大谷翔平とマニー・パッキャオに割って入る「アジアが世界(当該スポーツ)で規格外のスターを輩出した」基準を満たすアスリートを挙げるとしたら大坂なおみです。

メジャースポーツという目盛りで、ボクシングは論外、東アジアの一部と米国影響の強いカリブ周辺の一部の国だけでメジャーな野球とも、テニスは一線を画します。

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しかし…大坂は現代を代表するテニス選手ですが、規格外の業績は残していません。

一方で、ローランギャロスやウィングルドンの大舞台に小林幸子ばりの奇抜な〝衣装〟で入場、ニューヨークのメットガラに登場するなどアスリートを超えたファッションリーダーであり、彼女のスタンスがスポンサー企業に好まれ史上最も稼いだ女子アスリートに数えられています。


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そして、大谷やパッキャオと決定的に違うのは、当該スポーツで規格外の実績を残していないことではなく、母国での人気が驚くほど低いこと。

小さなパッキャオがラスベガスの巨大アリーナでビッグネームを倒しまくる、高校時代から全国区だった大谷が周囲の心配(反対?)を押し切って二刀流で脅威の成果をあげるーーーそんな大番狂せ、「そこまで凄いとは思わなかった」というファンの敬服が大坂にはありません。

もし、彼女の見た目が日本人然とし、流暢な日本語を話せば全く違っていたでしょう。

今回のW杯で、
スペインのマリアーノ・ラホイ元首相が準決勝で激突するフランスについて、エムバペらを名指しして「彼らのチームにフランス人はいない」と書いたことが物議を呼んでいますが、同じような文脈で大坂も見られています。

NBAで活躍する八村塁に至っては、肌の色だけで同じ壁に囲まれています。

話を戻すと、当該スポーツはもちろん、スポーツの枠も超えて〝TIME誌・単独カバーアスリート〟の大坂にはコートの中での実績だけが足りません。