122ポンド=55.33826kgの呼称は、リング誌やESPNでは「ジュニアフェザー」。

IBFとWBOも「ジュニアフェザー」ですが、〝言い出しっぺ〟のWBAとWBCは変節して「スーパーバンタム」。

そんな「ジュニアフェザー話」の第3弾です。

現在、日本のボクシングシーンにおける世界王者リストはストロー級(WBO谷口将隆)、ジュニアフライ級(リング誌/WBA京口紘人・WBC寺地拳四朗)、フライ級(WBO中谷潤人)、ジュニアバンタム級(WBO井岡一翔)、バンタム級(リング誌/WBA/IBF井上尚弥)と最軽量のストローから順番に5番目に軽いバンタムまでラインナップされています。

WBAミドル級の村田諒太、IBFジュニアライト級の尾川堅一が相次いで王座を喪失、軽量級に沈殿した色彩は、ますます色濃くなる一方です。

井上の圧倒的なパフォーマンスや、井岡の精緻な技術が見応えのあるボクシングの醍醐味であることは今更説明するまでもありません。

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しかし、ラスベガスの中量級や、ロンドンのヘビー級という世界の大舞台とは無縁の軽量級にタレントが集中している状況は、正直、残念な思いです。

そうはいっても、私たちは米国人や英国人じゃありません。

奴らが注目することのない122ポンドに、躊躇なく熱い視線を照射してゆきます。

まずは、7月11日現在の世界と日本の競技人口から。

真ん中の図は競技人口の順番に並べた、世界。右端は同じく日本です。

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世界的には長らくウェルター級が最も競技人口が多いクラスでしたが、ここ1年ほどはライト級とジュニアウェルター級の後塵を拝する場面が目立っています。

日本でも、最も層が厚いのはジュニアライト級やフェザー級でしたが、今日はジュニアフェザー級が首位に立っています。

ジュニアフェザー級が1位というのは、個人的には初めて見ました。

世界はウェルター級、日本はフェザー級の周辺階級が層が厚く、ライト級とジュニアフェザー級の首位は一時的な現象かもしれません。

しかし、米国ボクシングの衰退や、日本のプロスポーツの多様化が、身体能力の高い若者をこのスポーツから徐々に遠ざけているのかもしれません。

そんな後ろ向きな話は一旦忘れて、日本で最も層が厚いジュニアフェザー級の話です。