カテゴリ: モルトの話 お酒の話

年取ったな。

そう感じるときは、いろんなケースであります。

酒量が減ったというのも、その一つ。

ただ「う、近くのものが見にくい…」という老眼が、あるとき「近くのもんも見えるわー1老眼ちゃうわー!」なんて復活はありませんが、酒はある。

土曜日なのに、お仕事。

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馬のように飲み、鯨のように食い、宿泊先のホテルまで、江戸城外堀の土手道をゆらゆら歩く。

「横浜住みだから不要」と言っても、宿泊先を取ってくれたのは「電車やタクシーで帰るのは大変でしょう」ということでした。

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いつもは、取引先のお客さんを送り迎えしたりするときに通る外堀の土手道。

世界一好きな夜道です。

今日は1人で、ホテルまで。



おお、〝古賀ジャパン〟はブラジルに勝って、ラファエル・エスピノサは圧勝で初防衛。ネットで今知りました。


きっとブラジルはフルメンバーではなかったのでしょう。それでも一応、公式戦で本番の五輪で当たるブラジルに勝ったことは悪いことではありません。

「1%もない希望」を叶えるには、いい栄養分です。


フェザー級最強候補の一角に躍り出た長身のメキシカンは、井上尚弥の名前を出したのでしょうか?エスピノサもメキシカンとはいえ、決して知名度・人気は高くありません。東京でPFPの馘を獲るとしたら、母国への強烈なアピールになるでしょう。




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乗るなら飲むな、飲むなら乗るな。

まあ、こんなこというとダメなんですが、ひき逃げガーボンタらをよく知ってるボクシングファンからしたら大したことじゃ無い。

大谷フィーバーに沸くドジャースタジアムなんて車でしか行けないし、とんでもない巨大駐車場があります。あそこでビールとドジャードッグを食わないヤツはいないけど、帰りも運転して帰ります。

私にとって、ティンバーレイクはグラミー賞を10回受賞した歌手ではなく「Trouble with the Curve(人生の特等席)」などで好演した俳優。

応援してくれるファンがたくさんいるんだから、飲むなら乗るな。


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いつの頃からか「終電までに帰るぞ」という決意を持って酒を飲むことがなくなってしまった。 

飲む前は「終電なんか乗りたくない」と思ってるのに、いざ駆け込んでしまうと小さな幸福感にひたって、案外嫌いじゃありません。

特に、タクシーという選択肢が当時としては巨大なコストを意味していた学生時代、終電を逃すということは、深刻な経済危機を意味していました。

終電。最後に乗ったのはいつだろうか?

もう、思い出せません。



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駅ビルに入ってるチェーン店のお蕎麦屋さんで。

ビールセットと、旬の桜エビかき揚げ蕎麦。

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今日は暑かったから。ビールが美味い。

暑くなくても美味いけど…。

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桜エビは偉い!

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酒は身体に悪い。

アルコール依存症になると、身を滅ぼすことだってある。

数ある依存症の中でも、破滅的で他人に迷惑をかけるという点ではトップレベルだろう。

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俺は何の根拠もなく、アルコール依存症にはならないと思っているが、そんなもんどうなるかわからない。

初めてアルコールを口にしたのはいつだったか、正確に思い出せないが、しっかり飲んだのは高校時代に一つ上の先輩と2人で焼肉屋でビールやらサワーやら焼酎やらを飲んだとき。

柔道や陸上のトップ選手とは思えない容姿端麗な女性で、もちろん付き合ってたとかそんなんじゃないけど、まともには女の子と話したこともない、不登校で引きこもりな俺にとって、そんな人と小さなテーブルを挟んだ唾が飛ぶような距離で焼肉食って酒を飲むというのは、もう死んでもいいやと思うくらいに、信じられないような幸運で、嬉しかった。

高校の先生にも誘われて、炉端焼きで飲んだこともあるが、あのときはさすがにそこまで飲めなかったが、炉端で焼く川魚や猪肉が日本酒とおそろしいまでに相性が良いことに打ちのめされた…から実はそこそこ飲んでたんだろう。

社会に馴染めない俺を、学校の先生が、どうしてだかよくわからないけど、なぜか受け入れてくれていると感じることができたのは、すごく嬉しかった。

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きっと、お酒との最初の遭遇が喜びに満ちたものだったから、お酒が大好きになったのかもしれない。

薄暗い狭い部屋の片隅で、膝を抱えてぼーっと座ってたような高校時代に、嬉しいお酒に出会えた。

それなのに。

自分は高校時代にお酒を飲んだくせに、高校生には「絶対に飲むな」とデッカいクギを刺す。

俺はお前らに「絶対するな」なんて注意はしない。泥棒になると言うなら、まず「何を盗む気か?」を訊く。答えによっては全面的に協力する。

ただ、酒については「絶対に飲むな」。

若い肉体にアルコールが良いわけもなく、ましてや依存症のリスクもある。

俺も、高校時代に酒を口にしたことは、ほとんどなく、全部思い出せるくらいだが、誰もがそうだとは限らない。

酔っ払いながら、とりとめのない話になってるが、うちの2人の娘が酒が好きで少し戸惑っている。

下の子は大学院生というスネカジリの分際で、酔っ払って帰ってくることがある。帰宅しても、冷蔵庫から俺のビールを勝手に開けて飲むのだ。

「そんな飲み方するな」と言うと、「えー???ちょっと、どの口で言ってるの?もうびっくりしたなぁ!」と逆ギレされる。

俺は娘が一点の曇りもなく大好きだ。俺は何か間違っているのか?

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まあ、こんなこと書いてて、全くの偶然だが、長いこと会ってない高校時代の友だちから連絡があった。

「お酒でも飲まへん?」。


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酒を飲むと、身体に悪い。

酒を飲むと、頭の回転が鈍る。

酒を飲むと、長い時間がかかる。

なんで、酒を飲むのだろうか。
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「銘酒」と言っても二千円出せばお釣りがくるお酒である。

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「丹波 シェリーカスク」

内容量:700ml
原材料名:モルト・グレーン
アルコール分:40%

シェリー樽で熟成をかけた原酒は、ベリーのような甘酸っぱい香りや、チョコレートのような甘く柔らかい香りを帯びます。

丹波の大きな寒暖差によってしっかりと熟成されたこのウイスキーはロックやストレートはもちろん、幅広い飲み方でお楽しみいただけます。

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「丹波」は全6アイテムのブレンデッドウイスキーで、兵庫県限定販売。

2019年に設立された四季酒造株式会社が製造元。ウイスキー製造免許を取得したのが2020年5月ということですから、まだ4年経とうとしたところ。

この期間で、この綺麗な琥珀色のウィスキーを醸造するのはカラメル色素などを添加しなければ、時間的に不可能。原酒を海外や国内から調達してブレンドしたのでしょう。

今後は現地で蒸留、熟成されたウイスキーが発売されるのでしょうか?

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明るい琥珀色、オイリー。シェリー樽熟成を窺わせる華やかな香りは乏しい。舌の上では攻撃的、ストレートで飲むには暴れすぎ。

少し加水すると、同じ酒かというくらい大人しくなったが、香りはやはり弱い。

焼き栗や枝豆、椎茸…丹波に行って、丹波産のつまみと合わせると、雰囲気楽しめそうだが、悲しいかな、そんな暇もない…。





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文字通り、倉敷の地ビールである。
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ケルシュ、ドイツのケルンで作られたエールビールの呼び名、シャンパンやパルマハムなどと同じいわゆる「原産地統制呼称」。

ケルシュ協定に調印した醸造所で作られたビールにだけ「ケルシュ」の呼び名が許されます。

しかし、シャンパンやパルマハムとは違い、広く世間に認められていない〝ブランド〟であること、さらにケルシュ協定が1986年と比較的新しく発足したものであることから、原産地統制呼称としてはドイツ国内のみで守られているのが現状です。

倉敷麦酒がケルン協定に調印しているはずもなく…。

なんてつまらない前置きが長くなりましたが、晴天の昼下がりに赤煉瓦で囲まれた屋外でラッパ飲みしました。

もう美味いのなんのって。

フレッシュでフルーティな香りがたまりません。

有名な観光地では必ず地ビールにありつける、日本はそんな酔っ払いパラダイスな国になりました。

ばんざーい!ばんざーい!
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大きなかき揚げそば(530円)+八海山(450円)=980円。

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ドジャースvsカージナルスを観ながら。ドジャースタジアムでは、築地銀だこのたこ焼き6個が13.99ドル、2,100円だそう。

日本はダメだな…。

立ち食い蕎麦でも、かき揚げ+八海山なら同じくらいは取らないと。


それにしても、ドジャース強い。

これで大谷に火が付いたらどうしようもなくなる。







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酒飲みは数えきれないテーマを抱えて、日々哲学的に生きています。

「瓶ビールは小瓶で飲むべし!」なんて、すでに決着したテーマのように語る老害もいますが、奴らに私は言い放つのです。

「皆様はもうすぐ死ぬからどうでもいいですけど、赤星も小瓶で飲むんですか?」。

そう訊くと、老害たちの多くはポカンとした顔をする。

老害たちの時代と、私の過ごした1980年代以降とどちらがいいか?となると、今の方が良いに決まってる。※プロボクシングの世界は除く。

酒については、まさにそう。特級やら一級やら二級やら、支払われる酒税によって酒のランクが決められ、キリンラガーが最高と信奉されていたビール、シングルモルトなど誰も知らなかった老害時代。…シングルモルトは世界的に知られてませんでしたが。

そんな老害たちの時代から「利き酒には蛇の目」というのが定説です。

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これ、これ。これが蛇の目。

蛇の目の白い部分で、色合いや濃淡を見る。青い部分で透明度や艶を見る。

…というが、それなら白ワイングラスが最適で白い磁器はふさわしくありません。



しかし、酒の世界では西欧の合理主義はクソ喰らえ。

利き酒でなくとも、日本酒は蛇の目で飲むと美味い!…気がするのです。特に、燗をつけるなら絶対蛇の目。

異論・反論は一切受け付けません。
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