カテゴリ: 村田諒太

12月29日、さいたまスーパーアリーナ。

世界ミドル級団体統一戦。WBA王者:村田諒太vsIBF王者:ゲンナディ・ゴロフキン。

日本ボクシング史上最大の大勝負です。

禁断な話をすると、現在のボクシングシーンで実現の可否を度外視して「日本に引っ張り込んで戦う(日本人が勝つかもしれない)最も大きな名前は、順番に異論はあっても以下の通りで誰もが納得してくれるでしょう(ライトヘビー〜ヘビー級は除く)。

①カネロ・アルバレス
②テレンス・クロフォード
③エロール・スペンスJr.
④ジャーモル・チャーロ
⑤ジャーメル・チャーロ
⑥ガーボンタ・デービス
⑦ゲンナディ・ゴロフキン
⑧ワシル・ロマチェンコ
⑨テオフィモ・ロペス
⑩ジョシュ・テイラー

ゴロフキンはもちろん1位ではありません、トップ5にも入りません。

しかし、こんなベスト10で遊べるのも村田諒太がいるからです。村田がいなければ、こんなランキングは虚しいだけです。

そして「敗北のニュース」が世界中のボクシングファンを驚かせる、という意味ではゴロフキンはカネロに次ぐ名前かもしれません。

村田戦が正式発表されてから、海外のボクヲタ、マニアのコメントを読み拾うと、峠を越えた39歳カザフスタン人がいかに愛されているのか、そして日本で村田と戦うことに忸怩たる思いと危険な意識を高めていることがよくわかります。

GGGサポーターからすると「残された時間が少ないんだから、カネロへのリベンジを最優先してくれ!」という思いでしょう。

ゲンナディ・ゴロフキン。世界王者になってからの25試合と、その世界評価を振り返ってみます。

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前回、書いたように2010年8月にWBA暫定王者になる以前から、GGGは階級最強候補の一人でした。

ミドル級で世界を狙える逸材を抱える世界中のプロモーターが「GGGのWBAタイトルはこの世に存在しないものと思ってる」(アベル・サンチェス)と嘆くほど、ミドル級の強豪、ビッグネームは全盛期を迎えるカザフスタン人を徹底的に敬遠し続けます。

2010年、ゴロフキンが世界挑戦直前のリング誌ランキングは以下のとおりでした。

王者:セルヒオ・マルチネス(リネラル/WBC)
1位:フェリックス・シュトルム
2位:ダニエル・ギール
3位:ポール・ウィリアムス
4位:マシュー・マックリン
5位:セバスチャン・シルベスター
6位:フリオ・セサール・チャベスJr.
7位:セバスチャン・ズビク
8位:ディミトリー・ピログ
9位:アッサン・エンダム
10位:マルコ・アントニオ・ルビオ

プロモーターやマニアが最強と確信していたGGGは、10位にも数えられていないのです。リング誌ももちろんわかっています。

「誰に勝ったか?となるとGGGは誰にも勝っていない。強豪が対戦を避けているのはわかっているが、実績ゼロの選手をランキングすることはできない」というジレンマに苦しんでいました。

赤字はGGGのオファーを明白に拒否した選手です。

特に、WBA王者シュトルムとその陣営のあからさまな逃げ方は「(ファン・マヌエル・マルケスの指名挑戦から恥も外聞もなく逃げ続けた)ナジーム・ハメドと同じくらい醜い」もので、マニアは嘲笑し、マルケスと同じようにGGGに同情しました。

よくあるプロモーターが敬遠するのでなく、ハメドと同じようにシュトルム自身が明らかに怖気づいていることが、周囲にも伝わるほどのチキンぶりだったのです。

強豪に敬遠され続け、世界評価は上がりません。しかし、2012年にはリング誌ミドル級で3位までランクアップ。

リング誌は2012年12月号で、ギジェゴシ・プロクサを5ラウンドで屠った米国デビューを見開き4ページで「BEAST!(こいつは野獣だ!)」のヘッドラインを打って特集。

「ボクシングの世界には秘密がある。本当に強くても、商業的価値がない選手はどんなの強くても大きなチャンスは巡ってこないことがある」。

「弱い相手に勝ってるだけ、と思うならそれは間違いだ。強い相手が逃げるから弱い相手としか戦えないのだ」。

「パッキャオの(米国)デビューは誰も注目しない122ポンドだったが、GGGは注目の160ポンド。彼がパッキャオよりも早く、そしてより大きなスーパースターになると予言して、誰が否定できるだろうか?」。

「GGGにはいろんな意味が込められているが、この米国デビューはGennadiy Going Globalの第一歩だ」。

6ヶ国語を流暢に操り、誰もが最強と認めるGGGのGoing Globalに欠けているのは強豪との対戦、それだけでした…。
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ESPNはわかりやすい。

さすがディズニー傘下のスポーツ専門局です。Excellence in Sports Performance Yearly Awardはスポーツイラストレイテッド誌のSports person pf The Yearに代わって米国スポーツの最高名誉の賞になりました。

ボクシングでもトップランクと業務提携し、試合を中継しています。

本当なら村田や井上のスケジュールや試合をもう少し詳しく報道しても良いはずですが、ほとんど無視の状況です。「村田vsGGG」もいまだに一文字も報道していません。

かつて、オスカー・デラホーヤやフロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと米国のNo.1ファイターと契約してきたトップランクでしたが、現在はプレミア・ボクシング・チャンピオンズやマッチルームの侵略を受けて凋落するばかり。

村田諒太や井上尚弥も複数年契約を結んでいますが「米国開催で高額の放映権料をせしめて、日本開催のビッグファイトでは甘い汁を吸いたい」という下心丸出しで、日本のボクシングファンを満足させるマッチメイクは全くできないまま。

村田が求めるカネロ・アルバレスやゲンナディ・ゴロフキンとのメガファイトでも、全く機能しないどころか、様々な意味で障害にしかならなかったトップランク。

今回のゴロフキン戦も、電通と帝拳が DAZNとマッチルームという世界最悪のタフネゴシエーターを向こうに回して交渉成立に持ち込んだファインプレーでした。

ESPN&トップランクと敵対するDAZN&マッチルームという連合軍にビッグファイトを奪われた形ですから、一文字も報道しない、したくない気持ちはわからなくもありませんが…。見苦しい。

トップスターのテオフィモ・ロペスの防衛戦(ジョージ・カンボソス戦)が競争入札に持ち込まれるのを甘受し、入札では3位惨敗という醜態をさらしたトップランク。

それなのにボブ・アラムは「この試合に600万ドル以上出すなんてトリラーは気が狂ったのか?テオフィモの試合にそんな価値はない。テオフィモのファイトマネー390万ドルからマネジメント料の20%、78万ドルが何もしないで転がり込む。私の人生で最高のeasy money=濡れ手に粟」と笑う始末。

テオフィモが「なんだかんだ言っても俺を取り返しに来てくれると信じていたが」と悲しんだのも無理はありません。

見苦しい老害アラムと比べて、マニー・パッキャオやジェルウィン・アンカハスが「何の確執もない。トップランクには感謝とお別れだ」と没落プロモーターのもとを去ったのは紳士的な態度でした。

米国で2試合戦った井上と陣営は肌感覚で「本気で売り出す気があるかどうか」を十分すぎるほど感じ取っているでしょう。

もう、潮時です。

トップランク抜きでゴロフキン戦の交渉を進めることで、違約金や手切れ金が発生している可能性がありますが、それは仕方がありません。

後輩たちの米国進出にとって良いケーススタディ、授業料だったのです。

書こうと思ってたのと違う話になってしまいました…。

トリプルGの世界戦と世界評価を、時系列で振り返って行きます。
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ゲンナディ・ゴロフキン のプロキャリアは2006年5月6日に始まり、15年に及びます。

ドイツでプロデビューした24歳の青年は39歳に成熟、デンマーク、パナマ、母国カザフスタン、ウクライナ、米国、モナコ、英国をタライ回し的にに転戦、12月29日には8カ国目となる日本のリングに上がります。

世界的に人気のあるミドル級でアテネ2004の銀メダリスト、プロでは歴史的な絶対王政を敷いたビッグパンチャーのGGGはサーカスライフを送り続けなければならない理由はカザフスタン人だからです。

もし、GGGがメキシコ人や日本人、米国人、英国人なら母国の絶大なサポートを背に米国や英国でメガファイトを繰り広げていたでしょう。

しかし、現実はカザフスタン人です。デビューの土地、ドイツではチャンスを与えられず、希望の米国ではニューヨークにもラスベガスにも定着できませんでした。

左ジャブから右につなげる画一的なスタイルを捨て「ビッグドラマショウ」と名付けた圧倒的で破壊的なボクシングは、ボクシングファンが最も歓迎するスタイルでした。

それなのに…。
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人気ではカネロ・アルバレスやフリオ・セサール・チャベスJr.、ミゲール・コットはもちろん、セルヒオ・マルチネスやピーター・クイリンにも劣り、彼らとの対戦はついに叶いませんでした。

全盛期のGGGは〝人気階級の不人気選手〟でした。

カザフスタン人という以外にも〝嫌われた〟理由は、その爆発的な強さでした。

アベル・サンチェスが「初めて会ったときは合唱団の少年かと思った」という外見とは裏腹に、リングに上がるとビッグドラマショウという名の虐殺を冷徹に繰り広げる剥き出しの強さが、ビッグネームとの対戦を遠ざけてしまったのです。

「最強を証明したい」というのはあらゆるボクサーに共通する夢です。しかし、ビッグネームになると「それは大きな舞台でなければならない」という思いが強くなります。

それは、プロモーターにとってはもっと重要で切実な問題です。

恐ろしいほど強いが、商業的価値は恐ろしいほど低い…。そんな相手と誰が戦いたいと思いますか?

上質な技術と破格の強打を併せ持つ、リングの上ではどこまでも残酷なカザフスタン人と低報酬でも戦いたいボクサーが いるとしたら、GGGよりもはるかに無名で、はるかに商業的価値の低いボクサーたちだけです。

最初に拠点を置いたドイツでは、WBA王者フェリックス・シュトルムがスパーリングすら拒否するほどあからさまな逃避を繰り返し、その噂=GGG注意報=は世界中に広まっていました。

初めて世界タイトルを手にしたのは2010年8月14日、ミルトン・ヌネスを初回で破壊したWBA暫定、28歳のとき。

米国でも欧州でもない僻地で行われた試合でしたが、その動画はミドル級のトップボクサーを抱える世界中のプロモーターを恐怖のどん底に叩き落します。

当時30歳のヌネスは無名のコロンビア人でしたが、地域タイトルも獲得して戦績は21勝19KO1敗1分。

「GGGが強いのはわかってるが、どれだけ強いのかを測るには絶好のテスト」と見られていたヌネス戦の内容は「まだ強さの底が見えない」という次元のものでした。

そして〝注意報〟は、接触禁止の〝特別警報〟レベルに引き上げられ、世界中にサイレンが鳴り響きます。

世界ミドル級はGGGのWBAを結界で囲む、奇妙な戦線が形成されてしまうのでした。
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最も価値のあるリング誌王者とリネラル王者はWBCのセルヒオ・マルチネスからコット、カネロとリレーされましたが、本当に強いのが誰であるかは誰の目にも明らかでした。

ゲンナディ・ゴロフキンというミドル級王者が地球上に存在していないかのように、コットやカネロが卑劣なキャッチウェイトでリング誌とWBCの防衛戦を続けたのは、2010年代のボクシングシーンで最も醜悪な光景の一つです。

戴冠から7年間、対立王者を抱えるプロモーターの間でGGGは死神のように忌避されることになります。 
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Amazonから届いたメール。

「Amazon『みんなで応援』プログラム」という件名だけ見て、そうか、来月29日の村田諒太を民で応援しようというプロモーションだな、さすがアマゾン、やることが早い、と勘違いしてしまった。

まぎらわしいメールしてくんなッ!
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ちょっと頭を冷やしに、外に出ようっと。
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リング誌の年間PFP「BEST FIGHTER POLL」。

そのリストで最も凶暴な1位はマイク・タイソン(1989年)かゲンナディ・ゴロフキン(2017年)だ。

この二人が4階級の差と、28年の時を隔てて、激突する!

Mike Tyson fought

Frans Botha, who fought

Wladimir Klitschko, who fought

David Haye, who fought

Lolenga Mock, who fought

Malik Dziarra, who fought

Gennady Golovkin

時代も階級も違うアイアンマイクとGGGだが、わずか5人の対戦相手の橋を渡ると二人は相見えることになる。
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すでにご紹介済みかもしれませんが、リング誌2018年3月号「POUND FOR POUND ISSUE GENNADIY GOLOVKIN:FROM KO−KING TOP P4PKING」(PFP特集 ゲンナディ・ゴロフキン〜KOキングからP4Pキングへ」の拙訳です。

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Pound for Pound。それは、脳内妄想の世界だ。

そもそも、スポーツの世界でそんな妄想やら、想像に意味などあるのか?実際に戦って、白黒つければいいだけじゃないか。

ヘビー級が目立って、小さな階級は無視されるのはおかしい。だから pound for poundは人気のない階級にとっては必要だ…よく言われるPFPの存在理由だ。

なんじゃ、その理屈は?無理やり減量して半病人になる前に、自分が一番強い体重で戦うべきじゃないのか。減量で脱水症状起こして、足が痙攣した状態でリングに上がるとか、そんなもの、スポーツじゃない。 

スポーツは自分が一番強い状態で戦うのが大前提。より小さくてより弱い相手を求めて、自分も弱体化するような行為はスポーツの思想に反する。 

しかし、それがまかり通っているのがボクシングの世界だ。 

No.1は誰なのか?

この問いかけこそが、スポーツを動かす。それこそが競技の基本であり、選手が答えを求めて努力するゴール。

アスリートはNo.1になるために努力し、ファンその競争に熱い声援を送る。

チームスポーツでは「No.1」の問いに対して、シーズンが終わると明白な答えが出る。

ところが、プロボクシングではビジネス上の取引や、政治的な事情により、この質問の答えがでないことが普通に起きている。

しかし、ボクシングでも、極めてまれに答えが出ることもある。

それは、その選手が自分の階級でNo.1であることを証明した場合。

2017年8月にテレンス・クロフォードがジュリアス・インドンゴを3ラウンドで倒して4つの世界タイトルを統一したとき、クロフォードは自分が世界最高のジュニアウェルター級であることを〝議論する余地のない〟形で証明したのである。

しかし、議論する余地のないチャンピオンが滅多にいない時代では、人々は脳内であれこれ想像を掻き立ててしまう。つまり、パウンドフォーパウンドが議論の対象となる隙ができてしまうのだ。

正解も不正解もないPFPに「権威」や「名誉」を求めるのは狂乱の愚行だが、正解も終わりもないPFP議論は、SNS時代のボクシングファンやジャーナリストの暇つぶしにとっては好都合であるのも事実。

全米ボクシング記者協会(BWAA)は、最もレベルが高いウェルター級にも進出しようとしているクロフォードをPFP1位に選出した。

一方で、RING誌とESPNの脳内妄想ランキングでは、統一ミドル級に君臨するゲンナディー・ゴロフキンがトップ。

クロフォードを支持する人々は「2階級制覇」と、ゴロフキンがダニエル・ジェイコブスやカネロ・アルバレスに「苦戦したような経験がない」と主張する。

GGGサポーターの意見は「レベルの低い軽いクラスのクロフォード」はジェイコブスやカネロのような「才能と実績のある相手と対戦したことがない」と指摘する。

また、一部のファンやメディアは「プロ7戦で2階級制覇」「アマチュアで史上最高」のワシル・ロマチェンコこそがNo.1だと信じている。

RING誌のPFPランキングでゴロフキン、クロフォードに次ぐ第3位のロマチェンコはプロ戦績が10試合しかないことは、熱狂的な支持者にとっては関係ないのだ。

ロマチェンコの技術と運動能力はPFPの考え方では最強というが、そもそもPFPの考え方とは何なのか?

ゴロフキン、クロフォード、ロマチェンコの優劣を議論するとき、誰の意見も間違いではない(正しくもない)という、そもそも答えがないこと、議論が尽きないことが、PFPが広く受け入れられている理由の一つだろう。

HBOのボクシングアナリストであり、妄想ランキングをたびたび口にするマックス・ケラーマンは「PFPランキングを持ち出すたびに他のメディアやファンから嘲笑されている」と話す。

「PFPなんて何の意味もない」と。

「しかし」と、ケラーマンは反論する。 

「これはとても楽しい作業だ。ボクシングはエンターテインメントだ。これは、大学フットボールで誰が全米チャンピオンになるべきかを議論するのと同じ。完全に主観的で偏った意見に基づくもの、それこそがPFPであり、誰がNo.1かが全くわからないボクシングファンにとっての気晴らしの娯楽になっている。権威があるなんて誰も思っていない、そんなやつがいたら世界一の愚か者。いろんな人がいろんな見方を披露し合うお遊びなんだから」。

それでも、つまりボクシング中継でPFPなんて言葉が語られなかった時代のファンは、ケラーマンの中継に眉をしかめる。

スポーツなら「お遊びランキング」を軽々しく持ち出すなと嘆くオールドファンが懐かしむのは、ラリー・マーチャントがまだHBOのアナリストだった70年代までの時代だろう。

しかし、マーチャントが35年間HBOに在籍した後半、パーネル・ウィテカーやロイ・ジョーンズ・ジュニア、オスカー・デラホーヤが1位の座を争った1990年代後半にはPFPは当たり前に話題にされていた。

それどころか、マーチャントが新聞のスポーツコラムニストだった70年代以前にも、PFPは存在していたのだ。

マーチャントはRING誌に「40年代か50年代にもPFPランキングは探せばあるかもしれない」と語っている。

「優れたプロモーターや、広報担当者、作家、誰がそのアイデアを思いついたのかはわからないが、私はいつも、ジョー・ルイスやロッキー・マルシアノに比べて日陰に甘んじていたシュガー・レイ・ロビンソンを見て、小さなファイターにも光を当てようとしたのがPFPと言う考え方が世間に広く紹介されたのだ」。

「80年代以降は人気のない軽いクラスに注目を集めるプロモーションの一環として使われるようになり、ランキングも一般化した」。

ウィテカーをプロモートしたMain Events社のCEOキャシー・ドゥバは「イベンダー・ホリフィールドやマイク・タイソンらヘビー級が注目されていた90年代で、PFP最高のボクサーと認められることはデラホーヤに代表される軽量級ファイターにとって有効なマーケティングツールだった」と、認めている。

亡夫ダン・ドゥバがニュージャージー州にあるMain Events社を経営していた頃、広報を担当していたキャシーは「パーネルがPFPという言葉を広めた」と回想している。
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1993年にフリオ・セサール・チャベスと対戦したウィテカーのためにRING誌がPFPチャンピオンベルトを初めて作った。その後も断続的に作ったり、作らなかったりを繰り返し、今は作っていないが、最後に作ったものは2017年にGGGに贈られている。

キャシーもPFPジャケットを作り、この言葉を広める活動を積極的に展開した。

ボクシングライターやHBOも同様に、それを受け入れた。PFPはメディアとファンの間に効果的に浸透した。

もはや、シュガー・レイ・ロビンソンの代名詞ではなくなっていたのだ。

イベンダー・ホリフィールドやリディック・ボウがHBOで試合をしていた時代に、軽量級の素晴らしさにスポットライトを当てる方法が必要だったが、その一つがPFPだった。

「ボクシング界が取り戻そうとしているカジュアルスポーツファンに、ウィテカーのような軽量級のディフェンスマスターをどのように受け入れてもらい、人気のあるヘビー級の選手と比べても見劣りしないようにするには?その答えの一つがPFPだった」(キャシー)。

PFPランキングは、ついに最終地点に辿り着きます。

ウイテカーやデラホーヤよりもはるかに軽いローマン・ゴンザレスがPFPに登壇したのです。

ボクシングファンは、リカルド・ロペス、マーク・ジョンソン、ウンベルト・ゴンザレスなどそれまで全く光の当たらなかったサブ−バンタム級の選手を、 RING誌のPFPランキングやKOマガジンのダイナマイトランキングで初めて知るようになった。


RING誌ではPFPについての考えを、ボクシング関係者やソーシャルメディアを通じてファンに投げかけた。


▶︎私はP4Pリストには注目していません。P4Pリストは所詮はどれもデタラメなファンタジーの考え方で作られているからです。#dealwiththereal@_InwardLook_909
 
 
▶︎トーマス・ハウザー(モハメド・アリの伝記作家、『There Will Always be Boxing』の著者)。"Pound for pound "はシュガー・レイ・ロビンソンのために発明された。世界のヘビー級チャンピオンがスポーツ界で最も尊敬されていた遠い昔の時代に、RING誌編集長ナット・フライシャーがロビンソンの特別さを示したのだ。

しかし、その後のPFPは衰退していった。注目されない軽量級選手にとってPFPはありがたい賞讃だ。それでも、意味不明な投票がランキングも数多い。PFPランキングは、現在の実力ではなく、数年前の活躍や、これまでの実績が陽炎のように評価される矛盾も孕んでいる。


▶︎ラリー・マーチャント(殿堂入りした放送作家、元HBOのコメンテーター)。第二次世界大戦後には、多くの優れた小柄なボクサーが大活躍していた。誰が一番強いのかを議論するために、誰かが知恵を絞って生み出されたのがPFP。

現実の世界では、ヘビー級に勝てるフェザー級はいない。しかし、PFPならフライ級やバンタム級でもヘビー級に勝てるのだ。

もともとは、プロ2年目の若きシュガー・レイ・ロビンソンが偉大なパフォーマンスを見せていたことを賞讃するためだった。


▶︎フランク・バートリーニ(ウォール・ストリート・ジャーナル紙)。どんなスポーツでもメディアでも、自分が賢いと信じたがるライターがいる。PFPのリストを作って「私は専門家」と悦に入っているのだ。

PFPは最強の理論です。どんなデタラメでも論破できないのですから。


▶︎バーナード・ホプキンス(元ミドル級・ライトヘビー級チャンピオン)。パウンドフォーパウンドのリストは、ファイターを正確に評価していると思う。

しかし、その信頼性は発信者が誰であるかにかかっている。リストを作成した個人やメディアが、RING誌やESPNのような信頼性を持っていなければ、何の信用も得られない。

私はPFP1位になることを目標にしてきた。選手にとっては承認料が請求されるわけでもなく、悪い話じゃない。


▶︎リッキー・ハットン(元ジュニアウェルター級&ウェルター級王者)。若い頃、世界チャンピオンになることを夢見て、それを達成したときには、自分の階級で最高の選手になりたいと目標を上げた。

世界タイトルを獲得しても、その階級で最高の選手になれるとは限らないのがボクシング。140ポンドでRING誌のベルトを手にしたとき、それが叶った。

次はPFP最高のファイターになることを目指した。PFPは選手にとって励みになる。


▶︎キャシー・ドゥバ(メインイベント社CEO)。パーネル・ウィテカーがライト級王者になり、後にウェルター級に転向した時代は、マイク・タイソン、イベンダー・ホリフィールド、リディック・ボウ、レノックス・ルイスというヘビー級ボクシング四天王がいた厳しい時代だった。

彼らは人気があり、誰にでもわかる圧倒的な強さを誇っていたので、軽量級の選手をファンに知ってもらうにはPFPという言葉が役に立った。

デラホーヤ戦では試合の公式タイトルにも使い、約20年後では軽量級ではないセルゲイ・コバレフとアンドレ・ウォードの初戦にも使った。PFPは非ヘビー級の興行には有効なマーケットツールの一つだ。

ぶっちゃけいうと、P4Pリストはプロモーターの人気投票の意味もある。リング上でのボクサーのスキルよりもはるかに多くのことを基準にしている。つまり、やはり大局的には意味はない。

もっと言うと、誰もPFPの明確な基準を持っていない。オレクサンダー・ウシクを2位にした人は、ウシクを苦しめたジョシュアを10位内に入れようとはしない。それどころか、再戦ではジョシュア有利と考える人もいるでしょう。

あの試合はクルーザー級のウシクがヘビー級のジョシュアと戦ったわけではなく、ヘビー級同士の戦いだったが、専門家も含めて多くの人はウシクに優しく、ジョシュアに厳しい目で見つめていたのだ。

※編集部注:デュヴァは、THE RINGのパウンド・フォー・パウンドのNo.1ボクサーを決定した3つの試合(ウィテカー対チャベス、ウィテカー対デ・ラ・ホーヤ、アンドレ・ウォード対セルゲイ・コバレフの再戦)を共同プロモートしている。
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▶︎@Barcham2015 私が面白いと思うのは、みんなのPFPリストにハリー・グレブが入っていること。彼の試合映像はないというのに。

ジーン・タニーに勝ったことは知ってるし、ミッキー・ウォーカーにも勝っていて、とても有名なファイターなのはわかる。それでも、新聞記事や誰に勝ったかだけで、彼がPFPにランクされるのかがわからない。

そもそもが何の基準もないランキングだから、誰を入れようが間違いではないということでしょう。


▶︎ナイジェル・コリンズ(元 RING編集長)。シュガー・レイ・ロビンソンが史上最高のファイターだという意見には賛成だが、それは美学にもとづく。

シュガー・レイ・ロビンソンの記録と功績は素晴らしいが、それ以上に彼のスタイルは美しく完璧だった。彼のスタイルには、賞讃せずにはいられない美学があった。
 

▶︎ホプキンス  今の時代、PFPリストに載るために多くの試合をする必要はない。20年前、30年前、40年前に比べて選手層が薄くなっているから。

しかし、レベルは落ちていない。今のトップレベルのファイターは、どの時代でも戦うことができる。ただ、その素晴らしいファイターの絶対数が少ない。


▶︎マーチャント。私はPFPリストに興味はない。メディアにとって、PFPに価値があることは理解しているし、時には自分を楽しませるために、あるいは自分がどれだけ馬鹿になれるかを試すために目を通すこともある。

それでも私自身はPFPを作る気はない。


▶︎キャシー・デゥバ パーネルの場合、プロモーション用のタイトルやマーケティング用のギミックだけではない。

PFPは彼と一体だった。彼はいつもそう信じていたし、フリオ・セサール・チャベスと戦ったときにそれを証明してくれた。

チャベスと戦うためにはShowtimeで行わなければならなかったが、パーネルが契約していたHBOはこの試合を望んでいなかった。HBOは1試合500万ドル(約5億円)を保証、ショータイムに出ないならもっと多くの金額を用意すると交渉したが、パーネルはお金の問題ではなく、プライドの問題だと譲りませんでした。

彼が電話でダンに「簡単な試合はさせないでくれ!」と怒鳴っていたのを今でも覚えている。私にとって、PFPとはパーネルの姿勢そのものだった。


▶︎マーチャント(HBOが大きく取り上げたロイ・ジョーンズ・ジュニアをパウンド・フォー・パウンドのNo.1と呼ぶことについて)。

ロイは全盛期には素晴らしいファイターだったが、大きな集客力はなかった。

ボクシングの世界では、PFPには何かしらの意味がある。人気のない選手や、注目されない軽量級への慰労賞的なものかもしれない。

そして、人気がなくても軽量級でもその人を選んで褒めてあげたいと思うような選手は間違いなく存在する。


 
▶︎スティーブン・エスピノザ(ショータイム・スポーツのジェネラル・マネージャー)。PFPはあまりにも恣意的で、さまざまなバイアスを受けやすい。

私たちがフロイド・メイウェザーとビジネスを始めたのは、彼がボクシング界でNo.1のスターだったから。彼は偶然にもPFPでNo.1ファイターだった。

結局、PFPのトップ5やトップ10に入れるボクサーを記憶しているファンはいない。今の1位は知っていたとしても、少し前は忘れているか、そもそも知らない。

ほとんどのファンにとって、どうでもいいことなのだ。

しかし、私たちは、あなたのお気に入りのファイターをShowtimeで放映したい。そのファイターを6位だとか2位だとか評価されるのは、ファンにとっては嬉しいはず。

そういうファンは、それまで「馬鹿らしい」と見向きもしなかったり、そもそも知らなかったPFPランキングをチェックするようになるかもしれません(井上ファンらが好例です)。


▶︎ハットン  史上最も偉大なファイターの一人として語り継がれるであろうメイウェザーとPFPのタイトルをかけて戦えたことは、信じられないことだった。

3万人の英国人がラスベガスに詰め掛けてくれたんだ。会場に入れないファンはホテルのクローズドサーキットで応援してくれた。

今後、こんな素晴らしいことは、ヘビー級でもないかもしれない。試合は負けたが、私にとっては最も誇らしい瞬間のひとつだ。


 

PFPのリングは一人一人の脳内に存在する。

RingTVのFacebookのフォロワーから、「Pound-for-Poundのリストは重要か」という質問に対して、次のようなコメントが寄せられた。

「ハードコアやカジュアル層がP4Pリストに注目するのは、ゲームの状況を把握できるから。多くのチャンピオンがいる現在、誰が誰なのかを総合的に把握する必要があるが、P4Pリストはそれを可能にしてくれる」- フランク・ジャクソン


「私はフォローしていますが、ランキングはあまり重視していません。1つのリストを読むよりも、10人の異なる見解を見る方が興味があります」 - マイケル・グリーン 


「試合が面白いかどうかしか興味はない」- ヒュー・リチャード・ドレイパー


「P4Pランキングは、率直に言って、ボクシングのことをあまり知らない人たちがまとめているので興味がない」- ダグ・オークス 


「P4Pのリストは絶対フォローしている。P4Pランキングのトップファイターの条件:対戦相手の質、現在の部門での優位性、活動レベル。考慮に入れないもの:誇大広告(カーン要因)、プロモーション所属、ノイズレベル、フラッシュとキャッシュ(ブローナー要因)」 - Pául Wíckés


「私はP4Pリストを全く気にしていません。それらはすべて、会話や議論をあおるために使われる、くだらない妄想に過ぎないから」 - ジェームズ・セイヤー 
 

「P4Pリストは、各部門のチャンピオンになるだけでなく、ファイターに目標を与えるもの。かなり正確に見えるものもあり、ボクサーは評価されることに感謝していると思う」 - ピート・エドモンズ 


「PFPは、冗談リスト」 - ウバルド・フローレス 
 

「どう考えてもただのお遊びだ」- スティーブ・カズ 
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PFPに明確な基準や、形ある名誉は存在しない。

ただ、それは人々の頭の中にある。

パーネル・ウイテカーは誇り高いボクサーである。イベンダー・ホリフィールドは勇気あふれるファイターである。

誰の脳内をも支配した(満場一致で1位に選ばれた)フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオは、幻覚をのはずのPPFに生命を吹き込んだのかもしれない。

そして、2017年、私たちはゲンナディ・ゴロフキンをPFP1位に選んで、PFPベルトを贈った。

PFPに意味はない、偽物、だれも覚えていない、ただのお遊び…。全部その通りだ。

しかし、PFP1位のゴロフキンには意味がある、本物だ。誰もがずっと覚えている。

そして、トリプルGのボクシングはお遊びではない。
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海外ファンのコメントを読むと、GGG人気とカネロへの嫌悪にあらためて気づかされます。

ただ、それは全体から見るとコアなマニアの少数意見に過ぎません。GGGがカネロ以外で大金を稼げる相手は村田諒太だけです。DAZNがカザフ人に大金を払ったのも「カネロ3」を期待してのこと、GGG単体の人気ではありません。

しかし、熱心なファンにとっては、カザフ人ゆえに全盛期に不遇を強いられた稀代のビッグパンチャーはどうしても応援したくなる魅力に溢れているのでしょう。

それは、日本のボクヲタも同じです。

さいたまスーパーアリーナの花道を、セブンネーション・アーミーの曲に乗ってリングに向かうGGG はブーイングではなく、尊敬と感謝の拍手で迎えられるでしょう。 
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Rocky - 2時間前 
 
GGGは終わった。彼の大ファンだったが、カネロに判定を盗まれて全てを失ってしまった。2試合とも勝ってたと思うが。(村田諒太と戦うには)時間が経ちすぎた。そういう試合して、時間を浪費する必要はないはず。もう終わった。



In Loving Memory of Albino Ape - 5時間前
 
GGGが村田に圧勝してチャーロやプープー(アンドラーデ)も倒してくれたら、カネロ3は避けられない。40歳になってもGGGはチャーロとアンドラーデに勝てると思う。



lala - 5時間前
 
先週のカネロvsプラントの試合よりもはるかに良い試合。

過去10年間のカネロのマッチメイキングは、全盛期を過ぎた老いぼれや、パンチ力のないクズ、ひどいアゴの持ち主ばかりだった。

村田はスタミナがあり、パンチ力は破格、プラントよりもはるかに打たれ強く、相手のパンチに合わせてモンスターショットを打ち込む勇気もある、見ていて面白いファイター。

村田は12ラウンド、ノンストップで圧力をかけてくる。

若い頃のGGGなら簡単に勝てるだろうが、年老いたGGGは以前のようにはいかない。GGGは一晩中ジャブを打ち続けて、なんとかチャンスを見つけるかもしれない。

しかし、年老いたGGGが村田をコントロールできない、あるいは村田が最高の仕上がりを見せれば、日本がGGGの最後のリングになるかもしれない。

日本のファイターを過小評価してはいけない。石田順裕はカークランドの1000−1と見られていた試合を彼の葬式にしてしまった。井上岳志はムンギアの咬ませ犬だったが、12ラウンドに渡って素晴らしい乱打戦を繰り広げた。

村田はホームのリング、3万人以上のサポーターという追い風の中でリングに上がる。



フィリップ・ケリー - 5時間前
 
GGGが敵地に行く理由は、日本が十分満足出来るファイトマネーを用意できるから、以上!

村田諒太は五輪金メダリストだが、日本以外の国では特別な存在ではない。



エックスMEN - 6時間前 
 
GGGが全盛期の頃、ミドル級のビッグネームは誰も彼と戦いたがらなかった。

今は多くのボクサーがGGGと戦いたがる。大金持ちの村田がその果実を手にいれた
 
それでも、GGGは彼らの誰にも負けないことを保証する。GGGは最高だ。負けてたまるか。



Fabhewlus エックスMEN - 3時間前
 
劣化が進んでタイトルを守るには年を取りすぎているなら、ベルトを返上して引退すべきなんだが、このスポーツではカネ儲けができる限り、ショーは続けなければならない!


Truth - 6時間前
 
村田はミドル級ではフィジカルに優れているが、トッペレベルとは差がある。



TEX - 7時間前
 
トリプルGに残された時間は少ない。村田に惨敗したら終わり。



Andris Bērziņš - 7時間前
 
# 1 GGGは打たれ強い。村田のパンチは強烈だが通用しない。
 
# GGGはカネロに1敗1分だが、あの2試合は勝ってた。村田は誰に勝った?
 
しかし、村田がロールスやシェルメタとはまったく違うレベルであること、日本がGGGを引き込むことのできる強い国家であることを知っている。

素晴らしい試合になるかもしれない。

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ゲンナディ,ゴロフキンとは何者なのか?

そのキャリアと世界評価を振り返ろう!

BIG Drama in Japan

ゴロフキン、いい人だ。
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何から話しましょうか?ゲンナディ・ゴロフキン 。

このブログでもよく取り上げるPFP話、リング誌が1980年から実施していた年間PFP「BEST FIGHTER POLL」は、経営難などから2017年で38年間の歴史に幕を閉じてしまいます。

その2017年、最後のPFPキングがGGG(前年3位)とテレンス・クロフォード(前年6位)の得票数同点W受賞でした。
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グレート・ゲンナディ・ゴロフキンの世界戦線と世界評価の足跡を辿ってゆきます。
 
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まずはリング誌のコメント欄から、適当に拾います。

ゲンナディ・ゴロフキン。あらためて、今更ながら、ボクヲタの支持が強烈です。

Steve4132 - 3時間前
 
一年の締めくくりとしては悪くないマッチアップ。

それを実現するために完全アウエーの日本行きを決断したゴロフキンを尊敬する。アンドラーデやチャーロのファンは村田を弱いと思ってるだろうが、彼らは怖いから日本には行かないのだ。おそらく、以前から村田サイドからオファーは出していたはずだ。

村田も日本も未知の怖さがある。



Stephen M Steve4132 - 1時間前
 
GGGのファン。ただ、彼は大金を得るために日本に行き、雑魚ではないが強豪でもない相手と戦う。少し残念だ。GGGにとって経済的にはハイリターンでも、キャリアを考えるとローリターン。



Get Smart - 1時間前
 
素晴らしいマッチメイク。無骨な戦い方をする村田は好きだが、トリプルGはもっと好き。

村田陣営はトリプルGが衰えているからチャンスと考えたのかもしれない。確かに、最近のゴロフキンの試合を見ると、それは悪い判断じゃない。

非常に面白い試合になると思う。ゴロフキンにとって簡単な試合になると予想している人は、間違っている。
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リング誌、ESPNなども相次いで「正式発表」を報道。

BoxRecも試合スケジュールに組み込みました。

世界ではDAZN、日本だけはAmazonプライムが生中継。プラットフォームの落とし所は、ここでしたか。

フジテレビとWOWOWの資金力ではDAZNから放映権を買い取るのは難しいと思ってました。地上波でも衛星放送でも見れないというのは残念ですが、試合を成立させるのが最優先です。

DAZNとの交渉はタフだったに違いありません。よく頑張ってくれました。ありがとうございます!

そして、もう一つの障害がプロモーター。

発表されたプロモーターは本田明彦(帝拳)、トム・ラフラー(GGGプロモーションズ)、エディ・ハーン(マッチルーム)。

トップランクの名前がありません。

そういうことです。

これ以上書くのはやめましょう。時間がもったいない。

とにかく…

It's On!!!!!!!!!!!!!!!!!(完全正式決定ッ!!!!!!!!!)


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帝拳の本田明彦会長は「時代も違うが、タイソンのときより経費が掛かっている」と断言。今回の興行が日本史上最高額になるかという問いには「間違いない」と即答しました。

あのバブル真っ只中での「タイソンのとき」と、来月29日の「村田vsGGG」。

40年以上も前のことです。貨幣価値を補正しなければ「村田」なんでしょうが、当時の空気を知っている人間からしたら、正直、比べものになりません。

本田様のおっしゃる通り「(単純純粋な)金額ベース」では史上最高額なのでしょう。

しかしながら!

カネの話などは置いて、大切なのは日本のボクシングファンにとっての「血湧き肉躍る」目盛りです!

この試合は、それこそが、史上最高、最大!!!なのです。

主役が誰なのか?

その一点で、この試合は日本ボクシング史上最高にして最大のメガファイトです!!!

タイソンなんて知るか!誰や、それ?今、初めて聞いたわ!
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「タイソンのとき」は1988年のトニー・タッブス戦と、1990年のバスター・ダグラス戦。

その、メガファイトや、井上尚弥や亀田興毅が世界に例を見ない軽量級のメガファイトを成功させたさいたまスーパーアリーナ、日本列島を沸騰させた大試合を振り返ります。

遊び相手のガキどもが買ってくれた「何かがない限りは封は切るまい」と決めていた「ジムビーム・デビルズカット」を飲む夜が来たようです…。
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リング誌やスポイラ、ESPNマガジンなどのゴロフキン特集を読み直します。

楽しい夜じゃ〜〜〜〜!
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