んできたUFC王座。

◾️2000年12月16日:UFC29
①山本喧一(vsライト級王者パット・ミレティッチ)
②近藤有己(vsミドル級王者ティト・オーティズ)

◾️2001年2月23日:UFC30
③宇野薫(バンタム級王者決定戦vsジェンス・パルヴァー)

◾️2002年3月22日:UFC36
④桜井速人(vsウエルター級王者マット・ヒューズ)

◾️2003年2月28日:UFC41
⑤宇野薫(ライト級王者決定トーナメント決勝vsBJ・ペン=1−1の引き分け)

◾️2011年8月27日:UFC134
⑥岡見勇信(vsミドル級王者アンデウソン・シウバ)

◾️2015年4月25日:UFC186
⑦堀口恭司(vsフライ級王者デメトリアス・ジョンソン)

◾️2024年12月7日:UFC310
⑧朝倉海(vsフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ)


その8人、9度の失敗は以上の通りですが、2000年12月16日に山本と近藤、2人の日本人が人気階級への挑戦を許され、2001年と2003年に宇野がバンタム級とライト級で決定戦に臨んでいることからも、この時期のUFCは日本のMMAファイターにとって雲の上の存在ではありませんでした。

しかし、宇野の2度目のアタックから2011年に岡見が挑戦するまでは8年もの歳月を待たねばなりませんでした。この間、何が起きていたのかというと(1)UFCの権威とレベルアップ、(2)日本人のUFC参戦の減少の二点です。

ボクシングのように4団体17階級が存在していたなら、とっくの昔にタイトルを手にしていたでしょうが、UFCの1団体統括で8階級しかない状況では、ボクシングでは当たり前の「何度でも挑戦」は顰蹙の領域に入ってしまいます。

かつてボクシングでも言われていた「タイトル挑戦のチャンスなんて一生に一度あるかどうか」という世界がUFCには醸成され、ボクシングよりも厳格なランキング制度は、ヴァンvs平良でも見られたようにオクタゴンの中に「挑戦者に弱い奴はいない」「王者はみんな強い」という当たり前の常識を確立しました。

2015年にタイトル獲得を失敗した堀口がUFCを離脱する理由について「試合を組んでもらえない。人気がないと使ってもらえない」とフライ級日本人の悲哀を吐露、軽量級のファイトマネーが極端に安かったこともあって、高待遇を提示したRIZINに乗り換えます。

レベルの高い世界最高峰のUFCは超弩級のハイリスク、そして茶番劇まがいのレベルでも十分な報酬と名声が得られるハイリターンな国内市場ーーーこのことが、次の挑戦まで9年11ヶ月も要することにつながってしまいます。

MMAは米国でマーケットとしても人気としても完全にボクシングを逆転。(1)UFCの権威とレベルアップ、(2)日本人の挑戦機会の減少 という傾向に一層拍車がかかってしまいます。

UFCタイトル挑戦から最も長く離れた約10年のち、2024年にUFCデビュー戦でタイトル挑戦したのがRIZINの朝倉海であったことは、非常に象徴的な出来事でした。

MMAファイターとして無視できないほど権威が増大したUFCへの抑えきれない闘魂と、UFCにとってビジネスが脆弱な軽量級に日本人スターを迎えたいという強い商魂、この二つの魂が浮き彫りになったのです。

「UFC王座に未練はないのか?」と聞かれて「無い」と即答していた堀口が再挑戦しているのも、条件面で改善が見られたのは些細なことで、ステイタスが上がる一方のUFCタイトルへの情熱と渇望からに他なりません。

米国格闘技の最高峰、そこに登り詰める日本人がいつかは必ず現れるでしょう。

現在、最もタイトルショットに近いのはフライ級5位の堀口。しかし、来月20日の2位マネル・ケイプ戦を落とすようなことがあると、35歳の〝史上最強のMade In JAPAN〟がロード・バックするには時間切れです。




それにしても、まさかここまで長い時間がかかるとは…。


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