明日9月22日、京都市体育館。WBC世界ジュニアフライ級タイトルマッチがひっそりと行われます。

王者の寺地拳四朗は、これが9度目の防衛戦。18戦全勝10KO。万能型の寺地は階級最強候補の1人、無敗の〝スマイルフェイス・アサシン〟です。

一方、挑戦者の矢吹正道は、15戦12勝11KO3敗。世界挑戦は初めて。

その童顔と愛想の良い物腰から、王者を知らない人はボクサーだとは絶対に思わないでしょう。

一方の矢吹は物静かで強面、こんなのが銭湯の隣で体を洗ってたら緊張で固まってしまいそうです。

29歳という年齢以外に共通点を探すのが難しい2人の対決です。

心が揺さぶられるようなバチバチの打撃戦を期待したいのですが、戦前予想は王者に大きく傾いています。

矢吹の3敗はいずれも強い相手に負けたもので、恥ずかしい黒星ではありません。

ただ、3つの敗北からどれだけの上積みがあるのか?今の矢吹なら負けた3人に勝てたか?となると、考え込んでしまいます。ハートのある強い選手ですが、世界基準でトップクラスの寺地との差は大きいように見えます。
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それにしても地味な世界戦です。地上波では生中継なし。来週月曜日のWOWOWエキサイトマッチで録画放送と、かなり残念な扱いです。

世界的にも評価が高く、試合も面白い寺地ですが人気は今一つ。

コロナ禍でゲート収入が期待出来ない状況で、事実上のノーテレビは厳しい。

試合はカンテレドーガでPPV配信ということですが、強気なのかトチ狂ったのか@2200円という価格はどうなのでしょうか。

PPVが定着している米国では、バカなマニアが70ドル前後の料金を払ってますが、日本にその文化はありません。

その米国のPPVはショウタイムやフォックス、かつてのHBOなどの大手は人気階級(ウェルター級以上)かメキシコの超人気選手のメガファイトしかPPVには乗せません。

ジュニアフライ級では「マイケル・カルバハルvsウンベルト・ゴンザレス」も一部マイナーPPVで売り出されましたが「2200円」という価格は、この階級はもちろん、米国での注目度が一気に下がるジュニアフェザー級以下の超軽量級では史上最高値かもしれません。

しかし、どれだけ売れるのか?

常識的に考えると、1万件(2200万円)は不可能に思えますが…。

こんな無謀?な試み、ぜひ乗ってあげたいところですが、明日は大事なお約束があって見れません。

2200円ケチらずに、生で見れば良かった!と日本中のボクシングファンを歯ぎしりさせるような熱戦、激戦を期待しています。