大阪・関西万博が開催された大阪市此花区の人工島「夢洲(ゆめしま)」。この万博会場の跡地に隣接する敷地で、大阪IR建設工事が進んでいます。

IRはIntegrated Resort(統合型リゾート)の略で、ボクシングファンなら誰でも知っているラスベガスのMGMグランドのような「カジノ」「ホテル」「ボールルーム(宴会場:西岡利晃がラファエル・マルケスと戦ったのも宴会場の一つMarquee Ballroomでした)」「ショッピングモール」「飲食施設」「展示会場」「会議場(その中の一つがコロナ下でイベントを決行したTHE BUBBLEです)」、そして「超大型劇場(グランドガーデン・アリーナ」などを内包しています。

日本初のIRは2030年秋の開業に向けて今年から着工、MGMグループ(MGM大阪株式会社)が建設を進めています。

夢洲グランドガーデン・アリーナ(仮称)の杮落としは是非、日本人選手によるボクシングのビッグファイトを実現して欲しいとことですが、2030年には井上尚弥38歳…彼に代わる、あるいは彼以上に相応しいスター選手が出現していなければ難しいかもしれません。

ちなみに、アリーナとして使用できる展示場の最大キャパは5000人程度、それより少し小ぶりなシアター(3500人収容)も建設される予定です。

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⬆︎井上尚弥もジェイソン・モロニーと戦ったTHE BUBBLE。あんな時代はもう御免です。


カジノ施設への入場には、ギャンブル依存症対策から日本人・日本在住の外国人は1回6,000円の入場料と、連続する7日間で3回・28日間で10回の入場回数制限が適用されます。訪日外国人は無料です。また、カジノ施設内にはATMは設置されません。ショッピングモール内のATMで引き出し、カジノに再入場する必要があります。

IR法によりカジノ施設のゲーミング区域はIR施設床面積合計の3%以内、テーブルゲーム約470台・電子ゲーム(スロットマシン等)約6,400台を設置する予定です。

〝本家〟MGMグランドと比べると全てがこぢんまりした印象ですが、世界的には巨大IR。

2030年以降、次のIRが完成するまで多くの日本の屋内エンタテインメント、アミューズメントは〝MGM夢洲〟から発信されるます。

そして、カジノにはスポーツベッティングのブースも設置されるはずです。5年後、スポーツべっティングが一気に広がっているのは間違いありません。

先日、すったもんだの末に開催した「3150Fight10」。そのリング・キャンバスに大きな広告をプリントしていたサイバーエージェントの「WIN TICKET」。WIN TICKETはボクシングとは直接関係のない、公営ギャンブルの競輪とオートレースを対象にしたオンライン・スポーツベッティングです。

オンラインのスポーツベッティングは、ソフトバンク(競輪・オートレース・地方競馬)や楽天(競馬・競輪)も手掛けています。

海外の合法・違法を含めたオンラインカジノでは、Jリーグやプロ野球、大相撲などが賭けの対象にされ、推定で5兆円を売り上げ、日本の宝くじとスポーツ振興くじ(TOTO・WINNER)、公営ギャンブルを合わせた9兆円の半分を超え、もはや指をくわえて見過ごしている状況ではありません。

海外事業者は現地で合法であっても、日本での営業は完全に違法です。しかし、ドラフトキングやウィリアム・ヒルなどの日本語サイトには簡単にアクセスできるようになっています。

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MGMのシンボル、巨大ライオンは夢洲にも設置されるでしょうが…大阪はターガースのナワバリなのでタイガーに変更されるなんてことがあるかもしれません…


5年後もおそらく視界不良の中で、どんな形でスポーツベッティングが開放されるのか?

マイナースポーツというだけでなく、統括団体(コミッションと協会)の体制が弛緩しきっており、個人競技で零細ジムが多いボクシングは「間違いなく八百長の温床になる」と見られ、対象から外される公算も大きいと考えられます。