晴天、気持ちいいです。

あと156日。本当ならもうカウントダウンモードに入ってて良いからですが…。

このカウントタウンタイマーが無ければ、五輪を直前に控えたホストタウンの気配はほとんど感じられません…。
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週の真ん中、水曜日。17階級の真ん中ジュニアライト級のお話、と思いきや、真ん中は上から数えても下から数えても9番目のライト級でした。

気を取り直して。

日本人の世界ヘビー級王者やウェルター級王者はどうして生まれないのでしょうか?

前者は体格の問題ですが、後者はより重いジュニアミドルとミドルで世界王者を輩出しているだけに、体格の問題だけでは片付けられません。

〝ウェルター問題〟の原因は、日本以上にカネが動く米国が主戦場ということに尽きます。

「ウェルター級はレベルが高いから軽量級を狙ってるだけ」というのも、本当は真実ではありません。

「ウェルター級で世界戦をやりたい」と希求しても、簡単にチャンスが与えられるわけがないのです。

富裕国で人気があるウェルター級では、チャンスも簡単には回ってこない、のです。

逆にジュニアフェザー以下の超軽量級は、欧米で人気が無く、途上国や日本よりもマネーパワーの低い国のボクサーが多いので、日本の思惑通りに話を進めることが出来ます。

ウェルター級は論外としても、ライト級から上のいわゆる人気階級で日本人が世界挑戦するためには、幸運にもタイトルマッチの声がかかるか、中谷正義のように壁を一枚ずつ突破してアプローチするか、村田諒太のようにプロジェクトチームを立ち上げて取り組むしかありません。

フリオ・セサール・バスケスとのWBAジュニアミドル級王者決定戦に呼ばれた上山仁は幸運でしたが、敵地で行われる試合まで2週間を切ったオファーでした。

淵上誠も世界ミドル級王者に挑戦する幸運に恵まれましたが、相手は当時30歳のゲンナディ・ゴロフキン。

ライト級以上は、村田のような例外中の例外を除いて日本人がコントロールすることは出来ません。

その意味で、130ポンド=ジュニアライト級は日本人がコントロール出来る、航海に耐え得る最重量クラス、限界階級です。

沼田義明や小林弘、柴田国明が強打を振るい、上原康恒がデトロイトから世界を震撼させ、畑山隆則が青春を謳歌、内山高志が覇権を打ち建て、三浦隆司がボンバーを炸裂、伊藤雅雪が爽やかに踊ったジュニアライト級。

しかし、現在は王者不在。〝日本領〟とは到底言えない状況が続いています。

現在、この海域をコントロールしているのは、帝拳と強力なネットワークを築いているトップランク。

日本人にも〝海図〟が手に入ります。

そして昨日、IBFが空位の王座を尾川堅一とシャフカッツ・ラヒモフで決定戦を行うよう指令を出しました。

尾川は、ジュニアライト級でまた日本が輝く先鞭になれるのか?

勝負のときを迎えます。





SATURDAY, FEB. 20
Las Vegas (ESPN)The Bubble, MGM Grand, Las Vegas
12 rounds – junior lightweights (for Berchelt’s WBC title)

三浦からフランシスコ・バルガス、そしてミゲール・ベルチェルトに渡ったWBCのストラップ。

挑戦者はフェザー級から上がってきた無敗のオスカー・バルデス。

オッズは29歳の王者が2/7(1.29倍)、30歳の挑戦者13/5(3.6倍)。はっきりと「王者有利」のフラグが立っています。



▶︎27日にロンドンでゴングが鳴らされるはずだったWBO王者ジャメル・ヘリングの3度めの防衛戦は、カール・フランプトンが拳を負傷したため、延期。

こちらはフランプトン7/10=1.7倍、ヘリング13/10=2.3倍と挑戦者有利のオッズが、立ち上がっていました。

WBOのピースも元はと言えば伊藤雅雪のモノでした。伊藤の敵討ちも悪くありませんが、日本人がフランプトンに勝つところも見てみたい!