MGM Grand,Garden -arena Las Vegas, Nevada(ESPN+)



12 rounds – junior bantamweights (for vacant WBO title) 

井岡一翔が返上したWBOジュニアバンタム級のストラップを巡る決定戦。

25歳のサウスポー、中谷は身長172㎝/リーチ170㎝の高さと長さが武器ですが、クロスレンジも器用にこなす万能型。

日本でもお馴染みのジェイソン・モロニーの弟アンドリューは32歳。身長・リーチとも165㎝。中谷の懐にどうやって入り込むかがテーマになります。

24戦全勝18KO、WBOフライ級王者としての世界戦3試合を全てKOで締めている中谷ですが、タフなオージーをストップできるか?

ウィリアム・ヒルのオッズは中谷の勝利が3/10(1.3倍)、アンドリュー12/5(3.4倍。)



中谷が欠点を探すのが難しいファイターであるのは間違いありませんが、モロニーがキャリア最強の相手であることも間違いありません。

舞台はMGMグランドガーデンアリーナ、デビン・ヘイニーvsワシル・ロマチェンコのアンダーカード、専門家とマニアの注目度の高い試合です。

ESPNなど投票制のPFPで、まだ得票経験がない中谷ですが、もしリング誌が廃刊になっていなければ、名物企画のThe World's Best Fighters100で15位〜20位に付けていたのではないでしょうか。

鮮烈な形で2階級制覇となると、10傑入りは難しくともPFPのドアを激しくノックすることになります。

ジュニアバンタム級は、全盛期を過ぎた評価の高いファイターがひしめくクラス。

若くでこれからプライムタイムに差し掛かる中谷にとっては美味しいクラス。

モロニーに快勝して2階級制覇、次の試合でそんなビッグネームと団体統一戦、そこでも鮮やかに勝つと、今年のFighter Of The Yearの有力候補に躍り出るはず。

昨年は井上尚弥と寺地拳四朗が複数のメディアでノミネートされたFighter Of The Year。

今年は中谷も絡んできそうです。

さらに、今後3〜4年間で見ると重岡銀次朗はもちろん、那須川天心らもレースに参戦する可能性大。

これだけ「数」が揃ってくると、日本人がプロボクシング界の最高のアワード、Sugar Ray Robinson trophyを史上初めて獲得するのは時間の問題かもしれません。

さて、最初に手にする日本人は誰になるのか?