Saturday 7, May 2022
  
T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA
commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)

matchmaker:Kevin Rooney Jr  media:DAZN 

WBAライトヘビー級タイトルマッチ

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週末に迫ったライトヘビー級のタイトルマッチ。 

ともに31歳。スーパーミドル級のUndisputed Champion(完全統一王者)カネロは言わずと知れた現代最高のアトラクション、ビボルは19戦全勝11KOの実力派王者。

体格的には175ポンド級王者ビボル(身長183㎝/リーチ183㎝)が、154ポンド級上がりのカネロ(173㎝/179㎝)を上回りますが、戦前予想はラスベガスの城主カネロに傾いています。

ウィリアム・ヒルのオッズは現在、カネロ1/5(1.2倍)、ビボル7/2(4.5倍)と明白に有利。

常識的に考えると、こんなオッズが出るマッチアップではありません。

現代のボクシングシーンにおいて、カネロがいかに特別な存在であるかを改めて裏付ける数字です。

「ビボルはロシア人。観客のブーイングはジャッジにも影響するだろう」。

「ネバダ州アスレティック・コミッションの収入の半分以上をカネロが支えている」。

「そもそもカネロに勝つにはノックアウトするしかないが、6試合4年以上もKOから遠ざかっているビボルにそのパワーはない」。

ライトヘビー級の無敗王者との一戦が、カネロにとっては9月17日にはゲンナディ・ゴロフキンとの第3戦が内定しているという消化試合に過ぎないのです。

前回のライトヘビー級戦はセルゲイ・コバレフの劣化版。しかも、卑劣なカネロは当日計量のリバウンド制限などで試合前に削りまくりました。

今回は階級最強かどうかは微妙ながら、プライムタイムの175パウンダー。圧倒的なパワーには欠けるものの、難攻不落のテクニシャン。

カネロvsコバレフ の2017年から「カネロと戦えるならどんな条件でも飲む」とアピールし続けていたのが気になりますが、エディ・レイノソは「キャッチウェイトも当日リバウンド制限もない、生粋のライトヘビー級タイトルマッチ」と明言しています…それが当たり前なんですが。

ムロジョン・アフマダリエフ、ルスラン・プロボドニコフ、ビクトル・ポストルらもマネジメントしてきたバディン・コルニロフは「私たちはビボルがカネロに勝てるのを、ずっと以前からわかっていた。それを証明する日がやっと訪れたというだけだ。5月7日に世界は衝撃を受けるだろうが、私たちは少しも驚かない」。

オッズこそ5-1ですが、ビボルが勝てば史上最大級の番狂わせです。

カネロの惨敗を期待して、いつも裏切られてきた私たちアンチカネロはコルニロフの言葉を鵜呑みにできませんが、それでも期待してしまいます。



「カネロが中に入れません!ビボルの左ジャブが見えてません!」

「カネロの右目がシャッターを下ろした状態に!これで2度目のドクターチェック!」 

「カネロ、ダウーーーン!」 

……。