なぜバンタム級では〝ダメ〟なのか?

なぜパッキャオは〝8階級制覇〟なのか?

なぜNPBはMLBに〝右に倣え〟なのか?

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サッカーではなく、フットサルにおいて
「ちょっと彼は抜けてるよね」と目を見張る、途轍もない能力を発揮するタレントがいたとします。

ボクシングで例えると、ローマン・ゴンサレスであり、井上尚弥です。

それは、フットサルの面白さを理解し、その凄さがわかる人にとって至上の幸運です。

そして、彼についてマネジメント会社やファンが「これでメッシ並みの人気と注目になる」「ネイマールは完全に抜いた」「欧州でも超有名」とか、嘘をついて、それでファンも満足して、楽しめるのなら、全然、構いません。

もちろん、フットサルのファンにそんな馬鹿はいないでしょうけど。

ただし、それらの嘘がフットサルの正しい発展と、健康的なファンを増やさないのであれば、絶対にダメです。

選手が可哀想です。

本人の意思、希望もあったとはいえ、西岡利晃はMGMに憧れ、そのリングに上がりました。

カジノ&リゾートで行われるメガファイトは、カジノ側が招致料を支払って、大きなアリーナに試合を誘致します。

カジノ側のメリットは試合を目当てに宿泊し、ギャンブルや飲食、他のショーなどにも大金を落としてくれることです。

フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオの招致料は2000万ドル前後といわれ、ファイトウィークから試合までの経済効果は。その5〜10倍にも上ったそうです。

この2人の直接対決で、ラスベガス郊外のモーテルの宿泊費までが高騰、プライベートジェットを停める飛行場の使用料も高騰して、どちらも空きはなくなりました。

西岡のケースはアリーナではなく宴会場で、おそらく会場費を支払っていたはずです。会場費というよりも〝憧れ料〟といった方が正確かもしれません。

もちろん、対戦相手との交渉の中で、日本に引っ張り込めずに米国開催になったというのなら仕方がありません。

しかし、日本開催の方がはるかに大きい商業的利益があげられるというのに、彼らはなぜか「ラスベガス」にこだわったのです。

そして、西岡のファイトマネーは100万ドルと発表されました。あの小さな宴会場で、スペイン語放送の生中継しかテレビが付かなかったというのに。

100万ドルが事実だとしたら、そのお金はどこから出てきたのでしょうか?



同じことが、井上にも起きました。コロナ禍のラスベガス、ボブ・アラムが「報酬の減額を受け入れてくれた」というゲート収入ゼロの無観客試合にもかかわらず、やはり報酬は100万ドル。

アラムの口から井上の金額は一切出ず、西岡のケースと同じく対戦相手のファイトマネーは秘密にされました。

こんな未来に繋がらない、カッコ悪すぎる醜態はもう繰り返してはいけないんです。

そこには、とりあえずこの場を騙すことができたらいいやという、浅はかさしか見えません。

未来をどうしたいのかが、全く見えて来ないのです。


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なぜ、マニー・パッキャオは〝8階級制覇〟なのか?

リング誌王者とLineal champion、そしてアルファベット認定団体の王者、どちらが価値があるのか?

あるいは、アルファベットのタイトルは認めるが、リング誌とLinealのタイトルは認めないのなら、そこにどんなまともな理由があるのか?

もちろん、リング誌王者やLineal Championでありながら、主要とされる4団体のベルトを一本も持っていないことはまずあり得ません。

パッキャオのフェザー級とジュニアウェルター級は、まさにそんなレアケースでした。

余談ですが階級の呼称も、このブログではリング誌やESPNに合わせています。

すでに何度も説明していますが、認定団体によっても呼称はまちまちで、JBCに合わせる必要性も感じません。

歴史的に統一され、世界的にも使われている〝共通語〟を、ここでは優先しています。

ボクシングファンの中には、世界は「スーパー表記で統一されている」と勘違いしている人もいるかもしれませんが、全く違います。

将来、認定団体が呼称を統一し、メディアもそれに合わせる理想ですが、そんな時代が来ますか、どうか…?

https://fushiananome.superknova.org/archives/22239868.html


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日本のプロ野球がどうしてメジャーのルールが変わるたびに、リーグの状況、時代背景が全く違うのに、どうしてそれに隷属的に従うのか?

簡単な未来の話です。

いつか本気のアメリカをやっつけるためです。そのときに日米のルールが違っていたら、話になりません。

メーカーの都合でボールの大きさなどが異なること、気候風土の違いからマウンドの硬さや、芝生の質などの違い、未来の決戦に備えてこれらも統一するのが理想です。

野球組織よりも一枚岩のサッカーではW杯で2030年にベスト4、2050年に優勝と、世界を倒す具体的なロードマップを描いています。

未来を語るのは楽しいものです。逆に今に嘘をつくのは悲しいことです。



さて、その視座に立つと、サッカー日本代表とは対極的に緩い監督や選手選考のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はどうとらえるべきでしょうか?

結果オーライではなく、栗山ジャパンは最強の日本代表ではありませんでした。

もちろん、WBCが国別世界最強決定戦などであるわけもありません。

MLB開幕前の「宣伝トーナメント」であり、世界に野球を広める「親睦試合」で、MLBのリーグ戦に影響があることは徹底的に排除されました。

サッカーW杯がときに外交問題や戦争にまで発展したのとは、全く色合いが違います。

ただ、史上最高のプレーヤー大谷翔平が真剣にコンディションを作って、全身全霊で試合に挑んだことで、今回のトーナメントは不思議な色彩も帯びることになりました。

そして、何よりも、WBCのアメリカが〝本気のアメリカ〟であるわけでないことも、栗山監督はしっかり理解して、未来を見据えていました。

「WBCは問題がいっぱいあります。いつか本気のアメリカを引っ張り出さなきゃいけないんです」。

そうです。そのための道はまだ半ば、宣伝トーナメント、親善試合でもアメリカをやっつける機会がWBCしかないのなら、そこで今できる全てをぶつけてアメリカを刺激する。

それと同時に世界の親睦試合、ファンを感動を増幅させることまでやってのけました。

どんな未来を作りたいのか、栗山英樹はその情景を見事に描いてから、一旦舞台を去りました。

ドメスティックな舞台でしか活躍しなかった三原脩を崇拝する栗山英樹が、世界征服を企む…。

非常に興味深い物語ですが、それは現在進行形の別のお話にも合流しながら続いてゆきます。