井上尚弥が返上したバンタム級のストラップ、そのWBCバージョンの新王者決定戦「ノニト・ドネアvsアレハンドロ・サンチアゴ」が、約2週間延期され、7月29日の「エロール・スペンスJr.vsテレンス・クロフォード」のアンダーカードにセットされました。

「スペンスvsクロフォード」のアンダーで故障者が相次いだためのバックアップ処置です。

会場は同じラスベガスでも、ザ・コスモポリタンのボールルームから、T-モバイル・アリーナへ。

ドネアは「歴史的なイベントに参加できて光栄。最高のモチベーションでリングに上がる」と、40歳での世界王座復帰を狙っています。

サンチアゴも「世界再挑戦の機会を何年も待っていたんだから、2週間ズレるくらい大したことない。しかも、最高の舞台!」と大喜び。

BoxRecのスケジュールから一時消えるなど、ドネアかサンチアゴが怪我したか、ドーピング検査で陽性反応が出たかと心配していました。

宴会場から、ラスベガス最高の舞台へ。

バンタム級でT-モバのリングにメインで上がるのは絶望的に不可能ですから、ある意味で最高の舞台を手にしたことになります。

2人の気持ちが盛り上がるのはよくわかります。

しかし「超軽量級は前座」というイメージの積み重ねは、このクラスの選手にとって長い目で見ると良いことではありません。

だからといって、めいんでも小さな会場・低い報酬というのもいかがなものかとは思いますが…米国での軽量級の扱いは酷いものです。

今後も、米国ボクシング市場の没落が続く中で、軽量級の地位が向上するとは思えません。


理想は大会場でメインなんですが…。