井上尚弥vs亀田和毅。
ミスマッチにしかなりえないほど、書類審査上の実力差は大き過ぎます。
対戦相手の質という点では、二人とも殿堂クラスの旬の強豪には勝っていません。
しかし、井上は欧米メディアからそのチキンぶりが罵倒されるものの、強豪にしか負けないオマール・ナルバエスにキャリア初のKO負けを味あわせました。
WBSS決勝でピークを過ぎたロートルとみられていたノニト・ドネアに大苦戦しましたが、その後の試合でドネアがバンタム級ならトップの実力を持っていることが明らかになります。
一方、和毅が世界戦で勝った相手はWBOバンタム級王者パウルス・アムブンダ、イマヌエル・ナイジャラの正体不明のナミビア人と、プンルアン・ソー・シンユー、アレハンドロ・エルナンデス。
和毅がWBOタイトル3度目の防衛戦でエルナンデスを退けたのが2014年ですから、もう8年前のことです。つまり、8年も世界戦の勝利から遠ざかっているのです。
2018年にアビゲイル・メディナをWBCジュニアバンタム級暫定王者決定戦に就いているとはいえ、当たり前ですが、暫定王座は世界タイトルとは認められません。その意味で、ドネアも世界基準では4階級制覇です。まともなパフォーマンスを残せなかったフェザー級を獲れたのは幸運でした。
和毅が世界戦で負けたのは階級最弱とみられていたWBAバンタム級セカンド王者ジェイミー・マクドネル(2連敗)、無敗とはいえ世界戦では乱戦激闘ばかりのレイ・バルガスに1敗。強い相手に負けた、とは到底言えない3敗です。
世界戦では17勝15KO無敗の井上に対して、和毅は4勝1KO3敗。キャリアと年齢だけは和毅が上ですが、トップレベルでの経験値は比べようもありません。
ミスマッチにしかなりえないほど、書類審査上の実力差は大き過ぎます。
対戦相手の質という点では、二人とも殿堂クラスの旬の強豪には勝っていません。
しかし、井上は欧米メディアからそのチキンぶりが罵倒されるものの、強豪にしか負けないオマール・ナルバエスにキャリア初のKO負けを味あわせました。
WBSS決勝でピークを過ぎたロートルとみられていたノニト・ドネアに大苦戦しましたが、その後の試合でドネアがバンタム級ならトップの実力を持っていることが明らかになります。
一方、和毅が世界戦で勝った相手はWBOバンタム級王者パウルス・アムブンダ、イマヌエル・ナイジャラの正体不明のナミビア人と、プンルアン・ソー・シンユー、アレハンドロ・エルナンデス。
和毅がWBOタイトル3度目の防衛戦でエルナンデスを退けたのが2014年ですから、もう8年前のことです。つまり、8年も世界戦の勝利から遠ざかっているのです。
2018年にアビゲイル・メディナをWBCジュニアバンタム級暫定王者決定戦に就いているとはいえ、当たり前ですが、暫定王座は世界タイトルとは認められません。その意味で、ドネアも世界基準では4階級制覇です。まともなパフォーマンスを残せなかったフェザー級を獲れたのは幸運でした。
和毅が世界戦で負けたのは階級最弱とみられていたWBAバンタム級セカンド王者ジェイミー・マクドネル(2連敗)、無敗とはいえ世界戦では乱戦激闘ばかりのレイ・バルガスに1敗。強い相手に負けた、とは到底言えない3敗です。
世界戦では17勝15KO無敗の井上に対して、和毅は4勝1KO3敗。キャリアと年齢だけは和毅が上ですが、トップレベルでの経験値は比べようもありません。
4団体時代は平均的に世界王者の価値も、世界戦のレベルも低いのが現実ですが、その中でも井上の実力は平均値を大きく上回り、和毅は平均値に達していないとみられています。
この見方は、間違っていないでしょう。4勝3敗の和毅の方が濃厚な経験を学習している、なんてことはありえません。
しかし、現在のバンタム級のレベルが高くはないというのも事実です。
そもそもが層の厚いクラスではありません。また、WBSS前には井上の対抗馬とみられたエマヌエル・ロドリゲスやゾラニ・テテも過大評価が露呈されました。
また、フェザー級で通用しなかったのは言うに及ばず、ジュニアフェザーでも傑出した結果を残せなかったドネアが出戻って圧倒的な勝利を重ねていることは、39歳のフィリピーノフラッシュが減量法を改善するなど若返りに成功したからだけではないでしょう。
ドネアが活躍できる最大の理由は、バンタム級だからです。
ドネアが活躍できる最大の理由は、バンタム級だからです。
ドネアのバンタム出戻りの理由が「4団体統一は夢だった」というのが本音でないのは明らかです。4団体統一の道はジュニアフェザーの方が整備されています。WBSSはまさに「渡りに船」でした。
「ジュニアバンタムに落とす」とほのめかしているのも、どうなんでしょう。より注目されるフェザーでは通用しなかったから、階級をどんどん下げるのは格好が悪い、というのは意地悪な見方でしょうか?
「人気があるクラスで通用しなかったんだから仕方ないじゃないか」という論理は通りますが、それ即ち「尻尾を巻いて出戻った」ということです。
「現在のバンタム級はレベルが低く、メキシカンのスター選手などタレントもいない」のは間違いありません。
この軟弱なバンタム級のカンバスに圧倒的に強い絵筆をふるっているのがモンスターとフィリピーノ・フラッシュです。
もちろん、そのレベルが低いバンタム級を主戦場にして、ジュニアフェザー級に進出しながら微妙な結果しか残せていないのが、和毅です。
「ドネアはジュニアフェザーやフェザーで通用しなかった」という視点なら、和毅は未だにどの階級でも通用していないことになります。
もし、和毅が井上を上回っている点が一つでもあるとしたら勝利への飽くなき渇望でしょう。
井上に勝てば、世間の亀田一家への侮蔑を一発で払拭する絶対無二の免罪符になります。
一方で、井上は勝って当たり前、勝ち方だけが問われる試合です。
一方で、井上は勝って当たり前、勝ち方だけが問われる試合です。
その意味では「薬師寺保栄vs辰吉丈一郎」にも似た構図です。
そして、井上尚弥に限らず長谷川穂積や内山高志、山中慎介ら4団体時代の強豪スターに対して、日本人が健闘する傾向が見てとれます。
「日本王者の方が強い」と思えるような世界ランカーは珍しくありません。
そして、井上尚弥に限らず長谷川穂積や内山高志、山中慎介ら4団体時代の強豪スターに対して、日本人が健闘する傾向が見てとれます。
「日本王者の方が強い」と思えるような世界ランカーは珍しくありません。
もちろん、一つのランキング一人の王者の日本に対して、世界タイトルは四つに増殖しているのですから、両者の距離が縮まっているのは当然です。
井上vs和毅 が実現するならジュニアフェザー級という点も、両者のPFP的観点からの力量差を縮める要素になりえます。
ちなみに井上vs井岡一翔のケースは、この反対、逆になってしまいます。
ちなみに井上vs井岡一翔のケースは、この反対、逆になってしまいます。
さらに惨敗はもちろん、大きなトラブルに見舞われていない和毅は、長男の危機管理能力・防御技術と次男の打たれ強さを併せ持っています。
二人の現実の実力差は、書類審査上ほど絶望的なものではありません。明日、人類が土星に着陸するほど遠い距離ではないのです。
二人の現実の実力差は、書類審査上ほど絶望的なものではありません。明日、人類が土星に着陸するほど遠い距離ではないのです。


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フシ穴の眼
が
しました