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横浜郊外、市ヶ尾駅すぐののラーメン屋さん「秋もと」。ハートランドの小瓶(500円)というのはシブい。


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昨年のマニー・パッキャオ(WBAウェルター級)、今年に入ってノニト・ドネア(WBCバンタム級)に続いて、昨日はマーク・マグサヨ(WBCフェザー級)がタイトルを失い、フィリピンは世界王者ゼロの状態に陥りました。

彼の国ではタイトルを失うのも、獲得するのも基本的にアウエーの地。

母国で世界戦がセットされるのは非常にレアなケースです。

プロボクシングは経済原理だけで動くスポーツですから、これは当然です。

日本のように経済大国になるか、メキシコのように米国西部に強力なファンベースを構築できれば、ホームを作ることができますが…。

あるいは、パッキャオのように問答無用の〝スーパースター狩り〟で世界中のボクシングファンの心を鷲掴みにするなら、また話は別ですが…。

いずれにしても、フィリピンの選手は宿無しのサーカスライフを送るしかない運命を強いられます。

ドネアのように4階級制覇しても、ジョンリール・カシメロのように強烈なキャラクターで番狂わせを続けても、軽量級である限り、フィリピン人である限り、まともに陽の目を見ることはないのです。

そんな、ホームレス哀歌をBGMに、フィリピンの軽量級ボクサーが7月13日、完全アウエーの大田区総合体育館の特設リングに上がります。

ドニー・ニエテス、40歳。

同じ4階級制覇のWBOジュニアバンタム級王者・井岡一翔と3年7ヶ月越しに拳を交えるのです。

2018年大晦日にマカオで行われた初戦は、ニエテスがスプリットデジションで勝利しましたが、リング誌やESPNなど多くのボクシングメディアが very close fight と表現する、どちらに転んでも全くおかしくない大接戦でした。

この3年7ヶ月、井岡が戦った5試合は全て世界戦で、中でもニエテスと引き分けたアストン・パリクテ、プエルトリコの無敗のホープ、ハビエル・シントロン、田中恒成といった115ポンドの強豪を撃破してきました。

一方のニエテスは井岡戦の後、コロナ不況の直撃を受ける形で所属ジムが消滅、2年4ヶ月ものプランクを作り、昨年2試合をこなしたものの、世界基準に届かない相手に1勝1分に終わっています。

井岡33歳、ニエテス40歳という年齢に加えて、最近の対戦相手の質を考慮すると、初戦のようなクロスゲームは期待できない様相です。

ただ、ニエテスにとって「日本で井岡戦」は、2003年4月のプロデビューから20年以上のキャリアで最高の舞台。気合いの入り方が違うでしょう。

ニエテスが昨年契約したプロベラムは「商品価値なし」と大手プロモーターが見切りをつけたドネアらを傘下に収め〝ガラクタコレクション〟と嘲笑されることもある新興プロモーター。

昨年9月の設立からまだ1年も経たないというのに、ドネアとポール・バトラーを井上尚弥、今回はニエテスを井岡にヒットさせ、欧米では考えられない価値を軽量級で生み出すことに成功しています。

プロベラムはガラクタコレクションではなく、上質のリサイクル、再生工場です。

ガラクタのロートルが、圧倒的不利予想の中、日本の地上波生放送で井岡一翔を挑む…完全無欠のアンダードッグです。

普通なら、ニエテスを応援したいところですが、誰にだって立場があります。

カネロ・アルバレスを熱烈応援するサポーターたちも、自身の体にメキシカンの血が流れていなければ、カネロなんて応援していないでしょう。

願わくば、同じようなシチュエーションで井上が見事にやってくれたように、井岡にもニエテスの夢を根こそぎ断ち切るような〝介錯〟を、見せてもらいたいと考えています。


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醤油ワンタン麺(1100円)。スープも麺もワンタンもチャーシューも、全てのレベルが高い。テレンス・クロフォード級、や。ご馳走様でした。