◾️WBOバンタム級タイトルマッチ◾️

ジェイソン・モロニーvsサウル・サンチェス

井上尚弥の壁に阻まれた世界王者の壁を、井上が返上したWBOピースを決定戦で拾い上げたモロニーと、昨年10月に日本のリングにも上がっているサンチェス。

スタイル、実力を日本のボクシングファンもその輪郭を掴んでいる両者の対決です。

オッズは1/4 (1.25倍)、サンチェス3/1(4倍)で王者有利と見られていますが、好戦的で防御に難がある2人、激闘になるかもしれません。

井上尚弥が焼け野原にした世界バンタム級はリビルドが完了。WBA(井上拓真)、WBC(アレハンドロ・サンチアゴ)、IBF(エマヌエル・ロドリゲス)、そしてWBO(モロニー)が主要4団体の決定戦に勝ち上がりました。

井上尚に薙ぎ倒されたドネアに惨敗したノルディーヌ・ウバーリに敗れた井上拓。そのドネアに勝ったとはいえロドリゲスに完敗のゲイリー・アントニオ・ラッセルにしっかり負けているサンチアゴ。そして何度もヘタレっぷりを晒してきたロドリゲス。そのロドリゲスとどっこいのモロニー…井上尚が食い散らかしたLeftovers(残飯)か、その残骸ばかりです。

ここに比嘉大吾、武居由樹、那須川天心、堤聖也らが絡んでくるはずです。彼らのターゲットの一つとして、モロニーは生き残れるのか?

さあ、両者入場です。

オープニングラウンドから前に出る挑戦者、左ジャブを起点に手数で上回る王者。第3ラウンド、バッティングでモロニーは右目尻から出血。全身を続けるサンチェスに、モロニーは距離を取るのか撃ち合うのか迷いが見えます。

一発のパワーはサンチェスが上。

第4ラウンド、モロニーがパンチをまとめて優勢に。

前半6ラウンド終了。激闘というか泥試合というか、採点は手数と精度でモロニーが1〜2ポイントリードか。

後半、両者疲れましたが、サンチェスの方が消耗が激しい。しまし、モロニーにも決め手がない。

チャンピオンシップラウンド、激しい撃ち合い、クライマックス。

12ラウンド終了。激しいシーソーゲーム、良い試合でした。

オフィシャルは116−112/114−114のMDでモロニーが初防衛に成功。採点が読み上げられるのを聞く、王者の不安そうな表情がクロスゲームを物語っていました。

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両者が多用したボディへのパンチスタッツはモロニーが550発を放って233発をヒット、モロニーが585発・260発ヒット。

CompuBoxの数字では手数、ヒット数、ヒット率、全てでサンチェスが上回っていましたが、試合の実態からは少しズレたデータです。

早速議論を呼びまくってる判定でLeftoverが生き残りました。この残飯は、行列を作っている日本人挑戦者にとってはご馳走になりそうです。

残飯バンタム、カツマの出番ですかな?