前日計量で2ポンドの体重超過、10万ドルをポンと払ったフリオ・セサール・チャベスJr.。

あれを「ボクシングの公式戦」と見てしまうと嫌悪感を抑えられませんが、「プロレス」と見立てると面白いとは思いました。

▶︎▶︎▶︎チャベスJr.が2ポンドなんてケチなオーバーじゃなく10ポンド超過、それを見たアンデウソン・シウバが「この体重差では戦えない」と対戦拒否。

しかし、ジュニアが体重計の上に札束を重ねて行きます。10万ドル束を一つ、二つ…。

シウバは渋い表情のまま首を振り続けます。「カネの問題じゃない。10ポンドも重い相手と戦えるか!」。

それでも、ジュニアはニヤニヤ笑いながら札束を重ねて行きまあす。

会場を去ろうとしていたシウバですが、ジュニアがゆっくり体重計に乗せる札束に魅入ってしまいます。

20束、200万ドルを積んだところで、ジュニアは「こででネタ切れ。残念だけど試合は不成立」と札束を回収しようとすると、シウバが「やる!ぶちのめしてやる!それを仕舞うな!今、俺に寄こせ!」と駆け寄って、そのまま試合成立。

なんて、パフォーマンスを披露したら、私のような否定派のボクシングファンも「プロレスだな!だったら見るか」となります。▶︎▶︎▶︎


しかし、どうやらジュニアは茶番劇に真剣だったようです。

「チャベスJr.敗れる!」のニュースが届いて「何がどうなったらシウバに負けるんだ?」と、茶番劇を見ました。

試合は、まさかの指導権を握ったシウバがノーガードでジュニアを「ウスノロ、打って来い」と挑発、ジュニアをボクシングで攻め立てて行きます。

7ラウンドにジュニアは右目上をカット。敗色濃厚になりました。最終8ラウンドには血だるまになったチャベスは「ドローかと思った。納得できない」とスプリットデジションに不満を見せましたが、見苦しいにもほどがあります。

茶番劇のボクシングマッチに出るだけでも眉をしかめてしまいますが、まさかそこで負けるなんて…。

"I don't believe it," Silva said. "Canelo come talk to me. I'm so happy."
silva-chavez

番狂わせを起こしたシウバが「信じられない」と喜んだのは、試合結果ではなく、カネロ・アルバレスから「まさか勝つとは思わなかった。尊敬する」と祝福を受けたからでした。

「信じられない、カネロが俺に話しかけてくれたんだ!最高の気分だ!」。

シウバ、ボクシングは1勝1敗でこれが3戦目でしたが、進化してます。ちゃんとしたジャブを打てます。ルイス・ネリよりも基本はできてます。

といっても、世界ランカーの実力には程遠い、素人です。

しかし、それにしても、茶番劇ですから結果も真剣に受け取る必要はないとはいえ、まさか負けるなんて。

茶番劇で体重超過→茶番劇で罰金→茶番劇でプロ3戦目の相手に敗北。これ以上に恥ずかしいことが他にあるでしょうか?



これがプロレスなら、ジュニアがヘタレキャラを徹底するべきです。

次回も体重超過、相手は女子MMA選手、ボクシングで圧倒されて、組み伏せようと暴挙に出るも、絞めあげられてタップ。


しかし、今日のジュニア、真面目な話、クラレッサ・シールズには100%負けます。

シウバの次戦にはYouTuberやマイク・タイソン、あるいはチャベス父との対戦も早速噂されていますが…。