カテゴリ: がんばれニッポン!

先陣を切ってBOXING SCENE が今年のFighter Of The Yearをアップ。

予想通りに、圧倒的多数の票を集めて年間最高選手に選ばれたのはテレンス・クロフォード。

クロフォードを除いて、唯一の1位票を集めた(2票)のはバム・ロドリゲス。

2014年にもBOXING SCENE(当時はboxing scene .com)のFighter Of The Yearに選ばれている井上尚弥もノミネート。

Lineal Championをカレンダーイヤーで4度防衛するのはブライアン・ミッチェル以来の〝快挙〟と、一年通してのアクティブさが評価されました。

デビッド・ベナビデス、デヒン・ヘイニー、中谷潤人、ファビオ・ウォドリーもノミネート。

これから発表されるBWAA、ESPN、リング誌も波乱は起きずにクロフォードで決定でしょうか?

それとも、バムにもワンチャンあるのでしょうか?


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本文とは関係ありません。


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井上尚弥が「来年5月にフェザー級のタイトル挑戦」を唐突にほのめかしました。

BOXING NEWS24 が「井上尚弥と中谷潤人の試合は技術レベルは高いかもしれないが、世界的な関心は低い」「米国ファンに対してはラファエル・エスピノサへの挑戦の方が大きなアピールになる」と報じたばかりでしたが、このバカ専門メディアはいい加減なことを垂れ流すので有名です。

今年のシンゴ・デ・マヨで井上がメイン、セミがエスピノサでどんな興行事故を起こしたのか、散々馬鹿にしておきならがら、今度は「井上vsエスピノサは米国ファンにアピールできる」だと?????

井上もエスピノサも米国での商品価値は、まともな興行では主役(メイン)の価値はない。

さらに、井上は日本なら大きな需要を抱えてる。



そして、今夜の2人のパフォーマンス…。

まあ、プロレス的なストーリー通りにはいかないとはいえ…。、
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良いように考えると、井上尚弥と中谷潤人の試合にフォーカスできる、景気付けのイベントになりました。

ウィリアム・ヒルの見立ては井上の勝利が1/33(1.03倍)、アラン・ピカソが10/1(11倍)。

中谷が1/12(1.08倍)、セバスチャン・エルナンデスが11/2(6.5倍)。

ピカソもエルナンデスもアルファベット団体のデタラメ世界ランカー。オッズや戦前予想は、勝敗を論じるレベルではありません。

2人がどんな勝ち方をするのか?

この2試合には「まさか」はないと思いますが…。



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スポーツイベントの中で、プロボクシングの世界タイトルマッチが最も格式が高い花であった時代はとうの昔に終わりました。

今日から大晦日までの5日間で日本人がからむアルファベット団体のタイトルマッチが4試合行われる予定でしたが…。





12月27日(土)サウジアラビア・リヤド
NIGHT OF THE SAMURAI


◾️Undisputed Jr.feather weight championship

©︎井上尚弥 vs アラン・ピカソ



◾️IBF Jr.bantam weight championship

©︎ウィリバルド・ガルシア vs 寺地拳四朗



◾️WBA Jr.Light weight championship

©︎ジェームズ・ディケンズvs 堤駿斗


ビッグファイトにタイトルを付けるのは往年のメガファイトっぽくて好きです。往年といっても、パッキャオやメイウェザーの時代まではそれなりに浸透していました。

NIGHT OF THE SAMURAI は試合というよりもイベント全体を指すタイトルですが「井上尚弥vs中谷潤人」の正式決定のあかつきにはちょっとイカれたタイトル付けて欲しいです。

話を戻して5日で4試合のタイトルマッチ。



12月27日(土)愛知県国際展示場
SAIKOU×LUSH vol.4

◾️IBF Fly weight championship

©︎矢吹正道 vs フェリックス・アルバラード

この防衛戦をクリアすると、ここ10年にわたってPFPの鉱脈を形成しているジュニアバンタム級への進出も示唆している矢吹。

バム・ロドリゲスに対して、拳四朗よりも矢吹の方が可能性があるように見えてしまうのは、やはり私も25歳のテキサンを高く評価しているからでしょう。

負けられない一戦です。


ーーーなんと、NIGHT OF THE SAMURAIの3試合のうち2試合が中止に。

堤は練習中に眼窩底を骨折。ガルシアは計量後の体調不良で入院。

仕方がないこととはいえ、リヤドのタイトルマッチは井上尚弥のジュニアフェザー級だけになってしまいました。









そして、タイトルマッチではありませんが、それなりの扱いを受ける、井岡一翔の大晦日。

12月31日(水)大田区総合体育館
SANKYO presents LIFETIME BOXING FIGHTS 30

◾️WBA Bantam weight title eliminator

井岡一翔 vs マイケル・オルドスゴイティ


「title eliminator」とはいえ、次戦でタイトル挑戦が約束されているわけではありません。

挑戦者の1人としてカウントされるだけ。

そして、この種のtitle eliminatorにはWBCがあからさまにシルバーベルトをステイクさせることがあるように承認料が請求されます…あしからず。



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12月25日クリスマス時点の競技人口です。コロナ前の水準にほぼ戻った17階級。

3万人台も目の前です。

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そして、これはPFPランキング。今日更新されたリング誌のものです。

ジュニアフェザー級以下の超軽量級から4人がエントリー。日本人は井上尚弥と中谷潤人の2人がランクイン。


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現在のPFP10傑にはヘビー級(ウシク)、ライトヘビー級(ビボル、ベテルビエフ、ベナビデス)ウエルター級(ヘイニー)、ライト級(シャクール)、ジュニアフェザー級(井上、中谷)、ジュニアバンタム級(バム)、ストロー級(コラーゾ)の7階級のファイターがランクイン。

残りの10階級、クルーザー級、スーパーミドル級、ミドル級、ジュニアミドル級、ジュニアウエルター級、ジュニアライト級、フェザー級、バンタム級、フライ級、ジュニアフライ級からは1人も選出されませんでした。

PFPにタレントを送り込んだ7階級で一人当たりのPFPファイターを生み出すのに必要とした分母となる人数は…


ヘビー級は1/1613人。

ビボル、ベテルビエフ、ベナビデスの3人が入ったライトヘビー級は3/1943人、一人当たりなら1/647.7人。

ウエルター級は1/2703人。

ライト級は1/2625人。

井上と中谷を送り込んだジュニアフェザー級は2/1459人。一人当たりなら1/729.5人。

ジュニアバンタム級は1/885人。

ストロー級は1/308人。



3人をリストに食い込ませたライトヘビー級は、647.7人に1人がPFPファイター。

17階級でも屈指の競技人口を抱えるウエルター級のPFPファイターはヘイニーだけ。2703人のトップに立たないとPFP10に入れません。

しかし、最もPFPに入りやすい階級はストロー級。

10位に入ったコラーゾただ1人だけですが、分母が小さく305人。305人に1人がPFPファイターです。

305人に1人がPFPファイターなら、最大人口2736人を抱えるジュニアウエルター級なら、単純計算でPFP10傑に8.97人、およそ9人を送り込むことになります。

いくらなんでも、そこまでいったらディズニーランドのように〝入場規制〟がかかる…と思いますが、単純計算ならそうなります。

では、同一階級から何人になると〝入場規制〟がかかるのでしょうか?

アメリカの数学者B.O.クープマンが唱えた「 独占的市場シェア:73.9% 」くらいが一線になるかもしれません。

7人はアウト、6人ならセーフ。

なんも考えていない自由な妄想PFPでも、いろいろと忖度しながらランキングしてるのである。


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ーーーでは階級ではなく、人種(国籍)なら?


現在、2人のPFPファイターを擁する日本(枠)はあとどれくらいの余裕があるのでしょうか?




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サッカーW杯は来年の北中米大会から参加チームが16増えて48に拡大。日本は楽な組に入る可能性も期待されていましたが…。

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日本のグループFにはオランダとチュニジア、欧州プレーオフB組の勝者。

AP通信が「最も過酷なグループ」と報じ、森保監督も「非常に厳しいグループに入った。(残り1チームの欧州POのB組は)ストレートでW杯に出てもおかしくないような国ばかり。非常に力のあるグループ、対戦相手ばかり」と「非常に」を何度も繰り返し、想定以上に難しいグループに入ってしまったと感想を述べました。

「優勝」を目標に掲げている代表ですから、どんな組になろうが関係ないーーーと言いたいところですが、やはり決勝トーナメントでチーム状態をピークに引き上げたいことを考えると、一次リーグは〝肩慣らし〟で通過したいところでした。

ちなみに欧州POのB組は「ウクライナ vs スウェーデン」「ポーランド vs アルバニア」で争われ、勝ち残った1チームがF組に参戦します。FIFAランキングが最も低い62位のアルバニアに出てきて欲しい気もしますが、もしそうなるとウクライナ vs スウェーデンの勝者を撃破したことになります…。

ESPNはF組について「死の組だが、トップ通過はオランダ以外には考えられない。ロナルド・クーマン率いるオレンジ軍団は、2022年大会でアルゼンチンにPKで敗れた実力をキープしている。前回大会でドイツとスペインを競り落とした日本は研究されている。同じやり方で臨んでも同じ結果は出ない。番狂せを起こすとしたら、前回フランスを沈めたチュニジアか。順当ならオランダと日本が通過」。







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「ボクシングの威厳を守った」。

そんな表現もされた井上拓真の那須川天心に対する勝利。

天心が単なる異業種からの乗り込んで来たというだけでなく、その言動を快く思わないボクシングファンも多かったということでしょう。

異分子ではなかったものの、自分たちの嗜好に全く合わなかった亀田一家へのアレルギー反応も常軌を逸していました。

ボクシングファンが発症した天心と亀田の拒絶反応の種類は違いますが、その根底にあるのは「ボクシングは権威がある」から、それを汚すな、よそ者は入ってくるなという意識でしょう。

この激しい拒絶反応が、当の対戦相手にはほとんどないことは非常に面白いことです。

悩める井上拓真は「那須川天心に勝つ」ということへのモチベーションが、世界タイトルよりも大きかったと何度も口にしてきました。

内藤大助は「(亀田興毅と戦っていなければ)ずっとガソリンスタンドでバイトしてたかもしれない。少なくとも、こんなふう(いろんなテレビ番組に呼んでもらえる人気タレント)にはなっていない」と、むしろ感謝の気持ちを吐露しました。

私の予想は天心の勝利で、拓真の方に大きな重圧がかかる、拓真のコーナーは決して優れていないという考えからでした。

現実に、拓真には大きな重圧がかかっていたと思いますが、彼はそれを跳ね返しました。また「家族の絆」以上のものはないコーナーは、家族の絆、それこそが強烈な強みでした。

27歳の天心にはこれからも認定団体が優遇、何度もチャンスが与えられるでしょう。

天心に関しては、短い時間でよくここまで来たなという思いもありますが、ここから厳しい勝負が始まると思います。

解説人が言っていたように「天心はこれから世界王者にもなれる」というのは、4Belt Eraのアルファベット・タイトルの一つは転がってくるという意味です。

強い相手に勝ってPFPが取り沙汰されるファイターになれる、そんな意味ではありません。



TAKUMA INOUE OUTFOXES TENSHIN NASUKAWA IN POINTS WIN, SEALS WBC 118-POUND TITLE(リング誌)


Takuma Inoue outclasses Tenshin Nasukawa to claim WBC 118lbs gold.(ボクシングシーン)



「天心が勝った方がボクシング界は盛り上がる」。それは事実だったでしょうが、この結果でも盛り上がるはずです。

この試合はセットされた時点で、どう転んでもボクシング界の勝利が約束されていました。

2人にとって、次戦が大切になるのは当然です。そして、それは天心にとってより切実。拓真も、これからのキャリアで天心を上回る動機づけが出来るかどうか、難しいテーマを抱えてしまいました。

まあ、見ているファンはそれはそれで楽しみが増えるのですが。











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【サウジアラビア・リヤド】

バムはやはり、バムでした。

Fighter Of The Year の可能性が十分ありますね。



そして、ブライアン・ノーマンJr.…恐れていた結果が出てしまいました。





【カタール・ドーハ】

堀口恭二、35歳。彼が最初のUFC王者になる目が出てきました。

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Q:今はボクシングの黄金時代らしいですが、何を基準に言ってるのですか?

A:それは世界王者の数です。白井義男が初めて世界王者になり、陥落してから8年間も世界王者不在という屈辱的な時代もありました。



Q:8年間!今では考えられません。つい最近、たった一つの階級だけで4人も日本人王者がいたこともありました。昔の人が聞いたらびっくりしますよね!

A:そうですね。昔のバンタム級はエデル・ジョフレという謎のブラジル人が強いと言われていましたが、何度防衛したか?というと、8回だけ。ジョフレはフェザー級のタイトルも獲りましたが、たかが2階級制覇なのに当時のファンやメディアは大騒ぎでした。



Q:バンタム級タイトルを8回防衛って、亀田興毅と同じですね。そうか、ジョフレって興毅と同じレベルなんですね。

A:いや、それは興毅を馬鹿にしすぎです。ジョフレは2階級制覇しかできなかったって言ったじゃないですか!

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Q:確かに!興毅は3階級制覇でした!ジョフレとは次元が違いますね。

A:昔はとにかくレベルが低かったから、仕方がありません。大谷翔平と井上尚弥のようなレベルの高い現代に生まれた私たちは幸せです。



Q:井上尚弥なんて、権威のあるリング誌のPFP1位になったこともありましたよね?こんなのサッカーでいうバロンドールに匹敵、野球なんて米国内でやってるだけで大谷のMVPなんて全くステージが下ですね。

A:その通り。井上尚弥のようなボクサーと同時代に生きられるなんて、何度も言いますが、私たちは本当に幸せです。世界的にはむしろ井上尚弥の方が大谷より騒がれているのに「なんで(母国の)日本での評価が今ひとつなのか」という松本人志の嘆きもよくわかります。


ーーー【僕らは何を見ているのか?】1971年と1992年。そして…2025年が暮れてゆく。



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Game seven


大勝負を表現する言葉は数えきれないほどあります。

ボクシングならThe を頭に付けて Fight や Showdown、Super Fight、ClassicにOnce For ALL…などは日本でももよく知られた〝大勝負〟です。

そしてMLBやNBA、NHLのポストシーズンでよく聞くのが、Game seven。

7戦4勝獲りのシリーズで、最高潮のクライマックスは、当たり前ながら3勝3敗で迎える第7戦、Game seven です。

阪神タイガースには遠すぎた Game seven 。そして、これから火蓋が切られるトロントとロサンゼルスのGame seven。

ボクシングでは1勝1敗のタイで迎える決着の第3戦、ラバーマッチがそれに近いかもしれませんが、短期間で一気の最終決着、勝った方が優勝というドラマは団体競技のGame seven でしか味わえません。

シュガー・レイ・レナードとトーマス・ハーンズの「The Showdown」を、海外メディアはebb and flow と描写し、ジョー小泉はそのまま受けて「寄せては返す波のよう」と、史上最高試合を表現しましたが、そんなドラマが9日間、7試合で堪能できるのです。

プレイヤーにとっての達成感、恍惚は個人競技の方が優りますが、団体競技にはGame sevenに代表される最後の総力戦がファンをそうしようもなく惹きつけます。

そして、トロントがあれほど熱狂的な都市だったとは知りませんでした。

BEAT LA に燃えるトロント、いいです、素晴らしいです。



これで、今年の野球はおしまい。

大谷翔平が中三日で先発。もうすぐプレーボール、しっかり楽しませてもらいましょう。
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