亀田興毅はキルギス興行の中止理由に「(現地における)興行・設営コストの想定以上の高騰により、当初の事業計画を維持することが極めて困難な状況となりました」と語りました。
実際には、スポンサー企業の経営難が原因でしたが、興行・運営サイドは①会場費(音響・照明なども含む)、②リングなどのレンタル費、③コミッションへの認定料、④テレビ番組制作費、⑤ポスターなどの広報費、⑥ファイトマネー…などなどを負担(支出)します。
収入は、①ゲート収入(パンフレットやグッズ販売などを含む)、②プラットフォーム(テレビ局やネット配信企業)からの放映権料(テレビ番組制作費と差し引き)になります。
欧米ではPPV収益はプラットフォームとプロモーター側が分け合い、一定以上の売り上げを超えるとメインイベンターへ歩合還元されますが、日本ではブラックボックス。正確な販売件数すら発表されることがありません。
また、ラスベガスのようなカジノで開催される米国のビッグファイトになると、会場費はダダどころかサイト・フィー(招致料)がプロモーター側に入ります。つまり「会場費」は支出ではなく収入となるのです。

さて、人気階級の現実です。
マイキー・ガルシアやワシル・ロマチェンコらビッグネームとの対戦を渇望していた内山高志は、そこから三歩くらい手前のハビエル・フォルトゥナとの対戦交渉を進めましたが、渡辺均会長が「ジムが潰れるような高額ファイトマネー(約4,000万円)を要求された」時点で破談してしまいました。
軽量級ならアジア圏から呼べば1ラウンドあたり1万5,000円、世界戦でも100万円前後〜が相場。
入札に持ち込まれた矢吹正道vsフェリックス・アルバラード(IBFフライ級の指名防衛戦)が3万ドル(約450万円)で落札、この金額を2人で分け合うのですが、亀田興毅は〝補填〟を口にしました。
また、最近ではエマニュエル・ロドリゲスvsメルビン・ロペスはさらに低空飛行の2万5,000ドル(375万円)で落札されたこともありました。
ジュニアバンタム級までの井上の対戦相手が提示されたのはこのレベルの報酬、対戦を避けられたのは当然です。
昨日のルイス・ネリはメキシコからの来日でしたが、ファイトマネーは100万円ももらってないのでは?
内山のジュニアライト級は人気階級とは呼べないまでも、そこへ向けた滑走路。日本が好き勝手できる軽量級とは違い、欧米を主戦場に専業ボクサーも多い、7桁(100万円レベル)で日本に呼ぶのは難しいクラスです。
プロモーターでもあるジム側からすると、ただでさえ難関階級、アウエーのリングに上がるのは避けたいものの、国内開催では軽量級とは文字通り桁違いのコストがかかってしまいます。
そのアウエーにしても、軽量級と同様に人気階級でもアジア人の需要は低く、ただでさえ攻略するのが難しいのに軽量級とは同じ競技と思えないほど挑戦機会が少ないのが現実です。
日本人の体格は飛躍的に向上しているというのに、ボクシングだけは半世紀以上も前と比べても貧弱な栄養失調状態が進み、21世紀になって特に惨状を極めています。
いつの日か、日本ボクシングが人気階級から目を逸らさず、しっかり向き合う日が訪れるでしょうか?
実際には、スポンサー企業の経営難が原因でしたが、興行・運営サイドは①会場費(音響・照明なども含む)、②リングなどのレンタル費、③コミッションへの認定料、④テレビ番組制作費、⑤ポスターなどの広報費、⑥ファイトマネー…などなどを負担(支出)します。
収入は、①ゲート収入(パンフレットやグッズ販売などを含む)、②プラットフォーム(テレビ局やネット配信企業)からの放映権料(テレビ番組制作費と差し引き)になります。
欧米ではPPV収益はプラットフォームとプロモーター側が分け合い、一定以上の売り上げを超えるとメインイベンターへ歩合還元されますが、日本ではブラックボックス。正確な販売件数すら発表されることがありません。
また、ラスベガスのようなカジノで開催される米国のビッグファイトになると、会場費はダダどころかサイト・フィー(招致料)がプロモーター側に入ります。つまり「会場費」は支出ではなく収入となるのです。
フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、カネロ・アルバレスのようなスター選手のビッグファイトともなると1000万ドル単位のサイト・フィーが支払われます。多くの観戦客が1週間〜半月もカジノ&リゾートに宿泊・滞在、サイト・フィーの数倍もの多くのお金を落としてくれる仕組みです。
一方で、井上尚弥の〝なんちゃってラスベガス〟は、陣営が高額な会場費をMGMグループに支払っているのは100%間違いありません。
アジア人の軽量級がメインに需要はあるはずもなく、昨年のT−モバイル・アリーナの上階席封鎖は、このブログでも書いていた通り最初から分かりきっていました(サクラを仕込むのにも限界があります)。
そもそも、MGMグループが招致したのなら、もっとコンパクトな会場を提案しているはずです。あれは、PPVすら付かない謎興行、悲惨な〝興行事故〟でした。
そもそも、MGMグループが招致したのなら、もっとコンパクトな会場を提案しているはずです。あれは、PPVすら付かない謎興行、悲惨な〝興行事故〟でした。
日本では空前のメガファイトになった井上尚弥vs中谷潤人でも、米国での配信先はESPNが撤退してギリギリまで決まらず、DAZNにダダ同然の放映権料で投げ売りしたように、米国では全く需要がないのが現実です。

さて、人気階級の現実です。
マイキー・ガルシアやワシル・ロマチェンコらビッグネームとの対戦を渇望していた内山高志は、そこから三歩くらい手前のハビエル・フォルトゥナとの対戦交渉を進めましたが、渡辺均会長が「ジムが潰れるような高額ファイトマネー(約4,000万円)を要求された」時点で破談してしまいました。
軽量級ならアジア圏から呼べば1ラウンドあたり1万5,000円、世界戦でも100万円前後〜が相場。
入札に持ち込まれた矢吹正道vsフェリックス・アルバラード(IBFフライ級の指名防衛戦)が3万ドル(約450万円)で落札、この金額を2人で分け合うのですが、亀田興毅は〝補填〟を口にしました。
また、最近ではエマニュエル・ロドリゲスvsメルビン・ロペスはさらに低空飛行の2万5,000ドル(375万円)で落札されたこともありました。
ジュニアバンタム級までの井上の対戦相手が提示されたのはこのレベルの報酬、対戦を避けられたのは当然です。
昨日のルイス・ネリはメキシコからの来日でしたが、ファイトマネーは100万円ももらってないのでは?
内山のジュニアライト級は人気階級とは呼べないまでも、そこへ向けた滑走路。日本が好き勝手できる軽量級とは違い、欧米を主戦場に専業ボクサーも多い、7桁(100万円レベル)で日本に呼ぶのは難しいクラスです。
プロモーターでもあるジム側からすると、ただでさえ難関階級、アウエーのリングに上がるのは避けたいものの、国内開催では軽量級とは文字通り桁違いのコストがかかってしまいます。
そのアウエーにしても、軽量級と同様に人気階級でもアジア人の需要は低く、ただでさえ攻略するのが難しいのに軽量級とは同じ競技と思えないほど挑戦機会が少ないのが現実です。
日本人の体格は飛躍的に向上しているというのに、ボクシングだけは半世紀以上も前と比べても貧弱な栄養失調状態が進み、21世紀になって特に惨状を極めています。
いつの日か、日本ボクシングが人気階級から目を逸らさず、しっかり向き合う日が訪れるでしょうか?
コメント
コメント一覧 (5)
日本人ボクサーはもうどんどんフェザー級から世界に行くよう意識してほしいですね。やはり実力面や資金面等障害はあるでしょうが、よりレベルの高い所へ挑んでほしいです。
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
1月に代役挑戦者興行で「大赤字だった」と述べてた大橋会長が続けて出血赤字興行に挑むものなのかなと思ってしまいます。
まあ大橋は現役時代は肉を切らせて骨を断つスタイルでしたが……
フシ穴の眼
が
しました