ESPNはわかりやすい。

さすがディズニー傘下のスポーツ専門局です。Excellence in Sports Performance Yearly Awardはスポーツイラストレイテッド誌のSports person pf The Yearに代わって米国スポーツの最高名誉の賞になりました。

ボクシングでもトップランクと業務提携し、試合を中継しています。

本当なら村田や井上のスケジュールや試合をもう少し詳しく報道しても良いはずですが、ほとんど無視の状況です。「村田vsGGG」もいまだに一文字も報道していません。

かつて、オスカー・デラホーヤやフロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオと米国のNo.1ファイターと契約してきたトップランクでしたが、現在はプレミア・ボクシング・チャンピオンズやマッチルームの侵略を受けて凋落するばかり。

村田諒太や井上尚弥も複数年契約を結んでいますが「米国開催で高額の放映権料をせしめて、日本開催のビッグファイトでは甘い汁を吸いたい」という下心丸出しで、日本のボクシングファンを満足させるマッチメイクは全くできないまま。

村田が求めるカネロ・アルバレスやゲンナディ・ゴロフキンとのメガファイトでも、全く機能しないどころか、様々な意味で障害にしかならなかったトップランク。

今回のゴロフキン戦も、電通と帝拳が DAZNとマッチルームという世界最悪のタフネゴシエーターを向こうに回して交渉成立に持ち込んだファインプレーでした。

ESPN&トップランクと敵対するDAZN&マッチルームという連合軍にビッグファイトを奪われた形ですから、一文字も報道しない、したくない気持ちはわからなくもありませんが…。見苦しい。

トップスターのテオフィモ・ロペスの防衛戦(ジョージ・カンボソス戦)が競争入札に持ち込まれるのを甘受し、入札では3位惨敗という醜態をさらしたトップランク。

それなのにボブ・アラムは「この試合に600万ドル以上出すなんてトリラーは気が狂ったのか?テオフィモの試合にそんな価値はない。テオフィモのファイトマネー390万ドルからマネジメント料の20%、78万ドルが何もしないで転がり込む。私の人生で最高のeasy money=濡れ手に粟」と笑う始末。

テオフィモが「なんだかんだ言っても俺を取り返しに来てくれると信じていたが」と悲しんだのも無理はありません。

見苦しい老害アラムと比べて、マニー・パッキャオやジェルウィン・アンカハスが「何の確執もない。トップランクには感謝とお別れだ」と没落プロモーターのもとを去ったのは紳士的な態度でした。

米国で2試合戦った井上と陣営は肌感覚で「本気で売り出す気があるかどうか」を十分すぎるほど感じ取っているでしょう。

もう、潮時です。

トップランク抜きでゴロフキン戦の交渉を進めることで、違約金や手切れ金が発生している可能性がありますが、それは仕方がありません。

後輩たちの米国進出にとって良いケーススタディ、授業料だったのです。

書こうと思ってたのと違う話になってしまいました…。

トリプルGの世界戦と世界評価を、時系列で振り返って行きます。