どうして関東でテレビ放送がないのか!
明日、名古屋でゴングが打ち鳴らされるWBO世界フライ級タイトルマッチ。チャンピオン木村翔vs挑戦者田中恒成。
両者のスタイルを考えると、どう考えても面白い試合にしかならないと思えるのですが…名古屋でしか見れないなんて! (26日の深夜に録画放送はあるようですが)
今日のリング誌電子版で木村翔(17勝10KO1敗2分)がレポートされているので拙訳・加筆、ライブで観れない悔しさを叩きつけます。
🇺🇸🇺🇸🇺🇸SHO KIMURA’S ‘ROCKY’ STORY CONTINUES AGAINST WUNDERKIND KOSEI TANAKA🇺🇸🇺🇸🇺🇸
木村翔が世界チャンピオンになるだなんて、日本中の誰一人夢想だにしていなかっただろう。
無名でハングリーなボクサーが、絶対有利の超エリート王者ゾウ・シミンを粉砕して栄光を掴み取るー木村翔は「ロッキーの日本版」である。
木村のデビューは、わずか1分15秒で終わってしまった。相手は、 同じくデビュー戦の王子翔介だった。
木村は「負けるなんて全く考えずに、自信満々でリングに上がった」と振り返るが、このとき1ラウンドで敗れた彼を「未来の世界チャンピオン」と期待するメディアもファンも一人もいなかったはずだ。
それでも木村は、東京の弱小ジム、青木ジムで誰からも注目されることなく現役を続け、小さなイベントや、(プロモーターの有吉将之会長がコネクションを持つ)タイのリングで戦いながらチャンスを待った。
2016年にはWBOアジア太平洋フライ級王者になるが 、木村は日本でも無名のまま。
それでも「無名(過小評価されやすい)であること」「WBOの地域タイトルを獲ったこと」そして「日本人であること」が幸運な化学反応を引き起こす。
WBO王者ゾウ・シミンから対戦オファーが届いたのだ。シミンは、世界最大の経済力を誇る中国で最も人気のあるボクサーだ。
オリンピック二連覇、中国ではスーパースターのシミンはキャリアのほとんどをトップランクがプロモート、しかもボブ・アラムが頭をさげる形でだから、シミンのスターパワーがどれほど巨大かがわかるだろう。
そのアジア最高のスターから、対戦オファーが届いたのだ。
この時、木村はすでにWBOアジア太平洋の初防衛戦が決まっていたが、その試合をキャンセルする。当然だ。
ついにチャンスがやって来たのだ。それもとてつもない大きなチャンスが。
シミンにとってこの試合は、自身が立ち上げた興行会社がプロモート、トップランクを切り捨てて新しい出発の日、素晴らしい記念日になるはずだった。
だからこそ、挑戦者選びはいつも以上に慎重だった。
〝絶対に勝てて〟〝中国で敵視される日本人を叩きのめして母国を盛り上げることができ〟〝WBOのランキングに入っている〟という最高の条件を満たす木村をチェリーピック(雑魚選び)したのだ。
確かに木村に付けられた値札はどれをどこから見ても〝チェリー〟の保証書にしか見えなかった。
しかし、無名の日本人はとんでもない毒を持ったチェリーだった。
木村は10−1のオッズと一緒に、中国の英雄を木っ端微塵に粉砕したのだ。
木村は世界最大の国家で「(中国の〝国技〟卓球で活躍する)福原愛に次ぐ、最も有名な日本人」となった。しかも、たった1試合、11ラウンド30分あまりの短い時間で。
そして、このタイトルは元リング誌/WBC王者の五十嵐俊幸、フロイラン・サルダールを共にKOして二連続防衛に成功。
そして、3度目の防衛戦には再びスター選手が立ち塞がる。
無敗のまま二階級制覇した田中恒成(11戦全勝7KO)だ。プロ8戦での二階級制覇は、井上尚弥と並ぶ日本記録で、今回12戦目で三階級制覇となると、ワシル・ロマチェンコの世界記録に並ぶ。
14億人の人口を抱える中国では有名人の木村でも、人口1億人余りの日本では知名度も人気も田中に遠く及ばない。
だから、木村は王者でも、田中のホーム名古屋に向かわなくてはならない。ゾウ・シミンを倒すために上海に行ったように。
といっても木村にとって敵地に乗り込むのは、もう慣れっこだ。
そして今回も自信満々。「調子が良すぎて、試合前にピークが来ないように抑えるのが大変だった」と有吉が語る。
木村の持ち味は無尽蔵のスタミナ。天性に見える〝永久エンジン〟だが、その秘密は練習方法だ。
この試合に向けては、8月にタイでキャンプを立ち上げ。高温多湿の中で、1ラウンド4分のスパーリングを繰り返し、12ラウンドの試合形式でも何度も行った。
木村は、日本のロッキーでは満足していない。彼は、まだ飢えている。自分が最強であることを世界に示したい、そう熱望している。
9月24日。この日、彼の物語に新しいチャプターが加わる。
明日、名古屋でゴングが打ち鳴らされるWBO世界フライ級タイトルマッチ。チャンピオン木村翔vs挑戦者田中恒成。
両者のスタイルを考えると、どう考えても面白い試合にしかならないと思えるのですが…名古屋でしか見れないなんて! (26日の深夜に録画放送はあるようですが)
今日のリング誌電子版で木村翔(17勝10KO1敗2分)がレポートされているので拙訳・加筆、ライブで観れない悔しさを叩きつけます。
🇺🇸🇺🇸🇺🇸SHO KIMURA’S ‘ROCKY’ STORY CONTINUES AGAINST WUNDERKIND KOSEI TANAKA🇺🇸🇺🇸🇺🇸
木村翔が世界チャンピオンになるだなんて、日本中の誰一人夢想だにしていなかっただろう。
無名でハングリーなボクサーが、絶対有利の超エリート王者ゾウ・シミンを粉砕して栄光を掴み取るー木村翔は「ロッキーの日本版」である。
木村のデビューは、わずか1分15秒で終わってしまった。相手は、 同じくデビュー戦の王子翔介だった。
木村は「負けるなんて全く考えずに、自信満々でリングに上がった」と振り返るが、このとき1ラウンドで敗れた彼を「未来の世界チャンピオン」と期待するメディアもファンも一人もいなかったはずだ。
それでも木村は、東京の弱小ジム、青木ジムで誰からも注目されることなく現役を続け、小さなイベントや、(プロモーターの有吉将之会長がコネクションを持つ)タイのリングで戦いながらチャンスを待った。
2016年にはWBOアジア太平洋フライ級王者になるが 、木村は日本でも無名のまま。
それでも「無名(過小評価されやすい)であること」「WBOの地域タイトルを獲ったこと」そして「日本人であること」が幸運な化学反応を引き起こす。
WBO王者ゾウ・シミンから対戦オファーが届いたのだ。シミンは、世界最大の経済力を誇る中国で最も人気のあるボクサーだ。
オリンピック二連覇、中国ではスーパースターのシミンはキャリアのほとんどをトップランクがプロモート、しかもボブ・アラムが頭をさげる形でだから、シミンのスターパワーがどれほど巨大かがわかるだろう。
そのアジア最高のスターから、対戦オファーが届いたのだ。
この時、木村はすでにWBOアジア太平洋の初防衛戦が決まっていたが、その試合をキャンセルする。当然だ。
ついにチャンスがやって来たのだ。それもとてつもない大きなチャンスが。
シミンにとってこの試合は、自身が立ち上げた興行会社がプロモート、トップランクを切り捨てて新しい出発の日、素晴らしい記念日になるはずだった。
だからこそ、挑戦者選びはいつも以上に慎重だった。
〝絶対に勝てて〟〝中国で敵視される日本人を叩きのめして母国を盛り上げることができ〟〝WBOのランキングに入っている〟という最高の条件を満たす木村をチェリーピック(雑魚選び)したのだ。
確かに木村に付けられた値札はどれをどこから見ても〝チェリー〟の保証書にしか見えなかった。
しかし、無名の日本人はとんでもない毒を持ったチェリーだった。
木村は10−1のオッズと一緒に、中国の英雄を木っ端微塵に粉砕したのだ。
Sho Kimura (right) vs. Zou Shiming. Photo courtesy of Sho Kimura on Facebook
However, on July 28, 2017, Kimura changed his life by knocking Shiming out in Round 11.2017年7月28日。この日はシミンの門出の記念日ではなく、木村翔が自分の人生を自分で変えた、記念日となったのだ。
木村は世界最大の国家で「(中国の〝国技〟卓球で活躍する)福原愛に次ぐ、最も有名な日本人」となった。しかも、たった1試合、11ラウンド30分あまりの短い時間で。
そして、このタイトルは元リング誌/WBC王者の五十嵐俊幸、フロイラン・サルダールを共にKOして二連続防衛に成功。
そして、3度目の防衛戦には再びスター選手が立ち塞がる。
無敗のまま二階級制覇した田中恒成(11戦全勝7KO)だ。プロ8戦での二階級制覇は、井上尚弥と並ぶ日本記録で、今回12戦目で三階級制覇となると、ワシル・ロマチェンコの世界記録に並ぶ。
14億人の人口を抱える中国では有名人の木村でも、人口1億人余りの日本では知名度も人気も田中に遠く及ばない。
だから、木村は王者でも、田中のホーム名古屋に向かわなくてはならない。ゾウ・シミンを倒すために上海に行ったように。
といっても木村にとって敵地に乗り込むのは、もう慣れっこだ。
そして今回も自信満々。「調子が良すぎて、試合前にピークが来ないように抑えるのが大変だった」と有吉が語る。
木村の持ち味は無尽蔵のスタミナ。天性に見える〝永久エンジン〟だが、その秘密は練習方法だ。
この試合に向けては、8月にタイでキャンプを立ち上げ。高温多湿の中で、1ラウンド4分のスパーリングを繰り返し、12ラウンドの試合形式でも何度も行った。
木村は、日本のロッキーでは満足していない。彼は、まだ飢えている。自分が最強であることを世界に示したい、そう熱望している。
9月24日。この日、彼の物語に新しいチャプターが加わる。

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