12月29日、さいたまスーパーアリーナ。
世界ミドル級団体統一戦。WBA王者:村田諒太vsIBF王者:ゲンナディ・ゴロフキン。
日本ボクシング史上最大の大勝負です。
禁断な話をすると、現在のボクシングシーンで実現の可否を度外視して「日本に引っ張り込んで戦う(日本人が勝つかもしれない)最も大きな名前は、順番に異論はあっても以下の通りで誰もが納得してくれるでしょう(ライトヘビー〜ヘビー級は除く)。
①カネロ・アルバレス
②テレンス・クロフォード
③エロール・スペンスJr.
④ジャーモル・チャーロ
⑤ジャーメル・チャーロ
⑥ガーボンタ・デービス
⑦ゲンナディ・ゴロフキン
⑧ワシル・ロマチェンコ
⑨テオフィモ・ロペス
⑩ジョシュ・テイラー
ゴロフキンはもちろん1位ではありません、トップ5にも入りません。
しかし、こんなベスト10で遊べるのも村田諒太がいるからです。村田がいなければ、こんなランキングは虚しいだけです。
そして「敗北のニュース」が世界中のボクシングファンを驚かせる、という意味ではゴロフキンはカネロに次ぐ名前かもしれません。
村田戦が正式発表されてから、海外のボクヲタ、マニアのコメントを読み拾うと、峠を越えた39歳カザフスタン人がいかに愛されているのか、そして日本で村田と戦うことに忸怩たる思いと危険な意識を高めていることがよくわかります。
GGGサポーターからすると「残された時間が少ないんだから、カネロへのリベンジを最優先してくれ!」という思いでしょう。
ゲンナディ・ゴロフキン。世界王者になってからの25試合と、その世界評価を振り返ってみます。
前回、書いたように2010年8月にWBA暫定王者になる以前から、GGGは階級最強候補の一人でした。
ミドル級で世界を狙える逸材を抱える世界中のプロモーターが「GGGのWBAタイトルはこの世に存在しないものと思ってる」(アベル・サンチェス)と嘆くほど、ミドル級の強豪、ビッグネームは全盛期を迎えるカザフスタン人を徹底的に敬遠し続けます。
2010年、ゴロフキンが世界挑戦直前のリング誌ランキングは以下のとおりでした。
王者:セルヒオ・マルチネス(リネラル/WBC)
1位:フェリックス・シュトルム
2位:ダニエル・ギール
3位:ポール・ウィリアムス
4位:マシュー・マックリン
5位:セバスチャン・シルベスター
6位:フリオ・セサール・チャベスJr.
7位:セバスチャン・ズビク
8位:ディミトリー・ピログ
9位:アッサン・エンダム
10位:マルコ・アントニオ・ルビオ
プロモーターやマニアが最強と確信していたGGGは、10位にも数えられていないのです。リング誌ももちろんわかっています。
「誰に勝ったか?となるとGGGは誰にも勝っていない。強豪が対戦を避けているのはわかっているが、実績ゼロの選手をランキングすることはできない」というジレンマに苦しんでいました。
赤字はGGGのオファーを明白に拒否した選手です。
特に、WBA王者シュトルムとその陣営のあからさまな逃げ方は「(ファン・マヌエル・マルケスの指名挑戦から恥も外聞もなく逃げ続けた)ナジーム・ハメドと同じくらい醜い」もので、マニアは嘲笑し、マルケスと同じようにGGGに同情しました。
よくあるプロモーターが敬遠するのでなく、ハメドと同じようにシュトルム自身が明らかに怖気づいていることが、周囲にも伝わるほどのチキンぶりだったのです。
強豪に敬遠され続け、世界評価は上がりません。しかし、2012年にはリング誌ミドル級で3位までランクアップ。
リング誌は2012年12月号で、ギジェゴシ・プロクサを5ラウンドで屠った米国デビューを見開き4ページで「BEAST!(こいつは野獣だ!)」のヘッドラインを打って特集。
「ボクシングの世界には秘密がある。本当に強くても、商業的価値がない選手はどんなの強くても大きなチャンスは巡ってこないことがある」。
「弱い相手に勝ってるだけ、と思うならそれは間違いだ。強い相手が逃げるから弱い相手としか戦えないのだ」。
「パッキャオの(米国)デビューは誰も注目しない122ポンドだったが、GGGは注目の160ポンド。彼がパッキャオよりも早く、そしてより大きなスーパースターになると予言して、誰が否定できるだろうか?」。
「GGGにはいろんな意味が込められているが、この米国デビューはGennadiy Going Globalの第一歩だ」。
6ヶ国語を流暢に操り、誰もが最強と認めるGGGのGoing Globalに欠けているのは強豪との対戦、それだけでした…。
世界ミドル級団体統一戦。WBA王者:村田諒太vsIBF王者:ゲンナディ・ゴロフキン。
日本ボクシング史上最大の大勝負です。
禁断な話をすると、現在のボクシングシーンで実現の可否を度外視して「日本に引っ張り込んで戦う(日本人が勝つかもしれない)最も大きな名前は、順番に異論はあっても以下の通りで誰もが納得してくれるでしょう(ライトヘビー〜ヘビー級は除く)。
①カネロ・アルバレス
②テレンス・クロフォード
③エロール・スペンスJr.
④ジャーモル・チャーロ
⑤ジャーメル・チャーロ
⑥ガーボンタ・デービス
⑦ゲンナディ・ゴロフキン
⑧ワシル・ロマチェンコ
⑨テオフィモ・ロペス
⑩ジョシュ・テイラー
ゴロフキンはもちろん1位ではありません、トップ5にも入りません。
しかし、こんなベスト10で遊べるのも村田諒太がいるからです。村田がいなければ、こんなランキングは虚しいだけです。
そして「敗北のニュース」が世界中のボクシングファンを驚かせる、という意味ではゴロフキンはカネロに次ぐ名前かもしれません。
村田戦が正式発表されてから、海外のボクヲタ、マニアのコメントを読み拾うと、峠を越えた39歳カザフスタン人がいかに愛されているのか、そして日本で村田と戦うことに忸怩たる思いと危険な意識を高めていることがよくわかります。
GGGサポーターからすると「残された時間が少ないんだから、カネロへのリベンジを最優先してくれ!」という思いでしょう。
ゲンナディ・ゴロフキン。世界王者になってからの25試合と、その世界評価を振り返ってみます。
前回、書いたように2010年8月にWBA暫定王者になる以前から、GGGは階級最強候補の一人でした。
ミドル級で世界を狙える逸材を抱える世界中のプロモーターが「GGGのWBAタイトルはこの世に存在しないものと思ってる」(アベル・サンチェス)と嘆くほど、ミドル級の強豪、ビッグネームは全盛期を迎えるカザフスタン人を徹底的に敬遠し続けます。
2010年、ゴロフキンが世界挑戦直前のリング誌ランキングは以下のとおりでした。
王者:セルヒオ・マルチネス(リネラル/WBC)
1位:フェリックス・シュトルム
2位:ダニエル・ギール
3位:ポール・ウィリアムス
4位:マシュー・マックリン
5位:セバスチャン・シルベスター
6位:フリオ・セサール・チャベスJr.
7位:セバスチャン・ズビク
8位:ディミトリー・ピログ
9位:アッサン・エンダム
10位:マルコ・アントニオ・ルビオ
プロモーターやマニアが最強と確信していたGGGは、10位にも数えられていないのです。リング誌ももちろんわかっています。
「誰に勝ったか?となるとGGGは誰にも勝っていない。強豪が対戦を避けているのはわかっているが、実績ゼロの選手をランキングすることはできない」というジレンマに苦しんでいました。
赤字はGGGのオファーを明白に拒否した選手です。
特に、WBA王者シュトルムとその陣営のあからさまな逃げ方は「(ファン・マヌエル・マルケスの指名挑戦から恥も外聞もなく逃げ続けた)ナジーム・ハメドと同じくらい醜い」もので、マニアは嘲笑し、マルケスと同じようにGGGに同情しました。
よくあるプロモーターが敬遠するのでなく、ハメドと同じようにシュトルム自身が明らかに怖気づいていることが、周囲にも伝わるほどのチキンぶりだったのです。
強豪に敬遠され続け、世界評価は上がりません。しかし、2012年にはリング誌ミドル級で3位までランクアップ。
リング誌は2012年12月号で、ギジェゴシ・プロクサを5ラウンドで屠った米国デビューを見開き4ページで「BEAST!(こいつは野獣だ!)」のヘッドラインを打って特集。
「ボクシングの世界には秘密がある。本当に強くても、商業的価値がない選手はどんなの強くても大きなチャンスは巡ってこないことがある」。
「弱い相手に勝ってるだけ、と思うならそれは間違いだ。強い相手が逃げるから弱い相手としか戦えないのだ」。
「パッキャオの(米国)デビューは誰も注目しない122ポンドだったが、GGGは注目の160ポンド。彼がパッキャオよりも早く、そしてより大きなスーパースターになると予言して、誰が否定できるだろうか?」。
「GGGにはいろんな意味が込められているが、この米国デビューはGennadiy Going Globalの第一歩だ」。
6ヶ国語を流暢に操り、誰もが最強と認めるGGGのGoing Globalに欠けているのは強豪との対戦、それだけでした…。

コメント
コメント一覧 (2)
ウェルター級の2人も階級事情的には選手がいるだけで、現状重量級と同じぐらい招致は難しいと思いますね。岡沢セオンが将来的には…だと思います。
現実的な単体価値で見るとトップ5ぐらいじゃないですかね。
フシ穴の眼
が
しました