酒飲みにとっていつの時代が良かったのかと聞かれると、これはやはり現代だと言わざるを得ません。

日本の酒ヒストリーというと、80年代末にアサヒスーパードライの大番狂せでキリンラガー(現クラシックラガー)の一強体制が崩壊。

生ビールや麦芽100%など多様なビールが缶ビールで市販され、94年になると画期的な規制緩和が行われます。

それまでビールを市販するには最低2000㎘を作らなければならない、つまり大手メーカーでなければビール業界への参入が許されなかったのが、そのハードルが60㎘までひきさげられたのです。

60ℓなら、1ヶ月もかからず1人で飲んじゃえそうですが、㎘です。さすがに1年かけても飲み干す自信はありません。

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この規制緩和で今では当たり前の地ビールが、解禁。地方発のクラフトビールが都会のスーパーなどでも手に入るようになりました。

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そして日本酒でも92年に等級が廃止、納めた税金によって特級酒から二級酒までが決められる無意味な〝カースト〟が消滅。

悪名高き電通のマーケティングもあって、地酒ブームが巻き起こります。

灘伏見の有名ブランドを、評判の良い地方ブランドが凌駕する…それが当たり前の時代に突入します。


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そして、ウイスキー。

それまで、伝説的に見聞きするレベルにとどまり、実物を見たり飲んだりすることが出来なかったシングルモルトウイスキーが、世界的なブームと円高を背景に、ついに日本上陸を果たします。

80年代末から90年代前半にかけて、つまり私の酒飲み人生のキックオフに合わせて、日本の酒世界は大番狂せと規制緩和と円高バブルよって、酔っ払いにとって素晴らしい方向に大きく様変わりしたのでした。



前置きが長くなりました。

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倉敷の地ビール「独歩」です。

酵母入りのピルスナー。この香りの豊かさは、ホップと酵母の合わせ技一本。

ピルスナータイプの他にも、エールタイプなどいろんな種類があるようなので、岡山に寄った折にはぜひ全種類試してみようと思います。

当たり前ですが、今日みたいに暑い日の真っ昼から飲むビールと、岡山ラーメンとの相性は抜群でございます。