もはや「井上尚弥の井岡一翔への宣戦布告」以上に、脈絡がなくなってきたこのお話ですが、リング誌を読み返す良い機会なので書きやすいということもあって、今夜は「リング誌から「井上vs井岡」を振り返ってみましょう。」です。
井岡は2011年2月11日、WBC世界ストロー級王者オーレイドン・シスサマーチャイを5ラウンドでストップ。辰吉丈一郎と名城信男の「8」を更新する7戦目での世界奪取は国内最速記録でした。
井上尚弥は2014年4月6日にWBCジュニアフライ級王者アドリアン・エルナンデスを6ラウンドTKOに下して、井岡の記録を抜くプロ6戦目で最初のストラップをゲット。
前回は、二人が初めてアルファベットタイトルを獲得したところまで、でした。
井岡は2011年12月31日の2度目の防衛戦でヨードグン・トーチャルンチャイを初回98秒でTKO勝ちを収め、輪島功一の109秒(1972年)を抜く最速防衛記録でした。
この記録を7年後の2018年に70秒にまで更新するのが、井上尚弥でした。
井岡は2012年6月20日にWBAのピースを握る八重樫東に勝利、渡辺二郎以来のWBA+WBC=統一に成功。
2012年12月31日にはホセ・アルフレド・ロドリゲスとWBA世界ジュニアフライ級王座決定戦で6回2分50秒TKO勝ち。日本最短のプロ11戦目で2階級制覇を達成しました。
井岡が獲得したのはいわゆる「レギュラー王座」。WBAのストラップは上位タイトル(スーパー)ホルダーが存在する場合は、正統な王座と認められず「セカンド王者」と見なされます。
村田諒太や井上尚弥(バンタム)も最初はセカンド王者でした。
井岡は2011年2月11日、WBC世界ストロー級王者オーレイドン・シスサマーチャイを5ラウンドでストップ。辰吉丈一郎と名城信男の「8」を更新する7戦目での世界奪取は国内最速記録でした。
井上尚弥は2014年4月6日にWBCジュニアフライ級王者アドリアン・エルナンデスを6ラウンドTKOに下して、井岡の記録を抜くプロ6戦目で最初のストラップをゲット。
前回は、二人が初めてアルファベットタイトルを獲得したところまで、でした。
井岡は2011年12月31日の2度目の防衛戦でヨードグン・トーチャルンチャイを初回98秒でTKO勝ちを収め、輪島功一の109秒(1972年)を抜く最速防衛記録でした。
この記録を7年後の2018年に70秒にまで更新するのが、井上尚弥でした。
井岡は2012年6月20日にWBAのピースを握る八重樫東に勝利、渡辺二郎以来のWBA+WBC=統一に成功。
2012年12月31日にはホセ・アルフレド・ロドリゲスとWBA世界ジュニアフライ級王座決定戦で6回2分50秒TKO勝ち。日本最短のプロ11戦目で2階級制覇を達成しました。
井岡が獲得したのはいわゆる「レギュラー王座」。WBAのストラップは上位タイトル(スーパー)ホルダーが存在する場合は、正統な王座と認められず「セカンド王者」と見なされます。
村田諒太や井上尚弥(バンタム)も最初はセカンド王者でした。
かねてから「全ての世界戦をリング誌ランカーと戦っている対戦相手の質の高さ」を評価していたリング誌は、1月号恒例の「世界のトップファイター100」(2013年)で井岡を、前年の圏外からいきなり68位にランキング。
ちなみに、WBAジュニアフライ級スーパー王者ローマン・ゴンザレスも前年の41位からジャンプアップ、23位でした。
WBAは両者に最低価格8万ドルから競争入札による対戦指令を出しましたが、井岡陣営が「準備不足」を理由に入札の延期を要求、両者の対決はうやむやになってしまいます。
このとき井岡をプロモートしていた父親(井岡一法)がロマゴン戦を怯懦、入札延期を強行したことが、親子の間に入った最初の亀裂でした。
井岡と井上、この二人はロマゴンを巡っても奇妙な三角関係を描きながら、ついに拳を交えることのない〝逆ラウンドロビン〟のまま、今日まで至っています。
そして、2014年。井上がついに最初の世界タイトルを手にしました。
108ポンド(ジュニアフライ)のタイトルは、将来的な複数階級制覇数を意識して、無理やり肉と骨を削って減量して掴んだもので、病人状態。1度防衛して返上すると、112ポンド(フライ級)へフロッグジャンプ。
ここでオマール・ナルバエスに挑戦。「典型的な数字だけの王者」「21世紀最低のチキン」という海外メディアの酷評はどこへやら、フジテレビは「伝説の名王者」と当時39歳のアルゼンチン人を持ち上げます。
名王者は冗談にしても、ナルバエスは確かに〝伝説〟的なんですが…。
このときのナルバエスはフライ・ジュニアバンタムを2階級制覇、43勝23KO1敗2分と一度しか負けていません。
しかし、この1敗(ノニト・ドネア戦)がチキン丸出しの酷い内容で、ドネアは「勝つ気のない相手と戦うのは練習よりも楽だけど、そんな相手は尊敬できないし、2度と戦いたくない」と軽蔑、リング誌やESPNからも「21世紀最低」の烙印を押されます。
この「21世紀最低」は、ナルバエス自身がゾラニ・テテ戦で更新、体の芯からヘタレであることを証明してみせました。
2014年は、ロマゴンが八重樫東から「キャリア最高の勝利」(リング誌)を挙げ、PFPランキングに初登場。日本人の試合レポートを大きく取り上げることが珍しいリング誌も見開きで報じています。
井上信者が「世界を震撼させた」と心の拠り所にしている「ナルバエス戦」も世界戦の一つとして報じられましたが、こんな感じです(右端)↓。
米国では超軽量級の無名同士の試合で関心は低く、電子版でも戦前予想などは触れませんでしたが、プリントバージョンでは小さく載せられていて「井上のKO」「井上のユナニマス」「ナルバエスのスプリト」と井上が圧倒的有利と見られていました↓。
これは、ナルバエスが軽蔑されてて「負けろ」と思われていたという背景もあります。
まともな相手と戦ったのはドネアだけ、それもヘタレ完封負けのナルバエスですから、そもそも井上に勝てるわけがありませんでした。
そして、リング誌は「まだ早計だが、Fighter Of The yearも」と井上を評価。実際にボクシングシーンは井上をFighter Of The yearに選出しました。
もし、再戦なら100%、井上の「三者一致の120−108」です。ナルバエスは初戦のように中途半端な入りはせずに、必死の延命戦法で逃げまくり、ブーイングを浴びながら、ドネア戦とテテ戦に続く「ヘタレ完封負け」で、メディアから「ライセンスを取り上げろ!」とまたまた罵倒されるでしょう。
井上戦前のヘタレ・ナルバエスの「世界のトップファイター100」(2013年)は59位、まともなメディアでは「数字だけ」では評価しようもなく、どんなに勝っても防衛しても60位前後を浮遊していました。当たり前ですが、PFP10傑などは全く無縁です。
ナルバエス、厳しいこと書いちゃいましたが「怪我だけはしないでくれ」とだけ願う自分の友達や家族ならこういう人が良いです。
ただ、時間やお金を使ってまでして見る他人のプロボクサーとしてなら、やはりリング誌などと同じ評価で「最も軽蔑すべきボクサー」「ライセンスを剥奪しろ」です。




コメント
コメント一覧 (4)
まあ、ドネア戦とテテ戦では確かにヘタレでした。でも、足掛け12年、27回の防衛って、ガチなヘタレじゃ無理でしょう。防衛回数だけの王者といっても、それを上書きできるボクサーがそうそういるとは思えません。あの亀田の謎パワーを全開発動させても到底無理でしょう。
欧米メディアや評論家からの評価が低い? そもそも軽量級を軽視しているお国の彼ら(管理人様もそこは同じ認識ですよね?)に、軽量級シーンのまっとうな評価ができるのでしょうか? コリンズ元編集長だって言うほど軽量級に明るいわけじゃないと思いますよ。少なくとも私たちほどには。
世界一軽量級ボクシングへの目が肥えているはずの私たちが、軽量級に関してはトーシロに毛が生えた程度の欧米メディアの評価をリファレンスとするって、なんか変な気がしません?
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
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