そりゃ、有明に行きたかったさ。

「有明から愛を込めて」にしたかったさ。

でも、師走のウィークデイなんて、貧乏暇なしな私にとって、時間を調整するには仕事量が多すぎ、社内や取引先の方々へ理解を求めるには人望がなさすぎ…。

というわけで、「私用」で仕事を抜けながらなんとかネット観戦するのだ。

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NTTドコモ Presents PXB WORLD SPIRITS


◉第1試合:スーパーバンタム級8回戦

ピーター・マクレール(東京五輪イギリス代表) vs 三宅寛典(ビッグアーム)

東京2021に出場(フェザー級1回戦敗退)した26歳のサウスポーは、英国のビッグファイトやドバイの興行でアンダーカードを務めながら、5戦全勝4KO。

プロベラム所属で、他の傘下選手との交流も深まりそうです…が、ポンコツ再生工場プロベラムには、あまり魅力的なファイターが見当たりません。チャーリー&サニーのエドワーズ兄弟くらいでしょうか。



◉第2試合:フェザー級8回戦

清水聡(OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオン、大橋) vsランディ・クリス・レオン(フィリピン)

清水聡がアイザック・ドグボエらを下して銅メダルに輝いたロンドン五輪から10年の歳月が流れました。

この間、盟友の村田諒太はミドル級のアルファベットタイトルを2度獲得、ゲンナジー・ゴロフキンとの決戦まで辿り着きました。

階級も、そもそもメダルの色が違う村田と比べるのは適当ではないでしょうが、ゴール地点やそこに至る道程がある程度見えていた村田に対して、清水は地図も羅針盤も持たずになんとなくプロの海に出てしまったように見えました。

それでも、世界王者にはなれると信じていたでしょうが、日本のコネクションが細いフェザー級で狙うのか、それともジュニアライトで挑戦するのか、村田の「カネロかゴロフキン」という明確なビジョンはなかったように思えます。

3年前にジョー・ノイナイにストップされた黒星も心身ともに重かった。

フィリピン人のランディ・クリス・レオンは同じサウスポー、勝率が5割に届かないローカルファイターです。

負ける相手ではありませんが、本当なら清水が戦う相手でもありませんでした。

鮮やかにかって、もう一度スタートラインに立ちましょう。プロで世界王者になるよりも遥かに難しい五輪のメダルを勝ち獲った男です。きっと熱い熱い夏が待っています。



◉第3試合:55.5キロ契約10回戦
   
井上拓真(元WBCバンタム級チャンピオン、大橋) vs
ジェイク・ボルネア(元WBFインターコンチネンタルスーパーフライ級チャンピオン)



井上拓真が迎えるのは、フィリピンのジェイク・ボルネア。アンドリュー・セルビーやレイモンド・タブゴンにしっかり負けている、世界基準未満の地域タイトルコレクターです。

13敗のうち7つがKO・ストップされているボルモア、なんとかスカッとした勝ち方で世界戦へ進んでもらいたい。



◉第4試合:OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦

武居由樹(OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオン、大橋) vsブルーノ・タリモ(同級14位、IBF世界スーパーバンタム級7位)

 
OPBFジュニアフェザー級王者・武居由樹の初防衛戦。

相手はタンザニア出身のオージー、タリモ。直近の試合は英国マンチェスターのメガファイトのアンダーカードでゼルファ・バレット(11月にシャフカッツ・ラヒモフとのIBFジュニアライト級王者決定戦でストップ負け)に完敗しています。

2階級下のジュニアフェザー級でタリモが十分に動けるようなら、武居にとって難しい試合になるかもしれません。



◉セミ:WBOアジア スーパーライト級12回戦

平岡アンディ(WBCアジアスーパーライト級チャンピオン、大橋) vs 誼敏虎(WBCアジアウエルターチャンピオン、韓国)  

誼敏虎は、3年前に永田大士とのシーソーゲームを2−0で落としているコリアンファイター。人気階級で覇権を狙う平岡アンディにとって、勝ち方だけが問われる試合です。