井上尚弥が5階級制覇を目指して、年内にもWBAフェザー級王者ニック・ボールに挑戦すると表明しました。

アラン・ピカソとムロジョン・アフマダリエフを相手にジュニアフェザー級の防衛戦をこなしてから、ボールとのフェザー級タイトルマッチに臨む流れです。

現在、プロ29試合(全勝26KO)の井上は32試合目での5階級制覇アタック。

井上が奪った最初のタイトル(WBCジュニアフライ級:アドリアン・エルナンデス戦)が6試合目でしたから、5つの階級でタイトルを獲るのに27試合を要したことになります。

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この表⬆︎「Fewest Fights to 5Division Titles 」は5階級制覇に費やした試合数のランキング。

25試合以内に5階級制覇(そこになんの意味があるのかはわかりません)したのは、シュガー・レイ・レナードの11試合、フロイド・メイウェザーとトーマス・ハーンズの21試合、オスカー・デラホーヤの25試合。

1試合で二つのタイトルを同時に獲得したレナードの愚行を持ち出すまでもなく、所詮は数字、マヤカシな側面はいくらでもあります。

さらに「プロデビューから要した試合数」では、井上の32試合(ボールに勝つのは当然として)に対して、レナードは36試合、メイウェザーは38試合、ハーンズは49試合、デラホーヤは40試合かかっています。

プロデビューを起点とすると、井上の「32試合目で5階級制覇」は史上最短です(そこになんの意味があるのかはわかりませんが)。

そして、複数階級制覇といえばこの人を忘れてはいけないマニー・パッキャオ。

プロ25戦目でLineal/WBCフライ級のタイトルを獲ると、ジュニアバンタム級とバンタム級をスキップ、57戦目でWBCジュニアミドル級のストラップもピックアップ。

33試合で8階級制覇に成功しました。

このお話のテーマ「5階級制覇」を切り取ると、さらに圧巻です。

51試合目でLineai/リング誌/WBCのジュニアライト級のタイトルを手中に収めると、そこから56試合目までのわずか6試合でWBCライト級、Lineai/リング誌/IBOジュニアウエルター級、WBOウエルター級、WBCジュニアミドル級の5階級を飲み込んでみせたのです。

「Fewest Fights to 5Division Titles」のランキングにパッキャオの名前が無いのは「最初のタイトルを獲ってから」という条件があるから。

ちなみに、パッキャオは最初のタイトル獲得が25試合目、5階級制覇となるライト級を攻め落としたのが52試合目なので、Fewest Fights to 5Division Titlesの規格では28試合を要したことになります。

この手の話でパッキャオを避けるのは妙案です。パッキャオを入れてしまうと、米国のグレートたちの業績が陳腐に見えてしまいますから。

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「蜂の巣」の冬季限定ビーフシチュー。

さて、グレートたちの5階級制覇。彼らは、その時点で全盛期だったのか、それとも黄昏時だったのか?

まだまだ続きます。