【BBC】バイデン米大統領は22日、ホワイトハウスで演説し、ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域を独立国家として承認し派兵を決めたことを「侵攻の始まりだ」と非難。
「ロシアが大規模軍事攻撃を準備していると考えている」と述べ、親ロ派地域を越えて侵攻することを警戒。
ロシアへの経済制裁の第1弾を発動、侵攻を進めるなら段階的に制裁を強化する方針を示した。
NATO事務総長「さらに深刻な事態に陥る恐れ」と警告している。
一方で、ロシアのプーチン大統領は、派兵に向けた議会手続きを終えて記者会見し「すぐに軍を送るとは一言もいっていない」と語り、ウクライナや欧米の対応を見て最終決定する駆け引きに応じる構えを見せた。
現在のボクシングシーンで最も大きな存在感を示している国はどこか?
「メキシコ」も正解。「米国」も正解。「英国」も正解。「日本」も正解。「フィリピン」でも正解です。
では「現在のボクシングシーンで最も大きな存在感を示している国はどこか?」をさらに絞り込んで「勢いが加速している国はどこか?」となると、答えは一つしかありません。
「ウクライナ」です。
ウクライナは1991年、ソビエト連邦の崩壊に伴いソビエト最高会議の元から独立しました。
首都はキエフ、市長はビタリ・クリチコ。総人口4300万人。
BoxRec(2月23日現在) によると、ウクライナの現役プロボクサーは380人。総人口と同様、日本(1008人)の4割にも満ちません。
日本は井上尚弥や井岡一翔のPFPファイターに、ミドル級の五輪金メダリスト村田諒太らを擁する世界屈指のボクシング大国です。
一方、ウクライナのトップファイターはワシル・ロマチェンコにオレクサンダー・ウシク、セルゲイ・デレンビャンチェンコ、アルテム・ダラキアン…、人口を考えるとその幅広い階級をカバーする充実ぶりには〝大国〟日本が霞むほどです。
1991年に国家として立ち上がって、わずか30年あまり。
その短い時間でビタリとウラジミールのクリチコ兄弟、ビクター・ポストル、オレクサンダー・グボジーク、ウラジミール・シドレンコ、ビチェスラフ・センチェンコらを輩出して来たのです。
ボクシングだけでなく、陸上棒高跳びのセルゲイ・ブブカ、サッカーのアンドリー・シェフチェンコ、テニスのアンドリー・メドベージェフ、女優のミラ・ジョヴォヴィッチら幅広いジャンルに傑出した才能を送り込んできました。
貧弱な歴史と競技人口と考慮すると、ウクライナの傑出度は異常なまでに際立っています。
プーチンは否定しているものの、米国は「キエフ侵攻もありうる」と示唆しています。
もちろん、クリチコ兄弟はキエフにとどまっているでしょう。彼らのキャリア最強の敵と戦うために。
ロマチェンコやウシクの政治思想はわかりませんが、この侵略をどう見ているのでしょうか。
今後の展開によっては政治的にはもちろん、経済的にも日本に影響が及ぶかもしれません。
連日、ニュースでも大きく取り上げられています。それでも極東の島国からは「対岸の火事」です。
私もクリチコ兄弟やロマチェンコらの存在がなければ、モンゴル帝国の侵略で滅びた中世の欧州で一大帝国を形成したキエフ大公国、蜂蜜酒やボルシチ、今はIT大国という歴史や教科書的な知識にとどまる〝遠い国〟でした。
昨年、横浜でたまたま通りがかったウクライナ料理の店に入り「ロマチェンコもこういうのを食べてるのかな」と想像しながら、ワインやいろんな種類がある豚肉料理やパンを楽しみました。
私にとっても、対岸の火事、所詮は8000キロ以上離れた東欧の国の出来事です。
ただ、全く知らない国じゃありません。
悲しいニュースはこれ以上、聞きたくありません。



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