まずはゲンナディ・ゴロフキン対カネロ・アルバレスの因縁の再戦が、5月5日に初戦と同じTモバイルアリーナで行われます。

ウィリアムヒルのオッズはGGG勝利が1.53倍、カネロ勝利2.5倍と、初戦の1.66倍、2.25倍と大きな開きはありません。

昨年9月の初戦からの7ヶ月が、27歳のカネロが進歩し、36歳のG G Gが劣化する時間としては短すぎるということなのかもしれません。

細かいオッズを見るとGGGのKO勝ちは2.625倍、カネロのKOは8倍。KO決着なら断然GGGです。

しかし、判定となると全く同じ数字です9/4、どちらの判定勝ちも3.25倍、全くの互角です。

「 GGG有利は揺るがないが、判定になれば初戦同様にカネロ寄りのジャッジが下される」ということですね…。うーん、こんなことでいいのでしょうか。

初戦で疑惑のドローを〝享受〟したカネロは、ドーピング検査での陽性反応に、バンデージの巻き方がルール違反との指摘など、どうも幻滅な話題が続いています。

ドーピングについては五輪競技はもちろん、他のスポーツと比べてもプロボクシングは恥ずべき無法地帯と化してますが、これについては、もう特殊事情もあります、「ネリ」を極刑にしたら、ロイもホリも永久追放です。選手を憎む前に、このスポーツの異常性を鑑みなければなりません。


「ボクシングはスポーツではなく、見世物なのです。見てて面白ければ、何をしてもいいのです。マニー・パッキャオが、不条理な階級制覇の果てに深い後遺症に苦しむ余生を送ったとしても大金稼いだし、自己責任」でいいのでしょうか。

「ボクシングがスポーツなら、タイトルマッチはホーム&アウエーで2試合やってその結果で判定すべき。日本人は挑戦者でも王者でも必ずホーム、貧乏な国のボクサーはその逆、これってスポーツではなく政治ですよね?」そう問われても、ボクシングはスポーツだ!と言える人はいるでしょうか。


酔っ払って書いてると、脱線しまくりで、わけわからなくて申し訳ないです。きと最初のタイトルから離れまくった内容ですね、とにかく私はプレーヤーが好きです。憧れ続けてましたし、それになれなかったし、今も尊敬しかないですが、プレーヤーを邪魔する輩はどこにでもいて、それはなくならないかもしれないですが、ボクシングの場合は特にひどいです。

インターハイとか、ジュニアの大会でも、あんな苛酷なスポーツないです。

IMG_0277


村田諒太の頂上決戦の相手としては大きなアトラクションを持つカネロが理想的かもしれませんが、ドーパーを応援するわけにはいきません。

GGGの終盤ストップ勝ちを予想します。両者のKOラウンドを見ると、GGGの6〜9ラウンドが18倍で最も低いオッズとなっています。逆に、大穴はカネロの1ラウンドと12ラウンドKO勝ちで66倍。

人気者のカネロをアウエーの日本に引っ張り込むのは至難の技ですが、GGGなら東京ドームのリングに呼ぶことも十分可能です。

まあ、村田が敵地に乗り込んでカネロを粉砕するのも見てみたいですが…考えてみると、東京ドームよりもアステカスタジアムで360度15万人が完全アウエーのリングに、村田が上がるのも、ちょっと鳥肌ですが。

ミドル級の5月には、最も避けられているコンテンダー、セルゲイ・デレビャンチェンコと、ジュニアミドルから「カネと名誉の匂いを嗅ぎつけて上がってきた」デメトリアス・アンドラーデとの対戦がまとまったと報道されています。

両陣営は完全合意しているというので、あとはHBOがこの試合をオンエアするかどうか。さすがに、プレミアムケーブルに乗らないと、報酬も相当にしょぼくなりますから「ミドル級での存在感を高めたい」という二人の渇望もカネ次第です。

この5月に先駆けて、4月15日にWBO王者ビリー・ジョー・サンダースがマーティン・マレーと4度目の防衛戦のリングに上がります。

そして、我らが村田諒太も同じ4月15日、エマヌエレ・ブランダムラを横浜アリーナに迎えて、WBAのレギュラー王座の初防衛戦を迎えます。

さらに4月28日、〝GGGの魔法を解いた〟ダニエル・ジェイコブスが無敗のポーランド人、マチェック・スレッキを迎え撃ちます。ジェイコブスはさすがミラクルマンです、ポジションを獲得しても冒険的なマッチアップを厭いません。

しかし、強豪ウーゴ・センテノにも勝っているマチェックはパワーはないものの、ガラス細工のジェイコブスの顎には、誰に叩かれても木っ端微塵になる怖さがあります。

この春の1ヶ月で、ミドル級の地勢図が一気に塗り替えられる可能性もあります。いずれにしても、伝統的に「統一王者」への遠心力が最も強い階級なだけに、今回もそれに向かってビッグマッチが立て続くことに期待が膨らみます。

ブランダムラ戦、見に行くつもりはなかったのですが、引越し先の自宅から近いし、もう行っちゃいますね、絶対。圧勝しても、世界は「だから?」ってレベルの相手ですが、ここは無傷でクリアして、夏のエスキバ・ファルカオも突破したら、カザフの好漢や、メキシコのお坊っちゃまとの対戦も視野に入ってきます。

中量級のメガファイトに日本人が絡むなんて、もっと時間をかけてこの至福の時間を楽しみたい気持ちはありますが、村田にもGGGにもカネロにも、時間はあるようでもありません。

とにかく、これからは、早く、最短距離で、ことを進めることです。

経済大国の五輪金メダリストとしては、けして長い温室時間ではありませんでしたが(アッサン・エンダムと2連戦することを「温室」とは世界中の誰も言えませんが)、ファンはせっかちです。

二発目は、ホルヘ!ついに、頂上に王手です。5月12日にロマチェンコの挑戦を受けることが、ほぼ決定です。勝ったら、とんでもなことです。

オッズはロマ勝利1.66倍、リナレス6.6倍、アバウト6−1で、圧倒的不利予想です。あの曲芸師を叩きのめせば100万ドルファイター確定です。PFPでも、井上尚弥らと違う「強い相手に勝った」ことが評価されて上位に入るでしょう。

その、井上のジェイミー・マクドネル戦もオッズが出てます。マクドネル勝利は8.2倍、井上1.14倍、8-1で井上圧倒的有利です。二人の実績から、妥当な数字です。

マクドネルは世界王者ですが、村田と全く同じポジションのWBAレギュラー王者。secondary champion
(二番目の王者、準王者)です。そして、ボクシング人気沸騰の英国で、置いてけぼりを食らったボクサーです。英国の大きなムーブメントに乗り遅れたのが、マクドネルです。

だから、マクドネルには「世界を見返してやる」という気持ちが強烈なはずです。英国のスターは、まともに日本には来ません。

マクドネルは、そういう選手です。米国で亀田和毅とも激闘を繰り広げました。評価も報酬もカリド・ヤファイ、ライアン・バーネット、リー・ハスキンスら同国の人気選手に遅れを取り、世界評価でもBOXING NEWS24などから「バンタム最弱王者」と烙印を押され、忸怩たる思いは半端じゃないでしょう。

井上が相手を舐めることなどないと信じていますが、全ての面で過去最強の相手です。最弱王者と言っても、リング誌もESPNも世界10傑に挙げる強豪です。豪快に倒せば、評価はさらに上がります。

井上の人柄は、もうにじみ出てるのでわかりますが、マクドネルを粉砕したら、絶対伝えて下さい。イギリスへ。

「マクドネルは強い王者でした。戦えて光栄でした。でもイギリスにはまだ素晴らしい王者がいると聞いてます。115ポンドで戦えなかったヤファイ選手も含めてバンタムにも強い王者がいるみたいです。東京でもロンドンでもいい。やりましょう!」

言って下さい。世界が報道します。イチビリのエディ・ハーンは「日本はチキンなプロモーターしかいないけど、井上はロンドンに来る気があるのか」と必ず身を乗り出します。

テーマからズレました〜、井上話も夢が膨らみますが、次はリナレスですね、ロマに勝てば堂々のPFP10傑入り、それも上位にいきなり踊りでます。