「VIVA MEXICO! メキシコ史上最強は誰か!?」。前回クダを巻いてから、4年が経ちました。

https://fushiananome.superknova.org/archives/4855413.html

この4年でも、世界のボクシングはメキシコへの偏向をより強烈にしています。

前回も紹介したリング誌2012年12月号のメキシコPFPランキングからは9年近い歳月が経ちました。

9年前はリング誌が「論外」と切り捨てたカネロ・アルバレスでしたが、今や歴代10傑入りは間違いありません。

そして、この9年間、カネロの他にもファン・フランシスコ・エストラーダやエマヌエル・ナバレッテの実力派にレオ・サンタクルスやブランドン・フィゲロア、アブネル・マレスらも台頭。

また、ボクシング大国の悲願であったヘビー級制圧をアンディ・ルイスJr.が成し遂げ、メキシコ時代は全方位で展開されています。

9年前まではメキシコを代表するスターであってもフリオ・セサール・チャベスやマルコ・アントニオ・バレラらは実力十分も、人気はマイク・タイソンやオスカー・デラホーヤには大きく劣っていました。

現在はカネロを見れば一目瞭然、完全にメキシコの時代です。

いまや、メキシカンはかつてのホワイトホープも凌ぐ、上級人種なのです。


Barrera-vs-Morales_AP

メキシコで最も人気があるスポーツはサッカー、ボクシングは2番手ですが「フットボーラーは女子供の歓声を浴び、ボクサーは男の尊敬を集める」のです。

これは60年代までの米国におけるヘビー級とMLB選手の関係にもよく似ています。

そんなディープな歴史を抱えるメキシコボクシングのオールタイムPFP10傑を〝再考〟します。

前回、紹介したリング誌のランキングは、マルケスがパッキャオを衝撃のKOで撃ち落とす直前の特集からでした。

改めて振り返ると…。

⑩ファン・マヌエル・マルケス

⑨ビセンテ・サルディバル

⑧リカルド・ロペス

⑦ミゲール・カント

⑥エリック・モラレス

⑤マルコ・アントニオ・バレラ

④カルロス・サラテ

③サルバドール・サンチェス

②ルーベン・オリバレス

①フリオ・セサール・チャベス

当然、10位のマルケスは大幅にラックアップします。
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そして、今回のテーマは「カネロ・アルバレスがどこに入るのか?」です。

衝撃度、偉業度という点で単発1試合ながらルイスJr.の印象は強烈ですが、カネロ以外に10傑に突入できるボクサーは今の所現れていません。 

もちろん、このランキングはリング誌のお手製です。今もう一度企画したら、カネロを除いてもトップ3以外はかなりシャッフルされているでしょうが、今夜は「カネロがどこに割り込むのか?」です。

もっと突き詰めると「3位内もありか?」。あるいは、JCスーパースターを玉座から引き摺り下ろすことも、ありなのか…?