サッカーや野球、テニス、ゴルフの4競技は五輪競技にすべきではないと思います。

どの統括団体も男女を包含しているから、話はややっこしくなりますが…。さらに野球では統括団体がソフトボールまで。

この4競技は、世界の富裕層で人気スポーツの地位を確立しており、そのトップ選手たちはすでに莫大な財産と名声を獲得しています。

もちろん、国を背負って戦う、胸に国旗が縫い付けられたユニフォームに袖を通してオリンピックを戦う名誉は彼らにとっても特別なものです。

また、IOCも放映権料が跳ね上がる富裕国の人気競技は、FIFAと並ぶ守銭奴団体のメンツにかけても外すことはできません。

「五輪から人気競技を外すと見る方の興味も削ぎかねない」というIOC側の意見も、何を言ってるのかよくわかりません。彼らにまともな議論をするつもりはないでしょう。

野球の場合はMLBが絶大なパワーハウスとなっているだけに、夏のオリンピックでペナントレースを中断するわけがなく、自分たちのリーグ戦への関心に悪影響を及ぼす五輪に対してオープンな姿勢をとることは自国開催など守銭奴目線で利益があると踏んだレアケースを例外にあり得ません。

一方で、女子ソフトボールのようにどこからどう見てもメジャーとはかけ離れたスポーツの場合はオリンピックは渇望の大舞台です。




さらに、パラリンピックはオリンピックに先んじて行われるべきです。そのことで注目度は何倍にも跳ね上がります。

もちろん、それは叶いません。

パラで盛り上がった食傷気味のムードの中でオリンピックが開幕するなんて、スポンサーが許しません。

メジャーだけが寵愛される商業主義の中で割を食うのは、いつだってマイナーです。



五輪ほど狂気の矛盾を何食わぬ顔で飲み込んだ大会は、他に存在しません。



今夜、キックオフするサッカー女子、日本代表vs米国代表(USWNT)もそんな狂気の色を帯びた真剣勝負です。

これまで公式戦39試合で1勝8分け30敗、31得点、105失点。惨憺たる結果です。

世界最強と目されるUSWNT(FIFA5位)と、日本(同5位)。チャンピオンと堂々の世界ランカーの関係です。単純な実力はここまで開いていませんが、相性も絶望的に悪い。


このブログで唯一の1勝を「2011年W杯ドイツ大会の決勝」と書いてしまいましたが、間違いでした。申し訳ございません。

あの、日本女子サッカー史上最高の勝利は2−2からのPK戦を制したもので引き分け扱い。8分けの中の一つに数えられています。

唯一の勝利は2012年3月5日のアルガルベ杯1次リーグで、日本が1-0と競り勝った試合。

五輪では2004年アテネ五輪の準々決勝で1-2、2008年北京五輪の1次リーグで0-1、準決勝で2-4、2012年ロンドン五輪の決勝で1-2と4戦全敗。


最悪の相性ですが、負けてはならない相手です。