さて、7月は25日に「井上尚弥vsスティーブン・フルトン」、29日に「エロール・スペンスJr.vsテレンス・クロフォード」が控えています。

リング誌から↓引っ張ってきたスケジュールです。

◾️TUESDAY, JULY 25
Yokohama, Japan (ESPN+)
↑リング誌、最近特に多いです。色々ともう終わってます。
Stephen Fulton (No. 1)
vs.
Naoya Inoue (No. 2 P4P)

 junior featherweights (for Fulton’s WBC/WBO titles) 

 

◾️SATURDAY, JULY 29
Las Vegas (Showtime PPV)
Errol Spence Jr. (No. 1, No. 4 P4P)
vs.
Terence Crawford (No. 2, No. 3 P4P)

welterweights (for vacant Ring, Spence’s IBF/WBA/WBC and Crawford’s WBO titles)


クロフォードが勝てば、4団体時代初のUndisputed Title2階級制覇達成となります。

もしクロフォードが負け、井上が勝って、年内にジュニアフェザー級を完全統一してUndisputed Title2階級制覇達成すると、史上初は30歳の日本人の手に。

この時点で今年のFighter Of The Yearは井上が獲得する可能性が大きく膨らみます。

井上が獲得すると、日本史上初。BWAAのシュガー・レイ・ロビンソン賞ならマニー・パッキャオ、ノニト・ドネアに次いでアジアでも史上3人目の快挙です。格は落ちますが、リング誌Fighter Of The Yearならパッキャオ以来2人目。

しかし、Undisputed Title2階級制覇を賭けた試合が9月30日にも行われることが昨日、急転直下で決まりました。

カネロ・アルバレスへの挑戦が決定していたジャモール・チャーロがメンタルの問題を克服できず、弟のジャーメルが代役でリングに上がることになったのです。


◾️SATURDAY, SEPT. 30
Las Vegas (Showtime PPV)
Canelo Alvarez (C, No. 5 P4P)
vs.
Jermell Charlo (jr. middleweight champion)

super middleweights (for Canelo’s Ring/IBF/WBA/WBC/WBO titles)

もし、ジュニアミドル級完全統一王者ジャーメル・チャーロがミドル級をスキップしてのUndisputed Title2階級制覇となると、そのインパクトは軽量級の「井上vsフルトン」はもちろん「スペンスvsクロフォード」の勝者の印象まで吹っ飛ばしてしまいます。

「急遽のピンチヒッター」「2階級上のスーパーミドル級に挑戦」という圧倒的不利をひっくり返して「カネロに勝って」のUndisputed Title2階級制覇。

強烈なインパクト。一気にFighter Of The Yearの最有力候補に躍り出ます。

もちろん、その目は低いとはいえ、早くも立ち上がったオッズはカネロ勝利が1/2(1.5倍)、ジャーメル13/8(2.63倍)。驚くほど接近しています。

もちろん、昨日の今日。オッズはこれからどんどん開いていくはずですが、カネロがジュニアミドル級時代に対戦を回避していたチャーロ兄弟 です。

意外とクロスゲームになるかもしれません。 

軽量級の井上は、人気階級と比べると興味・印象が絶望的に不利。〝ライバル〟となる試合はいずれもラスベガス最高の舞台T -Mobileアリーナで行われるメガファイト。

井上のFighter Of The Yearへの道。最大の障壁は、米国のボクシングファンからほとんど認知されない「超軽量級」という特別クラスにあるのかもしれません。