いよいよ明日、日本代表(世界ランキング18位)のW杯初戦、午前5時に迫ったキックオフ。
対するは世界ランキング8位のオランダ。
ウィリアム・ヒルのオッズはオランダがEVS、イーブン(1/1=2.0倍)で、5/2(3.5倍)の日本は明白なアンダードッグです。
このブログをお読みいただいてる方は、オッズも見慣れているでしょうからシャカセツになりますが、通常のオッズはフェイバリットが1台ですが、この試合のオランダはイーブン(2.0倍)。日本にも付け入る隙のある相手です。
昨年11月のW杯予選、ポーランド戦。世界36位のポーランドにオランダは1−1の引き分け。勝点1でもW杯出場が決定的となるオランダが無難に戦ったともいえますが、無難に初戦を終えたい状況は明日早朝の日本戦でも同じ。
この試合でパス支配率は58.2%、パス成功率は93.9%。戦慄のスタッツです。鉄壁のディフェンス陣が守る後方から、丁寧にパスを繋いで攻め上がる堅実なスタイル。この試合でアタッキングサード(ピッチを3分割して相手ゴールに最も近い3番目のエリア)で28本のパスを送り込み、そのうち27本を成功させているのがMFフレンキー・デヨング(バルセロナ)。
オランダの前線基地であるデヨングを機能不全にしなければ、非常に厄介な展開しか想像できません。前を向いたデヨングに、正確な縦パスを出させないこと。
オランダ(デヨング)対策はもはや研究され尽くされており、デヨングからパスが通ってもシュートまで持ち込んだのはわずか8本。機動力に優れた日本の中盤がプレッシャーをかけて縦パスのコースを消せば、ボールはサイドに流すしかなくなります。
さらに、日本の特徴はポーランドをはるかに上回る献身的な運動量と、強靭な精神力。オランダは後半になるとパスの数も成功率も下がり、攻め上がるパワーは衰え、精度も落ちます。
もちろん、研究され尽くしたデータがあっても強豪に勝つのが難しいのはどんなスポーツでも同じ。
現代ボクシングで最も獰猛なアタッカーの1人、井上尚弥は左右どちらの拳にも大きな破壊力を持っていますが、特に右のガードが疎かになりがち。それでも、短絡的にギャンブルな撃ち合いに出るのは禁物。とにかく正面に立たずにサイドに動いて、欠点である防御の穴を突くこと、コーナーやロープを背にする時間はとにかく短くすること。
…井上の取扱説明書は完成しているにも関わらず、12ラウンド36分間、井上のサイドに回り続けることはできず、早い段階で正面に立って、大砲の左右を浴びてまっすぐロープやコーナーに後退してしまうのです。井上の取扱説明書を解読しているのは、対戦相手だけではありません。井上もまた、それを厳しい目で検閲しているのです。
歴史を通して一貫して強豪国であるオランダもまた同じ。日本がどんな作戦で来るのか、彼らが何通りも立てている予想の中におそらく「正解」も入ってしまっているでしょう。
デヨングだけではなく、世界最高のDFファンダイク(リバプール)、前線にスピードと高さのあるハクポ(リバプール)も万全。オランダリーグで得点王となった上田綺世(フェイエノールト)の〝恩返し〟の活躍を期待したいところですが、デヨングもファンダイクもハクポも自国リーグよりもレベルの高いリーグで活躍しています。
日本が衝撃を与えるのはオランダではなく、バルセロナやリバプールです。
開幕前に三苫薫、南野拓実、遠藤航、翼と心臓をもがれたサムライブルーですが、負傷者の不安はオランダも抱えています。
開幕前の親善試合で負傷した正GKフェルブルッヘンの名前は、明日早朝のラインナップにあるのか?48チーム出場でリーグ戦突破のハードルが下がったことを踏まえて、ノックアウトステージまで無理をさせないか?
欧州予選でチーム得点王のデパイも故障明けで、どう見ても動きが重い。
十分に勝機があります。
ウィリアム・ヒルがオランダが勝ってもEVS(1ドル賭けたら1ドル儲けさせる)という見立てです。サッカーとボクシングのべっティングで一番大きな違いは、ドローの掛け率。ボクシングでドローは最も起こりにくい結果ですが、サッカーでは当たり前に起きます。
この試合の引き分けオッズも12/3(3.4倍)。わずかながら、日本代表が勝つよりも堅いベットです。海外メディアの予想はオランダ勝利でぬりつぶされていますが、どの予想も「オランダにとって難しい戦いになる」。
そして、おそらく、難しい試合ではなく「オランダが厳しいスタートになった」と報じられるはずです。
あすは、サムライ・カラーのブルーマンデー。
通勤通学の方は早起きが厳しいでしょうが、安心してください。午前7時過ぎにテレビでニュース速報が流れるはずです。「日本、W杯初戦でオランダに勝利」。
気持ちよく、通勤、通学してください。少し早いですが、「いってらっしゃい」!
対するは世界ランキング8位のオランダ。
ウィリアム・ヒルのオッズはオランダがEVS、イーブン(1/1=2.0倍)で、5/2(3.5倍)の日本は明白なアンダードッグです。
このブログをお読みいただいてる方は、オッズも見慣れているでしょうからシャカセツになりますが、通常のオッズはフェイバリットが1台ですが、この試合のオランダはイーブン(2.0倍)。日本にも付け入る隙のある相手です。
昨年11月のW杯予選、ポーランド戦。世界36位のポーランドにオランダは1−1の引き分け。勝点1でもW杯出場が決定的となるオランダが無難に戦ったともいえますが、無難に初戦を終えたい状況は明日早朝の日本戦でも同じ。
この試合でパス支配率は58.2%、パス成功率は93.9%。戦慄のスタッツです。鉄壁のディフェンス陣が守る後方から、丁寧にパスを繋いで攻め上がる堅実なスタイル。この試合でアタッキングサード(ピッチを3分割して相手ゴールに最も近い3番目のエリア)で28本のパスを送り込み、そのうち27本を成功させているのがMFフレンキー・デヨング(バルセロナ)。
オランダの前線基地であるデヨングを機能不全にしなければ、非常に厄介な展開しか想像できません。前を向いたデヨングに、正確な縦パスを出させないこと。
オランダ(デヨング)対策はもはや研究され尽くされており、デヨングからパスが通ってもシュートまで持ち込んだのはわずか8本。機動力に優れた日本の中盤がプレッシャーをかけて縦パスのコースを消せば、ボールはサイドに流すしかなくなります。
さらに、日本の特徴はポーランドをはるかに上回る献身的な運動量と、強靭な精神力。オランダは後半になるとパスの数も成功率も下がり、攻め上がるパワーは衰え、精度も落ちます。
もちろん、研究され尽くしたデータがあっても強豪に勝つのが難しいのはどんなスポーツでも同じ。
現代ボクシングで最も獰猛なアタッカーの1人、井上尚弥は左右どちらの拳にも大きな破壊力を持っていますが、特に右のガードが疎かになりがち。それでも、短絡的にギャンブルな撃ち合いに出るのは禁物。とにかく正面に立たずにサイドに動いて、欠点である防御の穴を突くこと、コーナーやロープを背にする時間はとにかく短くすること。
…井上の取扱説明書は完成しているにも関わらず、12ラウンド36分間、井上のサイドに回り続けることはできず、早い段階で正面に立って、大砲の左右を浴びてまっすぐロープやコーナーに後退してしまうのです。井上の取扱説明書を解読しているのは、対戦相手だけではありません。井上もまた、それを厳しい目で検閲しているのです。
歴史を通して一貫して強豪国であるオランダもまた同じ。日本がどんな作戦で来るのか、彼らが何通りも立てている予想の中におそらく「正解」も入ってしまっているでしょう。
デヨングだけではなく、世界最高のDFファンダイク(リバプール)、前線にスピードと高さのあるハクポ(リバプール)も万全。オランダリーグで得点王となった上田綺世(フェイエノールト)の〝恩返し〟の活躍を期待したいところですが、デヨングもファンダイクもハクポも自国リーグよりもレベルの高いリーグで活躍しています。
日本が衝撃を与えるのはオランダではなく、バルセロナやリバプールです。
開幕前に三苫薫、南野拓実、遠藤航、翼と心臓をもがれたサムライブルーですが、負傷者の不安はオランダも抱えています。
開幕前の親善試合で負傷した正GKフェルブルッヘンの名前は、明日早朝のラインナップにあるのか?48チーム出場でリーグ戦突破のハードルが下がったことを踏まえて、ノックアウトステージまで無理をさせないか?
欧州予選でチーム得点王のデパイも故障明けで、どう見ても動きが重い。
十分に勝機があります。
ウィリアム・ヒルがオランダが勝ってもEVS(1ドル賭けたら1ドル儲けさせる)という見立てです。サッカーとボクシングのべっティングで一番大きな違いは、ドローの掛け率。ボクシングでドローは最も起こりにくい結果ですが、サッカーでは当たり前に起きます。
この試合の引き分けオッズも12/3(3.4倍)。わずかながら、日本代表が勝つよりも堅いベットです。海外メディアの予想はオランダ勝利でぬりつぶされていますが、どの予想も「オランダにとって難しい戦いになる」。
そして、おそらく、難しい試合ではなく「オランダが厳しいスタートになった」と報じられるはずです。
あすは、サムライ・カラーのブルーマンデー。
通勤通学の方は早起きが厳しいでしょうが、安心してください。午前7時過ぎにテレビでニュース速報が流れるはずです。「日本、W杯初戦でオランダに勝利」。
気持ちよく、通勤、通学してください。少し早いですが、「いってらっしゃい」!







