カテゴリ: がんばれニッポン!

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Mon 20 Jul
World Cup 2026 - Tournament Winner

Spain 8/13(1.62倍)

Argentina 6/5(2.2倍)



史上最多48チームで争われたW杯2026も、いよいよクライマックス。

やはり、史上最多3カ国による共同開催となった今大会。激戦を潜り抜けて生き残ったのは、スペインとアルゼンチンの2チーム。開催国の米国、カナダ、メキシコを含めて46の国が夢舞台から引き摺り下ろされました。

もちろん、46チームの敗北名簿には優勝を目指しながらも、またしても決勝トーナメント1回戦でノックアウト負け、ベスト32で散ったした史上最強の日本も刻まれています。

2002年にグループリーグを突破してベスト16に進出してから24年、日本サッカーは確実に進歩しているとはいえ、世界は立ち止まって待ってくれてはいません。負けたら終わりの壁を破れないまま、四半世紀が過ぎ去ろうとしています。


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次回の2030大会はモロッコ、ポルトガル、スペインの共同開催で、参加国は62カ国とさらに拡大されるのが確実。

アジア予選は今以上に緩やかになり、「ドーハの悲劇」のような崖っぷちの戦いはもう経験することはないでしょう。

その一方で、たった一つの優勝杯を争う戦いはより熾烈になります。62カ国の中には〝カーボベルデ〟がどのくらい潜んでいるでしょうか?

次大会もポット1に入れず、〝カーボベルデ〟が牙を研ぐグループに迷い込むと、グループリーグ敗退も十分にあり得ます。

今回、大会直前、大会期間中に負傷者が続出したのを見ても、日本には優勝まで7試合を戦い抜く実力も層の厚さも体力もなかったことがはっきりしてしまいました。

「強豪国に研究されるまでに成長した」(森保一監督)とはいえ、よほどの幸運に恵まれない限り、次大会も「いつもの景色」を見て、大会途中で地中海をさることになるでしょう。

ラグビーやバレーボール、卓球、バドミントン…日本は世界大会で大きな成長と成果を見せているにもかかわらず、最も注目されているサッカーで四半世紀も足踏みを強いられているのは、このスポーツが地球規模で最も注目されているからです。

次元は全く違いますが、JBC発足から70年以上が経ってもウエルター級が一つも獲れないままなのも同じ理由です。

「ペーパーボクサー」という言葉があるくらい非常にゆるいライセンスを保持しているプロボクサーでも2000人もいない(活動しているボクサーをカウントするBoxRecの7月17日現在のデータで1249人)競技人口の薄さが課題のボクシングとは違い、サッカーはほぼ飽和状態。

これ以上、大きく変えるために何か出来ることがあるのか?という非常に難しいステージに立たされています。

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さて、決勝の舞台はニューヨーク・ニュージャージー スタジアムです。

誰も聞いたことのないスタジアムですが、NFLのニューヨーク・ジェッツとニューヨーク・ジャイアンツのフランチャイズ、メットライフ・スタジアムのことです。

FIFAは自分たちに投資してくれるスポンサーには礼儀の限りを尽くしますが、そうではない命名権スタジアムには徹底的に冷徹なのです。ここだけは一貫しています、ブレブレのFIFAでもここだけは絶対譲れない聖域です。

ウィリアム・ヒルの見立てはスペインの優勝が1.62倍、アルゼンチンが2試合連続のアンダードッグで2.2倍。

賛否が渦巻いている、ド派手なハーフタイムショーも楽しみです。

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かき揚げそば(冷やし)をかきこんで、お仕事へ。

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イングランドvsアルゼンチン。

会場はメルセデス・ベンツ スタジアム…FIFAの唯一ブレない絶対哲学「ビッグスポンサーへの思いやり」から、対外的にはアトランタ スタジアムとなります。

「1点差を守りに行くのが早すぎた」と、トゥヘル監督の采配を非難する意見が英国で沸騰していますが、完全な結果論。

最終盤で同点、逆転に漕ぎ着けたアルゼンチンにとって、またしても薄氷の勝利。

それでも、激闘続きで疲労が心配されたアルゼンチンでしたが〝チャンピオンシップ・ラウンド〟で自力を見せつけたのは、メッシをはじめ流石でした。

スペインは、アルゼンチンの脅威的な逆転能力をどう見るのか?

決勝に向けてアルゼンチンの異様に不安定ながら不気味に勝負強い戦いぶりは、良い参考書になるのか?それとも戦い方を迷わせる毒薬になるのか?

スペイン13/10(2.3倍)、アルゼンチン9/4(3.25倍)。ウィリアム・ヒルの見立てはイングランド戦に続いて、アルゼンチンがアンダードッグです…。


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ウィリアム・ヒルのオッズはFranceの勝利が11/8(2.38倍)、Spainは19/10(2.9倍)、わずかにフランスが有利と専門家予想と同じ見立て。

「大方の予想」が立たない、50:50の決戦です。


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舞台はダラス・スタジアム。マニー・パッキャオがジョシュア・クロッティとアントニオ・マルガリートを翻弄したあのカウボーイズ・スタジアムです。

前半はスペインがPKを決めて折り返し。このまま終わるとは思えませんが、このまま終わっても番狂せではない、なんでも起こりうるハイレベルな攻防です。

次の1点はスペイン。後半13分、ペドロ・ポロのゴール。2-0、フランスは難しい局面に追い詰められました。

オフサイドになりましたが、ヤマルも美しいシュート。フランスのディフェンスにズレが生じています。

フランスの攻撃陣があれば2点は重くない…しかし、それは相手がスペイン以外なら。

スペイン、固い、固い。

試合終了。




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HOMERUN DERBY、ホームラン競争です。

村神様、日本人初のチャンピオンへ!

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BS NHKでは9時からですが、今回はすでに解説・前フリが始まってるNetflixで観ます。

WBCの一件に、ボクシングでも大きな興行は掻っ攫っていくNetflix、…なんて書いてると「アンソニー・ジョシュアvsタイソン・フューリー」を独占配信するとCMが入りました。

まだ契約成立前、日時も、会場も発表されていませんが、この試合が「フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ」をはるかに上回る巨大興行になるのは間違いなさそうです。

HOMERUN DERBY、今年の会場はフィリーズのホーム、シチズンズ・バンク・パーク。ボクシングの聖地の一つ、フィラデルフィアです。ロッキー像が何度も映されています。

ジョー・フレイジャー、バーナード・ホプキンスらの根城です。

ホームベース型のリングに登場したのはマイケル・バッファー。最高の演出です。
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「強いやつが勝つんじゃない、勝ったやつが強いんだ」。ボクシングをはじめ、あらゆるスポーツで語られるマキシムです。

しかし、今回のW杯ではアルゼンチン、イングランド、スペイン、フランスーーーまさに強いやつがファイナル4に揃いました。


Who’s gonna win? Well, probably France.

どの国がW杯を手にするのか?まあ、おそらくフランスだろう。〜THE ATHELETIC

優勝国は大方の予想で、ここまで最も安定した強さを見せつけているフランスですが、紙一重のレベルでの一発勝負。どこが勝っても驚きはありません。

スペインの堅守にエムバペが空転する、バランスの取れたイングランドがメッシの個人技に翻弄される…そんなアップセットは想定内です。

各国のストロングポイントを整理、決勝に進出、W杯を手にするのは…?


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【フランス】決勝進出の経験が豊富。3大会連続での決勝進出は脅威的な安定感で、この国の育成システムが正しく機能していることの裏付けだ。選手・監督の両方で優勝経験のあるデシャンが振るトリコロール旗は、W杯で吹く風を熟知している。最強の攻撃陣を封じるのは、どのチームでも不可能。



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【スペイン】フランスのナンバー(天敵)となりうるのが無敵艦隊。彼らにはフランスにもイングランドにも、アルゼンチンにも苦手意識はない。史上最強の中盤はエムバペやメッシを機能不全に陥られせるだろう。今大会は、ヤマルの時代の始まりを告げたと記憶されるだろう。



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【アルゼンチン】1962年以来、W杯連覇はどこの国も成し遂げることができていない。この偉業を達成する可能性がある唯一の国が、アルゼンチンだ。ランキングこそ1位だが、ファイナル4の中で最も評価が低い。しかし、メッシ伝説がさらに上書きされたとして、誰が驚くだろうか?



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【イングランド】このチームは、それぞれ6ゴールを決めているケインとベリンガムという大砲を2門も擁している。そして、ノルウェー戦で勝利して「運が良かった、それだけだ」と冷静に切り捨てたトゥヘル監督の戦術は、ここまで見事にはまっている。





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ファイナル4が出揃ったサッカーW杯。あと1週間で閉幕、あっという間の3週間。

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今回は、世界で最も正確で早いスポーツ情報を提供してくれるTHE AHLETIC の「アルゼンチンに有利な判定がいつも下されるのは陰謀か?」からお話を発展させてゆきます。

The most conspiracy-minded of our readers (and sometimes Hannah) are sure that the universe is working on behalf of Argentina to make sure Lionel Messi gets another run at a World Cup title. 


陰謀論好きな読者は「リオネル・メッシが再びW杯を手にするために闇の勢力がアルゼンチンに有利な判定を下すよう操作している」と考えている。

「絶体絶命の土壇場でいつもおかしな判定によってアルゼンチンが救われるのは、何らかの陰謀があるからだ」ということだが、アルゼンチンを贔屓して、闇の勢力にどんな恩恵がもたらされるのか全くわからない。

〝破綻国家〟に肩入れするよりも、野球のマイナー大会WBCですら巨額の利権が絡んだ日本をブラジルやノルウェー、そしてアルゼンチンに勝たせた方がFIFA(あ、闇の勢力の正体をバラしてしまった)にとって素晴らしい見返りが期待できるはずだ。

日本を優勝させたら、大会の画像や動画の使用料、出版物の権利だけでもとんでもない金額になるだろう。FIFAが最も優勝して欲しい国の一つが日本であることは間違いない。

また、サッカーを米国でメジャーに押し上げる、トランプとの良好な関係をつなぐという意味でも米国をもっと上位に進出させたかっただろう。

しかし、そうはならなかった。

さらに「もし、闇の勢力がアルゼンチンの逆転劇を陰で工作しているのなら、これはアルゼンチン代表もグルになって毎度、毎度、大ピンチを演出しなければならない。エジプト相手でも0−2の劣勢を作るのは、もし陰謀なら非常に杜撰で危険な工作だ」。

火曜日には運命のイングランド戦が待ち構えている。エジプトに追い詰められ、スイスに大苦戦、メッシの状態が下がり気味なのも不安要素だ。

イングランド相手でも劣勢から逆転の陰謀が働くのだろうか?

オッズはイングランドの6/4(2.5倍)に対して、アルゼンチンは2/1(3倍)。わずかながら、陰謀に支えられるアルゼンチンがアンダードッグ。

陰謀の渦巻くファイナル4が、いよいよ動き出す。





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大谷翔平とマニー・パッキャオに割って入る「アジアが世界(当該スポーツ)で規格外のスターを輩出した」基準を満たすアスリートを挙げるとしたら大坂なおみです。

メジャースポーツという目盛りで、ボクシングは論外、東アジアの一部と米国影響の強いカリブ周辺の一部の国だけでメジャーな野球とも、テニスは一線を画します。

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しかし…大坂は現代を代表するテニス選手ですが、規格外の業績は残していません。

一方で、ローランギャロスやウィングルドンの大舞台に小林幸子ばりの奇抜な〝衣装〟で入場、ニューヨークのメットガラに登場するなどアスリートを超えたファッションリーダーであり、彼女のスタンスがスポンサー企業に好まれ史上最も稼いだ女子アスリートに数えられています。


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そして、大谷やパッキャオと決定的に違うのは、当該スポーツで規格外の実績を残していないことではなく、母国での人気が驚くほど低いこと。

小さなパッキャオがラスベガスの巨大アリーナでビッグネームを倒しまくる、高校時代から全国区だった大谷が周囲の心配(反対?)を押し切って二刀流で脅威の成果をあげるーーーそんな大番狂せ、「そこまで凄いとは思わなかった」というファンの敬服が大坂にはありません。

もし、彼女の見た目が日本人然とし、流暢な日本語を話せば全く違っていたでしょう。

今回のW杯で、
スペインのマリアーノ・ラホイ元首相が準決勝で激突するフランスについて、エムバペらを名指しして「彼らのチームにフランス人はいない」と書いたことが物議を呼んでいますが、同じような文脈で大坂も見られています。

NBAで活躍する八村塁に至っては、肌の色だけで同じ壁に囲まれています。

話を戻すと、当該スポーツはもちろん、スポーツの枠も超えて〝TIME誌・単独カバーアスリート〟の大坂にはコートの中での実績だけが足りません。




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亀田和毅が米国でWBAフェザー級王者ブランドン・フィゲロアに挑戦すると発表しました。

TMKジムの主催興行でリングに上がり「必ず倒して、日本で防衛戦。日本人対決に持っていきたい」と宣言。持っていきたい「日本人対決」の相手はもちろん、井上尚弥です。

日時は不明ながら、開催地は米国。〝The Heartbreaker〟フィゲロアは軽量級では人気者、完全敵地になります。



フィゲロアは今年2月、英国リバプールに乗り込んでニック・ボールから番狂せでタイトルを奪取。

それまでの3戦はラスベガス・MGMブランドガーデン・アリーナ(マニー・パッキャオvs マリオ・バリオスの前座/ジョエト・ゴンザレス:12ラウンド判定勝利)、ラスベガス・T−モバイルアリーナ(デビッド・べナビデスvsデビッド・モレルの前座/スティーブン・フルトンに12ラウンド判定負け・WBC王座陥落)、T−モバイルアリーナ(カネロ・アルバレスvsハイメ・ムンギアの前座/ジェシー・マグダレノに9ラウンドKO勝ち)といずれもビッグイベントの前座が用意される「米国軽量級で最高ポジション」。

今回の和毅戦もビッグイベントの前座に組み込まれる可能性大ですが〝亀田一家の最終兵器〟にとってはアウエーの風は強烈でしょう。

それを抜きにしても、予想は厳しいものにしかなりません。

身長171㎝/リーチ170㎝の和毅と同じペチペチパンチャーのフルトン(身長169㎝/リーチ179㎝)に2連敗していることから相性的に悪くないように見えますが、遠い距離を使うフルトンのやりにくさはありません。

手数も被弾も多いが打たれ強く、根性もある和毅もしつこい相手ではありますが、フルトン同様に怖さは全くありません。KOされたボクサーってどんだけ弱かったの?という非力さです。

一方のフィゲロアはフルトンに負けたのが不思議な屈強なファイター。身長175㎝/リーチ184㎝のフレームをうまく使いこなせず、一発強打はありませんが回転力は高く、スタミナも旺盛。和毅がフィゲロアに押し勝てるとは思えませんが、フルトン戦で露呈したようにAプランでしか戦えない不器用さも抱えています。

ノーチャンスではないでしょうが、健闘するも中差判定負け、地元判定が降れば大差判定負けでしょうか?

なんとか予想をひっくり返して、日本史上最大の興行を実現して欲しいところです。





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Which man is the greatest shock in Asian history? 

もろもろご意見いただき、ありがというございます。

女子サッカーでバロンドールを獲った澤穂希は、アジア史上最高のフットボーラーでしょう。世界的にもOne of the Greatest であるのは間違いありません。

しかし、ここで重視したいポイントは共通するのは「空前絶後」。「アジアが世界(当該スポーツ)で規格外のスターを輩出した」という点です。

澤の場合は ①女子サッカーで最高の舞台が五輪>>W杯という男子とは違う構図」、②「毎年選考されるバロンドールの一人にすぎない」ということを踏まえると「空前絶後」「規格外」ではありません。

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また、イチローのシーズン262安打は「空前絶後」ですが、安打数という本物の強打者は数字を伸ばしにくく、1番打者に有利という側面があります。イチローが意識していた「200安打」も10年連続というのは途轍もない記録である一方、大谷翔平やジャッジら本物の強打者は意識を置いていない数字です。

「イチローは象ではない、蝿」という皮肉はそこから来ています。10年連続200安打は空前絶後でしたが、それよりも全ての打者が目指す高打率を沸騰させて「1941年のテッド・ウィリアムス以来の4割打者」になっていたなら、その評価はさらに跳ね上がっていたはずです。

4割打者は空前絶後ではありませんが、規格外の度合いで200安打や最多安打の比ではありません。シーズン最多安打よりもバリー・ボンズが評価されたのは、規格外の衝撃の大きさです。あれが「262安打」ではなく「4割打者」なら、米国野球界は引っ張り出してくる偉大な亡霊(大谷の場合はベーブ・ルース)の名前も変わって、全米レベルのフィーバーを巻き起こしていたはずです。


ESPNやスポーツ・イラストレイテッド誌などでも大きく取り上げられる大谷とパッキャオは完全に「当該スポーツの枠」を超えて、スポーツ全体から見ても「規格外」と認められていました。

この二人はTIME誌を単独カバーするなど「スポーツ全体の枠」まで超えているのも特徴的です。



ーーーそうなると、この領域で語ることができるのは大谷翔平とマニー・パッキャオの二択になります。




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大方の予想通りにフランスとスペイン、イングランド、アルゼンチンがベスト4に勝ち残りました。

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ブラジルを撃破、イングランドを最後まで苦しめたノルウェー、アルゼンチンを苦しめたカーボベルデ、エジプト、スイスの健闘が光りました。

ノルウェー、日本に勝ったブラジルに勝ってただけに応戦していましたが、VARに泣かされました。しかし、VARで見ても「倒されたのか(ファウル)?自分から倒れたのか(シミュレーション)?」がどうとでも取れる場合は審判の判断。

サッカーとラグビーなど他のフットボールとの決定的な違いは表面的には手を使えるかどうかですが、本質的には「ファウルをもらいにいくズルさが積極的に評価されること」。マリーシア(ずるいこと)が唾棄されない風土があるのは、マチスモ(男らしさ)に根ざすメキシカンスタイルが好まれるボクシングとは全く違う世界観です。

前回W杯で限度を超えて何度もシミュレーションを繰り返したネイマールへの非難が予想外に小さく、子供たちマネするなど寛容に受け止められた一方、ボクシングではゲンナジー・ゴロフキンとの初戦で打撃戦に応じないカネロ・アルバレスが完全ホームのリングで大ブーイングを浴びました。


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数字とファイトマネーだけならチャベスを大きく上回るカネロですが、評価と尊敬は逆転されてしまいます。



今大会の日本代表はいつもの見慣れた景色で終わりましたが、世界では新しい景色がいくつも輪郭を現しています。

イングランドやフランスが代表格ですが、かつての「宗主国vs植民地」という構図がより鮮明に浮かび上がっています。

ベスト4でも、アルゼンチンが何度も戦争を重ね惨敗し続けたイングランドと対戦します。さらに、決勝でスペインと激突すると宗主国vs植民地。

帝国主義の時代には宗主国が植民地を虐げ、資源を吸い上げていましたが、W杯のピッチでは元宗主国のサッカー・インフラ整備から力をつけた元植民地の逞しい姿が見られるようになっています。

これは「サッカーの世界制覇」「強豪国の分散化」を加速させる意味だけでなく、政治色が濃くなってしまうという危険も孕みがちです。

敗戦国である日本の場合はvs韓国、vs中国で、同じ構図になりにくいもものの、より複雑な政治的感情が交錯してしまっているようにも映ります。

日中、日韓関係は、民間レベルと政府レベルでの感情差があまりにも激しすぎるのも深刻。



ブログの主題から外れる政治の話はこの辺にして、この〝帝国の遺産〟を享受できない日本は「フランス代表って多民族軍ですよね?」と斜めから見て、〝エムバペ〟やスペインの〝ヤマル〟らを見て「あんなん日本人にいない」と諦めるしかありません。

「アフリカに植民地を持って、あの戦争に勝っとけば五輪やW杯で優勝や金メダルがザクザクだったのになあ」…なんて不謹慎な冗談はさておき、日本サッカーの「代表選手の平均点を上げる」戦略はそろそろ限界に達しています。

ほぼ単一民族の組織力と団結力も限界、欧州トップリーグで選手を送り込むのも一気に進みましたが〝地球選抜〟に入るようなスター選手は見当たらず、Jリーグ創設から指摘されている「この国では圧倒的なストライカーは生まれない」という〝不妊症〟に苦しみ続けています。

もちろん、圧倒的なストライカーなどブラジルでもアルゼンチンでもそう簡単に生まれませんが、日本ではそれに準ずるストライカーですら一人も産声をあげていないのです。

この不妊症の原因が、決して屈強ではない日本人という種にあるのか、それとも画一的な教育をよしとしてきた畑にあるのか、それともその両方なのかはわかりませんが、もはや偶然ではすまされない歳月が経ってしまいました。

五輪をも軽く上回る興行規模を誇るW杯がサッカーで最も盛り上がる大会であることは論を待ちませんが、この大会が最高レベルではないことも知っておかなければなりません。

「そんなん知ってるよ。欧州チャンピオンリーグが最高レベルでしょ」というかもしれませんが、それがわかっていれば、そこで超活躍する日本人を送り込まないと「最高の景色」なんていつまで経っても口先だけです。

THE ATHLETICS などが実施したアンケートで強豪国の多くの若手選手が「W杯とチャンピオンリーグ、どちらで大活躍したい?」と聞かれて「国を代表する誇りはW杯だが、より多くの情熱を注いでよりレベルの高い戦いをくぐりぬけてきたクラブチームでの活躍こそがアスリートとしての見せ場」と語るようになっています。

各国の平均点が上がっているのは、日本だけではありません。だからこそ、史上最強のはずの日本が史上最悪のベスト32で敗退したのです。

出場48チームで間違いなく最弱だった内部崩壊のチュニジアが同組でなければ…あれがカーボベルデだったなら、あるいは統制の取れた状態のチュニジアだったなら…もはやどんな詭弁も通用しない、最低の景色を見せられていたかもしれません。

日本は、運が悪かったのではなく、良かったのです。もしかしたらブラジルとも戦えなかったかもしれないのですから。

少しずつしか上げることの出来ない平均点を世界の趨勢以上に跳ね上げるには、強力すぎる起爆剤が必要です。エムバペやヤマル、ハーランドは超人にしか見えないでしょうが、野球の大谷翔平は日本人です。大谷は突然変異にしても、岡本和真や村上宗隆、佐藤輝明が大谷について語るとき、そこにあるのは憧れではありません。親近感と自分の可能性への飽くなき希望です。

今回、日本のキープレイヤーと見られた久保建英が言うように「次のW杯もこのまま(のメンバー)だとダメ」なのは当然です。その久保でもバルサやレアルでどんな評価を突きつけられたことか…。次のW杯で29歳になる久保がレアルに呼び戻されてバケモノ級の超活躍する…そんな上積みは想像できません。








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